栽培において品質を大きく左右する要因といえば、どれだけ良質な植物性の資材を投入するか?とかかっているけど、良質な植物性の資材は熟成させるのは手間だし、障害が発生しないようなワラは大量に入手するのが困難。


だからといって、冒頭の写真の様な木質資材は、なかなか土となじまないどころか、ある程度以上の量で作物に害を与えかねない。

熟成するまでに大きな手間がかかるので、なかなか手が出せない。


写真を見ての通り、放置していてもなかなか草が生えてくれないので、こういうところに作物を植えてもろくな結果にならない。


熟成というのは分解という意味で、分解は土壌の微生物が行ってくれる。

それを踏まえた上で、環境はそこにいる草が教えてくれるの続き


単刀直入にいうと、クローバはすごい!



他の草が生えにくい木質資材であってもこの通り旺盛に育つことができ、このクローバを抜いてみると、



この写真を更にアップしてみると、



ほれこの通り、木質資材を取り囲む様に菌糸がびっしり!


ちょうど良い写真がないのだけれど、クローバの根元をかき分けてみると、



こういうキノコがびっしりと生えていることが多かった。

キノコこそが木質資材を最終的に土に還すことができる菌である。

廃榾木に群がる菌群




木質資材は良いんだけど、分解はなかなか行われなくて、それを人為的にすると切り返しとかが手間でなかなか手を出せない。

そんな資材の上でもクローバは元気に生育して、クローバの根元では木質資材を分解して土に還す菌がたくさんいるときたもんだ。


もう言いたいことはわかるだろ?


クローバを植えることによって植物性の有機物がはやく土に還り、排水性と保水性が向上する。

良さは矛盾の中にある


クローバの次に何の植物が現れる?

次の植物の根はしっかりと土に根付くかい?


つまりはそういうことだ。


今回に似た内容を以前も書いたけどね。

植物は自身の根元に菌を呼ぶ