プログラミング教育について関心のある保護者の方から、プログラミングを介して得られる論理的思考とは具体的にどういうものなのですか?という質問をよく受けます。
プログラミングを介して得られる論理的思考は一般的には
・複雑な問題を小さな要素に分解する
・小さな要素を順序立てする
・各々の要素の繋がりを推論する
・共通している箇所をまとめて(抽象化)、問題解決に取り掛かる
・問題解決中に起こり得るエラーを都度解決していく
という事がありますが、実際にプログラミングから得られる恩恵を感じた事がない方には、上記の内容がどれ程素晴らしいものなのか?を想像することが難しいです。
上記の内容の恩恵がわかりやすくまとめられている動画がありますので紹介します。
こちらの動画はエクセル(スプレットシート)で作成された英語の短文リストをすべて日本語に翻訳して対応表を作成するという作業になります。
プログラマーでない方(一般人と表記)は、短文毎に英語の翻訳を行い、結果を一つずつ貼り付けますが、プログラマーの方は翻訳と結果の貼り付けを自動化しています。
一般人の方は短文の数が少なければすぐに終わる仕事ですが、量が多くなってきたり、後日同じような作業を依頼されたら、短文の量に従って作業時間が増えていきます。
一方、プログラマーの方はコードを作成する時間はかかりますが、一旦作ってしまえば、その後はどんな量の依頼がきても、作業時間が大幅に増えることがありません。
更にいうと、似たような仕事であれば、コードの流用が可能になります。
これこそが論理的思考から得られる恩恵になります。
空いた時間は他の仕事、リスキニングや趣味に当てても良いですし、睡眠時間の確保に当てても良いです。
プログラミングから得られる恩恵に関して、下記の動画もおすすめです。