クロームブックでパイソン(Python)等のプログラミング言語のコードを書く時はクロスティーニ(Crostini)を利用すると良いですが、ログインしているアカウントの年齢によってはクロスティーニが使えません。
そんな時はクロームブックの標準機能のファイル共有を介して、ラズベリーパイと繋ぐと良いです。
環境
マシン : Chromebook(何でも良いです)
マシン : Raspberry Pi 5 8G
OS : Raspberry Pi OS(64-bit)
最初にラズベリーパイの準備をしておきます。
ラズベリーパイでOpenSSHサーバーを立ち上げるの内容を参考にして、ラズベリーパイをOpenSSHサーバーにし、SSHクライアント経由でリモートアクセスできるようにしておきます。
以後の操作はクロームブック側で行う事にします。
ラズベリーパイ側でファイル共有の準備を行います。
下記コマンドを実行して、Sambaというファイル共有のライブラリをインストールします。
$ sudo apt update $ sudo apt install samba
Samba - opening windows to a wider world
Sambaの設定を行う前にクロームブックと共有するフォルダを作成しておきます。
今回は/home/pi/workspace/を共有するフォルダとします。
$ cd $ mkdir workspace
$ sudo micro /etc/samba/smb.conf
ターミナル上でコードを書くためのMicroをインストールする
smb.confの一番下に下記の設定を追加します。
[rpi5]
path = /home/pi/workspace
browseable = yes
writable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
create mode = 0777
directory mode = 0777
force user = pi
※[rpi5]の[]内の文字列はラベルと呼ばれ、後ほどクロームブック側の設定で使用しますので記録しておきます。
ファイルの編集後に下記のコマンドを実行して、OSが再起動してもSambaが動作するようにします。
$ sudo systemctl enable smbd $ sudo systemctl enable nmbd
下記のコマンドでラズベリーパイを再起動します。
$ sudo shutdown -r now
クロームブック側のSecure Shellの接続は切れますが、そのまま手続きを続けます。


クロームブックの設定を開き、システム環境設定 > ネットワーク ファイル共有にありますファイル共有を追加のボタンをクリックします。

ファイル共有URLに\\ラズベリーパイのIPアドレス\ラベルの値を入力します。
今回の内容であれば、IPアドレスは192.168.1.55になり、ラベルはsmb.confで挿入した[]内の値はrpi5になりますので、入力内容は\\192.168.1.55\rpi5になります。
ユーザー名とパスワードはラズベリーパイの方で設定した値を入力してください。
追加ボタンを押すと、


rpi5が追加されています。
動作確認の為に、Text - ChromeウェブストアでTextを追加して、Text経由でrpi5フォルダにファイルを追加してみましょう。
ファイルを追加しましたら、SSHでラズベリーパイにアクセスして、/home/pi/workspace/以下にファイルが追加されているか?を確認してみましょう。