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一見ふわふわそうに見えるものでも

これから寒い冬に突入する時期の風物詩の一つにアワダチソウのようなキク科の草のふわふわなタネがある。 白くてふわふわに見えるこのタネを近くでまじまじと見てみると、 実は結構トゲトゲしている。 風にのって遠くにタネを散布する仕組みなのだけれども、 更に近くで見ると、トゲですらなくて、硬い繊維状の糸だった。 はじまりのうたさんによる写真ACからの写真 綿のふわふわ感とは程遠い。 先入観と実際の差がある一例だった。

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牛糞堆肥による土作りを勧めてくる方の腕は確かか?

11月頃になると毎年栽培について話す機会が多くなってくる。 その中でかなりの頻度で質問される内容について書いておくことにする。 牛糞等の家畜糞堆肥に依る土作りのことだ。 家畜糞は成分的には有機質肥料に近いものがあって、土作り用の堆肥ではない。 堆肥という名前で読んでいるのが諸悪の根源で、牛糞堆肥で土作りを行うことは望ましくない。 ※牛糞を有機質肥料と捉えて超高品質の米を収穫している方がいる。 家畜糞堆肥による土作りを止める勇気を この手の話をすると、 そんなはずは...

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アグリガーデンスクール&アカデミーさんで土壌インベントリーの活用の話をしました

旧福岡県立朝倉農業高等学校内で創設されましたアグリガーデンスクール&アカデミーさんから基調講演の依頼があり、日本土壌インベントリーの活用の話をしました。 アグリガーデンスクール&アカデミー 日本土壌インベントリー 肥料の話から土の三相分布に触れた後に日本土壌インベントリーと日本シームレス地質図を見ながら、自身で栽培されている地域がどんなところなのか?に触れました。 日本土壌インベントリーはこれから畑を探す方はもちろん、視察先の栽培が、栽培者の技術に依るものなのか?もしくは土が良くて土...

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何故ゼオライトではなく、モンモリロナイトを推すのか?

堆肥の使用の際に粘土鉱物を使用するが、 何故ゼオライトではなくベントナイト(モンモリロナイト)を推しているのは?という話題になった。 粘土鉱物が出来る場所 鉱物系肥料として見ると、一般的にゼオライトの方がCECが高くパフォーマンスが良いと言われているので、モンモリロナイトを入れても期待するような効果は少ないと。 ここで一つ問いたい。 鉱物系の肥料は何故入れるか? 先に粘土鉱物を使用する目的を記載しておくと、 粘土鉱物の持つ吸着性が腐植等の有機物を捉えて、土壌...

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PHPのexec関数でセッションの値の引き継ぎに苦戦した時のメモ

Amazon Linuxでセッションの取扱で苦戦したのでメモとして残す。 ※今回の内容はAmazon Linuxとは関係ないかもしれないけれども、LAMPの環境のPHPの初期設定の注意点になるかもしれないので、OS名を晒しておく。 ※LAMP = Linux + Apache + MySQL + PHP(or Perl or Python)の環境の略 LAMP - Wikipedia 環境 OS:Amazon Linux 2 AMI Amazon Linux 2(セキュアなLin...

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ライ麦パンの知見から緑肥の選定に活かせるか?エンバク編

Arancioさんによる写真ACからの写真 前回のライ麦パンの知見から緑肥の選定に活かせるか?の記事でライムギは他の穀物が育たないような環境でも育ち、寒さにも強い。ただし、粘土質の土壌を苦手とするという内容を記載した。 ライムギは緑肥として見聞きすることが多く、秋から冬に向けて播種することが多い。 同じような気候条件で播種する緑肥としてエンバクもある。 秋蒔き緑肥としてイネ科を選択する時、ライムギとエンバクで悩む方を時々見かける。 ライムギの得意とする環境は前回の記事でわか...

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ライ麦パンの知見から緑肥の選定に活かせるか?

Arancioさんによる写真ACからの写真 Hans BraxmeierによるPixabayからの画像 パンから得られる知見を栽培に活かせるか?でライ麦パンに触れた時、酵母では発酵しにくいライ麦を混ぜるのは何故だろう?と気になった。 技術的に難しい素材を組み込む時には大きく分けて2つの理由がある。 一つは品質の向上と、もう一つは主となる小麦の栽培が難しい地域で小麦を補てんするように利用する。 Mahie, CC 表示-継承 3.0, リンクによる 栽培者がライ...

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SOY Shopで商品名サブタイトルプラグインを追加しました

上記のキャプチャのように商品名が長く途中で折れてしまい見栄えが悪くなるような商品を扱っている方から、サブタイトルの入力フォームが欲しいとのことで、 サブタイトルの入力フォームを設置出来る商品名サブタイトルプラグインというものを作成しました。 上記のようにサブタイトルの部分は違うHTMLタグで出力出来るといった分割表示が可能となります。 SOY Shopで高度な検索フォームを設置してみよう このプラグインの開発に合わせて、カスタムサーチフィールド等の検索モジュー...

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土と向かい合い向上する地域と下落する地域

土が悪く年々栽培が難しくなっているから見てほしいという連絡があり行ってきた。 畑に行く前に住所を入手したので地質図で確認してみたら、 20万分の1日本シームレス地質図 地質図を見る限り苦鉄質火山岩類でミネラル豊富で作りやすく、 土質を見ても有機質が豊富な畑が多いように見受けられる地域で、今まで見てきた中では土質の面では相当有利な地域であるはずで、何故この地域で栽培に苦戦するのか?が疑問であった。 黒ボク土は栽培しにくい土なのか?再考 実際にこの地域に行ってみると、 ...

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枯草菌の研究で使われる培地はどんなもの?

前回の乳酸菌の培養の知見を堆肥製造の知見に活かせるか?の記事で乳酸菌の培地の構成を見た。 培地というのは微生物の研究において、調査したい微生物のみを増殖させて解析を行うための一種の微生物の住処で、微生物の研究において最適な培地の探索が難関だと言われる。 人工的なものではあるけれども、培地の構成には自分の知りたい微生物の特徴を探る為のヒントが詰まっていると言える。 この話を聞くと、おそらく頭に浮かんでくる土壌微生物がいるはずで、その微生物の培地も気になるはずだ。 そう! 枯草...

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乳酸菌の培養の知見を堆肥製造の知見に活かせるか?

Arancioさんによる写真ACからの写真 前回、ライ麦パンのパン種であるサワードウについて触れた。 HiCさんによる写真ACからの写真 ※写真はドライイースト サワードウはイースト + 乳酸菌で乳酸菌はライ麦の実に自生している菌を培養するそうだ。 乳酸菌の培養の話題で乳酸菌はちょっと贅沢な細菌らしく、培養には糖類やアミノ酸以外にビタミン等も意識する必要がある。 ふと堆肥として微生物を活用する時、ビタミンを意識するといった話題を見たことがないなと思った。 学生...

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パンから得られる知見を栽培に活かせるか?

前回のパンから得られる知見を堆肥製造に活かせるか?の記事では、 はなたれ君さんによる写真ACからの写真 パンの外側のクラストカラーのメイラード反応において、 焼き上げる前のパン生地に乳糖と乳タンパクを添加すると反応の温度帯が下がるという内容を記載した。 今回は今まで同様、 吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密に記載されている内容からハッとしたことを紹介する。 上記の本のパン作りのメカニズムの章の乳酸菌と酵母の共同作業...

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パンから得られる知見を堆肥製造に活かせるか?

パン生地に脱脂粉乳でクラストカラーの改善の記事で はなたれ君さんによる写真ACからの写真 パンのクラストの綺麗な褐色はメイラード反応とキャラメル反応に依るもので、メイラード反応は乳糖や乳タンパクを加えるとメイラード反応の温度帯が低くなるらしいという内容を記載した。 合わせて文中で腐植酸はメイラード反応と紅茶の製造の話題の際に挙がった酵素的褐変に依るものが主らしいと内容も記載した。 酵素的褐変は常温で進行するとして、 紅茶の製造は酵素的褐変を活用する アルミニウ...

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Ubuntuにインストールしたsendmailの起動と送信が遅くて困った

表題の通り、Ubuntuにインストールしたsendmailの起動と送信が遅かった。 設定を変更したら送信が速攻になったので変更した内容をメモとして残しておく。 sendmail - Wikipedia 環境 サーバ:さくらのVPS 512MB OS:Ubuntu 19.10 sendmail:8.15.2 sendmailのインストールの手順は下記の記事を参考に行った。 Ubuntuでsendmailをインストールする とりあえず下記のコマンドでテストの送信を行った...

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パン生地に脱脂粉乳でクラストカラーの改善

吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密に興味深い記述がたくさんある。 興味深い記述はたくさんあるのだが、そのうちの一つにパン生地の中に脱脂粉乳を加えるというもの。 HiCさんによる写真ACからの写真 脱脂粉乳というのは牛乳から乳脂肪を除いたもので、糖分(特に乳糖)と乳タンパク質が豊富に含まれている。 脱脂粉乳は豊富な栄養価だけでなく、日本において外貨を稼ぐ重要な産業でもある。 家畜糞堆肥による土作りを止める勇気を 話が少し脱線したので...

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JA京都やましろで肥料の話をしました

JA京都やましろの組合員さん向けに肥料の話をしました。 砂質土が多い地域ということもありまして、腐植を意識することを重点的に話をしました。 JA京都やましろ様で肥料の話をさせて頂きました - 京都農販日誌

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水無瀬神宮の離宮の水

大阪と京都の県境付近の大阪府三島郡島本町にある水無瀬神宮に行ってきた。 参道を歩き、境内に入ると、 後ろに人が並んでいる手水舎(ちょうずや)がある。 何故後ろに人が並んでいるのか?というと、 大阪で唯一の名水百選に選ばれた離宮の水があり、 手水舎で水を汲まれると人だかりで大変なことになるので、後ろに貯水用に管を引っ張ったそうだ。 神社の方から手水舎で水を飲んでも良いと教えて頂いたので、 汲んで手に移して飲んでみたところ、 舌の上に若...

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高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロール

パンの美味しそうな見た目と香りの記事まででパンについて見ている。 そもそもの話で何故パンを見ているのか?といえば、 ブルーチーズの成分に脂肪酸のラウリン酸が多くて、 ブルーチーズ用のアオカビの培養をフランスパンで行っていたからだった。 ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用する パン作りには原料となる小麦のグルテンが重要であることを再認識した後、 最近よく見かける米粉パンは実は工学的なドラマがあることを知った。 100%米粉パン ドラマを知ったら食べてみたくなるのが人...

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パンの美味しそうな見た目と香り

うっちん☆さんによる写真ACからの写真 前回の100%米粉パンまでの記事で穀物、グルテンとクラム(パンの内側の膨らみ)についてを見てきた。 内側の次といえば外側だろうか。 外側のことをクラストと呼ぶらしく、 発酵パンであれば、クラストはどれもうっすら褐色になっている。 パンを焼くと綺麗な褐色になるのは何故だろう? 明らかに焦げではないことはすぐにわかる。 この疑問に 吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密が応え...

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100%米粉パン

前回の米はアレルギーの原因にはならないのか?という記事で、 米には粘弾性に関与且つアレルギーの原因にもなり得るグルテンが少ないことを知ったことを紹介した。 グルテンが少なければ、発酵パン特有の うっちん☆さんによる写真ACからの写真 内側の膨らみのクラムが形成出来ないことに繋がる。 ここで一つ疑問が生じる。 素材ピクスさんによる写真ACからの写真 巷で時々見かける100%米粉パンはどうやって製造しているのだろうか?ということ ※上の写真の米粉パンが...

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