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水を張った田にスギナ

おそらく動植物のプランクトンが繁茂している水田を眺めていたら、 魚の養殖と鶏糞 おや? 水を張ったところでスギナが生えていた。 しかも、これから葉を展開するシュートもあった。 この水田って確か除塩を目的とした稲作だったので、 直近で水を抜くといったことはしていないよな? スギナは水没しても良かったんだっけ? スギナは地下茎で繁殖するので、もしかしたら畦から伸長したスギナが畦付近の器官から送られる酸素で写真の個所でも展開できるのかな? なんて思いな...

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殺菌剤とブドウの品質

地形と土壌とテロワールに引き続き、ワインの原料となるブドウの品質について。 河出書房新社から出版されている新しいワインの科学という本に農薬とブドウの品質の話題があった。 農薬を使用するとワインの品質に影響があるか?というもので、 ボルドー液を例に話が進んでいた。 ボルドー液といえば、硫酸銅と消石灰を混合して作成した殺菌剤の事で、 銅の強い結合力に期待した農薬となっている。 銅の機能を活かした農薬、ボルドー液 チョコクロワッサンさんによる写真ACからの写真 ...

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地形と土壌とテロワール

cheetahさんによる写真ACからの写真 前回のテロワールとミネラル感の記事でワインの品質の地域性について触れた。 テロワールとミネラル感は抽象度合いが高くて難しい概念であって賛否両論がある。 ミネラル感についても同様だ。 そんな中で、 河出書房新社から出版されている新しいワインの科学という本にテロワールに関して興味深い文面があった。 apfelさんによる写真ACからの写真 /**********************************...

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テロワールとミネラル感

cheetahさんによる写真ACからの写真 ワインの熟成から土の形成を考えるまでの記事でワインの醸造からポリフェノールの化学反応の話題を見てきた。 その時に参考にした本は、 河出書房新社から出版されている新しいワインの科学という本だ。 赤いブドウの色素 この本は大きく分けて3部構成になっていて、 最初の部がワインの原料となるブドウの栽培に関すること 次の部がワインの発酵と熟成 最後の部がワインの健康効果となっている。 このブログでは最初に二部の内容から話...

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ラッカセイの子房柄が土を目指す

ラッカセイを育てている。 ラッカセイは何故子葉を低いところで展開するのだろう ラッカセイを漢字で書くと落花生と書く。 花が落ちて、地下で実ることからラッカセイと呼ぶらしい。 ラッカセイの株の下の方で花が咲いた。 落花生の漢字から花が地面に落ちるだろうと思いきや… 花が咲いた数日後、 花が咲いた個所から地面に向かって子房柄(しぼうへい)が伸長し始め、 更に観察を続けると、 日に日に土に向かって伸び続ける。 子房柄が土に潜った時、土から...

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ポリフェノールはアミノ酸と反応するか?

腐植関連の論文を色々と眺めていたら、 土壌中の有機物が色々と結合してという表現を見かける。 その中にはタンパク質やアミノ酸という表現もあった。 腐植の主の骨格をフェノール性化合物に因るものであるとするならば、 フェノール性化合物とアミノ酸等が作用し合う内容を把握しなければ更なる理解を得ることは出来ないと思い、ポリフェノールとアミノ酸(もしくはアミド)の反応を調べてみることにした。 リグニン合成と関与する多くの金属たち 何故唐突にポリフェノールという名称を挙げたのか? それは...

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ナミハダニに対するプラントアクティベータ

農研機構のプレスリリースを眺めていたら、 (研究成果)トマトなどの虫害を天然物質で予防 | 農研機構というものを見かけた。 タバコ由来の天然物質であるロリオライドをトマトの葉に与えたところ、作物の重要害虫であるナミハダニ、ミカンキイロアザミウマやハスモンヨトウの生存率と産卵数の低下が確認できたとのこと。 ロリオライドは直接的な殺虫作用は持たないので、プラントアクティベータとして働いたということがわかった。 これはとても明るい未来に繋がる研究成果であって(他の研究成果も同様に未...

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ネナシカズラはイネ科に寄生できるのか?

ネナシカズラの寄生の仕方 前回までのネナシカズラの記事で、 記事の最後にネナシカズラはイネ科の草に寄生できるのだろうか?という内容を記載したところ、 記事を読んだ方からメッセージがありました。 そのメッセージに記載されていた内容を整理しますと、 昨年の10月頃(ちょうど大型台風が過ぎた後)に 大阪府高槻市の鵜殿の葭原(うどののよしはら)でネナシカズラを発見したそうです。 鵜殿のヨシ原 - Wikipedia 地名にある葦(ヨシ)というのは、 PI...

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ネナシカズラの寄生の仕方

ネギ畑にネナシカズラが現れた 前回、京都の亀岡の畑でネギがネナシカズラに寄生されているという報告があった旨を記載した。 ネナシカズラが今後脅威となるのか、 それとも被害は少ないままでいられるのか? この判断をするためにネナシカズラについて調べてみることにした。 はじめに何故ネナシカズラが畑に現れたのか?を追ってみると、 アメリカネナシカズラ - 外来植物図鑑のページに1970年頃に輸入穀物か緑肥用種子による非意図的な導入であると考えられているらしく、種子の寿命は長く、動物...

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ネギ畑にネナシカズラが現れた

昨日、京都の亀岡でネギが寄生植物に寄生されているという報告があった。 ネナシカズラではないか?という話題になったらしい。 自分たちの知る限り、今まで京都でこのような寄生植物が畑に現れたことがなかった。 何らかの環境の変化によって現れた可能性は持っておきたいということで、ネナシカズラについて調べてみることにした。 ネナシカズラはヒルガオ科(もしくはネナシカズラ科)に属する寄生植物で、 根と葉を捨て、茎が周辺の草に寄生し、宿主から水や養分を吸収することで生育する。 ...

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ウキクサが田の底で根付いている

近所の田のイネがすくすくと育っている。 イネの根元で、 ウキクサが急速に繁茂している。 この水田を管理している方が時々ウキクサをすくい上げて、 ウキクサを乾かして露地野菜の肥料にしているらしいけれども、 それでもウキクサは増え続ける。 このウキクサの写真をよくよく見てみると、 田の底で浸水しているにも関わらずウキクサが根付いている。 おそらく先日田から水を抜いた時に根付いたものたちだろう。 浮いてても良いし、根付くことも出来る。 この根付き...

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高槻のアルカリ性温泉と美味しい唐揚げ

※摂津峡の北側にある白滝 大阪府高槻市にある摂津峡の南側を更に少し歩いたところに 摂津峡のホルンフェルス 美人湯 祥風苑という天然温泉がある。 美人湯 祥風苑へようこそ 1999年にアルカリ性純重曹泉が自噴したそうだ。 重曹の含有量が温泉法で定める濃度の倍以上あるとのことで、 ヌルっとした感じの温泉となっている。 温泉と言えば断層。 高槻といえば有馬-高槻断層帯に位置している。 有馬-高槻断層帯 - Wikipedia 自噴した年から...

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ワインの熟成から土の形成を考える

cheetahさんによる写真ACからの写真 ワイン栓のコルクと熟成の記事まででポリフェノールが酸化により重合していくことをみた。 ワインは絶妙な酸素の管理によってポリフェノールを適度な変化に留めるが、 熟成に糸状菌あたりが酸化が進み入り込むとそうはいかないらしい。 ※赤ワインの酸化が進むと褐変するらしい。 これらの反応を見て、 ワインの熟成は土の形成を制限したもののように見えてきた。 アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性 土の形成を制限したものであるとするなら...

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ワイン栓のコルクと熟成

cheetahさんによる写真ACからの写真 前回までの記事で 酸素はワインの敵と言われるがワインの熟成には若干の酸素を必要とするため、 酸素の管理というのが重要になるという話題を記載しいた。 ワインのポリフェノールに更に迫る ワインと聞いて連想するのが、 acworksさんによる写真ACからの写真 ワインは寝かせることで価値が増すということ。 寝かせて価値が挙がる要因としては、 ミズノハルカさんによる写真ACからの写真 ワインの栓として利用され...

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ワインのポリフェノールに更に迫る

cheetahさんによる写真ACからの写真 ワインのポリフェノールに迫るの続き。 前回はワイン中のポリフェノールの酸化について触れた。 酸化についてもう一つ重要なものが、 エタノールの酸化によって生成されたアセトアルデヒドだろう。 2CH3CH2OH(エタノール) + O2 → 2CH3CHO(アセトアルデヒド) + 2H2O アセトアルデヒド - Wikipedia アセトアルデヒドと聞いてイメージするのが、 悪酔いであったり、発がん性であったりと良い印象はないけれ...

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ワインのポリフェノールに迫る

cheetahさんによる写真ACからの写真 奥が深すぎるワインの熟成に引き続き、ポリフェノールの方の熟成を見ていく。 ワイン関連で出てくるポリフェノールというものが、色素のアントシアニンとタンニンらしい。 丹波の黒大豆の黒い色素の際に触れたポリフェノールを持ち出すと、 By Espresso777 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link プロアントシアニジン - Wikipedia ブドウの果皮にも含まれるプロアントシアニジン...

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奥が深すぎるワインの熟成

赤いブドウの色素の記事の際に、 河出書房新社 新しいワインの科学 ワインの科学の本を読み始めている旨を記載した。 ワインの奥の深さに驚いた。 ブドウの栽培の知見があまりにも先に行き過ぎていて、 他の作物でブドウの栽培を参考にするだけで秀品率が格段に向上するだろうし、 発酵に関する知見も微生物による発酵だけに留まらない点に感動した。 栽培の方は今回は触れず、ワインの熟成の方を見てみると、 まねきねこReggeさんによる写真ACからの写真 品質を決め...

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南九州の有村青果さん主催の勉強会で肥料の話をしました

鹿児島県南九州市頴娃町で営農されている有村青果さん主催の勉強会で肥料の話をしました。 南九州の有村青果さん主催の勉強会で黒ボク土の話をしました キャベツで寒腐れやカルシウム欠乏に困っていたり、 収穫適期を長くしたい、もしくははやく出荷したいという要望がありました。 はやい出荷以外は、 作物が環境から受けるストレスを緩和することによって、改善されることが多いので、 作物のストレス緩和を主題として、作物が何からストレスを感じていて、そのストレスを緩和する為に肥料で何ができるか?を...

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クズの重みに屈してしまったササのお話

歩道を覆うように端に自生するササがしなっている。 最近の雨で急成長したか? いや、 これはササだけではない。 クズがササの上に覆いかぶさっている。 クズがササの茎や葉問わず様々な器官に巻き付いて、 クズの重みでササが曲がってしまったらしい。 クズがササの先端を超えてしまい、 そのまま道路に向かってツルを伸長し続ける。 ササがまっすぐ伸長しようが、曲がろうが、 クズにとっては太陽光を浴び続けられる場所に居続けられる。 クズは強す...

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ダイズは元々何色だったのだろう?

momokaphotoさんによる写真ACからの写真 赤いブドウの色素の記事の最後で、 黒大豆の黒色は、 人類史においてダイズを栽培し始めた時は黒色で、 長い育種(品種改良:作物化)の歴史を経て、 momokaphotoさんによる写真ACからの写真 黄大豆になったのか? それとも元々は黄大豆で育種の過程で黒色の色素を獲得したのか? この謎に迫る為の手がかりがある。 それは現存するダイズの起源となった草を探すことだ。 というわけで、 ダイズの原種であるツ...

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