Microbit Moreで明るさセンサーを使ってみる


Microbit Moreで周辺の明るさに合わせて、ネコの持っているライトを点けたり消したりしてみます。


最初にMicrobit Moreに接続したマイクロビットの明るさセンサーのみを使って、明るさセンサーがどのように周辺の明るさを捉えているのか?を確認してみましょう。



上記のコードを作成して、実行してみます。



ネコが数字を言うようになりました。

このネコが発している数字はマイクロビットに内蔵されている明るさセンサーからの測定結果になりまして、現在周辺がどれ程明るいのか?がわかります。



明るさセンサーは赤丸で囲った箇所にありまして、手で覆ったり、部屋を暗くして、ネコの吹き出しの数字の変化を見て、明るい時と暗い時の数字を記録しておきましょう。

※今回の説明では、センサーの数値が15よりも小さい時に暗くなったと判断することにします。




ネコにライトを持たせて、周辺の明るさによってライトを点けたり消したりするためのコードを作成してみます。

最初にライトのスプラウトを作成します。



画面右下の描くのアイコンを探し、コスチュームを描く画面を開き、



ライトのスプライトを作成します。

※スプライトの作成について詳しくはスプライト - Japanese Scratch-Wikiをご覧ください。


ライトのスプライトを作成しましたら、ライトのスプライトに下記のコードを追加します。

※Microbit More(スクラッチ)ではスプライト毎にコードを作成していきます。



続いて、ネコのスプライトに下記のコードを追加します。



旗を押して、コードを実行してみると、



ネコの持つライトが周辺の明るさによって付いたり消えたりするようになりました。

コード内にあるメッセージですが、ライトの方のスプライトに明るさの応じて付けるか消すかの処理を追加しても良かったのですが、今回の処理ではネコがライトを点けたり(表示)消したり(隠す)を決めたかったので、ネコの方で暗さを感じたら、ネコからライトに対して付けるというメッセージを送り、ライトがネコからメッセージを受け取ったら、メッセージに応じて付けるか消すかの処理を実行するようにしています。