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アーカイブ : 2021年10年月

 

稲作で急激な水温の変動は避けるべきか?

中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得たの記事の続き。物理性の向上 + レンゲ + 中干し無しの稲作の作業の確認の際に下記のような話題が挙がった。※写真は無料素材のサイトからダウンロード上の写真のような感じの配置の田で、肥培管理が一緒にも関わらず、下の田の収量が多い場合があった。それとも水が何枚の田を経ることで地温が上昇したのか?それとも上の田で溶脱した、もしくはろ過された成分が下の田に何らかの影響を与えているのか?他にも要因はあるかもしれない。...

 

中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得た

高槻米の米粉「清水っ粉」からできた米粉めんを頂いたの記事で記載したが、今年の物理性の向上 + レンゲ + 中干し無しの稲作の作業の確認を行った。今年の稲作で最も気になった事が、中干しなしの田の水が澄んでいるの記事で触れた内容の田にイネ以外の草が一切生えていなかったということだ。実際に行った管理作業を確認したところ、除草作業は田植えの2週間後に一度行ったのみで、その後はジャンボタニシの卵の駆除で田を歩いたぐらいで、それ以外は一切放置だったとのこと。※ジャンボタニ...

 

高槻米の米粉「清水っ粉」からできた米粉めんを頂いた

昨年同様、高槻の原の生協で物理性の改善 + レンゲ栽培 + 中干し無しの稲作の検討会を行いまして、その際に、高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました大阪産(もん)に認定されている高槻「清水っ粉」でできた米粉めんを頂いた。大阪産(もん)名品の会高槻清水地域産ブランド米粉 「清水っ粉」試食した感想は、うどんのような歯ごたえが有りつつ、そうめんのような滑らかな舌触りで、米のような甘みがほんのり残っていて、新たな麺料理とい...

 

秋の七草としてのクズはどんな草?

秋の七草のカワラナデシコは何処にいった?までの記事で秋の七草について見てきた。今のところ、どの花も里山維持のような人為的撹乱によって、群生で綺麗に咲いている傾向がある。この傾向を見て気になったのが、秋の七草にマメ科のクズがあるということだ。クズの花は確かに綺麗だけれども、花が目立つように咲くのは、ブナ科の木の上の方で紫色の花が咲いているこんな感じで、下に向かって伸長した時であって、大概の場合は花が咲き乱れている感じはない。...

 

秋の七草のカワラナデシコは何処にいった?

秋の七草から里山が大事かを実感するの記事作成時に気になったことがある。秋の七草にはカワラナデシコという草があり、これは名前の通り川原に生える。上の写真は無料の素材サイトから拝借しているのだけれども、同様のナデシコの群衆というものを見つけようと何度も川原を見たけれども、なんとか頑張って一株見つける程しか咲いていない。秋の七草に分類されているため、昔はカワラナデシコの群衆というものがあったはずで、今は何故無いのだろう?と疑問が生じる。一昔前の秋の花といえば?の記事で触...

 

秋の七草から里山が大事かを実感する

一昔前の秋の花といえば?一昔前の秋の花といえば?の続きフジバカマ、オミナエシに引き続き、ミツバチの秋の蜜源に成り得る花について調べてみることにした。秋の七草で満開の花を咲かせる植物として思い浮かぶのが、低木でマメ科のハギで、低木だけあって、相当の蜜量になる。ハギが自生している条件を考えてみると、ハギは肥料木であって、これから林になるようなところに生えるはず。であれば、森林の縁から木々の棲み分けを学ぶオミナエシ同様、ハ...

 

一昔前の秋の花といえば?の続き

一昔前の秋の花といえば?の記事で、外来種であるセイタカアワダチソウが日本に定着する前は、キク科のフジバカマという花が咲いていた(かもしれない)という内容を記載した。他に何かあるか?と考えてみたところ、オミナエシ科のオミナエシが頭に浮かんだ。オミナエシも秋の七草のひとつだ。このオミナエシもアワダチソウ等の草の定着によって個体数が減ったのだろうか?という事を知るために、オミナエシが好む環境を調べてみたところ、日当たりの良い山野の草地や林縁に自生しているらしい。...

 

一昔前の秋の花といえば?

前回のアワダチソウの花に昆虫が集まるの記事で、外来種のセイタカアワダチソウがやってくる前に、在来種でこの時期にミツバチの餌になる花粉を提供する植物はあったのだろうか?という疑問が生じたので考えてみた。最初に頭に浮かんだのが秋の七草である、キク科のフジバカマだった。以前、秋の訪れを告げる藤袴の記事で、開花はアワダチソウと比べて一ヶ月程はやいけれども、ミツバチにとっての冬越しの為の花であったことは間違いない。このフジバカマは川の工事やアワダチソウの増殖...

 

アワダチソウの花に昆虫が集まる

至るところでアワダチソウの花が満開になっているところを見かける。アワダチソウは海外からやってきた草なのだけれども、秋の風物詩の一つになりつつある。キレイで目立つ花が集中して咲くので、きっといろんな昆虫が集まってくるのだろうと思ったけれども、そういえば、アワダチソウに集まってくる昆虫というのをマジマジと見たことが無いことに気が付いた。寒くなっていく季節に昆虫は集まるのだろうか?花の前でしばらく待っていると、ミツバチがやってきた。冬支度...

 

ススキとアワダチソウ、そしてクズ

毎日何気なく横を通っていたけれども、この景色は何か凄いな。前に秋のアワダチソウとススキ間の攻防という記事で、アワダチソウとススキは強くて、互いに陣取り合戦をしているというニュアンスで記事を投稿した。そんな背景を踏まえた上で写真を改めて見てほしいが、中心にススキの群生がいて、両端にアワダチソウがいる。それらを覆うようにマメ科のクズが展開している。葉の下でクズの花が咲いているクズは様々な草の陣取り合戦をものともせずに力強く場を占拠していくな。この記事でクズが負ける相手...

 

収穫後の田に生える草たち

コンバインで収穫した後の田には粉砕された藁が敷き詰められている。細かくなった藁のところを覗いてみると、こんな感じで冬の草(ロゼット)等が生え始めている。ロゼットを探しに行く前にしかし、この草はすごく綺麗に展開している。深い鋸歯が藁のちょっとした隙間をかいくぐって、これから効率的に展開していくのだろうと安易に想像できる程だ。粉砕された藁が冷たい風を和らげてくれるだろうということも想像できる。今の時期から有利になる草には、今回のような感じで...

 

ツルマメのマメの色は何色だ?

ツルマメらしき草を発見したの記事以降、定期的にツルマメらしき草を見に行っている。ツルマメは枝豆(ダイズ)の原種だと考えられているので、ツルマメのマメの表皮の色が何色なのか?が気になっている。ダイズは元々何色だったのだろう?そんな背景を踏まえた上で、葉が黄化しているので莢の熟している状況を確認してみると、いい感じに熟していたので、莢をとり、割ってみると、予想通り、マメは黒かった。この色素はおそらく紫外線から子葉を守る役目なのだろうな?...

 

耕起で団粒構造の一部を壊すと言うけれど

トラクターで畑の土を耕すと、たしか団粒構造が20%程壊れるという話題があったはず。化学肥料を使うと土が壊れるということはどういうことかを考える団粒構造が壊れるというのは、腐植層の腐植がなくなることに近いので、土を撹拌するという行為で腐植が消費されるという考え方になるはず。というわけで考えてみた。耕起という行為は複数の刃で土を持ち上げ、それをすぐに落とす操作になる。物理的落下による衝撃で土の塊が割れる。耕起すること、土の中の酸素の濃度が大...

 

化学肥料を使うと土が壊れるということはどういうことかを考える

前回の穴を掘ると黒い層が厚くなっていたの記事で、生ゴミを入れ続けたところに明確な層の分かれ目が出来ていた。上の層は有機物がたくさんあり、黒くなっている。この層を見て、ふと思った事が、この後生ゴミを入れなければ、いずれは下の有機物がない層に近づいていくのか?土壌粒子と繋がった腐植酸のような物質が外れる事を考えてみよう。By NEUROtiker (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link腐植の方は上のような構造の物質が...

 

穴を掘ると黒い層が厚くなっていた

土に生ゴミを埋めるという日課という記事で話題に挙げた箇所で、時々大きな穴を空ける時がある。何度も生ゴミを入れて、黒い層と薄い褐色の層が明確に分かれている。大きな穴を空ける時は下の層を更に掘り進める。上の黒い層はおそらく腐植の層なので、図:藤嶽暢英 土・水環境に遍在するフミン物質の構造化学的特徴とその多様性 学術の動向 2016.2 51ページより抜粋アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性こんな感じの炭素化合物(上の図の角ばったところが炭素...

 

田からはじめる総合的病害虫管理の続き

稲作の中干しという管理技術の歴史は浅いの記事の続き。前回の記事で、/********************************************************/水田には優れた有機物の蓄積能があり、イネの蒸散による周辺の気候を穏やかにする特性がある中で、灌水と乾土を繰り返すのは、水田のもつ優れた機能を無くしてしまう可能性すらある。/********************************************************/という内容を...

 

稲作の中干しという管理技術の歴史は浅い

中干しという栽培技術についての話題になった。栽培指導を行っていた方が中干しは古くからある技術だと言うが、実際のところはどうなのだろう?といった内容だ。以前、米はアレルギーの原因にはならないのか?の記事で、江戸時代の水田にはドジョウがいて、ドジョウが貴重なタンパク源となったという内容を記載した。食料になる程のドジョウであれば、中干しという行為を行うとドジョウがいなくなるため、中干しという工程の歴史が浅い事がわかる。ここで農文協から出版されて世界の土・日本の土は今 地球環境・...

 

草だらけのキク科植物たち

人の背丈を超える程大きな草がある。キク科のキクイモのように見えるけれども、どうなのだろう?キクイモ - Wikipediaキクイモは多年草という扱いになっているけれども、低木の高さの定義程の背丈になる。この手の草を見ていると、草(草本)と木(木本)の定義は明確にしておいた方が良いと思う。低木 - Wikipedia雑な定義だけれども、木本は太い幹を持つ植物で、草本は太い幹を持たない植物の事を指す。草本 - Wikipedia最初の写真を改め...

 

Raspberry Piのシリアルコンソールを試す

Raspberry Piの設定のインターフェースにシリアルコンソールという項目があるので試してみた。シリアルコンソールというのは、シリアルコンソールケーブルでRaspberry Piと操作用のPCを繋いで、ネット環境のない場所で有線でRaspberry Piを操作出来るようにする。※ネット環境があれば、ローカルネット経由でSSHで操作できるRaspberry PiをChromebookから操作するというわけで、早速試してみた。環境Raspberry P...

 

田からはじめる総合的病害虫管理

今年の稲作の観測で学んだのが、中干しをしない田ではたくさんのカエルが誕生するということ。これからの栽培において、IPM(総合的病害虫管理)の観点において、たくさんのカエルが誕生するということは重要な一手となる。総合的病害虫管理 - Wikipedia何故なら、作物に加害する昆虫は世代交代がはやく耐性を持ちやすいという特徴と、集落の感と経験で栽培している人らが何も考えずに同じ農薬を使用するという状況から、殺虫剤がすぐに効かなくなるという現状において、カエルの誕生は殺虫剤以上の効果を...

 

除菌剤・消臭剤入りベントナイトを土壌改良材として使用して良いか?

急遽ベントナイトが必要になった方から、すぐに手に入るベントナイトには除菌剤と消臭剤が入っているから、土と混ぜても大丈夫か?という質問があった。除菌剤・消臭剤入りのベントナイトは猫の砂として利用されているので、気にする必要はないと思うが、一応調べておく。件のベントナイトには詳しい成分が記載されていなかったので、一般的に利用されているものを挙げておく。除菌剤にはスギやヒノキから抽出されたヒノキオイルが使用されている事が多く、消臭剤には緑茶カテキンが多かった。Edgar18...

 

Raspberry PiでLCDに文字列を出力する

Raspberry PiでI2C(アイ・スクエアド・シー、アイ・アイ・シー)経由で、LCDに文字列を表示してみる。I2C - Wikipedia環境Raspberry Pi 4B 8GBOS:Raspberry Pi OS 64bitLCD:1602 LCD ディスプレイ(I2Cモジュールが既にハンダ付けされている)※LCDはliquid crystal display(液晶ディスプレイ)の略液晶ディスプレイ - WikipediaI2...

 

ナメクジの天敵を探せ

庭にナメクジがたくさんいる。ナメクジはコマツナ等の軟弱葉物を食べるので、野菜を栽培している人にとって厄介な生物の一種だ。何でこんなにナメクジが多いのだろう?天敵は何だ?と考えてみたところ、三竦み(さんすくみ)ということわざで、カエルがナメクジを食べるというものがあった。三すくみ - Wikipediaナメクジの天敵はカエルか…カエルといえば、中干しなしの田からたくさん誕生することが頭に浮かんだ。カエルの変態は中干し有りの...

 

今年も観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです

物理性の向上 + レンゲ栽培 + 中干しなしの稲作の新たに生じた課題までの記事で観測していた田の収穫が無事終了したという報告があったので行ってみた。株が傾いていたので、肥料の効きすぎで株が弱体化したのでは?と不安になったが、収穫機がうまく動作しない箇所があったとのことで、株は硬く穂重があったということなのだろう。今年は穂の形成期の気温が低かったため、中干しなしという選択で低温障害や穂いもちが助長される懸念事項があったけれども、黒ずんだ籾から...

 

イネは水を求めて発根を促進するのか?

前回の物理性の向上 + レンゲ栽培 + 中干しなしの稲作の新たに生じた課題の記事に関して、整理しておきたい内容がある。稲作の中干しで時々見聞きする中干しで水を切ることによってイネは水を求めて発根し、後の登熟時に株全体を支えるようになるという内容だ。田に水を張リ続けると常に水がある状態になり、根は常に水を吸収できて発根を怠けるという人目線で説明されているのが気になっている。上記の話があるということは似たような現象が観測されたからなのだろうけれども、保水性を高めた土壌にお...

 

Rapberry PiとBBC Micro:bitでUSB経由のシリアル通信を試す

Rapberry PiとBBC Micro:bitでUARTを試すの記事ではUART経由でシリアル通信を試したが、USB経由でも出来るので触れておく。今回はRaspberry PiとMicro:bitをUSBケーブルのみで繋いでおく。Raspberry Pi側では前回触れたシリアルポートの設定は不要。※上のキャプチャではシリアルポートは有効になっているが、無効にチェックを付けた状態でいい。最初にMicro:bit側のコードを作成して転送(フラッ...

 

物理性の向上 + レンゲ栽培 + 中干しなしの稲作の新たに生じた課題

土作り + レンゲ栽培 + 中干しなしの田がそろそろ収穫の時期を迎えようとしているが、若干の倒伏が見られるようになった。ここで栽培している方は例年よりも穂に重みを感じるが、中干しをしていないために夏場に肥料が効き過ぎたことに因るのではないか?という意見が挙がり、やはり中干しは必要ではないか?との事になった。中干しの有無については諸々を整理した後に改めて方針を決める事にしよう。※同じ肥料で栽培している周辺の田冒頭の田は写真ではわかりにくいが、...

 

Rapberry PiとBBC Micro:bitでUARTを試す

UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter、ユーアート)というシリアル通信に触れたくて、Raspberry PiとBBC Micro:bitで構築してみた。UART - Wikipedia構築した内容は、BBC Micro:bitの温度センサーで室温を測り、Raspberry Piに室温のデータを送信する。最終的には上の写真のようにジャンパー線で繋ぐ。※左下にあるMicro:bi...

 

ヨモギとクズ

とある道端で草たちが伸長を競い合っているところがある。目立った草はヨモギとクズで、所々にブナ科の木の幼木があったりする。ここで気になったのが、クズの葉がヨモギの下にいることが多いことと、ヨモギの上にいる場合は、葉が何か浮いているように見えること。クズにとって、ヨモギの葉は絡みにくくて、なんとか絡んだとしてもヨモギの成長がはやくて、ヨモギの上をうまく覆えないのか?たまたま目についた光景で、ここだけの話かもしれないので、引き続き、ヨモギとク...

 

アワダチソウらしき草が放射状に花を咲かせる

上から見て、相当目立っている草があった。アワダチソウか?横から見たらこんな感じ。一本の株からかなりの数の枝分かれをしている。頂芽優勢が完全に機能していないな。※頂端の伸長が優先され、各節から発生する脇芽の発生を抑制する形質のことオーキシンと脇芽と不定根頂端がどうなっているか?を見てみると、こんな感じで萎れていた。一体何があったのだろう?

 

SOY Shopで無料相談用の予約カレンダーの開発を行いました

表題で記載した通り、SOY Shopで無料相談用の予約カレンダーの開発を行いました。今回の予約カレンダーで今までの予約の仕組みと異なる箇所は、スパーク運動療育西京極スタジオ様サイトの制作を行いましたSOY Shopで予防接種用の予約アプリの開発を行いました相談日選択と相談時間選択を別のページとして分け、予約可能日時を分かりやすくしたことがあります。実際の動作は下記のページで確認することができます。無料相談予約 - 新潟県司法書士会 - 日付選択...

 

開拓者魂を持つ草たち

前回の草原への旅立ちの記事の場所から視線を右側にずらすと、草むらがこんもりした場所があって、その先に草がほとんど生えていない場所がある。ほとんど生えていない場所はおそらく人為的に草刈りをしていなくても、草があまり生えないのだろう。そんな中で単子葉の草が目立っているのは、ケイ酸の吸収が上手で光合成の効率が高まっているから、紫外線や乾燥状態に強いのかな?なんて事を思ったりする。トマトにケイ素を施用した時の効果を考えてみる植物由来のケイ酸塩鉱物、プラント・オ...

 

草原への旅立ち

芥川緑地の横に歩きやすい土手がある。上の写真の左側はアラカシの根元で始まる陣取りの舞台となっている緑地の林になっていて、写真からのイメージよりも林は奥に広がっていて、シイの木もあったりする。各ドングリのタンニン左側の陣取りの記事ではマメ科のハギ、マメ科のフジとマメ科のクズが陣取り合戦をしていた。写真右側は川の手前の草原のようなところで、左と比較して、右側で生えている草は紫外線の影響を大きく受けそうだ。この写真をよくよく見てみると、所々で...

 

ピンク色のキリギリスを見つけたよ

大阪府高槻市にある摂津峡公園に子供らと虫採りに行ったら、長男がピンクのキリギリス?を捕まえた。ここで気になったのが、この昆虫のピンク色の色素は何だ?ということ。とりあえず、今まで知り得た内容を整理することにしよう。キリギリスの色は緑色と褐色がある。バッタの基本的な色は緑色で、緑色は葉緑体の代謝産物に因るものであるはず。褐色の方は、環境ストレスを感じた時に合成されるメラニンという色素で基礎の緑色を上塗りするように合成する。褐色のバッタこれらの話を踏まえた上で...

 

クズの群生の間を果敢に攻める

アラカシの根元で始まる陣取りの記事で見たところからほんの少しだけ離れた所で、クズが旺盛な場所がある。なんだかんだで最終的にはクズが周辺を覆ってしまうのだなと思いきや、所々で小さな花を、しかも大量に咲いている事を見かける。これはヒルガオ科のホシアサガオか?クズを利用しつつ、うまく間をぬって、葉を綺麗に展開している。初期生育をクズに遮られなければ、ホシアサガオは簡単に優位に成長出来るようになる。やはりヒルガオ科の草は強いな。...

 

アラカシの根元で始まる陣取り

ブナ科のアラカシの根元に目立った低木があった。種類はわからないけれども、マメ科のハギの仲間か。草のヌスビトハギばかりのところで、低木のハギがいたのは嬉しい。冒頭のアラカシの根元をよくよく見てみると、マメ科のフジがいて、カシの木の上をフジが覆うフジの右側に視点を移すと、マメ科のクズがいた。ブナ科の木の上の方で紫色の花が咲いているこれらのマメ科の植物は強いから、奴らの陣取りの戦いが勃発するか?地面...


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