カテゴリー : 土壌環境

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表層無機質中間泥炭土の周辺にあった石

玄武岩質的な土の客土の中にあった鮮やかな赤までで、 宮城県遠田郡涌谷町にある土質と、周辺の山の土質を見た。 話は再び露地に戻って、 周辺の畑の排水性の向上のために深く掘った時に出てきたらしい石があった。 地中から出てきたか、畑の端の方に基盤として使用されていたものなのか?は不明とのこと どちらにしろ、水田にあった、もしくは使用されていた石なので、 周辺で採石されたものを使用しているということで間違いないだろう。 この石をマジマジと見てみると、 ...

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玄武岩質的な土の客土の中にあった鮮やかな赤

山からの恵みを畑地へ 前回の記事で、ハウス内で客土した土で栽培していた作物が綺麗に生えそろっていて その土が安山岩・玄武岩質的岩石が風化して出来た黒ボク土であったことを記載した。 他にもハウスを見せていただくと 局所的に赤い箇所がある。 周辺に転がっていた石を見ると、 時々、黒っぽい石の表面が茶色くなっている。 この石は何なのだろう? 茶色くなっているのは赤錆と解釈して良いのだろうか? そして、 鮮やかな...

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山からの恵みを畑地へ

泥炭土は有機質土 前回、表層無機中間泥炭土という名称の土があるところの土を見た。 この畑の隣の隣で周辺の山から土を持ってきて客土をされている畑(ハウス栽培)があった。 この場所は元々グライ土らしいので、グライ土の上の表層に客土となる。 その畑というのがこれで、 見事に生えそろっている。 土は細かくて、茶色い。 バークや籾殻等を入れて更に軽くされていた。 ハウスがたくさんあって、 どのハウスを見ても、それは見事に綺麗に生えそろっていた。 ...

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泥炭土は有機質土

前回、東北地方の宮城県遠田郡涌谷町で泥炭土という土質の地域に行ったことを記載した。 東北へ そこでは 見たことあるような気がするんだけど、 なんか見たことがない土を見た。 これが泥炭土なのだろうか? 記録した地図を元に撮影した箇所の土質を調べてみるとやはり泥炭土とある。 しかもサブソイラで深く掘ったと言っていたので、 表層と深い層の土が混ざっているのだろうなと。 取り急ぎ、 泥炭土について調べてみると 基本的特性は 泥炭層(加湿地に繁茂した植物遺体...

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東北へ

先日の宮城県遠田郡涌谷町のうじいえ農場さんの社内勉強会に呼ばれ肥料の話をしましたで記載した通りで、 宮城県に行く機会ができました。 出身は神奈川で京都を拠点としている私にとって、 宮城県のある東北というのは今までほぼ縁がなかった土地で、 宮城県を含む東北は新境地みたいなものです。 宮城県の位置を地図で確認すると、 この辺り。 先日訪れた遠田群は仙台よりも北西に向かったところにある。 CC BY-SA 3.0, Link フォッサマグナ 糸魚川-静岡構造線...

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再び四国徳島の三波川帯へと目を向けてみると

以前、四国徳島の吉野川付近に緑色の石が多くて、 これは三波川変成帯という地質によるものだと記載した。 この時はまだ三波川帯というものがわかっていなくて、 海のプレートが大陸のプレートの下を潜るように沈み込みをした際に、 プレートの間にある高圧の環境で変成を受けた後、地殻変動によって隆起した という内容を記載したけれども、 吉野川よりも南側の地域を見ないで、吉野川付近だけが変成して隆起したように見える。 実際はそうではないことを、 日本列島がまだ大陸...

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とある地域で白絹病が蔓延

とある地域で白絹病が蔓延しているという連絡があった。 作物名を明記すると地域を特定できてしまうため、 作物名は控えさせていただきます。 白絹病をざっくりと書くと、 (写真:野菜に病原性を示す Sclerotium 属菌 微生物遺伝資源利用マニュアル (32)(2012)の2ページより引用) 写真のように根の周りに絹っぽい菌糸がまとわりつくように広がり、 根、茎が水浸状に軟化腐敗した後、重症な株は枯死する。 様々な作物に対して影響を与え、 果菜類では深刻な被害と...

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ダンゴムシの忘れ物

ラッカセイの殻を土にすばやく還したい プランタの土で生ゴミを土に還していると、 どこからともなく、 アサガオの根元のダンゴムシ ダンゴムシを含め、様々な虫がやってくる。 そして増える。 ダンゴムシといえば脱皮して大きくなる生き物だけど、 脱皮した後に皮を食べて栄養にするという話をよく聞く。 にも関わらずだ、 プランタの土の上に脱皮した後の皮が残っているのをよく見かける。 ダンゴムシの甲羅には炭酸カルシウムを多く含むというけれども、 脱皮後...

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フォッサマグナと地すべりと農業

フォッサマグナ 糸魚川-静岡構造線 糸魚川-静岡構造線が観測できる断層があるフォッサマグナパークから北へ6km程進むと、 フォッサマグナミュージアムという博物館がある。 この博物館で、 よくわかる糸魚川の大地のなりたちという本を購入して読んでみた。 この本の中に興味深い話があった。 フォッサマグナと生活というテーマの一つの話としてフォッサマグナと地すべりという話題があった。 そこには フォッサマグナは全国屈指の地すべり多発地域です。フォッサ...

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フォッサマグナから考える日本の農業

今回の話を始める前に小話を2つ 事業を行う上でよくある話で、 問題は小さいうちに潰しておけというものがある。 経営を行うにあたって、時々発生する問題は組織が小さいうちに解決しておかないと、 解決しないで事業を進め事業が大きくなるに従ってその問題を解決するために多くの人や経費を投入しなければならなくなる。 事務の効率化や自転車操業からの脱却としてこの話題はよく挙がる。 次に師の元で栽培を学んでいた時によくあった話 営農において、東で研修を受けた方が西で就農すると破産しやすく、...

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長野の栄村小滝集落の米づくり後編

長野の栄村小滝集落の米づくり前編 前回、美味しい米を収穫している長野県の栄村にある小滝集落を訪れ、 水田の周りがどのような環境であるか?を見て回った。 その中で、 水田の上流にある山の土が赤土の粘土地で、 玄武岩のような特徴の黒い石がごろごろとしていた。 更に 水田へと流れる湧水の川底にも赤土が堆積していた。 これらの話を踏まえた上で、本題の水田を見てみる。 この地域で一番成績が悪い土はないか?ということで、 昨年は秋落ち、今年...

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長野の栄村小滝集落の米づくり前編

長野県の栄村小滝集落で東西と、栽培と畜産の家畜糞処理の事を話しましたでも書きましたが、 先週末に長野県にある栄村小滝集落というところに招待されて行ってきた。 私の師である青木さんのことを書いた記事をきっかけに知り合い、 青木さんのところにいた頃からセレクトファーム、コトブキ園であった事を経て、京都農販と一緒に産地を周り始めた それらの経験を踏まえ、業種、地域による差を集落の方に話をすることになった。 雪に埋もれた畑を見て思い出す師の言葉 農薬を使用している方の野菜も美味しいよ ...

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土壌分析アプリSoil3 on SOY Shop

以前から開発していた土壌分析アプリSoil2ですが、 調査を兼ねて大幅に改修してSoil3を開発しました。 ※Soil3はSOY Shopのマイページの拡張として動作します 土壌分析アプリsoil2 by Go Soil3でできることをまとめると、 事業所や各ほ場を登録し、 住所、面積やGoogle Mapsと連動して、位置情報とストリートビューの向きを設定する。 これによりアプリを介して畑の土の色や周囲の情報を現地に行かずともある程度把握することができる。 ...

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タデ科の草が先駆的に生える意義

仲間を集めて目立て イタドリかな?と書いたけど、 イタドリは大きくなる草で、この草はそれほど高くないからイタドリではないかもね。 まぁ、それを除いたとしても、 この植物はタデ科の草であることは正しいだろうし、 土手の縁の草刈りした箇所から一気に生えているので、 先駆者的要素が強いことは間違いないだろう。 でだ、 おそらくこの草らはシュウ酸を多く含むだろう。 タデ科の草に限らず草は土を含む周辺の環境に何らかの影響を与えるもの。 シュウ酸を多く含む植物が先駆的に生...

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川に石を置いたことから始まった(かも)

川の真ん中あたりで草が生え始める。 川の流れは右から左。 その流れに従って、 ランナー(匍匐型)が伸長する。 シロクローバは匍匐する ここは、 矢印の箇所に大きな石があって、 水の流れが矢印のようになって、 川の流れが弱くなった矢印の箇所に上流から流れてきた砂利が堆積して、 その上にオギっぽい草が発芽した。 白い綿毛がなびくのは秋の喜び このオギっぽい草が下流、しかも流れの弱い向きに伸長していく...

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神奈川の半島の先にある島、城ヶ島

神奈川県の新横浜付近にある畑の色で神奈川県に来た。 せっかくの機会なので神奈川の南東の三浦半島の先端にある城ヶ島に行くことにした。 三浦や城ヶ島といえば、神奈川県民であれば遠足や自然教室で訪れる機会が多いはず。 ここは(人類史を遥かに超えた)歴史的に何度も大地震があって隆起したとされ、 傾斜の地層が露頭している。 何度も来ていたはずなのに、 岩礁が広がっているのは印象に残っているけれども、 岩礁が縦になった地層であることは印象に残って...

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農研機構の日本土壌インベントリー

先日、農研機構に行ってきた。 農研機構の谷和原圃場の土質 この時に農研機構の方から非常に役に立つWebサービスを教えていただいた。 それは 日本土壌インベントリーだ。 日本土壌インベントリー | 農研機構 何がすごいのか?といえば、 検索窓で緯度経度を入力して検索すると、 調べたい地域の土質がわかり、 更に土質の詳しい説明を表示することもできる。 このサービスにより訪れたことがない地域でも、栽培面での土壌の特徴を把握することがで...

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農研機構の谷和原圃場の土質

内容は割愛しますが、所用で筑波にある農研機構に行くことになった。 農研機構といえば、日本における農業の最先端の研究を行っている研究機関だ。 農研機構 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 ここで気になるのが露地栽培の研究を行っている土質だろう。 というわけで今後の付き合いも兼ねて、試験圃場を案内していただきました。 ※撮影と掲載の許可を頂いています 土の色が茶色い。 ここは褐色の黒ボク土に当たるところだ。 間隙が形成されていて、排水性は高...

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黒ボク土は栽培しにくかった土なのか?後編

黒ボク土は栽培しにくかった土なのか?前編 前回、 黒ボク土は腐植が多く物理性には富んでいるけれども栽培しにくい土だとされていたけれども、 その感覚に違和感があることを記載した。 黒ボク土は養分が少なく、 アルミニウムが溶脱しやすいから栽培しにくいという。 黒ボク土は本当に良い土なのか?後編 おそらく土自体が養分に富んでいる土地はほぼないだろう。 山からの水に養分が富んでいるかどうか?が養分の有無に影響を与えているだろうから、 平野の黒ボク土であれば養分は少ないことは...

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黒ボク土は栽培しにくかった土なのか?前編

南九州の黒ボク土 神奈川県の新横浜付近にある畑の色 鹿児島や横浜の黒ボク土の地域や、 黒ボクの条件を必死に再現しようとして試行錯誤している土質を見て思った。 学生の頃や栽培に関わり始めてから出てくる話題として、 火山灰由来の黒ボクは腐植に富んで、保水性、排水性が高いけれども、 土自体には養分が少なく、アルミニウム障害が起こりやすいから栽培しにくいと。 土壌の酸性具合に気を付けろ おそらく関東にずっと居続けていれば何も違和感を感じなかっただろうけれども、 関西...

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