マイクロビットやこれから触れるラズベリーパイPicoでコードを書く時に大事になりますメインループについて見てみましょう。
メインループ(もしくはイベントループ)とは、プログラムが起動してから終了するまでの間、繰り返し実行される処理の流れを指します。
この説明ではわかりにくいので実際にコードを作成しながら見ていくことにしましょう。
マイクロビットのAボタンを押した時は、
ディスプレイに左矢印が表示され、ボタンを押していない時は、
×印が表示される事を考えてみましょう。
Aボタンが押された時のみに注目してコードを書いてみると、
こんな感じになると思います。
このコードをフラッシングして動作を確認してみますと、
Aボタンを押した時に左矢印が表示されますが、Aボタンを押すのを止めても×印に戻りません。
ここでメインループを組み込んでみます。
ずっとブロックの中にAボタンを押した時と押していない時の動作を追加しました。
このコードをフラッシングして動作を確認してみますと、
Aボタンを押した時は左矢印になり、Aボタンを押すのを止めた時に×印の表示に戻りました。
今回加えましたずっとブロックがメインループ(イベントループ)になります。
ずっとブロック内に加えましたもしAボタンが押されている時は入力(イベント)と呼ばれています。