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アーカイブ : 2022年07月

 

とろろの各種効能は何由来か?

そば屋でとろろそばを注文して食べた。店内に貼ってあるポスターにとろろには疲労解消、老化防止、美容効果と記憶力の向上の効能が記載されいた。とろろこと山芋のどの成分が上記の効能に紐付けれているのか?が気になったため、調べてみることにした。調べる前にとりあえず今までのパターンから推測するに、老化防止と美容効果はどちらも血流の改善に依るものなので、おそらく血管を固くする血中コレステロールと結合して除去するというものだろう。オクラのネバネバ成分は何なのか?企業のサイ...

 

壁際のロゼットたちの生き様

壁の手前にある草の生え方が気になった。全体的にエノコロが繁茂しているけれども、ロゼットの草が繁茂している箇所だけ、エノコロが生えていない。これはロゼットが先に繁茂してエノコロの発芽の時期に遮光して発芽を抑えたのかなと。そう思うと、このロゼットが開花して結実する時、タネを遠くに飛ばそうとする種類が多いけれども、自分の根本に一気にタネを落とすという生存戦略も合わせて行う草があれば良いのだろうなと。そういう戦略を取るロゼットの草はすぐには思いつかないなと。

 

中干し無しの稲作を見て、水資源の管理の重要性を感じる

いつも観測している中干し無しの田で水を入れていた。冬期のレンゲ栽培は田植え後の雑草管理に影響するか?中干しをしないという方針にすると、猛暑突入時期に水管理を意識しなければならないのは大変だ。ただ、一昨年からの観測から、年々きつくなるであろう猛暑日対策に対して有効である可能性は高いので、猛暑日の入水の作業の重要性が増してくると予想している。今年最大の出来事は物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作によるインパクトを感じたことただ、田に水を引いている用水路の方を見て...

 

SOY CMSのブロックでカスタムフィールドの拡張ポイントの実行設定を追加しました

表題の通りで、SOY CMSのブロックでカスタムフィールドの拡張ポイントの実行設定を追加しました。この記事の投稿時点で設定できるブロックはラベルブロックとプラグインブロックになっています。標準ページに新着記事一覧を表示する - SOY CMSを使ってみようSOY CMSでプラグインブロックを追加してみた他のブロックは要望があれば対応します。今回紹介した機能追加の背景は、SOY CMSで長い間運営しているサイトでは、カスタムフィールドアドバンスド等のプラグインの...

 

キーボード一体型のRaspberry Pi 400を購入した

Raspberry Pi 400を購入した。早速購入の背景だけれども、子供が最初に触れるパソコンとして、Raspberry Piを第一候補として考えていて、我が家では実際にRaspberry Piを渡した。プログラミング教育で注目すべきはARM + Debian + Pythonであるはずだやっていることと言えば、ほぼマインクラフトというゲームで、それはそれで良いと思っている。Raspberry PiにMCPI++を入れてみた我が家にあ...

 

冬期のレンゲ栽培は田植え後の雑草管理に影響するか?

稲作では中干しの時期に突入し、土のひび割れを見かけるようになってきた。そんな中で見かけるのが、草が生え始めている田だ。草を見て、今年の田植え前に投稿したレンゲ栽培の効果は田植え後の雑草管理にも影響を与えるの内容が頭に浮かんだので、冬期にレンゲを育てていた田に行くと、水が透明で底がよく見える状態であるのに草が生えていない。ジャンボタニシを捕まえる時に田に入り足跡が付いたということもあるだろうけれども、田を満遍なく歩けるわけでは...

 

温度センサーを知るためにゼーベック効果を学ぶ

液面計は溶液の導電性を高めると測定結果は変わるのか?までの記事で水位センサーを見てきた。上記の記事では水位センサーの液面計を見てきたけれども、水田の水位測定を行う時は、田にある一定の高さまで水を入れたときに止めれば良いということで、水位の上限さえ知れれば良いので、水位が設定した高さに到達したら信号を送るレベルスイッチ形式で良いと思う。水田の自動化に関して、次に見ていきたいのは水温で、水温ではないが、ちょうど手元に温湿度計のDHT11があるので、この仕組みを見ていきたい...

 

昨今の肥料不足に関して改善する余地は大きい

昨今の社会情勢から深刻な肥料と飼料不足が深刻化し、来年は作物や畜産物の購入が困難になるという話題をちらほらと見かける。カリ肥料の代替を探すこれに合わせて、減肥や有機質肥料への移行推進の話題も頻繁に挙がってきた。稲作のポテンシャルと飼料米上記の内容を踏まえて、今後の日本の農業は深刻であるのか?を考えて諸々を整理すると、改善の余地が大量にあることに気が付く。というわけで今回は改善の余地を挙げてみることにする。一番最初に挙げるべきことは、土の劣化に対...

 

液面計は溶液の導電性を高めると測定結果は変わるのか?

水位センサーの液面計とは?の記事で、水位センサーの液面計の静電容量式について調べて記載した。静電容量式は水に触れている箇所の電気の流れにくさと、空気の電気の流れにくさ(絶縁体)を差分だけ電流を発生させ測定するという方式の液面計となる。前回の記事の末尾で水道水よりも電気を通す塩を溶かした水道水で測定結果は変わるのだろうか?という疑問を提示したので早速やってみた。最初に水道水だけで試してみたら、出力結果は500前後であった。※Micro:bitのAD変換器を介して出力...

 

水位センサーの液面計とは?

水位センサーからどのようなデータが得られるか?の記事で、水位センサーにはレベルスイッチと液面計があることを触れた。冒頭の写真のセンサーは連続する値をAD変換器を介して値を取得したので、後者の液面計に当たると判断した。AD変換器の概要に触れる前回参考にしたサイト(レベルスイッチ・液面計とは? │ 液面計・レベルスイッチ・レベルセンサの山本電機工業)を再び見ることにして、液面計には超音波式、圧力式、ガイドレーダ式と静電容量式が記載されていて、静電容量式の/****...

 

水位センサーからどのようなデータが得られるか?

制御用水位センサーを使ってみるの記事で、簡易的な水位センサーを購入して、Micro:bitに繋いで、水を入れたタッパーにセンサーを刺してみた。水に対して深く刺す(センサーに触れた水の接地面が増える)程、Micro:bitのディスプレイに出力された数値が大きくなる。どうやら、センサー表面が水に触れると通電して電流が発生するらしい。これらの内容を踏まえた上で、水位センサーの仕組みを見ていきたい。「水位センサー + 仕組み」で検索をしてみたら、レベルスイッチ・液面計...

 

制御用水位センサーを使ってみる

農業とICTを頻繁に見聞きするようになった。作物の栽培の自動化を目標として様々な機械が開発されている中、稲作の自動化が現実味を帯びている。稲作は水草(抽水植物)という特徴から、低肥料で多収の作物かつ、機械化による省力化が進んでいる。最近はトラクタや田植え機の自動運転の開発が盛んで、運転の熟練者でない方でも綺麗に整地できる流れが進んでいる。自動操舵トラクター:農林水産省稲作の自動化で自動運転以外に何かあるか?を調べてみたら、水位と水温測定に関するものがあった。 ...

 

有機質肥料と飼料は似ている

昨今の社会情勢からか、肥料と飼料の高騰の話題を頻繁に見かけるようになった。飼料不足の方が肥料の方に影響を与える可能性が多いので、飼料についての理解を深めておく必要があると感じた。なぜそう感じるか?というと、栽培と畜産の間にある糞詰り問題の記事に記載したような内容に触れていた頃、同級生の養鶏を営む方から飼料を見せてもらい、飼料と有機質肥料がとてもよく似ていることを知った。※油かす等似ているが故に良質な肥料や飼料の製造方法は似ているし、課題も似ている。...

 

ChromebookのCrostiniでMicro:bitのフラッシングをしてみた

ChromebookにUSB経由でMicro:bitをつなぎ、Crostini(Linux)から作成したコードのフラッシングをしてみたいと思い、CrostiniのUSBの認識周りから整理しながらフラッシングをしてみた。話を進める前に使っているChromebookについて挙げておく。端末:ASUS Chromebook Detachable CM3 CM3000はじめにRaspberry Pi等のメインのOSがLinuxの環境でのフラッシングを挙げておく。Micro:bit...

 

物理性を改善した田では浮草が増えにくいのか?

今回記載する内容は個人的に感じたことなので、あくまでメモ程度として残す。いつも観測している物理性を改善した田にて、稲作は栽培中に土壌環境の向上ができる確信を得た時々用水路から浮草が入ってくるけれども、この浮草が増殖することを見なくなった。藻も田植えした直後のみでその後は増殖しなくなった。比較的大きな魚が浮草を食べるらしいけれども、田にその手の魚はいないので、浮草にとっては増殖しやすい環境であるはず。土の物理性・化学性が向上して、土から養分が...

 

稲WCSと藁サイレージ

飼料米の品種選定は何を意識する?の記事で、稲WCS(ホールクロップサイレージ)の話題があって、学生の頃の畜産実習を思い出した。サイレージというのは、サイロという建物に刈り取った牧草を敷き詰め嫌気発酵をした飼料のことを指す。サイロ - Wikipediaただ、サイロでの管理が大変なため、丸めた稲わらを空気を遮断できる包装でくるんで嫌気環境にするのが最近の主流らしい。ちなみに牧草の発酵は葉についていた乳酸菌が行うとされている。サイレージという名前を聞いて、オー...

 

セイヨウタンポポは何度でも立ち上がる

夏の暑い時期にタンポポらしき花が咲いているのを見かけた。この花がタンポポであれば、見える範囲で咲いている花のガク片はすべて反り返っていたので、セイヨウタンポポになるだろう。冒頭の写真の場所は春はカンサイタンポポとセイヨウタンポポが混在していた。外来タンポポの花にはもう誰か蜜を吸いに来たかい?この場所は頻繁に草刈りが入っていて、今回の花は草刈り後に再生して開花したものだ。ここで思うのは、カンサイタンポポとセイヨウタンポポが混在しているにも関わらず、今咲いてい...

 

SOY CMSのフロントコントローラで例外処理の大幅な削減

当ブログで利用しているSOY CMSでフロントコントローラ内の例外処理の大幅な見直しを行い、各ページの表示の省力化を行った。【SEO対策】最終産物のHTMLのキャッシュで高速化SOY CMSではPHPのコードでよく見られるtry{//ページの出力に関する処理が延々と続く}catch(Exception $e){//404 notfoundの出力に関する処理}といった処理を大域の例外処理があり、パフォーマンスに大きな影響を与えていた。PHP: 例外(ex...

 

フジの狂い咲き

藤棚でフジの花が咲いていた。フジの開花といえば初春ではなかったか?カシの木の上をフジが覆う夏期のフジの開花は気候変動によるものか?それとも根付いている土の要素欠乏によるものか?それとも変異体か?と頭に浮かんだけれども、フジの狂い咲きという現象はよくあるそうだ。個人ブログになるが、藤】稀に夏に開花するのはなぜ?〜手入れ次第で夏にも花が楽しめる!?〜 - アタマの中は花畑で狂い咲きは鳥等による花芽の刺激か夏期の枝の剪定によって発生すると記載されていた。そう...

 

飼料米の品種選定は何を意識する?

ゴールデンライスにはどんな遺伝子を導入したのだろう?までの記事で飼料米についてを見てきた。飼料米についてを調べていて、気になってきたのが米の品種で、負担食べている品種は確か食味の向上の為に低タンパク、高デンプンの品種を用いていたはず。この特徴により、収量が減っているかもしれず、畜産で用いるには贅沢過ぎるような気がしている。というわけで、早速飼料米の品種について検索をしてみたら、農林水産省のサイトの多収品種に取り組むに当たって-多収品種の栽培マニュアル-:農林水産省にたどり着いた。...

 

先発組のオタマジャクシたち

定期的に観測している田のイネの葉色が薄緑で欠乏症も出ていなくて良い感じだ。葉の色が濃いイネはいもち病に罹りやすい現時点で地上部の生育が抑えられているので、連日の猛暑日に突入してもきっと耐えてくれるだろうと期待している。※初期生育で地上部の葉の展開が穏やかな場合、地下部の発根が優先しているこれらのイネの間をよく見ると、カエルがいた。田植え直後に孵化したオタマジャクシが無事にカエルになったのね。ここと周辺の田植えが大体一ヶ月前で、田の水が減る時期になる...

 

Parsley.jsでバリデーションが効かずに画面が遷移してしまう件について

Parsley.jsを利用しているサイトで、バリデーションが効かない時があって、requiredの項目に記入をしていなくても、次のページに遷移できてしまうという連絡があり原因を調査することになった。SOY InquiryでParsley.jsを利用する問題になっているサイトでは、冒頭のキャプチャのようにラジオボタンがあるフォームで、何も選択をしていない時は意図通りにバリデーションが行われる。ブラウザのデベロッパーツールを開いて、各項目にフォーカスを当てたりしながら試してみたら、ラ...

 

ゴールデンライスにはどんな遺伝子を導入したのだろう?

前回の第二世代遺伝子組み換え作物のゴールデンライスの記事で、コメの胚乳の箇所にベータカロテンを蓄積するゴールデンライスについて見てみた。せっかくの機会なので、もうちょい深くゴールデンライスに触れてみようと検索をしてみることにして、小松晃 形質転換技術による品質・成分育種の可能性 - 農業および園芸 第81巻 第1号 2006にたどり着いた。International Rice Research Institute (IRRI) - https://www.flickr.com/p...

 

第二世代遺伝子組み換え作物のゴールデンライス

稲作のポテンシャルと飼料米の記事で、飼料米についてを見た。日本の畜産の現在において主の飼料は海外のトウモロコシやコムギらしいが、トウモロコシから飼料米に転換したら何を意識すべきか?という視点で見てみた。研究所が公開している資料によると、個人的に一番の大きな違いに見えたのは色素であるカロテノイドだった。飼料米を主にした時に、カロテノイドを補完するとしたら、カボチャやパプリカで、後者のパプリカを用いるとすれば、海外依存度合いが高いらしく、飼...

 

稲作のポテンシャルと飼料米

連日の猛暑の中、稲作はとてつもない可能性を秘めているなと感じる事が多い。抽水植物という水草に分類されているイネが栽培化されたことで、水資源を豊富に活用できるようになった。水生植物であるイネの根腐れについて考える田に水を入れることで、上流にあるミネラルや粘土鉱物を田に入れることで低肥料栽培になりつつ、水の蒸散により、周囲と自身の熱を逃がすことができ猛暑に強い。光合成の質を高める為に川からの恩恵を活用したい猛暑日が多い中で中干しの意義を再検討する田に水を張...

 

芝生にボール状のキノコ

頻繁に草刈りがされている芝生にてボール状のキノコらしきものを見かけた。もしかしてこれは超高級食材のショウロなのか?トリュフ型キノコのショウロなんて思ったけれども、ショウロといえば菌根菌で、クロマツ周辺にいるキノコだったことを思い出した。辺りを見回してみても、クロマツらしき木どころか、低木すら生えていない芝生なので、流石にショウロではないだろうと。帰宅してから小学館の図鑑NEO きのこを開いてみたら、この手の形のキノコはショウロの他にハラタケ目ハ...

 

耕作されていない田の中心に咲いた大きな花

耕作放棄地(時々耕耘はしている)の田で背丈の低い単子葉の草が生い茂る中、ふと目についたものがある。写真中央にある黄色い花だ。花の色、大きさや咲いている位置からおそらくウリ科のカボチャではないかと思う。時々、ここでは食品残渣が捨てられているのを見かけるので、おそらくこぼれ種から発芽した株ではないかと。冒頭の写真は人にとっては面積が10aで花の箇所まで気軽に行けるだろうけれども、体の小さな昆虫にとっては周辺の似たような花からここまでたどり着くのは一苦労だろ...

 

カリ肥料の代替を探す

社会情勢により肥料不足が深刻化しているという報道を頻繁に見かけるようになった。先日の報道で、カリ肥料の入手が困難になり、カリを多く必要とするダイコンやニンジンといった根菜類を主に栽培している方への影響が大きいという内容があった。※カリ=カリウム(K) 根肥として扱われるその時に挙がっていた肥料というのが、塩化カリだった。塩化カリといえば、強酸と強塩基で構成された塩で、比較的速効性で施肥後に土壌のpHに影響を与えないカリ肥料として重宝されているが、陰イオンの方の...

 

森林の保水力を考えたの続き

森林の保水力を考えたいの記事で、川の上流の森と川の水量の関係を知るために色々と調べた。川の上流でスギやヒノキといった針葉樹林を植林すると、消失保水量の観点で川の水量が減る傾向にあるそうだ。これはスギやヒノキといった成長の早い木が水を消費して、川に解放する水量を減らしてしまうからだそうだ。では、よく森に木を植えると天然のダムのようになるといった話はどのように考えれば良いのだろうか?前回紹介した読み物中では、森に木を植えることで、貯水ではなく、洪水防止を強調していた。...

 

SOY CMSで分類分けしたカテゴリ一覧を出力する

SOY CMSのユーザから上のキャプチャのようにカテゴリを分類分けして出力したいという要望がありましたので、分類分けカテゴリ出力ができるモジュールを作成しました。使用する前に当記事末尾にあるURLからSOY CMSの最新版をダウンロードしてから、下記の内容をお試しください。サイトの設定を開き、ラベルのカテゴリ分けを有効にするにチェックを入れ、画面の指示に従い、カテゴリを分類分けしながら作成します。カテゴリが作成できたら、モジュールを設置したいペ...

 

森林の保水力を考えたい

今年の梅雨は雨がほぼ降らず、早い時期に梅雨明けが発表された。早い梅雨明けと連日の猛暑で不安になるのが、光合成の質を高める為に川からの恩恵を活用したい各所での水不足、もしくは豪雨の発生回数の増加ではないだろうか。前者の水不足の方に焦点を当てると、川の上流に位置する山の貯水能力はどうなっているのか?という事が気になってくる。現在住んでいる地域の上流には針葉樹林が多く、これらの木は山の貯水にどれ程関与しているのだろうか?とこの疑問を解消すべく...

 

SOY CMSでブログ記事プレビュープラグインを作成しました

SOY CMSのブログページで、プレビュー機能が欲しいという要望がありましたので、簡易的にプレビューモードにできるプラグインを作成しました。SOY CMSでは記事を自由に扱えるという特性から、プレビュー機能はなく、プレビュー用のブログページを設けて確認するという方法が主流でしたが、これはこれで何かと面倒なので、稼働中のブログページのデザインそのままで記事の確認ができる機能を設けました。ブログ記事プレビュープラグインを有効にすると記事の投稿画面に記事プレビューの項目が追加され、...

 

条件的CAM型植物のツルムラサキ

ツルムラサキのネバネバ成分は何のためにある?までの記事で水溶性食物繊維であるペクチンを調べ、それが多く含まれている作物としてツルムラサキを挙げた。なぜ、ツルムラサキの葉にはペクチンを多く含むのか?ヒントになりそうなものを探していたら、吉村泰幸著 日本国内に分布する CAM 植物及びその生育環境 - 日作紀(Jpn. J. Crop Sci.)90(3):277―299(2021)にたどり着いた。年々進む温暖化対策として、CAM型植物の栽培が注目されているらしく、ツルムラサキが...

 

ツルムラサキのネバネバ成分は何のためにある?

ツルムラサキのネバネバ成分を増やすことは可能か?の記事の続き。人が摂取すると腸に良い影響をもたらすであろう水溶性食物繊維であるペクチンだけれども、植物体内ではどのように使われているのだろう?ということで整理してみた。ペクチンは植物の体を構成するセルロースに充填され、カルシウムと合わさることで柔軟性のある強度を得る事ができる。強度以外に何かないか?と検索をしてみたところ、植物生理学の講義内容というページにて、根のペクチンについて記載されていた。/****************...

 

ツルムラサキのネバネバ成分を増やすことは可能か?

オクラのネバネバ成分は何なのか?の続きの記事で、オクラのネバネバことペクチンは人が摂取すると大腸や小腸で興味深い効果を発揮することがわかった。この内容を踏まえて頭に浮かぶこととして、オクラの他にもツルムラサキという夏野菜でもネバネバしているけれども、これらの野菜は栽培方法を工夫することによって、ペクチンの含有量を増やすことができるのか?ということ。先に現状を挙げておくと、上記の疑問を解消できるような研究報告は見当たらない。ということなので、植物体内でペクチンは何の...


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