:GAME ZIP 64でMicrobit Moreを動かしてみるで触れた:GAME ZIP 64 + Microbit Moreで
上の動画のように猫のスプラウトがぴょんぴょんジャンプをしながら移動するようにしてみます。
:GAME ZIP 64でMicrobit Moreを動かしてみるの説明を参考にして猫のスプラウトが左右に動かせるようになったところからコードの作成を始めます。
上記のコードのように左ボタン(P12)を押したときに左に移動し、右ボタン(P13)を押した時に右に移動し、冒頭の写真の右下にある緑色のボタン(P16)を押した時には猫がジャンプするようにコードを作成しました。
コードの詳細としましては、
P12、P13とP16の三個のボタンをプルアップ(プルダウンも可)にします。
P16のジャンプは猫が一気に遥か上の方に移動しないように10回に分けてジャンプの動作を指定します。
ただ、このコードでは、
猫がジャンプをする時にジャンプを終了するまで左右のボタンが反応しなくなります。
猫がジャンプ中に左右のボタンを有効にする為にコードを改変します。
初期化の際に変数ジャンプを追加します。
続いて、コードの上の赤枠の箇所のP16ボタンを押した時の処理を変更します。
先程のコードでは、P16を押した直後に猫がジャンプをするようにしていましたが、今回は変数ジャンプに10を代入しておきます。
次の赤枠では、変数ジャンプの値が 0 より大きい場合にジャンプをするという割り込みのコードを追加します。
変数ジャンプの値が 0 より大きい時にy座標を少しずつ変更し、変数ジャンプの値をディクリメント(decrement:数字を 1 ずつ減らす)し、10回に分けてジャンプの動作を指示します。
この改変により、
猫の動きがスムーズになりました。