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マルチ栽培は土の資源を過剰に使ってしまうまでの記事で、マルチ栽培は環境負荷が大きく、土壌への負荷も大きいという内容を記載した。

環境への負荷の面で、マルチの使用に対する風当たりが強くなる可能性が高いので、色々と警戒をしておいた方が良いだろう。


この手の話をすると、野菜を購入する方々がそんな事を気にするか?と言われるけれども、世論というものは影響力の大きな極少数によって大幅に変わる事があり得る。

土壌への負荷が大きければ、肥料の無駄遣いや農薬の消費量が増えるわけで、影響力が非常に高い投資家が環境の負荷が大きな事には一切投資しないという姿勢を見せたら、連鎖的にマルチへのイメージが下がってしまうかもしれない。


肥料に関わる立場として、マルチに代わる何かは見ておいた方が良さそうだ。




これはあくまで個人的な意見なので軽く流してもらいたいが、


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日本で結構な面積がある低地土のような重い土で、


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キク科のゴボウを育てられる準備をしておいた方が良いのでは?と予想している。

ゴボウは連作できないと言われているが、予想では土壌の物理性と化学性が高ければ、ホウレンソウ同様連作できる可能性が高い。

更には栽培者の腕がもろに反映する作物でもあるので、昨今の産直ECの影響力が強くなり続ければ、ゴボウが評価の指標としての存在感が増してくる可能性がある。

※収穫時の重労働の話題があるが、それもプラスになりそうな事があるが今は触れない


栽培の師が重い土で素晴らしいゴボウを育てていて、師のゴボウは絶品だと評判を得ていた。

トリコデルマと聞いて思い出す師の言葉


ゴボウの他の注目理由として、野菜の美味しさとは何だろう?ポリフェノールと食物繊維の記事に記載したが、昨今の保険料絡みで、ゴボウの健康効果の高さがある。


ゴボウのキク科特有の強さ、記憶の中では比較的少なめの施肥量と健康効果の高さ。

これからの社会の要件を十分満たしていると予想する。


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