ブログ内検索

micro:bitページ
とにかく速いブログサイトを目指す

アーカイブ : 2015年09月

 

カワラナデシコを探せ

陽春園さんで売られていた河原撫子(カワラナデシコ)の花の展開がやたらと綺麗だったので写真をパシャりカワラナデシコ - Wikipediaカワラナデシコは秋の七草のひとつなんだけど、そういや野生で生えているのって見たことないんだよね。河原という名前がついているので、おそらく河原にあるんだろうけど、河原って、背丈の高い草だらけで、カワラナデシコは50cmぐらいの背丈で、あの夏の暑い激戦区の中で、カワラナデシコは花を咲かすまで育つことができるのだろう...

 

稲穂を見ながら、太古の人たちに思いを馳せる

自転車で水田の横を走っていると、今年もそろそろイネの収穫の時期だろうと。ここで思うことは、人の農耕文化の中で、もっとも偉大な育種(品種改良)は脱粒性がなくなったことだと思う。脱粒性、読んで字のごとく粒が脱する性質のことで、熟したらタネが速攻で地面に落ちる特徴だけど、水田のイネの収穫をイメージしてみると、コンバインで走る直前まで穂が残っている。(タネは実ったら速攻で地面に落ちれば鳥に食べられないから安全)これが脱粒性の...

 

鶏糞の中にある有用だけど厄介な有機態リン酸

以前、鶏糞について調べている時、糞由来の構成を知るためには餌を知るべきということで、コトブキ園さんから普段どのような飼料を与えているのか?というものを教えてもらった。発酵鶏糞ができるまで2:成分編鶏の餌の主なものはトウモロコシだということは分かったが、飼料を調べている時にやたらとフィターゼ配合という表記が目についた。フィターゼ?何の生理反応に関わっている酵素だろう?と調べてみたところ、フィチン酸を分解する酵素ということが分かった。フィチン酸?...

 

白い綿毛がなびくのは秋の喜び

風にそよぐススキ。ススキは秋の七草として扱われ、ちょうど今日の中秋の名月ススキに満月という組み合わせて涼しくなった秋の夜を楽しむ。今日、ちょうど川原でススキを眺めていたんだけど、ふわふわと白い綿毛が、風になびく姿を見ると、暑い夏が終わって、涼しげな秋が到来したんだなと感じる。あぁ、ススキは涼しくなった喜びの象徴なんだろうな。これから収穫の秋に突入する訳だし、ススキは安心のシンボルになりえるのだろう。あ...

 

バジルから不定根が発生した

先日、陽春園さんでバジルの苗を買ってきたんだけど、運んでいる最中に先端が折れて、しゃあないから、こんな感じで(一緒にいた人が)水につけておいたんだけど、5日後あたりで、発根してた。この発根している根のことを不定根って呼ぶんだけど、注意すべきは、切れ目、つまりはこの株の一番下から根が出ることはないということ。他にも根の出ている箇所がおかしくね?ということもあるが、そのことは今回は省略するし、バジ...

 

微生物資材に頼る前に発酵食品を学ぶ

日常で発酵のお世話になっていることが多く、発酵食品を好んで食べるという方も多い。そんな中で、発酵食品として優秀だから、発酵に関与した微生物が土壌で頑張ってくれたら有用じゃね?という意見が多くあり、その手の微生物資材も多く販売されている。しばらく後に出てくる話だけど、微生物資材を入れてるけど、これってこの資材の中にいる微生物のおかげなの?資材投入の費用対効果はどうなの?という意見もちらほらと見かける。これから記載する内容はあくまでも個人的な意...

 

発酵鶏糞ができるまで5:四次発酵編

しっかりと発酵処理が施され、高品質と呼ばれる鶏糞の臭いを嗅いでみると、火薬臭がすると言われている。戦時中、家畜糞は火薬に使われていたらしく、発酵処理によって糞内に火薬の成分が合成されている。実際、ここでいう火薬の成分は発火や爆発の直接原因となる成分ではなく、発火の手助けをする酸化剤の硝石という鉱物で、構造はKNO3の硝酸カリウムである。硝酸カリウム - Wikipediaおそらくだけど、カリウムは飼料由来のものと反応だろうと予想する。硝石は黒色火薬の材料で、加熱すると...

 

Goで一方向ハッシュ関数によるパスワードの暗号化を書いてみた

普段の帳簿周りを自動化したいから、自分ら用にちょっとしたアプリを作ることにした。せっかくの機会なので、Goで一方向ハッシュ関数によるパスワードの暗号化を書いてみたので、勉強がてらメモを残しておく。Go (プログラミング言語) - Wikipedia暗号学的ハッシュ関数 - Wikipedia一方向ハッシュ関数とは、アプリでアカウント登録の際にパスワードの設定をしてもらうでしょ。それをそのままサービス側のデータベースに保存すると危ないので、入力したパスワ...

 

秋の訪れを告げる藤袴

ある日、森の中、藤袴(フジバカマ)に出会った。おっと、こりゃテンション上がるぜ。フジバカマといえば、秋の七草のひとつなんだけど、最近、個体数が激減して、準絶滅危惧種として扱われている。フジバカマ - Wikipediaフジバカマはキク科で、香りが良いのか?いろんな昆虫を寄せ付けているし、背丈も高くて丈夫に見えるんだけど、なぜ準絶滅危惧種になるまで追い詰められたのだろうな…それは...

 

発酵鶏糞ができるまで4:二~三次発酵編

前回の発酵鶏糞ができるまで3:一次発酵編で、一次発酵では、大量にあった尿酸が好気分解によってアンモニアに変化し、大半のアンモニアは発酵熱によって気化するということを記載した。それを踏まえて二次発酵以降の話。二次発酵は発酵熱によって熱くなった鶏糞を冷ます反応。ここでは注目すべき反応は特になくて、注目すべきことは三次発酵から。一次発酵終了時の大きな特徴として、大量の尿酸をアンモニアに変えたというだけあって、二次発酵時の鶏糞からはまだ若干の刺激臭...

 

発酵鶏糞ができるまで3:一次発酵編

発酵堆肥ができるまで2:成分編前回の話から、鶏糞の未発酵と発酵済みの大きな違いは、糞尿の中にある白い塊があるかどうかで、この成分が尿酸であるということが分かった。発酵処理で一番目立っているのが、この白い塊が消えることだと予想できるので、白い塊:尿酸がどのように消えていくか?を見ていくことにする。はじめに尿酸はシュードモナス属の緑膿菌という細菌によって分解される。鶏ふんの堆肥化過程での尿酸分解に関与する微生物 | 三重科技・農業研究部・生物機能開発グループ緑膿菌 - Wikipe...

 

発酵鶏糞ができるまで2:成分編

鶏糞、未発酵(左)と発酵済み(右)で見た目がこれだけ違う。発酵鶏糞ができるまで1では、発酵することによって何が消えて、何が増えたのか?まずは未発酵の白い色の成分を見ていきたい。まず前提条件として、大半の家畜は哺乳類だけど、鶏は鳥類で鳥類の大きな特徴は、(画像:尿酸 - Wikipedia)尿が尿酸という固形の白いものでできている。(哺乳類は尿素で液体)ここに写っている白い塊が尿酸で、写真では少なく見えるけど、糞尿の大半を占めている。哺乳類の家...

 

梨木神社の萩まつり

梨木神社の萩まつりに行ってきた。ちなみに梨木神社は萩まつりという名前だけあって、境内は萩だらけ。萩と言えば、内に秘めたる萩を愛する心で記載した通り、萩は日本人のマインドだとすると、上京区がよりどころになるかもしれない。しかしだよ、家畜飼料が不作だった時、ここにある萩を刈りとって飼料にしたりしたんかね。それは置いといて、先がこんもり咲く品種であったり、花の色が違ったり、も...

 

発酵鶏糞ができるまで1

続・アンモニア臭は酸化で消そうでアンモニアの酸化で消臭の話を記載した。アンモニアの酸化というのは、農業全体から見ればとても大事な話で、施肥効率だけでなく、硝化作用は牛糞や鶏糞といった家畜糞堆肥の目利きでも大事な話となってくる。硝化細菌が植物の根の周りで頑張ってる数年前、神奈川県にある養鶏農家のコトブキ園と高品質な鶏糞堆肥を追ってたことがあり、その時の経験をまとめてみたいと思う。ホームセンターに行くと、様々な種類の家畜糞堆肥がある。...

 

ミミズの土作りを頼りたい

ミミズは栽培にとって良い土にはいない。これから良くなっていく土にいるもんだ。以前、そんな話を聞いた。植えたら神がかった品質の野菜が勝手に育つ様な奇跡の場所ではミミズは思った程いなかった。その理由はおそらくミミズの餌が速くに土となじむ様な活性化した土壌で、なじむということでそれはミミズの餌ではないんだろうな。でだ、前回の雨の日の強行突破で硬くなってしまった土の定植した株元にミミズを置いたら、ミミズが穴を掘り始めて潜って...

 

ニーム油粕に含まれるアザジラクチンという物質

強行突破して、土を捏ねてしまったところにある株が弱っていたので、ニーム種子油粕の追肥を試してみようということになった。なぜ、そのような選択肢になったか?それは、株が弱ると虫が寄り付きやすくなり、食害を受けやすくなる。ニームというのは、アザジラクチン - Wikipediaアザジラクチンという物質を蓄えており、この物質が食害する虫に対して摂食障害や成長攪乱物質として働くらしい。摂食障害と成長攪乱はどちらも食害する虫にとって死を意味しており、これは農薬ではないか...

 

シンプルに生きる生物が周囲に与える影響

続・アンモニア臭は酸化で消そうで生物にとって電子は大事だから、有機物を酸化して電子を取り出して糧にする。ということを記載した。そうなるとだよ、老朽化水田は文字通り泥沼で記載した老朽化水田の発生っておかしいって思わない?/*******************************/土に蓄積した硫酸石灰が還元されることで、人体に有害な硫化水素(H2S)が発生したみたいだよ。/*******************************/と記載した...

 

硝化細菌が植物の根の周りで頑張ってる

知人が微生物の勉強をしたいということで、微生物のきほんが分かる本を探していたところ、誠文堂新光社から出ていた図解でよくわかる土壌微生物のきほんという本に出会った。これはとても良い本で、農業という業界でしょっちゅう見かける胡散臭い微生物農法から脱却するための一手となる本だった。微生物農法を実践している方と出会うと、どう考えても良い土の目標とは異なる微生物例えば、低pH、嫌気で活発になる細菌の活躍によって土壌を良くしようと奮闘する。少し...

 

アンモニアができるまで

アンモニア栽培的に言うと窒素肥料の一つ。肥料成分としての窒素(N)窒素肥料の中では構造がとにかく小さく、効きが速いという特徴を持つ。構造が小さい≒何かから分解されたものということになるので、その何かが消費された時にアンモニアが発生することになる。窒素を含む有機物で一番最初に思い浮かぶのがタンパク。このタンパクというのはアミノ酸がたくさんつながったもので、タンパクが消化されるとアミノ酸になる。アミノ酸と言えば、肥料成分としての窒素(N)こんな構造をして...

 

内に秘めたる萩を愛する心

秋の七草の中でどれが一番好きか?と聞かれたら、間違いなく、萩(ハギ)と答えるだろう。いや、撫子(ナデシコ)や藤袴(フジバカマ)も捨てがたい。…う~ん、数行前に間違いなくというフレーズを使ったのをちょっと後悔。まぁ、どちらにしても、道端を歩いていて、ハギに目が行ってしまう。そんな中、京都の某所で、白花萩(シロバナハギ)があったよ。そういや、何でこんなにもハギが愛されているのか?春...

 

続・アンモニア臭は酸化で消そう

アンモニア臭は酸化で消そうの続きアンモニアはアンモニア酸化細菌によって亜硝酸に変わる。その亜硝酸は土壌では亜硝酸酸化細菌により硝酸(HNO3)になる。式はHNO2 + H2O → HNO3 + 2H+ + 2e-で亜硝酸から硝酸になるまでに電子が二つ取られているので、この反応も酸化である。前回から酸化還元を頻繁に書いてるけど、微生物はアンモニアを酸化して良いことあんの?って疑問になりません?私が生物学を勉強していた時、この表現が正しいかは自信がないけど、常に指...

 

アンモニア臭は酸化で消そう

臭いは球体にしてどこかに流すまでで、臭いの原因の一つであるプロピオン酸をどうにかすることで消臭するところまで記載した。その時の手法はプロピオン酸を塩にして、ミセル化で流すだった。話は、重曹で消臭に挑戦!まで戻って、アンモニア(NH3)まで戻ってみる。構造を見る限り、プロピオン酸の塩にすることでは解決しそうにない。というわけで、重曹でどうにかするのは置いといて、アンモニアそのものの反応を見ることにしよう。アンモニアと言えば、土...

 

塩と書いて、「しお」と読みたいけどここでは「えん」で

塩塩と書いてえんと読む。塩と言えば、塩(しお)の成分である塩化ナトリウムと連想するが、別に塩化ナトリウム以外でも塩化カリウムや硝酸ナトリウムも塩である。では、塩とは何かと言いますと、酸由来の陰イオンと塩基(アルカリ)由来の陽イオンがイオン結合したものを指す。これだけではさっぱりなので、もう少し見てみると、酸と言えば、代表的なものは塩酸のHClだろう。で、アルカリ性と言えば、水酸化ナトリウムのNaOHだろう。で、この二つが合わさると、HCl + Na...

 

20年後の農業×教育というテーマのお話をさせていただきました

(スピーチ後の質疑応答の一シーン)本日、京都大学内で行われたLEGOでデザインする未来の教室というワークショップで、20年後の農業×教育というテーマでITによるスマート農業よりも先にすべき大切なことについてのお話をさせていただきました。

 

臭いは球体にしてどこかに流す

塩の前に前回の続きで、なんで脂肪酸がこの図でいう右側の丸のところで極性をもったら、こうなるの?(ミセル化)という話だが、現時点での脂肪酸塩は上記の様に、右側の部分が疎水性で水と反発し合い、右側の部分が親水性で水に近づきたがるという性質がある。この物質が水の中に溶けるとどうなるか?というと、親水性の箇所は水に近づき、疎水性の箇所は水から離れる。となるとどうなるか?というと、こんな感じで、水表面すれすれで親水性のところのみ水...

 

臭いは固めて溶かして流してしまえ

重曹で消臭に挑戦!の続きで、そもそも悪臭を放つ物質って何なの?と言うことで、臭いと言えば家畜舎というイメージから、畜産の論文を探してみたら福岡で下記の様な研究があった。豚ぷん中の低級脂肪酸類を分解し、豚舎で発生する臭気を低減する微生物資材の開発この論文は糞として排出される前に、消臭できる微生物も一緒に摂取して大便の臭いをなくそうぜという流れで、枯草菌の一種のバチルス・チューリンゲンシスを利用していた。バチルス・チューリンゲンシス - Wikipedia栽培をしている人だ...

 

重曹で消臭に挑戦!

悪臭があるところに重曹(炭酸水素ナトリウム)をまくと臭いが消えるのはなんで?と質問された。ちなみに炭酸水素ナトリウムの構造は、こんな感じ。右のHCO3-の箇所でアルカリ性になるね。で、消臭の話になるけど、臭いの原因物質があったとして、人が臭いと感じるためには、原因物質が気化されて鼻に届かなければならない。その条件を踏まえた上で、臭いを消すためには・空気中にある臭いの成分濃度を薄める・臭いの成分を分解する・臭いの成分を固定して気化...

 

みんな大好き、乳酸菌!

知人がヨーグルト作りをしていたので、せっかくの機会だし、乳酸菌について調べてみよう。By Photo Credit: Janice Haney CarrContent Providers(s): CDC/ Pete Wardell [Public domain], via Wikimedia Commons from Wikimedia Commons乳酸菌 - Wikipedia乳酸菌とは代謝により乳酸を生成する細菌類の総称で、乳酸生成により周辺のpHが下がることによって、他...

 

一寸先は

地を這う草がある。この草はただただ地を這って低く広く展開するんだけど、まさか、地を這った先が無くて、すぐ下には小川だったとか、この植物からしてみたら、おいおい、聞いてないよ…状態なんだろうな…

 

ある日、森の中、キノコさんに出会った

昨年の落ち葉に覆われたままの森の土最近、雨が多く、それでいて程よい気温なので、落ち葉の間からぽつぽつとキノコが生えてきた。たくさんの落ち葉と少しの枝で、キノコというものは生えてくるのだなと。となると、キノコの特徴にあやかりたいならば、土に大量の木質資材を突っ込まなくても、一応キノコはびっしりと生えてくるので、とりあえずは落ち葉をたくさん入れれば、キノコの恩恵にすがれる形にはなるんだなと。でだ、ここで忘れてはならないのが、...

 

SOY Shopにステップメールを追加してみた

セレクトファームのネットショップを構築して以来、日々、売れるネットショップのパッケージとはどういうものか?を追い求めている。そんな中でタイトルにある通り、SOY Shopにステップメールを追加してみた。早速、ステップメールとは何ぞや?ということですが、たとえば、メールを4件登録しておいて、送る順番と送信日を登録しておきます。ここまで準備できたら、サイトにメールアドレスの登録フォームなりを表示しておいて、ステップメール送信を希望される...

 

森の切株に生えたキノコたち

一本の木の切り株から、おそらく三種類のキノコが一斉に生えてた。しかも棲み分けしていた。このキノコを見て思ったのが、この棲み分けの箇所はたまたまそうなったのか?それとも、あるルールに従って今回の様な棲み分けになったのか?たとえば、このキノコが栽培にとって有用であった場合、このキノコが優先的に生える条件を知りたい。なぜならば、とあるキノコには連作障害を回避する可能性があるので、そのキノコが優先的に生えれば、その条...

 

肥料名の接頭語で速さを知る

NPKを見るときは、どんな形の窒素かを想像するで硫安と他の安肥料についての違いを見た。具体的な違いは、アンモニウムイオンについている根(こん:陰イオン)が何かによって、肥料の効き方、特に目的達成後の効き方が変わってくるということを記載した。(ここでいう目的は窒素を作物に与えること)この話はアンモニア以外でも、石灰(カルシウム)でも言え、硫酸石灰、硝酸石灰や炭酸石灰でも施肥の効果が変わってくる。石灰だからといってpHを調整できるわけではない炭酸〇〇と...

 

イネの花が咲いている

道を歩くと、水田にあるイネの先には花が咲き、花粉が飛び始めた。そんな中、まったく関係ないんだけど、水田の水の下に他の草がいくつか生えている。これらの草だけど、水の中にいてどうやって光合成で使う二酸化炭素を得るんだろうな。なんて思った。水に溶けてる二酸化立酸素を気孔で吸うとかそんな機構があるんかね?コメの収穫まであと少し

 

NPKを見るときは、どんな形の窒素かを想像する

老朽化水田は文字通り泥沼で硫酸〇〇といった形状の肥料が、後々、土壌に与える影響を記載した。そう!肥料を施用する時、ついつい窒素〇kgといった単純な要素で見がちだけど、本当に意識すべきところは、窒素の形状が何で、窒素として使用された後に残るものは何か?まで見なければいけなかったりする。前に窒素といっても硫安があったり、アミノ酸があったりと、N:P:Kでは単純に5といった数字で表すけど、働きは全然別物だよと記載したけど、肥料成分としての窒素(N)もっと細かい、硫安...

 

植物の形について@京都農販

京都農販さんの定期勉強会で単子葉と双子葉、脇芽や発根の発生規則とそれに付随した植物性有機物の利用についてお話をしました。土作りでキノコの廃培地を推す理由、それは植物の発根を促進する為にある。私が栽培に関わった時、元々植物の形についてが院生の頃の専門で、それがあったが故に救われたことがたくさんあったが、普段から栽培に関わっている方に植物の形の話をすると、この知識こそ、はやい段階で欲しかったと言ってもらえる。学生の頃に形態学に目を付けたのは、あ...


Powered by SOY CMS  ↑トップへ