マイクロビットをブルートゥースの子機(ペリフェラル)にしてみる

マイクロビットのブルートゥース(Bluetooth)の機能を使って子機(ペリフェラル:Peripheral)にしてみます。

ブルートゥースのペリフェラルに関してはラズベリーパイPico WでBluetoothを使ってみるをご覧ください。


マイクロビットをブルートゥースのペリフェラルにするためにMakeCodeを開いて、新しいプロジェクトを開きます。




拡張機能をクリックし、



検索フォームにbluetoothと入力し、bluetoothをクリックします。



上の注意事項が表示されたら、追加するボタンを押します。




LEDとループの間にBluetoothが追加されたことを確認しましょう。




マイクロビットでブルートゥースを使う為のコードを作成します。



上のコードをマイクロビットにフラッシングする前に、ブルートゥースの設定を行います。



画面右上にある歯車アイコンをクリックし、プロジェクトの設定をクリックします。



No Pairing Required: Anyone can connect via Bluetooth.をオンにして保存ボタンをクリックした後、戻るボタンをクリックします。

※以後のフラッシングと動作確認で意図通りの動作をしなかった場合はJustWorks pairing (default): Pairing is automatic once the pairing is initiated.をオンにして再度フラッシングを行って試してみてください


エディタの画面に戻ったら、マイクロビットにコードをフラッシングします。




ペリフェラル機器になりましたマイクロビットの動作確認の為の準備をします。

Androidのスマホ(やタブレット)、クロームブックがある場合はGoogle Play経由でSerial Bluetooth Terminalをインストールします。

Serial Bluetooth Terminal - Google Playのアプリ


Serial Bluetooth Terminalをインストールできましたら、スマホ等のセントラル側のマシンでBluetoothをOnにしてマイクロビットとペアリングした後にSerial Bluetooth Terminalを起動します。



画面左上の≡のアイコンをタップし、



Devicesをタップします。



Bluetooth LEの方を開き、表示されているペリフェラル機器を選択します。



Connectedが表示されたらマイクロビットの方を確認してみましょう。



笑顔のアイコンが、



チェックのアイコンに変わることを確認しましょう。





右上の矢印で示した箇所のアイコンをクリックします。



Disconnectedが表示されましたら、マイクロビットを見てみます。



バツのアイコンに変わったことを確認しましょう。




最後にSerial Bluetooth Terminalから 1 を送信した時に5 ✕ 5のディスプレイの表示がひし形(◇)になるコードを作成してみましょう。



Serial Bluetooth Terminalから 1 という値を送信すると、マイクロビット側では改行コード(\r\n)が付与された状態で値を受け取りますので、雑ではありますが、値を受け取ったら、最初の一文字だけを取り出して使用するという処理を追加しています。


マイクロビットにコードをフラッシングして、Serial Bluetooth Terminalとブルートゥースで接続して、1 の値を送信してみましょう。

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