今年の夏前辺りに疲労回復の話題として鉄についてを学んでいた。

人体内での鉄の役割


今の社会情勢から疲労回復としての食材についておさえておくべきことがありそうなので、運動と疲労回復について見ていくことにした。


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今、一番気になるのが、プールの更衣室等で運動した後の人が飲んでいるのをよく見かけるプロテインだ。

プロテインといえば体作りに重要な成分が豊富に含まれているというイメージだけれども、それは疲労回復とセットになって言われていることが多い。


プロテイン等の疲労回復でよく見かけるものとしてアミノ酸のBCAAという言葉がある。

BCAAというのは、branched-chain amino acidsの頭文字をとったもので、分枝鎖アミノ酸のことを指すらしい。




分枝鎖アミノ酸には、


L-leucine-skeletal

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ロイシン、


L-isoleucine-skeletal

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イソロイシンと


L-valine-skeletal

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バリンがある。

どのアミノ酸も側鎖(化学式左上)に脂肪族側鎖(Cがたくさんついている)が付いたものになっている。

分枝鎖アミノ酸 - Wikipediaによると、BCAAに属するアミノ酸3種はヒトの筋タンパクを構成するアミノ酸の35%を占めるらしい。


BCAAの脂肪族側鎖は文字通り、脂肪(高カロリー)から連想される通り、代謝の際にアセチルCoAになり、クエン酸回路(摂取した食べ物からエネルギーを取り出すところ)に取り込まれる。

脂肪酸の生合成


体作りの素材としてのBCAAが体内に不足している場合、筋タンパクに関与するBCAAか代謝に用いられ消耗してしまう(ここに疲労感がある?)から、疲労回復の食材として扱われているらしい。

BCAAは運動後の筋肉痛や疲労感に効果があるの?|大塚製薬