MakeCodeでコードを書いてみよう

MakeCodeでマイクロビットを動かす為のコードを書いてみます。

Microsoft MakeCode for micro:bit



MakeCodeはスクラッチ(Scratch)のようなビジュアル言語用エディタで、プログラミン初心者でもすぐにコードを書くことができますが、初心者向けとは思えない程の表現力を持ち、他言語を習得したプログラマでも活用しているコードエディタです。


早速コードを作成して、マイクロビットを動かしてみましょう。



Google Chrome等のブラウザでMicrosoft MakeCode for micro:bitを開き、新しいプロジェクトのボタンをクリックします。



プロジェクト名を決めて作成します。

この時のプロジェクト名は何でも良いので、後から見てもわかりやすい名前を付けましょう。



プロジェクトの作成後にコードの作成画面が表示されますので、コードを作成していきましょう。





最初はマイクロビットの中央にあります5×5のディスプレイにハートマークを表示するプログラムを作成してみます。



基本をクリックして、アイコンを表示のブロックを右側の最初だけのところにドラックします。

これでディスプレイにハートマークを表示するプログラムが完成しました。


このコードをマイクロビットに入れてみます。

※マイクロビットに作成したコードを入れることをフラッシングと呼びます。



画面左下にありますダウンロードボタンをクリックし、microbit-プロジェクト名.hexファイルをダウンロードします。



マイクロビットとPCをUSBケーブルで繋げて、



ダウンロードしたファイルをMICROBITにドラックします。

※ドラックの方法はご利用中のOSによって異なります。


マイクロビットにフラッシング中は背面の黄色いランプが点滅していて、点滅が終了するとフラッシングも終了します。



マイクロビットのディスプレイにハートマークが表示されることを確認しましょう。




MakeCodeにはConnect deviceというコードをマイクロビットに直接フラッシングする機能があります。

Connect deviceは直接フラッシング以外に、



シリアル通信のシミュレーターでマイクロビットで得られる値(明るさや音量)のログをとる機能があり、これからの電子工作で役に立ちますので、設定をしておくと便利です。


設定方法は、



先にマイクロビットとPCをUSBケーブルで繋いでおき、



MakeCodeの画面左下のダウンロードボタンの横のConnect deviceをクリックします。





画面の指示に従って、接続ボタンを押すと、マイクロビットとPCが接続されます。



上の画面が表示されましたら、完了ボタンを押します。

マイクロビットとの接続が成功していたら、



ダウンロードボタンのアイコンがファイルから



マイクロビットのアイコンに変わります。

ダウンロードボタンを押してみて、コードがダウンロードされずに直接フラッシングされることを確認しましょう。


ダウンロードボタンのアイコンが変わらなかったり、直接フラッシングができない場合は、MakeCodeのConnect deviceができない時の対応を参考にして、マイクロビットに書き込み権限を付与してみましょう。