マイクロビットで電子工作で必要なことを学びましたら、次のステップとしてラズベリーパイ(Raspberry Pi)で電子工作に挑戦することをオススメします。
ラズベリーパイについてはラズベリーパイでプログラミングをするための準備で触れましたが、マイクロビットとの大きな違いはOS※の有無になります。
※オーエス(OS)とは、ウィンドウズ、マックやクロームブックOS等
ラズベリーパイはOSが有り、マイクロビットはOSがありません。
※ラズベリーパイPico Wを使ってみるで触れますラズベリーパイPico WはOS無しになります。
ラズベリーパイにOSがあることで、テレビや液晶ディスプレイとつなぐことで、
このような感じの普段遣いのパソコンとしても使用することが出来、パソコンが持つ様々な機能を電子工作に活かすことも出来るようになります。
ラズベリーパイはOSを持つことで、購入してから使い始めるまでにOSの準備といった処理が必要になります。
※ラズベリーパイの準備に関してはラズベリーパイでプログラミングをするための準備をご覧ください。
ラズベリーパイの準備が出来ましたら、マイクロビットでも使用しましたGPIOピンについて調べてみます。
ラズベリーパイのGPIOピンは
上の写真左上にあります40本のピンになります。
はじめに各ピンについてを調べてみます。
画面左上にある矢印で指したアイコンをクリックし、ターミナルを起動します。
上の画像のような画面が表示されましたら、下記のコマンド(文字列)を打ち込んで、エンターキーを押します。
$ pinout
※$はターミナル中の動作を意味していまして、実際にコマンドを入力する時は $ を加える必要はありません。
pi@raspberrypi:~ $ pinout Description : Raspberry Pi 5B rev 1.0 Revision : d04170 SoC : BCM2712 RAM : 8GB Storage : MicroSD USB ports : 4 (of which 2 USB3) Ethernet ports : 1 (1000Mbps max. speed) Wi-fi : True Bluetooth : True Camera ports (CSI) : 2 Display ports (DSI): 2 ,--------------------------------. | oooooooooooooooooooo J8 : +==== | 1ooooooooooooooooooo : |USB2 | Wi Pi Model 5B V1.0 fan +==== | Fi +---+ +---+ | | |RAM| |RP1| +==== ||p +---+ +---+ |USB3 ||c ------- +==== ||i SoC |c|c J14 | ( ------- J7|s|s 12 +====== | J2 bat uart 1|i|i oo | Net | pwr\..|hd|...|hd|o|1|0 +====== `-| |-1o|m0|---|m1|--------------' J8: 3V3 (1) (2) 5V GPIO2 (3) (4) 5V GPIO3 (5) (6) GND GPIO4 (7) (8) GPIO14 GND (9) (10) GPIO15 GPIO17 (11) (12) GPIO18 GPIO27 (13) (14) GND GPIO22 (15) (16) GPIO23 3V3 (17) (18) GPIO24 GPIO10 (19) (20) GND GPIO9 (21) (22) GPIO25 GPIO11 (23) (24) GPIO8 GND (25) (26) GPIO7 GPIO0 (27) (28) GPIO1 GPIO5 (29) (30) GND GPIO6 (31) (32) GPIO12 GPIO13 (33) (34) GND GPIO19 (35) (36) GPIO16 GPIO26 (37) (38) GPIO20 GND (39) (40) GPIO21 J2: RUN (1) GND (2) J7: COMPOSITE (1) GND (2) J14: TR01 TAP (1) (2) TR00 TAP TR03 TAP (3) (4) TR02 TAP For further information, please refer to https://pinout.xyz/
のような内容が出力されます。
太字で示しましたJ8の内容が電子工作で重要になります。