Linuxの全体像をなんとなく掴みたい時はCockpit(コックピット)がおすすめです。
Cockpitはウェブベースのグラフィカル管理ツール(GUI)になりまして、CPU、メモリ、ディスクI/O、ネットワークトラフィックの利用状況が、ブラウザ上にきれいなグラフでリアルタイム表示されます。
Cockpit Project — Cockpit Project
教材で監視ツールを使うと良い点として、コンピュータを動かす上で重要視している箇所が監視対象として並んでいる為、俯瞰しているだけでも全体像が見えてきます。
Cockpitをインストールしてみます。
環境
マシン : Raspberry Pi 5 8G
OS : Raspberry Pi OS(64-bit)
ターミナルを起動し、下記のコマンドを実行します。
$ sudo apt update $ sudo apt install cockpit $ sudo systemctl enable --now cockpit.socket
$ sudo systemctl enable --now cockpit.socket
によりOSを再起動してもCockpitが自動で起動するようになります。
Cockpitのインストール後に下記のコマンドでCockpitが動作しているかを確認します。
$ systemctl status cockpit.socket
● cockpit.socket - Cockpit Web Service Socket
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/cockpit.socket; enabled; preset: enabled)
Active: active (running) since Tue 2026-05-19 15:15:41 JST; 2min 53s ago
Invocation: ca22111201624b3aacfe38ca3ba11488
Triggers: ● cockpit.service
Docs: man:cockpit-ws(8)
Listen: [::]:9090 (Stream)
Process: 58455 ExecStartPost=/usr/share/cockpit/issue/update-issue localhost (code=exited, status=0/SUCCESS)
Process: 58463 ExecStartPost=/bin/ln -snf active.issue /run/cockpit/issue (code=exited, status=0/SUCCESS)
Tasks: 0 (limit: 9568)
CPU: 23ms
CGroup: /system.slice/cockpit.socket
5月 19 15:15:41 raspberrypi systemd[1]: Starting cockpit.socket - Cockpit Web Service Socket...
5月 19 15:15:41 raspberrypi systemd[1]: Listening on cockpit.socket - Cockpit Web Service Socket.
Activeの項目がactive (running)になっていれば、Cockpitが起動していることになります。
Chromium等のブラウザを開き、アドレスバーに下記のアドレスを入力してアクセスします。
Cockpitに設定されたポートは9090になりますので、
127.0.0.1:9090
または
localhost:9090
※どちらもhttp://を省略しています。
※Cockpitを入れたマシンに割り振られたローカルIPアドレス(192.168.1.1等)がわかる場合は、ローカルIPアドレス:9090でもアクセス可能です。

ログイン画面が表示されましたら、ラズベリーパイOSの方のアカウントの情報(標準の設定であればID : pi、パスワード : raspberry)を入力してログインします。

このような画面に切り替わればログインは成功です。
サイドメニューの項目をクリックしながら、Linuxでどのような箇所に注目すれば良いのかを俯瞰してみましょう。