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京都環境フェスティバル2020「冬でも楽しめる自然探究」のワークショップで話をしました。
 

落葉落枝の藻類増殖防止作用とは何だろう?

東京図書出版から出版されている松井明著 ダム建設、水田整備と水生生物という本を読んでいる。読むきっかけを先に挙げておくと、中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得たの記事までの話に主題となっている栽培は生態系を意識することで利益率が高まるという予想に対して、水田の生態系の理解を深めたいという事が背景にある。冒頭の本は前半がダム建設が川の生態系に与える影響で、後半が水田整備が田周辺の生態系に与える影響となっている。前者のダムはこんな感じで想像しやすいが、...

 

道の隙間から生えたツワブキが大きい

舗装された道のちょっとしたヒビ割れからキク科のツワブキらしき草が生えているのが目に付いた。君は上にいる低木が平面に整形されているのでここに生えたのか?よく見ると道路の端なので、舗装の下の土の量も機会できないはず。それにも関わらず、この葉の展開量は凄い。花まで咲かせている。一体この草は何を糧にして成長しているのだろう?土ではなく舗装そのものから養分を吸い出していたりして?緑肥で今見ているツワブキのような特徴のあるものがいれば何かと心強いな。

 

フジのつるが離れたサクラの枝に巻き付いた

フジという植物の話題になったので、藤棚に行った。話題というのはフジのタネはどんな形?というもので、フジの実を探している時にフジのつるが見た目よりも固い事に気が付いた。つるは全然柔らかくなく木化している。はじめて上の方のつるを触っていた時に、ふと目に付いたことがある。フジが藤棚の横にあるサクラの枝に到達して巻き付いているぞ。フジのつるは見た目よりも固いことで少々遠いサクラの枝に到達したのだろう。だけれどもつるが固ければ、枝につるが到達しても巻き付...

 

ジャングルジム内で獣の訪れを待つひっつき虫

最近あまり管理がされていないであろう小さな公園のジャングルジムで、ジム内で草ぼうぼうになっていることが気になった。どんな草が生えているのか?を一応見ておくのは当サイトでは鉄則のようなものなので近づいてみると、マメ科のヌスビトハギだらけだった。ヌスビトハギといえばタネを包む莢がひっつき虫として有名で、タネを運んでくれる獣を待ち構えている。タネを運ぶのは哺乳類だけではなく、鳥類でも良いかもしれない。そんな中、ジャングルジムという立地の悪いところで何...

 

歩道の低木の街路樹の下に目立つロゼットの群生

この草が気になっている。おそらく何株かが密集して大きな群になっているのだろうけれども、この草は意図的にここに密になるようにタネをこぼしたのだろうか?鋸歯がなく葉が波打った丸っこい葉で葉柄が細いからタデ科のスイバの仲間だとアタリを付けているけれども、タネの散布はどんな方法だったっけ?スイバのタネは風散布になっていたけれども、風に乗り切れずにそのまま下に落下したタネが冒頭のような群生を作ったとか?厳しい冬に強そうな集まりだ。スギナの間にスイバらしき草

 

田の草々が養分や環境の不均等を教えてくれる

いつも観察している物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作を行っている方の田で、写真の右下の箇所が、物理性の向上を徹底的に行った田では、一雨から得られる安心感が圧倒的に違う草がたくさん生えている事が気になった。生えている草は人為的に播種したレンゲではなく単子葉が目立っているので自然に生えた草になる。この草が生えている箇所は用水路から田に入水する一番近い箇所で、富栄養状態(もしくは地温が高い場所)になっている可能性が非常に高いところになる。夏の稲作時に田に...

 

大雨の後の懸濁した川を見て思うこと

大雨の後、川は増水しつつ濁っている。この濁りは目の前にある景色よりも上流の土砂や有機物が混ざりあったもので構成されている。土砂による懸濁は上流の粘土鉱物を多く含んでいて、有機物は山で粉砕された落葉等由来の有機物が土化したものだろう。この濁った川の水を見ていたら、一部は安全に田畑に入る手段はないか?と考えてしまう。この濁りには栽培で欲しい要素がふんだんに含まれているので、活用できたら大きい。何か良い手はないものか?光合成の質を高める為に川からの恩恵を活用したい

 

SOY CMSとSOY ShopでPHP8.1系に対応しています

PHPの新しいバージョンである8.1系がリリースされました。PHP8.1系でSOY CMS、SOY Shopで大きく影響を与えたものが、ビルドイン関数のstrlenでした。PHP: 内部(ビルトイン)関数 - ManualPHPのバージョンが上がるにつれ、nullの扱いが厳しくなり、$a = null;$len = strlen($a);のようにstrlen関数の第一引数にstring型以外の値を入れるとエラーになるようになりました。これはPHP8.0の時のdat...

 

今年もひこばえをちらほらと見かける

ひこばえを見かけた。ひこばえは米の収穫後に田を耕さずに株を放置したことと、栽培中の肥料分の残りによって再生した株が再び実を付ける現象で、農村では重大な問題の一つになっている。ひこばえが獣を引き寄せる今年、ひこばえを見て思ったことがある。ひこばえ形成に使われる肥料をレンゲ等の緑肥の生育に利用できれば良いのになと。物理性の向上を徹底的に行った田では、一雨から得られる安心感が圧倒的に違う米の収穫後に耕起するのは大変なので放置するという流れになるだろうけれども、中干しをし...

 

初冬のタンポポの綿毛がとても白く見える

朝の8時半頃にいつも歩いている道でタンポポらしき草を見かけた。この時期のタンポポの白い毛が目立ってふわふわしているような気がする。植物も哺乳類のように寒くなると毛を増やしたりするのかな?と近づいて見てみたら、毛に小さな水滴がたくさん付いて反射していたのね。遠くから見たら水滴の分だけ毛が太く見えるようになる。綿毛が水滴で重くなっているので、今タネが中心から離れたら、すぐ近くに落ちそうだ。

 

土に穴を掘って、生ゴミと一緒に落葉を入れることにした

穴を掘って、生ゴミを埋めているのだけれども、生ゴミを埋める前に穴に落葉を敷き詰めて、落葉の上に生ゴミを置いて、その上に更に落葉をかけて土をかけるという事をしているのだけれども、生ゴミの消え方が早いような気がしている。土に入れた落葉がすぐに黒くなって、周りの土がフカフカする時間が短くなったからか?穴を掘ると黒い層が厚くなっていたなんて事を思った時に頭に浮かんだ事がある。アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性の記事等で書いたコウジカビの仲間が何らかの有機物を分解...

 

稲作収穫後から冬までの短い期間で生を全うするナズナ

この写真ではわかりにくいけれども、イネの収穫後にそのままになっている田でアブラナ科のナズナが花を咲かせて実をつけようとしている。ナズナというのは春の七草で有名だけれども、今は11月下旬で寒くなっている時期だ。イネの収穫はまだ暖かい頃で、収穫前の水を抜いた頃は発芽に適していた時期だった。そこから一気に伸長して花を付けて、厳しい寒さの冬が訪れる前に結実してタネを落とす。来年の稲作前に発芽し、一気に伸長して田植え前の入水の前に結実してタネを落として、夏の...

 

寒空の下で花を咲かせる地を這う草

道端でスベリヒユのような葉の展開をしている草が目についた。スベリヒユのようなと書いているが、スベリヒユの葉程の肉厚はない。塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユこの草をよく見ると、花を咲かせている。もうすぐ12月になる寒い時期に花を咲かせてどんな昆虫がくるのだろう?自信はないけれども、この草はおそらくタデ科のミチヤナギだろう。外来種で道を這うように伸長するハイミチヤナギという草がいるらしいので、おそらく外来種の方だ...

 

歩道の隙間にスズメノエンドウ

歩道の隙間にびっしりと草が生えていた。どんな草が生えているのかな?と近くに寄ってみたら、マメ科のスズメノエンドウらしき草だった。スズメノエンドウといえば、これから冬に入る時期にいち早く生える草というイメージがある。つい最近まで夏という感覚だったけれども、ふと今日の日付を思い出してみたら、11月下旬であと少しで12月だった。冬の訪れを道端のマメ科の草から感じる。林縁の外側の更に外側の更に先へ

 

イチョウの落葉は綺麗な黄葉

イチョウの黄葉が目についた。綺麗な黄色になっているものだ。落葉したイチョウの葉が地面を黄色に染める。今までであればここで終わりだけれども、今ならもう少し深く見ることが出来る。例えば、落葉樹の葉は晩秋にタンニンを溜め込み、土へと旅立つの記事で見たようにタンニンを多く含む葉では、落葉する葉は茶褐色になる。上記内容と比較して、イチョウの葉は茶褐色にならない。イチョウの葉はタンニンをあまり蓄積しないようだ。タンニンは虫による...

 

破砕食者は落葉から何を得たいのか?

前回の川底や湖底に沈んだ落葉はどうなるのだろう?の記事で川底や湖底に沈んだ落葉はカワゲラ等の水生昆虫の幼虫に利用されるということがわかった事を記載した。カワゲラ等の落葉を細かくする生物を破砕食者(シュレッダー)と呼ぶらしい。ここでふと思った事が、落葉に十分な栄養はあるのだろうか?ということ。陸上で落葉を利用する生物にはミミズやキノコ菌がいるけれども、野菜くず等の残渣も好み、それらからも栄養を得ている。そもそもの話で、落葉を破砕しているだけで、落葉自身は食していないのでは?とい...

 

川底や湖底に沈んだ落葉はどうなるのだろう?

流れが緩やかな川の川底に落葉が堆積しているのを見て気になった。水にはミミズ、ダンゴムシやキノコの菌といった落葉を土に還す生物たちがいないけれども、誰が落葉を消費しているのだろう?以前、湖というものは、上流から流れてくる土砂や堆積した有機物で埋まり、湖というものは消滅するものだという話を見聞きした。泥炭土は有機質土実は川底や湖底に沈んだ落葉を消費する水生の生物はいないのか?と疑問になったので検索をしてみたところ、小林草平等著 河川上流における落葉枝リターの時空間分布:底生動...

 

尿素水不足のニュースから稲作への影響を考える

NHKのニュースを見ると、時々尿素水の話題が挙がる。日本ではないが、尿素水の入手が困難になり、産業に影響を与えているとか。韓国で排ガスの浄化に必要な尿素水が不足 物流への影響懸念 | 環境 | NHKニュースこの影響は近いうちに日本にも影響を与えるかもしれない。この情勢を見て、懸念すべき内容がある。もし何らかの理由により肥料で尿素が使えなくなったらどうなるのだろうか?と尿素と聞いて連想するのが、稲作等で利用する一発肥料に含まれている被覆尿素があ...

 

中干し無しの稲作をするに当たって、レンゲの播種が間に合わなかった時にすべきこと

稲作をされている方に中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得たの記事内容にある物理性の改善 + 中干しなしの栽培で見られた現象と考察を伝えたところ、詳細を知りたいとのことで検討会の資料を渡した。当ブログに記載されている事がすべてなので、資料ではなくこの記事から過去記事にさかのぼってもらえば良いのだけれども、まぁ、良しとする。資料を踏まえた上で一つ挙がった意見に、今から(時期的な話)ではレンゲの播種は間に合わないので物理性の改善はできないというものだった。レンゲは安価に土の...

 

稲作で使い捨てカイロ由来の鉄剤の肥料があれば良い

中干し無しの稲作でリン酸第二鉄を組み込むべきか?の記事にちょっと関連すること。ジャンボタニシの防除として散布するリン酸第二鉄の残りは土壌の微生物の作用によって消費される。その際に鉄が土壌に還元されるわけだけれども、それに関連して頭に浮かんだことがある。東南アジアの稲作事情を聞いたの記事で触れたけれども、田に水を張りっぱなしにすると、二酸化炭素よりも強烈な温室効果ガスであるメタンと一酸化二窒素が生成される。強力な温室効果ガスの一酸化二窒素他に懸念される事として、...

 

中干し無しの稲作でリン酸第二鉄を組み込むべきか?

中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得たの記事で乾田での稲作では土壌の物理性を高めた上で中干しをしないことが環境負荷が少なくしつつ利益率を高める上で有効であるとアタリを付けている。中干しをしない事での課題の一つに収穫前の肥料の効きが強くなってしまう状態になり、田植え前の減肥が重要になる。中干しをしないことで、田の窒素固定能が高まりつつ、入水に因り金属系の養分は確保できるが、相対的にリン酸の量が減ってしまうのでは?という懸念がある。※リン酸も入水により得られるが、他の金属...

 

スギナの葉の先端が黒ずんでいた

毎日歩いている道にスギナが生えている。前から目についていたけれども、何でここにスギナが生えているのだろう?と気になった。ちょっと離れたところでは、舗装された道のちょっとした隙間からイネ科の草が生えていたりヨモギが生えていたりなのに、何故、シダ植物のスギナが生えているのだろう?ツツジの根元のスギナの住処等の記事で書いた通り、スギナは日陰や酸性土壌(劣悪な土)といった他の植物が好まない環境にひっそりと生えているイメージがある。そんなイメージの中で、紫外線降り注ぐ川の堆積地にて...

 

用水路の水の流れに揺れる草の名前は何だ?

用水路で水の流れに合わせて揺らいでいる草を見かけた。葉は上のような感じ。この草は何だろう?と気になって俯瞰してみたところ、用水路の横にある田から伸長してきているみたいで、生活の身近にいる水草の記事で記載した・抽水植物:水上に茎や葉が突き出しているもの・浮葉植物:葉を水面に浮かべているもの・沈水植物:葉や茎がすべて水中にあるもの・浮遊植物:個体が固着せずに浮いている上記の水草の条件の抽水植物以外は当てはまらない事になり、抽水植物も怪しいので水...

 

落葉樹の葉は晩秋にタンニンを溜め込み、土へと旅立つ

ほぼ毎日歩いている道の横にブナ科のアベマキの木があって、落葉前の様子に目がいった。落葉前の様子を丁寧に見るのははじめてかもしれない。この葉を見ると、どうやら葉は緑から黄色を経て、徐々に茶褐色になっていくようだ。色素を整理すると、緑は葉緑素で、黄色はカロテノイドで、茶褐色はタンニンだろう。葉緑素の分解産物が根の抵抗性を高めるらしいカロテノイドの生合成苦味や渋みのタンニン11月に入り、気候が徐々に寒くなっていく中で葉緑素はオートファジーによ...


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