RGBフルカラーLEDで色々な色で点灯してみよう


マイクロビットにRGBフルカラーLEDを繋いで色々な色で点灯してみます。


今回使用するRGBフルカラーLEDは



RGBフルカラーLED 5mm OSTA5131A カソードコモンになります。

RGBフルカラーLED 5mm OSTA5131A カソードコモン: オプトエレクトロニクス 秋月電子通商-電子部品・ネット通販


RGBフルカラーLEDとは赤(Red)、緑(Green)と青(Blue)の3つの色(光の三原色)のLEDが1つの小さなパッケージに入っているものになります。

この3つの色を、それぞれどのくらいの強さで光らせるかを調整することで1600万色以上もの色を作り出すことが出来ます。


実際に試しながら、仕組みを見ていくことにしましょう。




今回使用するカソードコモン型のRGBフルカラーLEDは、内臓されている三色のLED分のGND(マイナス極)が共通になっているものになります。

※他にアノードコモン型のRGBフルカラーLEDもある。


今回使用するRBGフルカラーLED カソードコモンの端子の配置は下記の通りです。



左側から2番目の端子の長さが最も長く、左から赤(1)、GND(マイナス極:カソード(-)コモン)、緑(3)、青(4)になります。


上記の端子の配置とマイクロビットを繋ぐと



のようになります。


本来であれば、各箇所に抵抗を挟むか考えなければなりませんが、今回使用するRGBフルカラーLEDとマイクロビットの組み合わせであれば各GPIOピンから流れる電流が小さいので抵抗を挟む必要はありません。

※今回のLEDは各色の端子の順電流maxが30mAで、マイクロビットの各GPIOピンの電流は10mA付近になります。

pokitMeterでマイクロビットから発生する電流等を測定してみよう




冒頭の動画のようにLEDを赤、緑、青の順で点灯するようにコードを作成してみます。


MakeCodeでは、



のようにします。


今回の配線の組み方では、P0(ピン0)が赤、P1(ピン1)が緑、P2(ピン2)が青に対応していて、P0のみから電流を流すとLEDは赤に点灯し、他のピンも同様の規則で点灯します。


他の色を出したい場合は、各ピンから0〜1023の範囲(数字が大きい程、色が濃くなる)で配色を決める事が出来ます。


例えば、P0(赤)を511、P1(緑)を511、P2(青)を0にすると



黄色に点灯します。


p0(赤)を512、p1(緑)を0、p2(青)を511にすると



紫に点灯します。

このように色々な組み合わせを試してみましょう。




MicroPythonのコード

from microbit import *

pin0.write_analog(0)
pin1.write_analog(0)
pin2.write_analog(0)

while True:
	pin2.write_analog(0)
	pin0.write_analog(1023)
	sleep(1000)
	pin0.write_analog(0)
	pin1.write_analog(1023)
	sleep(1000)
	pin1.write_analog(0)
	pin2.write_analog(1023)
	sleep(1000)
京都の東本願寺で開催されているプログラミング教室で講師をしています。
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