以前、Soil & Geoロガーで現在地の土質と地質を調べようの記事で、


soil_and_geo_logger


スマホでボタンを押したら、土質と地質を調べる為の緯度経度を自動で取得する機能を設けた。

Google Maps APIのジオコーディングのコードをOpenStreetMapのNominatimで書き換えてみたの記事でも紹介したOpenStreetMap APIを使う事が多く慣れてきたので、Soil & Geoロガーの改修を行ってみた。




今回の改修は下記の通り


soil_and_geo_logger_osm


OpenStreetMapを出力し、任意の箇所でクリック(or タップ)をするとHTML5のGeolocation APIで緯度経度を取得して、Google Maps、日本土壌インベントリーと20万分の1日本シームレス地質図へのリンクを生成する。

Geolocation API - Web API インターフェイス | MDN



これらのリンクをクリックすることで


soil_and_geo_logger_osm_doshitsu


soil_and_geo_logger_osm_chishitsu


土質と地質をすぐに調べることが出来る。




廃止した機能として、IndexedDBとサービスワーカーAPIを廃止しました。

IndexedDB - Web API インターフェイス | MDN

サービスワーカー API - Web API インターフェイス | MDN


理由は以前作成した時よりもネットの回線状況が向上したため、ネットが見れない場所が減ったことです。

あとは単純に面倒くさかったということもあります。


今回紹介した機能は下記のバナーをクリックすれば使用できます。


soil_and_geo_logger_banner


土質は施肥設計、地質は地域資源の活用の参考になり、昨今の肥料の供給不足で重要な知見になるので、現在位置の情報を簡単に調べられるということは重要になる。


今回のSoil & Geoロガーの改修が昨今の情勢のちょっとした解決の糸口になれば幸いです。


コードは下記のページで公開している。

https://github.com/inunosinsi/soil_and_logger


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