Microを起動した後に任意のファイルを開く方法を見ていきます。
ファイルを開く方法は、ファイルマネージャプラグイン経由で開く方法と、コマンドモードで開く方法があります。
今回は比較的直感的に操作できるファイルマネージャプラグイン経由で開く方法を見てみます。
NicolaiSoeborg/filemanager-plugin: A file manager plugin for the editor "Micro"
最初にターミナル上で、下記のコマンドを実行します。
$ micro --plugin install filemanager
Downloading "filemanager" (3.5.1) from "https://github.com/micro-editor/updated-plugins/releases/download/v1.0.0/filemanager-3.5.1.zip" One or more plugins installed.
のような出力がありましたら、下記コマンドでMicroを起動して、ファイルマネージャを試してみます。
$ micro
Microが立ち上がったら、Ctrl + eでコマンドモードにして、
> tree
でファイルマネージャプラグインを利用してみます。
のように左側にツリー構造が出力されれば良いです。
左側のツリー構造は画面分割(vsplit)という機能で実行されています。
※画面分割はCtrl + eでコマンドモードにして、
> vsplit
と入力して実行します。
ツリー構造の画面と文字入力の画面の移動はCtrl + wで右方向に移動することが出来ます。
※一番右の画面まで移動した場合にCtrl + wを押すと、一番左の画面に移動します。
ツリー構造内では、矢印キーの⇧や⇩で移動します。
+ .config/ となっているところがフォルダ(ディレクトリ)になっていまして、矢印キーの⇨でフォルダを開き、- .config/ となっているところで矢印キーの⇦を押すとフォルダを閉じます。
ファイルを開きたい場合はタブ(クロームブックでは→|)を押すとファイルを開きます。
ただ、ファイルを開いた場合は
のようになり、ツリー構造の画面と現在開いているファイルの画面の間に指定したファイルの画面が追加されます。
現在開いている画面が不要である場合は、Ctrl + w で
右の画面に移り、Ctrl + qを押して
画面を終了します。