tmux、コピーモード

tmuxのコピーモードとはターミナル上のテキストを自由に選択し、コピーや貼り付けを行うための機能になります。

ターミナルに出力された文字列を矢印キーで自由に移動しながら範囲選択を行うことが出来ます。

※今回は最低限の機能のみ触れていきます。

コピーモードでは、tmuxのクリップボードを使用しますので、事前に設定しておきましょう。

ターミナルを開き、

$ tmux

でtmuxを起動します。

tmux上で、何らの文字列をコピーしたい時に

Ctrl + b
[

の順で押すと、

画面右上にオレンジ色でページ数らしきものが出現し、この状態がコピーモードになります。

コピーモードでは矢印キーで自由に移動することが出来、

Ctrl + Space(スペース)

で文字列の範囲選択が始まります。

範囲選択も矢印キーで行うことが出来、

Ctrl + w

で選択した範囲の文字列をクリップボードに保存しつつ、コピーモードを終了します。

クリップボードに保存した文字列は、

Ctrl + b
]

で貼り付けます。

コピーモードでクリップボードに貼り付けをせずに、モードを終了する場合は、

Esc(エスケープキー)

を押します。

補足

Ctrl + b
:list-keys

でショートカットキーの確認ができます。