カテゴリー : 土壌環境

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イネ科とマメ科の緑肥の混播

ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか?の最後で師と播種した緑肥のことを思い出したと記載した。 今回の話は写真が無いのだけれども、 前に某所で切り開いた際の土砂を畑に大量に入れたことで秀品率が激減してしまったところがあって、 その畑での栽培は諦め、半年間全面緑肥にしたところがあった。 その時に選んだ緑肥というのが、 エンバクと (アルサイ)クローバの混播だった。 アルサイクローバというのは、 シロクローバとアカクローバのちょうど中間あたりの...

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エンドファイトと呼ばれる菌たち

ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか? 前回の話で、ハウスミカンの栽培はハウス内で数年に渡って栽培、 除草管理等でハウス内に生える草は年々単一化に向かい、 単一化するが故に土壌の微生物の多様性は低下すると考えられている。 そこで緑肥で単一化を避ける話題に触れかかったけれども、 その前に、 農文協 エンドファイトの働きと使い方 前回ちらっと出てきたエンドファイトについて触れておきたい。 エンドファイトというのはエンドが内で、ファイトが植物という...

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ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか?

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らない 先日の記事でハウスでミカンの栽培を何年も続け、 ハウスの屋根を剥いで雨を入れるといったことをしていないハウスで、 ミカンの木からの落ち葉がなかなか分解されない(ような気がする) という話題があった。 その環境下で、 外環境から持ち込んだ資材の下からキノコが生えてきた ことを記載した。 この現象に対して、とある文章が頭に浮かんだ。 その文章というのが、 農文協から出版されているエンドファイトの働きと...

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ミカンの木は砂地を好む?

ハウスミカン栽培の銅欠乏 前回、ハウスミカンの栽培条件を挙げた。 その中に水はけが良いところというものがあることを記載した。 これを踏まえ、興味深い話を聞いた。 興味深い話の前に今回のハウスミカンの栽培地の地質図を調べてみると、 20万分の1日本シームレス地質図 花崗岩質の深成岩で形成された山の標高の高い個所であった。 花崗岩が風化すればSiO2含有量が非常に高い真砂土という砂土になる。 花崗岩から真砂土へ SiO2というのは二酸化ケイ素のことで非常...

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ハウスミカン栽培の銅欠乏

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らないから話は戻って、 不調なミカンの木からの漂白の落ち葉での(おそらく)銅欠乏の話をする。 ミカンの栽培マニュアルに目を通した時頻繁に挙がったこととして、 ・ミカンは石灰を好む ・ミカンは弱酸性域の土質を好む ・水はけの良い場所を好む ミカンではなく果樹について調べた時、たまに ・お礼肥(収穫後に与える肥料)では硫酸銅を与える とあった。 これらの内容が目についた時にふと (JA全農 肥料農薬部 施...

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ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らない

不調なミカンの木からの漂白の落ち葉の続き ハウスミカンを栽培されている方から、 年々ミカンの落葉が土に還りにくくなっている気がする という意見が挙がった。 ミカンに限らず果樹全般の話になるとは思うが、 果樹の秀品率を決める上で重要な要因として細根の発生がある。 事前に読んだ栽培マニュアル等に記載されている内容から、 おそらく樹木の細根は季節的な要素で発生と分解を繰り返すのだろうと捉えているけれども、 細根はおそらく土壌の物理性の高いところで発根しやすい傾向にあ...

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不調なミカンの木からの漂白の落ち葉

佐賀のハウスミカンの栽培者の方向けに塩類集積等の話をしましたの後に栽培の様子を見に行った。 ハウス内で下記のような話題が挙がった。 最近、ミカンの落ち葉が土に還るまでの時間が遅くなっているように感じる。 その中で更に不調の木からの落ち葉は 白っぽいものが多くなっている。 調子の良い木であれば、 こんな感じで褐色になっている。 なぜ、落ち葉は土に還りにくくなったのだろう? なぜ、落ち葉の色が白くなってしまったのだろう。 この疑問に対する解答...

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褐色腐朽菌のいるところではリグニンはどうなるか?

水耕栽培の培地は露地栽培の堆肥として再利用できるか?で表題の通り、 水耕栽培の培地であるヤシガラにキノコが生えたものは堆肥として利用できるか? という疑問に対して、 前回は上の写真のキノコの特定から始めた。 生育環境等からこのキノコは褐色腐朽菌に分類されるのではないか? とアタリを付けた。 堆肥として活用したいのは、 木質成分であるリグニンが酸化されて断片化したものであれば、 土とよく混ざるという前提で話を進めている。 枝は腐植になるか? この前提に対して、 褐...

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水耕栽培の培地は露地栽培の堆肥として再利用できるか?

ブログの読者の方と大きなキノコを見て思い出す師の言葉の話をしていて、 下記のような質問を受けた。 トマトの水耕栽培で利用しているヤシガラで、 使用期限が迫ってくると、 こんな感じで黄色いキノコが生えてくるけれども、 もしかしてベンチで利用しているヤシガラは良質な廃菌床堆肥になるのでは?と 堆肥に求める成分として土壌の有機物の蓄積モデルを元にアタリを付けると、 木質成分が腐朽菌によって分解された時の(ポリ)フェノルプロパノイドの可能性が高く...

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とある籾殻が敷かれた通路の上での戦い

有機栽培等でよく見かける通路を籾殻で覆うことで、 草抑えをしつつ保水させる。 上から降ってくる雨水を直接土に当てないことで土を締めないようにする。 おがくず堆肥を利用している畑の土を籾殻で覆うと、 冒頭の写真のようなキノコを早朝に時々見かける。 白色腐朽菌とトリコデルマの戦いの記事を意識して見ると、 このキノコは今まさに他の菌との戦いを行っていて、 籾殻で保水性を高め、 降雨で土の締め付けを回避して空気が入りやすい状態になっていて 窒素分少なめ、グルコース多めで優位...

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白色腐朽菌とトリコデルマの戦い2

前回の白色腐朽菌とトリコデルマの戦いで白色腐朽菌とトリコデルマは培地上で陣取り合戦をしていて、 培地に硫酸アンモニウム(硫安)を添加するとトリコデルマが活性化する という内容を記載した。 この内容は 先日紹介した共立出版のるキノコとカビの生態学という本に記載されていた。 この白色腐朽菌とトリコデルマの関係だけれども、 もう一点興味深い結果の実験があるので紹介すると、 白色腐朽菌が活性化した培地にトリコデルマの菌を投入する時、 培地上に添加した糖の種類でどの...

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白色腐朽菌とトリコデルマの戦い

先日紹介した共立出版のるキノコとカビの生態学という本で、 倒木が土に還る際の後半で白色腐朽菌とトリコデルマという菌が競合を始める という内容が記載されていた。 この話を紹介する前にトリコデルマについて触れておくと、 /***********************************************************/ トリコデルマ属は、子嚢菌門ボタンタケ科に属する菌類で、森林土壌中や落葉、枯れ木に生息するごく普通の菌類である。落ち葉や枯れ木を分解する腐生的な面も...

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イネ科緑肥の効果、再考

マルチムギが劣化土壌に果敢に挑む 昨日の記事で、 ネギの周年栽培において、土地不足で畑を休ませられるタイミングがないので、 ネギの畝の間に緑肥のマルチムギを育ててみたら、 予想以上の結果となったという報告があった と記載した。 この記事からなぜマルチムギがこんなにもハマったのか? という話題になったのでまとめてみることにした。 はじめに緑肥を使用する前の背景だけれども、 局所的ひび割れ、植物にとって過酷な領域 もともとは露地で上の写真のようにひび割れが...

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マルチムギが劣化土壌に果敢に挑む

スギナが繁茂する程使い尽くした畑。 それでも休めない畑に。クリーニングしながら栽培するこの方法は思ってた以上にハマったようです。 #京都農販 #テマイラズ pic.twitter.com/zzVQF6wcys — Kyoto-nouhan (@KyotoNouhan) 2018年6月12日 昨日、Twitterを開いたら、京都農販(@KyotoNouhan)のアカウントで上記のポストがあった。 この話の背景を記載すると、 年間の収穫目標が高いことにより畑を休ませることがで...

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スベリヒユの持つCAM回路

塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ 先日の記事で 塩類集積を起こした土でスベリヒユが繁茂していた という内容を記載した。 スベリヒユを調べてみると、 C4回路とCAM回路といった周りの草とは異なる光合成をしていた ということがわかった。 この話を進める上で、 C4とCAMについて知る必要があるため触れておく。 逆順になるけれども、まずはCAM回路について。 そもそもCAMとは何か?というと、 ベンケイソウ型有機酸代謝のことでCrassulacean...

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塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ

OLYMPUSのTGシリーズで広がる視野 先日見た塩類集積のハウスで、 スギナの他にスベリヒユを見た。 そういえば、 塩類集積の土壌ではスベリヒユをよく見るなと。 スベリヒユは強いのだろうか? せっかくの機械なのでスベリヒユについて見てみることにする。 成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑の106ページのスベリヒユを見ると、 スベリヒユが特別な植物みたいでepisodeが記載されていた。 その内容を見ると、 高温乾燥地の植物で発達した特別...

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OLYMPUSのTGシリーズで広がる視野

OLYMPUSから発売されているアウトドア用のTGシリーズ。 コンパクトデジタルカメラ | オリンパス このTGシリーズが発売された時、 防水防寒があるにも関わらず、夜間で片手取りができる という機能に感動して即買いした。 ※堆肥場は暗所であることが多く、粉塵が多いためアウトドア用でないと持って行きたくないという背景がある。 先日ひょんなことから比較的新しいバージョンを手に入れた。 このバージョンは上記の特徴にプラスして、Aモードがあったり、顕微鏡モードがあったりと、 更...

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ひび割れ環境でなんとか伸長したけれど

あのノゲシが負ける土があるとは 先日のひび割れた土壌の土で、 ノゲシといった強靭な植物であっても上の写真の通りで、 ひび割れてしまった土壌というのが植物たちにとって如何に過酷であるかを物語る。 そんな土地において、 他にもなんとか伸長していたタネツケバナがいたけれども、 緑肥を活用する意義 こじんまりとした株にアブラムシがびっしりでいたたまれない状態になっていた。 先日同様、動けない草が周囲の環境を変えながら成長するというけれども、 大きく成...

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あのノゲシが負ける土があるとは

京都市内のとある畑で休ませているところがあった。 その畑というのが この通り、ひび割れで草があまり生えていないし、 生えていたとしても背丈は低い。 そんな中、 この手の土を得意とする草はいるものだろうと探してみたんだけど、 強いと思われるノゲシのような草がこの通り。 用水路とキク科の草 植物は動けないので、 根を生やしたところの環境を変えながら成長する といういうけれども、 クローバの根の周りで何か起こってる どの草もうまく成長できなけ...

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川に落ちている石を頼りに肥料の鉱山を探す

株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 日本の各川で何の石があるか?が記載された本がある。 最近ちょくちょく行くようになった仙台にはどんな土があるのだろう? と宮城県のページをめくってみたら、 仙台市の名取川というところで、 株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 44ページ モルデン沸石ことゼオライトが採石できるらしい。 ゼオライトといえば土壌改良の効果が高いとされる粘土鉱物の一種で、 ホームセンターの肥料売り場でも売られていることがあるらしい。...

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