パイソンで現在の日付を調べるには、パイソンの標準機能として実装されているdatetimeモジュールを利用します。
パイソンのモジュールとは、関連する関数、クラス、変数などをまとめた機能のことです。
モジュールには標準機能として備わっている組み込みモジュールと、自作で作るモジュールがあります。
今回使用するdatetimeモジュールは組み込みモジュールになります。
datetimeモジュールを使ってコードを書いてみます。
import datetime print(datetime.date.today())
解説の前に上記のコードを実行してみると、
2025-04-08
のような値が出力されます。
import datetime
でdatetimeモジュールを読み込んで使用できるようにします。
print(datetime.date.today())
でdatetimeモジュールにあるdate型のtodayメソッドを実行することで、現在の日付を取得できます。
先程のコードではコードが長くなりまして、
from datetime import * print(date.now())
のように書き換えて、メソッド実行時にモジュール名を省略することが出来ます。
もし、今回のコードでdatetimeモジュールの内、date型のみを使用する場合は、
from datetime import date print(date.today())
とすることで、使用する機能を限定する事が出来、実行時のメモリの節約になります。
datetime --- 基本的な日付と時間の型 — Python 3.13.2 ドキュメント