タートルグラフィックスでカメに色んな動きをさせてみようで複数の命令を組み合わせてカメに四角を描いてもらいました。
作成しましたコードには同じコードが何度も使われていてカメの動き(前進する距離)を変更しようとしても、変更箇所が多くて大変です。
そんな時は変数を使って編集しやすくしましょう。
先に変数についてですが、変数は値を入れられる箱のようなものになります。
今回は整数を入れる箱を用意します。
前回作成しましたコードは
from turtle import * shape("turtle") forward(100) left(90) forward(100) left(90) forward(100) left(90) forward(100) left(90) done()
になります。
カメの移動距離を変更しやすいように、distanceという変数を追加してコードを改修してみます。
※distanceの意味は距離になります。
※変数名を付ける時もタートルグラフィックスで共通箇所を関数でまとめてみようで触れましたスネークケースやキャメルケースで考えます。
from turtle import * distance = 100 shape("turtle") forward(distance) left(90) forward(distance) left(90) forward(distance) left(90) forward(distance) left(90) done()
変数に値を入れる(代入)時は
変数名 = 値
で = の右側にある値を = の左側にある変数に代入します。
変数を用意する事で、例えばカメが一度に進む距離を100から200に変更したい時は、
distance = 100
を
distance = 200
にするだけで良く、他の行を変更する必要がありません。