journald(ジャーナル・ディー)はLinuxの標準のシステムログ管理ツールになります。
カーネル、サービス(ユニット)、初期ブートプロセスなどのログを一括して収集・管理します。
早速使ってみましょう。
始めにloggerコマンドで任意の文字列を記録してみます。
$ logger hoge
このコマンドでjournaldで管理されているログに hoge というログが記録されました。
下記コマンドで直近で記録されたログを確認してみます。
$ journalctl -n 1 Apr 21 10:21:39 raspberrypi pi[2642]: hoge
先程、loggerコマンドで記録しました hoge という文字列が出力されました。
上記のコマンドは、オプション -n で 1 を指定する事で、記録されたログのうち直近のログを1件取得するという意味になります。
journaldのログの保存方式を確認してみます。
journaldのログは
/var/log/journald/
以下か
/run/log/journald/
以下に保存されます。
/var/log/journald/以下は永続性のログになりまして、パソコンの電源を切ってもログが残ります。
一方、/run/log/journall/以下は揮発性のログになりまして、パソコンの電源を切るとログが消えます。
標準設定では永続性のログになりますが、パソコンの種類によっては揮発性のログが標準設定であったりします。
揮発性のログの例:SDカードをストレージにしているラズベリーパイ
コンピュータは常に動作していて、ログも常に記録され続けます。
記録される度に数件出力を実行するのは大変なので、そんな時は下記のコマンドでリアルタイムでログを出力するようにします。
$ journalctl -f