MakeCodeで変数を使ってみよう


マイクロビットで変数を使いながら、ボタンAを押した回数を記録する仕組みを作ってみます。

変数は値を入れられる箱のようなもので、今回のように押した回数を記録する時に重宝する機能になります。


早速、MakeCodeでコードを作成してみます。

はじめに押した回数を記録する変数を作成します。



変数 > 変数を追加するの順でクリックします。



作成する変数の名前の入力フォームが表示されましたら、分かりやすい変数名を入力してOKを押します。

※今回はという変数を作成します。



変数を選ぶ箇所であなたの変数に数が追加されましたら、この変数を使ってコードを作成します。



ボタンAが押されたときに数という変数に1だけ増やすという処理を加えた後に数を表示ブロックで変数の中に入れた数を確認するようにします。


最初だけのブロック内で変数数を 0 にするという処理を加えています。

これは今回のコードでは直接処理に関わるものではありませんが、最初にのブロック内に今回使用する変数の最初の値(初期値と呼びます)を決めておくと、他の人がこのコードを読む時にわかりやすくなります。


このように最初にブロック内に今回使用する変数を入れておくことを初期化(しょきか)と呼び、コードを書く時の重要な考え方になります。


今回のコードをフラッシングした後に動作を確認して、冒頭の動画のような表示になることを確認しましょう。





ボタンBを押した時に数を減らす処理を追加してみましょう。


先程作成しましたコードに



を追加します。


コードをフラッシングした後に動作を確認して、上の動画のように数を減らす処理が追加された事を確認してみましょう。





ボタンAとボタンBを同時に押した時に数をリセットする処理を追加してみましょう。



コードをフラッシングした後に動作を確認して、上の動画のようにボタンAとボタンBの同時押しで数の変数内の数値がリセットされることを確認してみましょう。

京都の東本願寺で開催されているプログラミング教室で講師をしています。
詳しくはTera schoolを御覧ください。
大阪府高槻市でプログラミング教室を開設しています。
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マインクラフト用ビジュアルエディタを開発しています。

詳しくはinunosinsi/mcws_blockly - githubをご覧ください。