Microbit Moreとマイクロビットを繋げてコードを書いてみる


Microbit Moreはスクラッチにマイクロビットを繋げてコードを書いてみるで見ましたスクラッチの拡張機能のmicro:bitが最初から有効になっていて、スクラッチの方では使えなかったGPIOの他のピン等が使用出来るエディタになります。

Microbit More


今回の記事はラズベリーパイ400(ラズベリーパイ4B)とマイクロビット(v2.0以降)では使用する事ができなかったので、クロムブックを対象にしています。

おそらくラズベリーパイのブルートゥースのバージョン(5.0)とマイクロビットのブルートゥースのバージョン(5.1)が合っていないのが原因の可能性があります。

※Ubuntu 23.04でも動作確認済み


Microbit Moreを使う時、マイクロビット側でコンパスのキャリブレーション(校正)が必要になりますので、コンパス の方位 | micro:bit等で事前にコンパスについて触れておく事をおすすめします。





Microbit Moreのページを開いたら、micro:bitのプログラムのボタンをクリックして、Microbit More用のhexファイルをダウンロードして、マイクロビットにフラッシングします。


フラッシングが終了しましたら、マイクロビットとPCのUSB接続を外し(重要)、



電池等の他の電源でマイクロビットを起動します。

最初にマイクロビットのコンパスのキャリブレーションを行います。

キャリブレーションはマイクロビットに内蔵されているコンパス(地磁気センサー)を使う前の準備の調整作業になります。


マイクロビットを起動すると、文字列のスクロールが始まり、しばらく待つと、



ディスプレイに不規則な模様が表示されます。

マイクロビットを様々な方向に傾けると、徐々に点灯が増え、



ディスプレイのすべてのLEDが点灯すると、



一瞬だけスマイルアイコンが出力され、すぐに文字列の表示が再開します。

これでキャリブレーションは終了です。




次にPC側のブルートゥースを有効にします。

※PC側のブルートゥースの設定方法はPC毎で異なりますので、詳細は省略します。


ブルートゥースを有効にしましたら、



の画面でエディターを開くのボタンを押し、



Microbit Moreのエディタを開きます。



MicroBit Moreのブロックを探し、!のアイコンをクリックします。




ブルートゥースの選択画面でマイクロビットのディスプレイに表示されたIDを選び、接続されましたの画面が表示されましたら、設定は終了です。



設定が正しく行われていれば、MicroBit Moreのブロックの箇所のアイコンがチェックに切り替わっています。



マイクロビットのディスプレイの方もMに変わっている事も確認しましょう。