

Microはターミナル上(Command Line Interface : CLI)で動作するテキストエディタです。
普段利用しているメモ帳アプリと似たような操作を行うことができる他、プログラミングでコードを書く時のサポート機能も充実している為、これからLinuxを学ぶ初学者にとっておすすめのエディタです。
Microをインストールする為に、ターミナルを起動します。

ラズベリーパイであれば、画面左上の矢印で示した箇所のアイコンをクリックし、

※注:上のキャプチャはクロームブックのターミナルで作成しています
ターミナル(LXTerminal)を起動します。
※クロームブックであれば、クロームブックで開発環境を構築するの内容に従って、クロスティーニを有効にします。
下記のコマンドを一行入力する毎にエンターキー(enter)を押します。
$ sudo apt update $ sudo apt install micro
※最初の$マークはコマンドを入力することを意味していまして、実際には$の入力は不要です。
※コマンドを実行する度に何らかの文字列が出力されますが、エンターキー等を押して手続きを進めます。
追記
Microの最新版をインストールしたい場合
$ cd ~ $ curl https://getmic.ro | bash $ sudo mv micro /usr/bin/ $ sudo apt update $ sudo apt install wl-clipboard
※sudoに関してはLinuxコマンドを自作しながら学ぶで詳しく記載します。
※mvコマンドはファイルを移動するになりまして、microファイルを/usr/bin/以下に移動するという処理になります。
一通り自動で処理が進みましたら、下記のコマンドを実行して、Microがインストールされたことを確認します。
$ micro --version
Version: 2.0.15
のような出力があれば、Microがインストールされたことになります。
Microを起動してみます。
ターミナルで、下記のコマンドを実行します。
$ micro

上のキャプチャのような画面に切り替われば、Microが起動したことになります。
Microで入力内容等の保存は、一般的に使用されているメモ帳アプリのショートカットキーと同じになりまして、最低限覚えておくものとして下記があります。
Ctrl + q : Microを閉じる
Ctrl + s : テキストの保存
Shift(※1)押しっぱなし + 矢印 : 範囲選択
Ctrl + c : 範囲選択した文字列をコピー
Ctrl + v : コピーした文字列をカーソルを当てている場所に貼り付け
Ctrl + e : コマンドモード
Ctrl + b : シェルモード
Ctrl + l : 指定行へジャンプ
Ctrl + ↑ : ファイル先頭に移動
Ctrl + ↓: ファイル末尾に移動
※1 クロームブックであればキーボード左側の⇧
※上記以外のキーバインド(英語)は下記のURLに記載がある
Microの詳しい操作は後の記事で触れていきます。
LinuxでMicroを優先的に使用するように設定しておきます。
最初にmicroコマンドのパスを調べておきます。
$ which micro /usr/bin/micro
調べたパスをeditorに登録します。
$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/editor editor /usr/bin/micro 30
Linuxのエディタの設定を変更します。
$ sudo update-alternatives --config editor
alternative editor (/usr/bin/editor を提供) には 3 個の選択肢があります。 選択肢 パス 優先度 状態 ------------------------------------------------------------ * 0 /bin/nano 40 自動モード 1 /bin/nano 40 手動モード 2 /usr/bin/micro 30 手動モード 3 /usr/bin/vim.basic 30 手動モード 現在の選択 [*] を保持するには、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:
3を押してmicroを優先にするようにします。
余談
ターミナル上でMicroを起動する際に
$ micro
では長くて、文字入力が大変だと感じる場合は、
$ sudo ln -s /usr/bin/micro /usr/bin/mi
を実行し、
$ mi
でmicroをmiで起動できるようにパスのディレクトリにシンボリックリンクを貼っておきましょう。
※パスに関してはLinuxコマンドを自作しながら学ぶをご覧ください。