Linuxのコマンドのリストとは、パイプラインを開業などで区切ってならべたものだとされていて、組み合わせ次第では強力な処理を行うことができるようになります。
※パイプラインはLinuxコマンドのパイプを実装しながら学ぶで見たパイプで繋いだコマンドを指します。
一般的なリストはセミコロン(;)で繋いだものになりまして、1つ目のコマンドを実行した後、結果を引き継がず、そのまま次のコマンドを実行する時に利用します。
例えば、
$ test -e hello.txt; echo $?
0
で一行でtestコマンドの評価結果を出力したい時等に利用します。
&&リストを見ていきます。
&&リストは簡単な条件判断を行うときに利用するもので、一つ目のコマンドの評価結果が真(true)である場合に2つ目のコマンドを実行するものです。
例えば、
$ test -e hello.txt && cp hello.txt new.txt
のように現在のディレクトリにhello.txtがある場合は、hello.txtをコピーして、new.txtというファイルを作成するといったように使用します。
||リストを見ていきます。
&&リストは簡単な条件判断を行うときに利用するもので、一つ目のコマンドの評価結果が偽(false)である場合に2つ目のコマンドを実行するものです。
例えば、
$ test -e new.txt || touch new.txt
のように現在のディレクトリにnew.txtがない場合は、new.txtファイルを作成するといったように使用します。