無酸素性運動のエネルギー供給機構についての記事で無酸素性運動のエネルギー供給機構を見た。

生物学に何年も触れてきたが、無酸素性運動といえば乳酸性エネルギー供給機構しか見たことがなかった。


今回は非乳酸性エネルギー供給機構で重要な


Creatine2

Edgar181 - English Wikipedia, パブリック・ドメイン, リンクによる


クレアチンについて触れてみる。




クレアチンの生合成は


640px-Glycine-2D-skeletal

Benjah-bmm27 - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる


アミノ酸のグリシン


Arginina

By Arrowsmaster - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link


荷電極性側鎖を持つアミノ酸のアルギニンから合成される。




クレアチンの合成は腎臓において

アルギニン + グリシン → グアニジノ酢酸 + オルニチン

の反応があり、生成されたグアニジノ酢酸は肝臓で、

グアニジノ酢酸 + S-アデノシルメチオニン → クレアチン + S-アデノシル-L-ホモシステイン

の反応によって生成される。

クレアチン - Wikipedia


生成されたクレアチンは休息時に筋肉組織でATPを用いて、


Phosphocreatine

Kopiersperre - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる


クレアチンリン酸が合成され、筋肉組織に貯蔵される。

※ATPは生物が利用するエネルギーを貯蔵するもの


このクレアチンリン酸が無酸素性運動の比較的早い段階で運動のエネルギーとして用いられることになる。

クレアチンリン酸 - Wikipedia


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