Microを起動した後に任意のファイルを開く方法を見ていきます。
ファイルを開く方法は、ファイルマネージャプラグイン経由で開く方法と、コマンドモードで開く方法がありまして、前者のファイルマネージャプラグイン経由はMicroでファイルマネージャを介してファイルを開くに記載があります。
今回はコマンドモードで開く方法について見てみます。
#ホームディレクトリに移動 $ cd ~ $ tree
. ├── hello.txt └── sample └── hoge.txt
のようなファイルの配置だとします。
ターミナル上で下記のコマンドを実行して、Microを起動します。
$ micro
最初に同一階層にあるhello.txtを開いてみます。
Ctrl + e を押し、
> open hello.txt
を実行してみます。
hello.txtを開く事が出来ました。
画面右下に現在開いているファイル名が表示されています。
続いて、一つ下の階層のsample/hoge.txtを開いてみます。
Ctrl + e を押し、
> open sample/hoge.txt
を実行してみます。
この時、ディレクトリ名/ファイル名で開くファイルを指定します。
hoge.txtを開くことができました。
画面左下のファイル名の箇所にはディレクトリ名/ファイル名の表示があります。
ファイルを開きつつ、新しいファイルを開く時は画面分割、またはタブを利用すると良いです。
Ctrl + eでコマンドモードを起動し、
> vsplit ファイル名
で画面分割をしつつファイルを開くことができます。
今回であれば、
> vsplit sample/hoge.txt
になります。
タブを利用する方法を見てみます。
Ctrl + tで新しいタブを開きます。
新しいタブを開くと、
画面左上に[No name]が表示されます。
表示は[ファイル名]になっており、[]で囲まれている方が現在開いているタブになります。
[No name]のタブで、Ctrl + eでコマンドモードを開き、
> open sample/hoge.txt
実行すると、
新しいタブの方で、指定のファイルを開き、
[No name]の箇所が[ファイル名]になっています。
※今回であれば[sample/hoge.txt]
タブの切り替えは、ファイル名を直接クリックか、Alt + .(右のタブに移動)、Alt + ,(左のタブに移動)のショートカットで行います。