今年の夏は例年以上に猛烈な暑さになりそうだ。

そんな暑さを想像すると、夏バテを心配する。


夏バテに効果的な野菜は何だろうとふと気になり、


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オクラが頭に浮かんだ。

オクラといえば、果実を切った時に出てくるネバネバ成分を思い浮かべる。


このネバネバ成分が何だろう?と気になったので検索をしてみた。




オクラ|とれたて大百科|旬をみつける|JAグループのページによると、オクラのネバネバ成分はムチンやペクチンといった水溶性の食物繊維であるらしい。

これらの食物繊維には胃粘膜の保護、タンパクの消化促進や血中のコレステロールを減らし、血圧を下げる効果があるそうだ。


どうして、食物繊維の摂取で上記のような効果になるのか?が気になったので、更に検索をしてみることにしたら、北口公司 あたり前に在るペクチンに秘められた複雑さ ペクチン摂取による生理機能制御と疾病予防効果 - 応用糖質科学 第 10 巻 第 4 号 (2020)にたどり着いた。


まずはペクチンとは何か?だけれども、D-ガラクツロン酸(GalA)という糖が直鎖状に結合した重合体で、ところどころにラムノースなどの糖が糖鎖として結合している。

ここらへんの話はペクチンは何から出来ている?の記事で記載したので、これ以上は触れないことにする。


ペクチンを摂取した際の効果だけれども、以前、免疫の向上には水溶性食物繊維が重要な役割を担っているはずの記事で記載したが、上記で紹介した読み物で更に詳細が記載されているので、そちらを見ていきたいところだが長くなるので、今回はここで一旦終了する。