高槻子供と遊ぶ場所

私が日々思うことのつぶやき.

摂津峡の巨岩を盾にして

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高槻にある摂津峡公園には摂津峡という渓谷があり、そこには巨岩がたくさんある。

摂津峡公園/高槻市ホームページ


川沿いの歩道の対岸にある山が花崗岩質の岩石であるため、花崗岩マグマが冷えた際の熱により形成されたホルンフェルスが観察出来る場所ということで、美しい景色以外でも見どころいっぱいの場所となっている。

摂津峡のホルンフェルス


巨岩の間を縫うように川は流れている為、巨岩の下には砂が堆積している。

砂が堆積しているところをなんとなく眺めていたら、


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水際のところの緑色の箇所が気になった。


あそこは少しでも増水したら水没するよな?

なんでもう少し奥の方では無いのだろう?

と思いながら近づいてみた。


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なんか葉が厚くてテカってる。

クチクラ層が厚くなっているのか?

クチクラ層は何からできている?


この草は川沿いから離れたところでも見かけるよな?

川沿いから離れたところでもこんなにテカっているのか?


なんて気になりながらも、他の箇所でこの草が生えているか?を確認せずに帰った。

地衣類のいる場所

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高槻の摂津峡通りの横にある農道にて、水田の横を流れる用水路の壁に


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地衣類の何かが増殖をしていた。

地衣類は成長が遅いらしいので、定着をはじめてからそこそこの月日は経過したのだろう。




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前回の桜の幹には地衣体がたくさんの記事で、桜の幹には地衣体がたくさんあるイメージと記載したけれども、よくよく考えてみると果たしてそうだったかな?と疑問になった。


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京都に居た頃で近所にあった桜の名所を思い出してみると、地衣類がたくさんいる桜の木の幹のイメージがない。

昨日の記事の摂津峡公園の桜広場には地衣類にとって好ましい環境であった可能性が高そうだ。


というわけで調べてみた。




国立科学博物館-地衣類の探究というコンテンツを読み進めていくと、地衣類は車の排気ガスに含まれる二酸化硫黄に弱いと記載があった。耐性があるものもあるらしいが、どうやら、桜の幹に付く大型のウメノキゴケは弱そうだ。

※ウメノキゴケは名前にコケがあるけれども、植物のコケではない。

ウメノキゴケ - Wikipedia

コケとは何だろう?


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これを踏まえた上で、摂津峡公園の桜広場を思い返してみると、上の写真からではわかりにくいかもしれないが、桜公園は高台にある。


この場所の付近では車はほぼ走らない。


合わせて桜広場は高槻有数の桜の名所で剪定等の管理が行き届いている。


剪定というのは受光を効率的にする意味合いもあるはずなので、秋の落葉がなくとも、地衣類にとって受光しやすい環境であると言えそうだ。


桜の幹に地衣類が多いというイメージは、桜の幹と地衣類が相性が良いのではなく、桜が人による丁寧な管理をされることが多いということが要因であるような気がしてきた。


実際のところはどうだろう?

桜の幹には地衣体がたくさん

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高槻の摂津峡のところにある桜広場にて。

摂津峡公園(桜広場) | 高槻市営バス


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桜の幹に地衣類がびっしりと付いている。

桜の幹には地衣類がびっしり付いているイメージがあるけれども、桜には地衣類が付きやすいといったことはあるのかな?

地衣類という菌たちの巧みな生き方


それは一旦置いといて


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根元ではところどころ地衣類が浮き始めているところがあって、


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地衣体がぽろっと落ちているところもある。

とりあえず、この地衣体が土の形成に関係しているかもしれないし、ひっくり返したら何かわかるかもしれないとひっくり返してみた。


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裏が褐色になっていた。

このまま溶解みたいに消えていくのかな?

高槻の原生協コミュニティルームで緑肥の話をしました

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大阪府高槻市の原地区にある生協さんのコミュニティルームで緑肥の話をしました。

今回の話のきっかけは発起人の方が地域の方から引き継いだハウスが塩類集積によって秀品率が低下していた土で、直近でどのような対策をすれば良いか悩んでいたということが背景にあり、緑肥の活用事例も踏まえて、たくさんある緑肥の中からどのように選択したか?の知見を知りたいということで依頼がありました。

植物ホルモンから再び牛糞堆肥による土作りの価値を問う


昨今の農業の人手不足は畑の酷使による土壌劣化から秀品率が低下して、それに合わせて収入も低下して離農、もしくは後継の意欲の低下が問題であるはずで、今後も同様の問題は発生し続けるはずです。

耕作されなくなった畑は荒れ、荒れた畑は様々な形で周辺地域に深刻な問題を引き起こす為、地域で畑を管理するという流れが増すと予想されます。

耕作放棄地問題について書いてみる3


そんな中、少ない経費と労力でそこそこの栽培環境を得る為には絶対に緑肥の知見になるはずです。

今回の話はハウス栽培の引き継ぎで何らかの良い結果に繋がれば幸いです。


今回の緑肥の話の準備として、非常勤で関わっている京都農販のブログで予習復習用の緑肥の記事をいくつか投稿しています。

ハウス内の塩類集積対策について - 京都農販日誌


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マルチムギが劣化土壌に果敢に挑む

緑肥について学んでいた時に指針となった本

緑泥石から土の形成を考える

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緑泥石という名の粘土鉱物の記事で、2:1型の粘土鉱物と2:1:1型粘土鉱物の緑泥石という粘土鉱物について触れた。


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※左が一般的な2:1型の粘土鉱物で右がMg緑泥石


2:1型粘土鉱物は粘土鉱物系の肥料でも頻繁に目にする重要な要因であるのは間違いなくて、土というものを捉える為には緑泥石もおそらく重要であるはずだ。


これからの内容は、朝倉書店 白水晴雄著 粘土鉱物学 -粘土科学の基礎- 新装版の内容を参考にして記載する。


膨張性2:1型鉱物や緑泥石が風化した時に形成されると考えられているものに、層間に金属の水酸化物イオンなどが取り込まれた無機複合体と呼ばれるものがある。


主に14Å中間体と呼ばれるものがあり、層間に重合ヒドロキシアルミニウムイオン[Al2(OH)2(H2O)84+など]が入ったものが天然に多いとされる。

※Åはオングストロームと読み、イオン半径の意味があるけれども、粘土鉱物では層間の長さを表す時に用いる

オングストローム - Wikipedia


14Å中間体はバーミキュライトまたはスメクタイトと緑泥石の中間的な性質を示す。

粘土鉱物が出来る場所、続成作用




先程も触れたけれども、14Å中間体は膨張性2:1型鉱物や緑泥石が風化した時に形成されると考えられているということは、CECがカオリナイト並に低かった緑泥石が風化によって、スメクタイト(モンモリロナイト等)と緑泥石の中間の性質になるということになる。


更に興味深い話を紹介すると、14Å中間体をアルミニウム(Al)を主と層間物質をクエン酸ナトリウム処理などによって除去すると、通常のバーミキュライトあるいはスメクタイト(モンモリロナイト等)と同様の性質を示すようになるとされている。




クエン酸という用語を聞いて、栽培に関わる者であればく溶性という用語を連想するはずだ。

く溶性苦土の水溶性化


植物の根からクエン酸のような有機酸が分泌されることで、塩(えん)だけでなく、緑泥石等の粘土にも作用している可能性がある。

粘土鉱物が出来る場所、風化作用


今回の内容で、植物の根の作用によって緑泥石→14Å中間体→スメクタイトに似たものといった形で変化していくということであれば、


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高槻の本山寺付近でみた緑色岩の露頭の下に有機物が豊富に含まれていそうな真っ黒い土があったことも納得出来るようになる。

枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ3


緑泥石に触れることで、難解である土の理解に一歩近づいたような気がする。


関連記事

アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性

同型置換で粘土鉱物の持つ保肥力を高める

緑泥石という名の粘土鉱物

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兵庫県の竹野海岸付近で観察したグリーンタフである緑色凝灰岩、

山陰海岸ジオパークの竹野町田久日のグリーンタフ


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徳島でよく見かけた(おそらく)緑色片岩(緑泥石片岩)や

徳島の名水の江川の湧水


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高槻の本山寺付近で見かけた緑色岩の主成分に緑泥石(クロライト)という鉱物があるらしいが、この緑泥石は2:1:1型の粘土鉱物として扱われている。

枕状溶岩と出会いに高槻の本山寺へ3

粘土鉱物が出来る場所、続成作用


2:1:1型と似たような名称で2:1型があるが、2:1型といえば、スメクタイト(モンモリロナイト)やバーミキュライトもこの構造に含まれ、CECが高いイメージがあるけれども、2:1:1型の緑泥石はCECがとても低い。

スメクタイトのCECは60〜100で、バーミキュライトは100〜150のところ、緑泥石は2〜10しかない。

※pH7.0、イオン濃度 10-1〜10-2Nの溶液中の値

※朝倉書店 白水晴雄著 粘土鉱物学 -粘土科学の基礎- 新装版 39ページを参考にして記載

陰イオン交換容量AEC


この話から


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緑色凝灰岩の鉱山から採掘したベントナイトは主成分はモンモリロナイトで肥料全体のCECは高いと思いきや、緑泥石によってCECのスコアを下げている事になるのだなということで、ベントナイト≒粘土鉱物肥料にしてはスコアが低いというイメージに繋がるのが納得出来る。


この緑泥石だけれども、構造を見ていくと興味深い知見がたくさんある。

とその前に2:1:1型粘土鉱物について再び軽く触れることにしよう。




粘土鉱物の定義を再び持ち出してみると、


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層状珪酸塩鉱物であるとされる。

粘土鉱物とは何なのだろう?


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(By Pearson Scott Foresman - Archives of Pearson Scott Foresman, donated to the Wikimedia Foundation, パブリック・ドメイン, Link)

SiO四面体と


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Al八面体というものが、


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M. Alexandre, P. Dubois, “Polymer-layered Silicate Nanocomposites:Preparation, Properties and Uses of a New Class of Materials”,Material Science and Engineering, 28, 1~63(2000)の3ページから引用


上記の図のように重なり合って、層の間に水(層間水)を含むような構造になる。

SiO四面体とAl八面体の重なり方は


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このように描写されることが多い。

※注 カオリナイト等は層間水がなしで描かれる

粘土鉱物の構造


上の図の左が1:1型粘土鉱物でカオリン鉱物等が含まれ、右が2:1型粘土鉱物で今回の記事で話題に挙がっているスメクタイトや緑泥石が含まれる。

※層間水の上の構造に注目し、SiO四面体とAl八面体が一つずつあるものを1:1型とし、SiO四面体が2個とAl八面体が1個で構成されているものを2:1型とする


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粘土鉱物の間に層間水があることによって、粘土特有の膨潤性や吸着性というものが出来る。

ベントナイトの膨潤性


この構造を踏まえた上で、2:1:1型粘土鉱物である緑泥石がどのような構造になっているか?というと、


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2:1型粘土鉱物で通常であれば層間水であるところに2:1:1型では同型置換している八面体が挿入していた。

※Mg八面体の箇所はMgでないものもあるはず

同型置換で粘土鉱物の持つ保肥力を高める


粘土鉱物の間が層間物質で満たされているので、粘土特有の膨潤性が弱く、それに伴いCECも低くなっている。

余談だけれども、SiO四面体とMg八面体のところをよく見ると、1:1型の構造と見ることが出来、この視点を元に緑泥石を俯瞰すると、1:1型粘土鉱物と見做すことが出来るので、緑泥石は1:1型のカオリンと同じように見ることが出来る。


緑泥石に関して更に興味深い知見があるけれども、今回の記事が長くなったので次回に記載する。


-続く-


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一生に一度はお伊勢参り

高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロール

パンの美味しそうな見た目と香りの記事まででパンについて見ている。

そもそもの話で何故パンを見ているのか?といえば、ブルーチーズの成分に脂肪酸のラウリン酸が多くて、ブルーチーズ用のアオカビの培養をフランスパンで行っていたからだった。

ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用する


パン作りには原料となる小麦のグルテンが重要であることを再認識した後、最近よく見かける米粉パンは実は工学的なドラマがあることを知った。

100%米粉パン


ドラマを知ったら食べてみたくなるのが人の性というもので、そういえば近所に米粉パンをウリにしているパン屋があったなと早速行ってみた。




高槻市の宮之川原に高谷ベーカリー(アローム清水店)というパン屋がある。

高谷ベーカリーの米粉パン


店に入ってみると


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米粉ロールが店頭に並んでいた。

こちらの米粉パンは近所の清水で収穫した米から作ったパンになるらしく、


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たかつき土産認定されていた。

今回は触れないけれども、こちらでは米粉ロールベースの菓子パンが数種類と水曜日には米粉の食パンが販売されている。


早速購入して食してみた。


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袋から出し、クラムを確認してみると、


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うっすらと茶色みがかっているけれども、おそらくこれは素材の一つのサトウキビの影響だろう。


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接写で撮影してみるとこんな感じ。


ちなみにホームベーカリーで焼いたパンのクラムも見てみると、


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こんな感じ。


米粉パンの方がより糊化しているように見える。

これは100%米粉パンの話を見ていたら、内容そのままで嬉しい。

※高谷ベーカリーさんに確認しましたところ、100%米粉でパンを膨らますのは難しい為、米粉と小麦粉をブレンドしたパンであるそうだ。


米粉パンにはモチモチ感としっとり感があるが、これはパンに若干の餅らしさなのだろうと感じた。

パンと米のいいとこ取りが出来ていて良かった。

※原料の米はもち米ではなくうるち米とのこと


米を栽培する水田は日本の問題を解決する可能性を秘めているけれども、米の食味や省力化の向上を目指したが故に小麦のような汎用性がなくなってしまった米

米はアレルギーの原因にはならないのか?


美味しい米粉パンの技術というのが一つの活路を見出すのだなと米粉ロールを食べていて思った。

高谷ベーカリーの米粉パン


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露地野菜の連作の間に稲作をかます意義

りょうこ先生のなるほどお野菜第1回-種編-

昨日、安満遺跡公園で子供向けの種のイベントさせて頂きました。

その名も「りょうこ先生のなるほどお野菜第1回-種編-」

最初に、種あてクイズ。

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さすがこういうのに興味ある子が集まりますね~

みんなよく知ってる。

種あてクイズでひとしきり盛り上がった後、今度は実際に種を並べて

手作りカードを種の容器の上に置いてもらいます。

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オカヒジキとか難しい種入れたから、これはわからないよね~

答え合わせの後、似た仲間の種探し。

ウリ科とナス科、アブラナ科を紹介。

花が咲いた後の実の付き方や、花の感じなどを写真や実際に持って行ったお野菜で、似ているところを見てもらいます。

大人の方からも「へぇ~」という関心のお声。

ウリ科は、黄色い花が多いなども発見がありました。

そのあとは、野菜を実際に切って、種がどこにあるか確認。

バターナッツかぼちゃが意見が割れましたね。

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顕微鏡で黒豆の種の断面を見てもらって、幼芽と幼根があるのを見てもらいました。

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子供は顕微鏡好きですね~。

始まる前にいろんなもの見てましたよ。

思わず我が家でも顕微鏡買っちゃいました。

最後にスプラウトの種を私が納豆の容器で手作りしたキットで撒いてもらって終了。

ちょうど暑い時なので、持って帰ってもらってからの管理が大変なんだけど、

うまく芽が出てくれたらいいなぁ。

最後に珍しいそうめんかぼちゃをゆがいて、切って試食してもらいます。

味つけなしだけど、かぼちゃの甘味がある。


今回のイベントは、小学3年生が多くて、1、2年生が若干。一番下は3歳くらいかな。

あと、ご両親も参加頂いた方もいました。

有難いことに「次回いつですか~?」ときかれました。

でも、子供の反応はおもしろい。見たことないお野菜を見る目が興味津々だよね。


次は、収穫祭のイベントのお話を頂いていて、何しよかな~と終わってからいろんな妄想が止まらない。

できれば親子で参加してもらいたいので、「旬の無農薬野菜を使った極旨やきそば」を親子で作るのやってみたいなぁ。

そこに家族対抗の野菜クイズを絡ませて、野菜などの商品も準備したい。

美味しい無農薬野菜を提供してくれる方、求む!


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オーガニックファームHARAさんのキャロライナ・リーパー

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高槻の原で栽培から加工まで行っているオーガニックファームHARAさんの七味唐辛子を頂きました。

世界一辛いトウガラシの品種と言われるキャロライナ・リーパーを原料としており、ひと粒食べても非常に辛い七味トウガラシでした。

キャロライナ・リーパー - Wikipedia




オーガニックファームHARAさんと話をしていて、肥料で赤みや辛味を増やすことは出来ないかと肥培管理を試行錯誤しているとのことでした。


ここでふと思ったのが、


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パブリック・ドメイン, Link


ピーマン系の色素はカプサンチンと

カプサンチン - Wikipedia


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By Arrowsmaster - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link

カプサイシン - Wikipedia


辛味成分はかの有名なカプサイシンは植物体内でどのように合成されるのだろうか?ということ。

合成経路を眺めていたら、何らかのヒントが見つかるかもしれないので、次回から上記二つの物質についての詳細でも見ていこうかと


話は戻って、今回紹介したオーガニックファームHARAさんの七味唐辛子はWebサイトから注文することができます。


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遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策

ネナシカズラはイネ科に寄生できるのか?

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ネナシカズラの寄生の仕方


前回までのネナシカズラの記事で、記事の最後にネナシカズラはイネ科の草に寄生できるのだろうか?という内容を記載したところ、記事を読んだ方からメッセージがありました。


そのメッセージに記載されていた内容を整理しますと、昨年の10月頃(ちょうど大型台風が過ぎた後)に



大阪府高槻市の鵜殿の葭原(うどののよしはら)でネナシカズラを発見したそうです。

鵜殿のヨシ原 - Wikipedia


地名にある葦(ヨシ)というのは、


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PIKO☆さんによる写真ACからの写真


イネ科ヨシ属に分類される多年草の草で、


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By G CHP - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, Link


イネ科特有の葉の形状をしている。

ヨシ - Wikipedia


受信したメッセージには写真が添えられ、一緒に下記のような内容が記載されていた。


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ネナシカズラがイネ科のヨシに寄生していたのかどうかを確認したところ、低い位置に蔓延っていたのでおそらく寄生先は異なる属の植物ではないかと。

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この写真を見る限りでも、ネナシカズラがイネ科植物と接触しかかっている個所があっても、巻き付いている個所は見られない。


ネナシカズラが低い位置にいたのは、葉緑素がないので太陽光の競合の必要がなく、背丈の高い植物の根元に寄生できさえすれば、宿主から養分を吸収し続けられるので、高い位置に伸長する必要はないのだろうなと。


とりあえず、今回報告のあった個所は近いので、一度行ってみた方が良さそうだ。