今月上旬、根の観察がしたいと言われ、よく掘り返されていて綺麗に抜きやすい場所を探して、


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葉のギザギザは少ないけれども、おそらくタデ科でスイバの仲間だろうと思われる草を抜いてみた。

実際のところスイバを探していた。

この時期に茎が極端に短いロゼットは根をしっかりと生やす傾向にあるため、スイバのようなロゼット型の草が適している。


で、丁寧に抜いてみた。


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こんな感じ。


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ある程度伸長した根が黄色で、これが結構目立っていた。

この色を見て、酸いの葉と書いてスイバの記事を思い出した。そういえば、スイバの根は漢方として活用されていたなと。


他に興味深いこととして、


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この寒い中にも関わらず、たくさんの根が生え始めていた。

寒い時期でも発根する植物がいるということは話では聞いていたが、実際に目で見るとそれが明確になる。


冬場でも発根が進むという現象は栽培での緑肥の活用の際に励みになる。




話は変わるけれども、師の元で栽培を学んでいる時に、

栽培の中心にはいつも化学


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こんな感じで生育中の緑肥を丁寧に掘って抜いて根の形を比較したことを思い出した。