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あるところに倒れた木があった。

根元のみで上部がないのは持ち去られたからだ。


この木は

2018年9月に上陸した大型の台風21号による被害のもので、

ちょうど一ヶ月前になる。

平成30年台風第21号 - Wikipedia


この倒木だけれども、


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遠くから見ると白っぽい。


折れた方は再起できないだろうから、

当然、様々な微生物によって分解が開始されているのだろう。


もしくはただ単に芯が白いだけかも




前に


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切り株は白色の菌糸によって中心から朽ちる


切り株の真ん中から朽ちているものを見かけたけれども、


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倒木も真ん中から朽ちるのが早いのだろうか?


このまま朽ちるのが根の方に進行していって、

枯死した木の内側に腐植のような物質が溜まる。


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内側には風に載ってやってきた砂や落ち葉が入り込み、

内側から徐々に土が形成されていくのかなと


仮に倒木の内側に土が溜まっていくのであれば、

倒木の中心で発芽出来れば、

倒木の根に従って新しい木は根付くことが出来るはずで、


新しい木はよりはやく成長出来るのでは?

と想像が弾む。


台風の被害というのは、

今まで木によって妨害されていた新しい生命にとってはチャンスなのかもしれないと


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この倒木を見て感じた。