共通箇所はHTMLモジュールで管理する

記事とブロックで他ページとの共通箇所は記事で作成してブロック設定すると記載しましたが、

他にHTMLモジュール(cms:module)という機能でも共通箇所を管理することが出来ます。


confirm_top_page1


前回同様、ヘッダをHTMLモジュール化してみます。


はじめに共通箇所のHTMLをメモ帳なりにコピー&ペーストしておきます。


続いて、


pagee


ページ一覧にあるモジュール管理のリンクをクリックし、


pagee1

page333


画面の指示に従い、HTMLモジュールを作成します。


page444


HTMLモジュールのエディタが表示されたら、先ほどコピー&ペーストしておいたHTMLのコードを貼り付け更新します。


page5

HTMLモジュールのエディタの画面の下の方にモジュールタグの記述例がありますので、このタグをコピーして、


confirm_top_page1


このモジュールを使用したい箇所を下記のように変更します。


<!-- cms:module="html.header" -->
<header id="header1" class="borno">
<div class="inner">
<div class="bg">
<h1><a href="index.html"><img src="/sample/site/images/logo_site.png" alt="サンプルサイト"></a></h1>
<h2>サブタイトル、又はサイトの簡単な説明文を入れましょう</h2>
</div>
<div class="sns"> <a href="https://www.facebook.com/" target="_blank"><img src="/sample/site/images/fb.png" alt="facebook"></a><a href="https://twitter.com/" target="_blank"><img src="/sample/site/images/tw.png" alt="twitter"></a> </div>
</div>
</header>
<!-- /cms:module="html.header" -->

生成されたcms:moduleタグで囲みます。

テンプレートを変更の後、公開側の表示でモジュールが反映されていれば設定は終了です。




共通箇所を管理する方法として、ブロックとHTMLモジュールを紹介しました。ブロックとHTMLモジュールの大きな違いは、

block:id="***"もしくはcms:module="***"で囲った後の設定の手続きの有無です。


公開後もページを量産するサイトであれば、ページを追加する度にブロックの設定を行うのは大変です。

このようなサイトの場合はcms:moduleで共通箇所の管理を行うと良いです。


もう一点の違いは、記事はデータベース内に保存されていますが、HTMLモジュールはファイルとして保存されます。


ファイルは/ルート/サイトID/.module/html/モジュールID.phpとして管理され、AdobeのBracketsといったFTPと接続してサーバのファイルを直接編集できるエディタを使用しているのであれば、SOY CMSの管理画面を開かずに編集することが可能です。

Brackets(エディタ)

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