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単子葉の木本植物を見かけた。

単子葉の木本植物といえば、先日、単子葉の木本植物の全盛期を想像しようの記事で触れたけれども、今回の木は比較的たくさんの葉が残っている。

ただ、多くの葉は下向きになっている。


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色が抜けている葉があるのでマジマジと見てみると、


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幹から発生している細い葉柄みたいなもの(単子葉でこの名称を用いるか?は不明)が先端の重さに耐えきれずに折れそうになっている。


この状態を見ると、


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フジのつるが離れたサクラの枝に巻き付いた


双子葉の木本植物の枝という形質の獲得が如何に凄いものであったかを感じる。

特に落葉広葉樹で冬季に落葉しても枝はそのまま残し、春になったら枝の先端から新たな葉を展開するというのは相当凄い機能だ。