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カテゴリー : 道端

 

トウダイグサを探して

トウダイグサ科の植物を探しての記事で記載した内容になるが、トウダイグサ科のアカメガシワという木本植物が気になりだして、この木を理解する為に同じ科の植物を学べばアカメガシワについての理解が進むかもしれないということで、トウダイグサ科の植物を探すことにした。次男が植物の図鑑でトウダイグサ科のトウダイグサを見ていて、この特徴的な形の草は何処かで見た覚えがあるということで、翌日早速その草を見た場所に行ってきた。アスファルトの隙間から生えている草で背丈が低い...

 

川原のアカメガシワとクズ

近所の川で上の写真のような状態の草を見かけた。アカメガシワにアカメガシワは落葉高木に分類される木本植物だクズが巻き付いているのか。クズの葉は炊ぐ葉に成り得るか?クズにとって、紫外線に強くて成長が早いアカメガシワが川原にいて、すぐにそれなりの高さになるのは好都合なのだなと思えてくる。川原はこんな感じの競合のアツい展開があるので面白い

 

舗装された小川にアカメガシワ

水田の地域の間を流れる舗装される小川の壁にアカメガシワらしき木が生えている。アカメガシワは落葉高木に分類される木本植物だ見ての通り、水回りで土がほとんど無いところなのに、こんなにも大きくなっている。根元を確認してみたら、なんと舗装された壁の隙間から生えている。おそらくだけれども、この隙間の奥には土があり、他の植物の根もあまり生えていないであろうから、鉱物由来のミネラルは幾分残っているだろう。だけれども、大量に必要とする窒素は少ないはず。それ...

 

アカメガシワの花外蜜腺

道端でアカメガシワらしき株がいて、葉の上で黒い点のようなものが多数動いていた事が気になった。この写真では、右上と右下に黒い点があり、よくよく見てみると、アリだった。そういえば、アカメガシワの葉には花外蜜腺があるとどこかで読んだことが思い出し、しばらくアリの行動を観察してみたら、新緑のサクラの木の周りをハナバチが飛び回る葉の茎側(葉柄付近)に点がいくつかあり、どのアリもしばらくその点で立ち止まり、ある程度したら他の場所に移動していた。...

 

アカメガシワは人の住む町の至るところにいる

アカメガシワの若い葉の赤さまでの記事で、アカメガシワについて触れた。アカメガシワについては上記のリンク先の記事で記載したのでここでは触れない事にして、次の話題に移る。アカメガシワの説明を探していた時に、アカメガシワは人の住むところではよく見かけるという説明を見かけた。そんなにあるかな?と思って家を出たら、早速、電柱のところにいた。大きめの用水路や頻繁に刈られている傾斜地にもいた。本当に人の住む町であれば、どこにでもいるものだ。今まで気になら...

 

アカメガシワも炊ぐ葉

かしわは炊ぐ葉までの記事で柏(かしわ)について調べていた時に、赤芽柏(アカメガシワ)という名前の木が目に付いた。アカメガシワはカシワという名前が付いているが、ブナ科ではなくトウダイグサ科の木であるらしく、落葉樹に分類されている。アカメガシワの赤芽は新芽が鮮紅色からきており、カシワという名が付くだけあって、炊ぐ葉の特徴もある。Wikipediaには更にパイオニア植物としての特徴もあるという記載があった。アカメガシワ - Wikipedia荒れ地に生えるパイオニアのハギ ...

 

石垣にマツ

近所にある石垣にて、石垣から色々な草が生えていたのだけれども、その中で、マツらしき木が気になった。右下にあるイネ科の草であればなんとなく居そうだけれども、木のマツとなるとこの先成長できるのか?と疑問になる。山に生えるマツでアカマツの植生について触れたが、それらを考えると、このまま放置し続けていたら大きな木になるかもね。

 

小学生たちがナガミヒナゲシを摘んでプレゼントし合っているらしい

小学生の息子が、学校からの帰りにナガミヒナゲシを摘んで友達にプレゼントし合ったり、悪ふざけでこすられたりしているそうだ。ナガミヒナゲシといえば、茎を切った時に出てくる黄色い汁にふれると皮膚がかぶれて痒くなる。プレゼントし合ったりしているらしいけれど、何人かは指が痒くなっていたりしないのだろうか?息子からナガミヒナゲシの汁が付いた時に石鹸で洗えば落ちるか?という質問を受けた。汁であるので、水溶性であれば水洗いで大丈夫で、脂溶性であれば石鹸といったところで、手を洗えば大丈夫じ...

 

多年草らしき草に巻き付く蔓性低木のアケビ

田の横を歩いていた時にふと気になった。上の写真を見ると、気になったのは、先端で赤い葉が展開している背の高い草?と思いたくなるが、この草に絡まっているアケビらしき低木だ。花が咲いていた。まだあまり昆虫を見かけない時期だけれども、一体何の昆虫がアケビの花粉を媒介しているのだろう?という事が気になったので、帰宅後に調べてみた。花粉の媒介ではないが、興味深い内容を見かけたので、自身の記録用として残しておく。田中肇著 花の色香 - ミ...

 

黄色い花を咲かせるクローバらしき草

農道を歩いていたら、クローバらしき植物を見かけた。近くで見てみたら、ウマゴヤシかコメツブツメクサのどちらかのような黄色い花が付いていた。花をマジマジと見ていたら、花の下にトゲトゲがあった。このトゲトゲがあるのはウマゴヤシとコメツブツメクサのどちらだったかな?過去記事を漁っていたら、トゲのある托葉がある方がウマゴヤシで、ないものがコメツブツメクサと書いていたので、上の写真はウマゴヤシだろう。葉は大きければ良いというわけではなさそうだ葉...

 

クローバの葉よりも早く展開

シロクローバの群生の間から伸長して開花しているのはジシバリかな?タンポポに似たあの花は何ものだ?ロゼット葉(根生葉)が見事にクローバの葉に覆われていて、何処にあるかわからない。ロゼットを探しに行く前にジシバリは一見不利な環境にいるように見えるが、見事に開花しているのでクローバよりも早くに光合成して開花に必要な養分は蓄積できていたということか?そう考えると、ジシバリにとってクローバの葉の覆われようがそうでなかろうが、別にどうでも良い問題なのかもしれない。

 

春の山菜のツクシ

林縁でツクシを見かけたの記事で、里山のような環境で林縁でツクシを見かけたという内容を記載した。ツクシといえば、春の山菜というイメージがある。ただ、ツクシの栄養器官であるスギナは金属やアルカロイドが含まれ、多量の摂取は控えるようにされているため、ツクシにもそのようなイメージがある。ハーブティーSUGINAそのようなイメージがあるが、ツクシの料理を見てみると、結構な量(個人的な主観)のツクシが使われているように見える。ツクシはスギナ程、量を気にしなくて...

 

林縁でツクシを見かけた

林縁でスギナを見かけたまでの記事で度々話題に挙げていた里山のようなところだけれども、前にスギナを見かけたところで、ツクシ(土筆)を見かけた。ツクシはスギナの生殖器官なので、スギナがいる場所であればツクシがあってもおかしくはないのだけれども、実はここらへん、最近ツクシを見なくなったと言われる地域だったりする。スギナといえば、農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対して3等の記事で触れているが、秀品率が低い劣...

 

新天地のクローバ

上の写真は今年の冬辺りにトラックで運ばれてきた土砂が盛られた場所。一番最初に生えてきた草はマメ科のシロクローバだろう。シロクローバはランナー性で茎の断片があれば再生するイメージがある。寒さにも強く、痩せた土地でもよく育つイメージがあるが、ここまで葉に色素を溜め込んでいる姿を見ると、新天地のここは過酷な環境なのだろうなと。この株は人為的に刈り取られなければ、おそらく開花して結実までするだろう。こうやって植物は生育域を広げていくのね。

 

レンゲの群生にカラスノエンドウが混じってた

いつも見ている田のレンゲが開花し始めている。ところどころで薄紫の箇所が見える。このレンゲをよくよく見ていたら、赤丸で囲った箇所でレンゲの花ではない花が咲いていた。これはカラスノエンドウか?もう春ですね、2021花を咲かせる程成長しているということは、レンゲの群衆に混じっていたか?カラスノエンドウといえば結実が梅雨前辺りになり、写真に写っている株は昨年以前にできたタネであるはずなので、田に客土等をしていなければ、昨...

 

林縁でスギナを見かけた

林縁に生える草たちの記事に引き続き、頻繁に管理されている里山みたいな環境にて。今までのこの道を頻繁に歩いていなかったけれども、定期的に歩き出すようにしてみたら見えてくるものがある。植物を学ぶ上で、頻繁にその場所に行くというのは大事だと思う。林縁をよくよく見てみたら、スギナが生えていた。スギナといえば、スギナは酸性土壌を好むらしい等の記事で触れているが栽培者にとって土壌の状態の指標になる植物というイメージが強い。スギナは他の植物にとって劣悪な...

 

昨年の枯れ草たちの合間を縫って

何か急に温かい日が訪れ、寒暖の差が激しく体調がよろしくない。そんな体調ではあるが、いつもの道を歩いていると、昨年の秋までに枯れた草が残っていることが気になった。上の写真右側には枯れ草が覆っているのに対して、左側はこのような感じで、キク科のごついやつや、マメ科のスズメノエンドウらの青々しいエリアが目に付いた。スズメノエンドウの花は誰を呼ぶ?昨年の枯れ草を多い被すように春の草が生えてくると、暖かさが安定した春はもう少しだなと思えてくる。今年は暖...

 

林縁に生える草たち

頻繁に管理されている里山らしい環境にて、林縁の落ち葉が堆積している箇所が目に付いた。落ち葉の上を這うように伸長している草があった。自信はないが、ナデシコ科のハコベの一種かな?見ての通り、地を這う小さな植物であるため、人の手による頻繁な管理がなければ、今頃競合の草木が多すぎて、ハコベらしき草はここにはいない。ハコベといえば春の七草の一種であり、管理されている里山以外で生息しそうな場所を考えてみたら、頻繁に草が抜かれる畑周辺になる。ヒトの生活がある...

 

薄っすらとした雪がカラスノエンドウの強さを際立たせる

朝起きたら、雪が降っていた。降っていたというよりも降り始めていたという表現の方が正しいか?道には雪は積もっていなくて、しばらくしたら薄っすらと白くなり始めた。そんな中、上の写真のような景色が目に付いた。草地で雪が残っているところとそうでないところが明確になっていた。こんもりとしたカラスノエンドウらしき草のところでは雪はほぼなく、周辺の背の低い草のところでは葉の上に雪が残っていた。この時期につる性でこんもりとできる特徴のあるカラスノエンドウは...

 

新葉でのアントシアニンの合成は予想よりも早かった

石垣の隙間に生えていたノゲシらしきロゼットが気になった。中心付近に新しく展開したであろう葉が緑色で目立っていた。新葉はまだアントシアニンを合成できないのだろうと思っていたのだろうけれども、三枚の葉の中でおそらく一番古い葉の縁が紅色になり始めていた。新しく展開した葉といえど、予想よりも早くアントシアニンによる被覆?が始まるのかと感心した。新葉と霜

 

新葉と霜

巻き髭と霜に引き続き、霜関連の写真をもう一つ。写真中央に写っているヨモギらしき葉だけれども、比較的新しい葉の縁に霜がたくさん。新しい葉でまだ葉が展開しきれていないので、葉のシワシワ具合が強く、霜がたくさん付いているように見える。そんな状態でも上の写真のように葉が紅色になっていないのは、新しい葉にはまだアントシアニンを合成する事ができないのかな?と思ってしまう。葉でアントシアニンを蓄積させる意味葉でのアントシアニンの合成は大変そうだから、新しい葉...

 

巻き髭と霜

早朝に草むらを歩いていたら、草の葉の縁に霜が出来てた。そんな中でカラスノエンドウらしき草を見かけ、この草も見事に葉の縁に霜が出来ていた。上の写真をよくよく見てみると、巻き髭にも霜が出来ていた。巻き髭と葉の付け根あたりは霜が多いのに、巻き髭の先端には霜が少ないのは、巻き髭は先端に近づく程、表面の水分が少なくなるからなのかなと思った。もしかしたら、先端の方にあったであろう霜が早い段階で溶け始めたからということも有り得るけれども、実際のところはどうなのだ...

 

突然寒くなったような気がする

夏草が枯れたところの隙間に葉表面に毛が生えたナデシコ科らしき草を見かけると、寒い冬に突入しているのだなという季節感を感じる。こんな内容を毎年書いているけれども、それぐらい夏草の隙間に色鮮やかな緑の小さな草が生えているのを見かけるのには特別な何かを感じるものだ。

 

ホシアサガオが局所的に生息している

今年から歩き始めた道でホシアサガオを見かけた。このアサガオがいるのが用水路横なのだけれども、生息しているのは4㎡ぐらいの局所的なところで、生育域の広がりはない。ホシアサガオは外来雑草であるらしいのだけれども、周辺で他に生えている場所は見当たらない。一体どこから来たのだろう?と謎が深まるばかり。タネは園芸用のアサガオと似たような形で散布方法もおそらく同じだろうから、タネが広域に広がる要素もおそらく無いわけで、本当に不思議だ。ちなみに、500m程離れた場所二ヶ所で、 ...

 

オオバナセンダングサらしき草を見かけた

白い花弁付きのセンダングサを見かけた。花弁付きは在来種か?と思ったが、念の為に調べてみたら、おそらくオオバナセンダングサで外来種だった。センダングサを見て思い出す師の大胆さこのセンダングサだけれども、町の至るところにコセンダングサらしき草は生えているのだけれども、今回のオオバナセンダングサは小川の縁に少しだけ生えているだけ。おそらくこのセンダングサもタネはひっつきむしの部類になるはずなのに、全然広がっていない。発芽条件がシビアなのかな?昨年末から歩き始めた道な...

 

いろんな色の結晶片岩2

橘本神社とヤマトタチバナの記事の続き。神社の向かい側に堆積した場所に降りれる川があった。俯瞰する限りでは、大半の大きめの石が青のような緑のような石なので、緑色片岩であることは間違いないだろう。こういう景色は大歩危の三名含礫片岩で触れた大歩危の川でも見た。早速降りてみて、石をまじまじと見てみたら、様々な色の石が落ちていた。いろんな色の結晶片岩上のような薄茶色の結晶片岩を見かけたけれども、これは何の石が変成作用を受けたのか?を考えるのが楽しい。...

 

スベリヒユたちが花を咲かせている

近所にある舗装された橋の端の隙間で不思議な間隔で生えている草があった。おそらくスベリヒユだろうか?スベリヒユの持つCAM回路どの株にも数個の花が咲いていた。絶妙に離れている株間で花粉を媒介する昆虫なんているのかな?と思い、少しだけ立ち止まって見ていたけれども、一向に昆虫が来る気配はなく。炎天下で見続けるのも辛いので数分程して帰宅することにした。花粉を運ぶのはアリとかかな?

 

猛暑の中でアザミの開花を見かける

頻繁に草刈りが行われている道で、ピンク色で目立っている箇所があった。この時期にノアザミか?今年もアザミの季節になったので、昨年から見てきたものを整理しよう林縁のアザミたちは花を林の外に向けるこの場所は4月後半から5月にかけてところどころでアザミが開花する場所なので、草刈りにより咲き時がずれた株が花を咲かせているようで健気に見える。関連記事ヤンバルでシマアザミと出会う

 

スベリヒユから猛暑を感じる

道端でスベリヒユを見かけた。連日の暑さか?先端が萎れかかっている。※奇形かもしれない土は悪いところなのだろうけれども、それでもスベリヒユがここまで萎れているのを見ると、連日の暑さは過酷なのだろうと感じてしまう。スベリヒユの持つCAM回路

 

ヤブガラシとスズメバチ

近所の公園で自転車を停めているところで、最近やたらとスズメバチが増えている事に気がついた。何故かと思ったら、ガードレールにヤブガラシの群生ができていて、それが開花を始めていたから。ヤブガラシと言えば、ハエとか以外にスズメバチやアシナガバチも花にやってくるといういうことで有名らしい。ちょっと風変わりなヤブガラシの訪花昆虫 - 株式会社バイオームガードレールの内側は畑になっていて、その畑にはヤブガラシがたくさん自生してい...

 

草むらにサトイモの葉が数枚

草むらの中でサトイモの大きな葉が目立っていたので撮影した。この場所をもっと遠くから見ると、刈草や野菜くずを野積みしているところのようで、サトイモの葉がところどころで展開しているのが見えたけれども、冒頭の写真の所が一番目立っていた。写真の箇所以外のところのサトイモの葉は周辺の草の勢いに負けていて、薄っすらとしか見えない状態になっていた。これを見て思う。サトイモは他の草が生える前に茂ってしまえば、周辺の草に負ける事はないけれども、サトイモの勢いが弱かったら速攻で埋もれてしまう...

 

7月上旬に咲く花を知りたい

ガクアジサイの集合花にミツバチがやってきたの記事でアジサイの花の前で待っていたら、ミツバチがやってきた内容を記載した。スダジイの花に誘われての記事等でミツバチの蜜源について記載しているわけだけれども、次の蜜源は何か?という事をよく意識するようになった。※アジサイであれば、アジサイが枯れたら、次にたくさんの蜜が採取できる花は何か?アジサイの時期が終わると、本格的な夏到来で(個人的なイメージとして)あまり花を見かけなくなる。採蜜をしている方にとって7月は重要な季節であるような気が...

 

とある花の花弁のギザギザが気になって調べてみたら

小川の横を歩いていたら、花弁のギザギザが多く見える花が気になった。周辺で同一種だと思われるものを探してみたら、こんな感じで、何故上の写真の方でギザギザが多いと思ってしまったのだろうと考えたがよくわからず。とりあえずこの話はここまでにしておいて、この花の名前を調べる事にした。写真は少しボケているが、葉は上の写真のように細葉で先端付近が太くなって、先端で細くなっている。これは倒披針形(とうひしんけい)だと判断して探してみたところ、キク科のオオキンケイギクと...

 

川すれすれを攻めるアジサイ

舗装された小川のところにいるアジサイが気になった。上の写真で気になったのは写真の上の方のアジサイではなく、川すれすれの方のアジサイだ。川すれすれのところに誰もタネをまかないだろうから、これはこぼれダネが発芽したものか?おそらく上のアジサイからのこぼれダネなのだろうけれども、川すれすれのところの壁にうまく引っかかったなと。こうやってギリギリのところを攻めて、生息範囲を広げていくのだと感心した。違うかもしれないけれども…

 

アントシアニンをたくさん溜め込んだカタバミが旺盛

梅雨の季節に入り、あちらこしらでアジサイの開花が目に付く。上の写真でもっと目に付いた箇所がある。それは、アジサイの根元で繁茂しているカタバミだ。このカタバミをよく見てみると、生育は苦戦していそうだ。このカタバミは冒頭のアジサイの株の左下にいたのだけれども、右下の方にアントシアニンびっしりの葉が展開していているカタバミらしき草がある。こちらはぼちぼち順調そうだ。これは葉にアントシアニンびっしり蓄えた方が丈夫...

 

アレチヌスビトハギの根は強靭だ

劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?までの記事で、植物にとって劣悪な環境でアレチヌスビトハギがしれっと成長しているのは何故だろう?という話題を記載した。アレチヌスビトハギには強靭な根があって、金属系の養分を溶脱させて吸収しているというけれども、どれ程強靭な根なのか?が気になった。写真の場所は土が硬すぎて株を綺麗に抜くことができないので、比較的柔らかめ(畑と比較したら圧倒的に硬い)の場所を探して丁寧に抜いてみた。根が途中で切れてしまったけれども、地上部に対し...

 

そのシロツメグサは綺麗だ

苔が生える壁の前で生きるシロツメグサが目に付いた。佇まいがなんとも言えない美しさを醸し出しているのだけれども、何が要因なのだろう?葉の重なり合わなさかな?壁際で狭い空間でありながら、新しい(上)の葉が古い(下)の葉を覆わないように展開している事だろうか?シロツメグサの小葉にある模様が、上から見てほぼすべて覆われずに見えている。綺麗さに強さを感じる。

 

劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?

一見、養分がないように見える土でもの記事で見たアレチヌスビトハギだけれども、考えれば考える程、この草たちはどうやって生きているのか?という疑問が湧いてくる。アレチヌスビトハギには強靭な根があるらしく、難溶性の成分であっても溶脱して養分を吸収できると。一見納得できそうな理由だけれども、この説明では全く納得できない。強靭な根が形成されるまでの養分はどうやって吸収するのだ?疑問は一旦置いといて、平日はほぼ毎日行っている人による撹拌がほとんど発生していない林床にて、 ...

 

葉は大きければ良いというわけではなさそうだと書いたけど

葉は大きければ良いというわけではなさそうだの記事でみたコメツブツメクサの群衆のすぐ近くに数はあまりないが、群衆自体の数は少ないが、アカツメグサ(ムラサキツメグサ:アカクローバ)とシロツメグサの群衆があった。この群衆は興味深いことに、シロクローバは上の写真の赤丸で囲ったところのみで、追いやられている。前述した通り、アカツメグサの群衆はあまり見かけないが、ある程度まとまると強いなと。アカツメグサは直根...

 

葉は大きければ良いというわけではなさそうだ

黄色い花の群衆に目がいった。何故この場所が気になったのか?といえば、(おそらくだけれども)コメツブツメクサの群衆の中のところどころにシロツメグサ(シロクローバ)がいたから。葉の大きさを比べると、シロツメグサの方がはるかに大きいけれども、シロツメグサの大きな葉がコメツブツメクサの小さな葉によって覆われて、有利でなくなっている。ここから葉が大きいからといって必ず優位になるということはないということが言える。余談だ...

 

池に浮いているカエルを見かけた

近所の人工的な池でカエルの鳴き声があまりにも大きかったので行ってみたら、でかいカエルが浮かびながら大きな声で鳴いていた。背中に明確な縦線が3本あるのでトノサマガエルだと思うけどどうだろう?この池のすぐ近くに緑地があるため、そこで冬眠をしていたのかな?水田が多い場所なので、元気なカエルを見かけるとなんか良い。関連記事カエルの変態は中干し有りの田では間に合うのか?

 

柱に巻き付けたとしても

今回はツタが壁を伝うの記事の続きで、ツタが壁に張り付いていた箇所の少し横に小さな葉を展開していたツル性の植物を見かけた。これはシダ植物のフサシダ科のカニクサか?全体的に小さいので判断が難しい。カニクサであれば先程ツル性の植物と記載したことは誤りで葉軸という器官が伸長して巻き付いている。幼木に巻き付いている植物はシダか?なんてことはここまでにしておいて、葉軸が柱に巻き付けたとしても、光合成できる器官の表面積が小さい為、周辺に草があ...

 

ナガミヒナゲシの株数が年々増えていないか?

道端の舗装された道と壁の間のちょっとした隙間にナガミヒナゲシの群衆がいる。街路樹の下でよく見かけるオレンジの小さな花年々、ナガミヒナゲシの株数が増えているように見えるけれども、実際のところはどうなのだろう?近所で家庭菜園をしている畑でナガミヒナゲシを放置しているところがあって、作物の間でナガミヒナゲシの花が咲いていて大変そうだ。ナガミヒナゲシを素手で触ると痒くなるんだよね。このまま増えていくと面倒くさい事になりそうだ。

 

大阪北部の高槻で今年もシロバナタンポポを見かけた

綺麗に展開したシロバナタンポポを見かけた。この場所は昨年のセイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけたの記事で見かけた場所と同じところ。シロバナタンポポはWikipediaによると多年草であるらしいので、昨年見た株が花を咲かせたのか?シロバナタンポポ - Wikipedia個人的にはシロバナタンポポが増えてほしいなと心の中で応援しているのだけれども、生態系的に広がって良いのか?という事を判断しなければならないので、本当に応援して良いものか?と悩ましいところ。...

 

道端でアザミのロゼットを見かけた

道端でノアザミらしきロゼットを見かけた。ロゼットを探しに行く前にこのロゼットを見たら、2週間程前に沖縄の山原(ヤンバル)で見かけたシマアザミを思い出した。ヤンバルでシマアザミと出会う沖縄のシマアザミは開花する程大きいのに、私の住んでいる大阪北部のアザミはまだ小さく、開花する兆しもない。アザミは多年草なのでぱっと見では判断が難しいがこれ以上触れないが、沖縄が植物にとって成長しやすい環境なんだなとアザミを見ていて思った。

 

砂利を敷き詰めたところでアレチヌスビトハギ

砂利を敷き詰めた公園の土にアレチヌスビトハギらしき草が生えていた。葉の縁を赤くしながらも、しっかりと葉を展開しながら伸長していた。※小葉が細いヌスビトハギは外来種ヌスビトハギから涼を感じるこんなに枯れた所で養分はどうしているのだろうか?根に根粒菌が付いているか?を見ようとしたが、あまりに土が硬すぎて綺麗に根から抜けない。おそらく根粒菌は付いていないだろう。そんな環境でもしっかりと育つアレチヌスビトハギは緑肥に向いてそうなので、実際のところ緑肥と...

 

葉がねじれるイヌムギを見て、初春に生えるイネ科を考える

イヌムギの成長は早いなと常々思うの記事でイヌムギについて触れた。イヌムギといえば、そのねじれに秘密あり、な気がするの記事で、上の写真ではわかりにくいが、矢印のようにねじれが入り、葉の裏側が上を向いている事がある。どこで読んだか忘れたが、以前の自分が葉の裏表で葉緑体の数にあまり差がない原始的な葉だと記載していたので、それが正しいとして、あの記事から色々と知識を得た身として頭に浮かんだ事があった。葉緑体といえば、光合成を行う器官であるわけで、原始的...

 

イヌムギの成長は早いなと常々思う

イヌムギの花が咲いている。イネ科のイヌムギが開花しているのを見ると、春の訪れを感じる。イヌムギは初春にも関わらず、株が大きくなるからね。この手の特徴は緑肥に向いているのではないか?と思うことがあるのだけれども、実際のところはどうなのだろう?と調べてみた。イヌムギ / 国立環境研究所 侵入生物DBに拠ると、イヌムギは明治時代以前に牧草として日本にやってきた外来種であるらしい。牧草といえば、畑作に向いていない土壌で旺盛に育つ特徴が必須で、緑肥はそんな牧草の特徴にあやかった...

 

琉球石灰岩帯の森林にて、大きな単葉のシダと出会う

琉球石灰岩帯の森林にて、気根を生やす木と出会うの記事に引き続き、琉球石灰岩帯の森林の植生について触れる。大きな単葉のシダ植物が目に付いた。葉のあまりの大きさに驚いた。帰宅後に山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを引っ張り出してきて、亜熱帯特集のコラムを読み直してみたら、チャセンシダ科のオオタニワタリという単葉のシダに似ていた。亜熱帯のシダは、昨今の温暖化により生息域を北上しているらしい。いずれは私が住んでいる...

 

サトウキビ畑横の用水路にて

島尻マージのサトウキビ畑の用水路で、琉球石灰岩が風化したら何になるのか?黒い塊がうようよと動いているのを見かけた。何だろうと近づいて見てみると、オタマジャクシだった。4月中旬で用水路の水でオタマジャクシがたくさんいることに驚いた。亜熱帯気候という日常と違う環境では驚きが一杯だ。ちなみにカタツムリの殻もたくさんあった。たくさんの生き物がいるのだなと実感した。


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