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アーカイブ : 2020年06月

 

SOY CMSとSOY Shopの管理画面でメモウィジェットを設置しました

php-webdriverでelement click interceptedのエラーに対しての記事でも触れましたが、SOY CMSとSOY Shopに常に画面左下に設置されるメモウィジェットを設置してみました。開発の経緯はVPSサーバで運営方法によって、PHPの標準の設定ではデータが扱えないことがあり、php.iniをいじることがあります。例えば、一回に100点近くの商品をまとめて注文するサイトでは、カートに入っている商品の配列がオーバーフローを起こし、エラ

 

php-webdriverでelement click interceptedのエラーに対して

Selenium + Jenkins + phpwebdriver + Chromiumのヘッドレスでテストの自動化を行っている。Jenkins + ヘッドレスChromeでテスト自動化の省力化先日、SOY CMSとSOY Shopに常に画面左下に設置されるメモウィジェットを設置して、テストにかけてみたら、PHP Fatal error: Uncaught Facebook\WebDriver\Exception\UnrecognizedExceptio

 

色鮮やかなアサガオの秘密に迫る

前回のpHによるアントシアニンの色の変わり方を見るの記事で、pHによってアントシアニン(もしくはアントシアニジン)の色は変わると記載した。アジサイから始まったけれども、アジサイは別の仕組みであり、上記の例に該当するのはアサガオという内容で前回の記事を〆た。株式会社誠文堂新光社の朝顔百科には下記のように記載されていた。/**************************************************/朝顔のアントシアニンは中性から弱酸性で

 

pHによるアントシアニンの色の変わり方を見る

前回のアジサイの花弁の色を理解する為にアントシアニジンを見るの記事でアントシアニジンの構造を見た。これを踏まえた上でアジサイの花弁でpHによって色がわかる事について触れたいけれども、その前にアントシアニンという用語に触れておく。Wikipediaでページがあるもの例にしてアントシアニジンの一種であるシアニジンを見る。NEUROtiker (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるシアニジンは真ん中の環(C環)の上のOがプ

 

アジサイの花弁の色を理解する為にアントシアニジンを見る

アジサイの花弁の色を理解する為にフラボノイドを見るの記事で、アジサイの花弁の色を理解するためにフラボノイドの合成の途中まで見た。今回は前回の黄色い色素のフラバノンの続きで、今回も前回同様、羊土社 基礎から学ぶ植物代謝生化学の53ページを参考にして話を進める。GFDL, リンクを改変フラバノンからいくつかの反応を経ると、Pelargonidin.png: Edgar181derivative work: Shakiestone - このファイルの派生元:

 

アジサイの花弁の色を理解する為にフラボノイドを見る

シロザの下葉があまりにも赤くてまでの記事で植物問わず、様々な色素に触れてきた。カロテノイドの生合成の記事で、黄から赤までの色相のカロテノイドが様々な装飾を経て、どのように色が変化していくのか?を見た。色の変化を見てきた今ならば、土壌のpHによって花弁の色が変わるアジサイについて、より深く理解ができるかもしれない。アジサイが青色の花を咲かせているアジサイの花弁で重要なのは、Yikrazuul - 投稿者自身による作品, パ

 

シロザの下葉があまりにも赤くて

耕作放棄されているところで、赤さが目立っていた草があった。先端を見ると、白い粉のような模様になっていたので、おそらくこれはアカザ科のシロザだろう。収穫後に現れるすごいやつ、シロザ去年もこの畑は栽培されていなかったので、秀品率が落ちに落ちたところなのだろう。ずっと見てきたけれども、草むらになることすら無い程、草がほとんど生えない。局所的ひび割れ、植物にとって過酷な領域株が小さいのに葉が赤くなっていることから、このシロザも相当のストレスを感じている

 

昆虫にとってのメラニン合成

JackLotusさんによる写真ACからの写真褐色のバッタの記事で褐色の色素はメラニンに因るものでありそうだという内容を記載した。他のバッタの話題だけれども、トノサマバッタにおいて、群生相(高密度飼育)で黒っぽく、つまりはメラニンが合成されているそうだ。メラニンといえば人体では有害な紫外線から肌を守る役割がある。低温研ニュース 2000年2月 No.9 - 北海道大学低温科学研究所のページに拠ると、昆虫におけるメラニン合成はカビやバクテリアに対する生体防御機構の一つで

 

ハナカマキリのピンク色の色素は何?

前回の褐色のバッタの記事まででバッタの色素を見てきた。バッタの緑色はヘムを分解したビリン系色素に因るもので、ビリン - Wikipedia褐色はメラニンに因るものでありそうだ。メラニン - Wikipediaここで本題に戻り、花に擬態するカマキリ(バッタ目)がいて、それらの色素は一体何なのだろう?という疑問にふれる。※掲載できる写真がないので、気になる方はランカマキリで検索してみてください。ハナカマキリ - Wikipedia

 

褐色のバッタ

草むらで生きる緑色の昆虫たちの続き草むらでバッタやカマキリを探すと、緑色の個体やJackLotusさんによる写真ACからの写真褐色の個体を見かける。草むらであれば緑色が保護色になり、秋に近づき、夏草が枯れ始めた頃になると褐色が保護色となる。この褐色のバッタの色素は何だろう?ということで調べてみることにした。上記のバッタとは異なる内容だけれども、ヒントとしてトノサマバッタの群生相について記載されているものを持ち出してみる。群生相というのは

 

草むらで生きる緑色の昆虫たち

先日、大阪の箕面にある箕面公園昆虫館に行った時、ピンク色のハナカマキリを見た。長い進化の歴史において、なぜこんなにも花に似ているカマキリが誕生したのだろう?と改めて思った。ハナカマキリ - Wikipediaよく言われるのが、カマキリは花に似ている方が捕食対象の昆虫が寄ってきて生存競争で有利だったからというものだけれども、こんなにも都合よくピンク色になるのもなのか?小さなマメ科の花と小さなハナバチの記事で草むらに行ったことを記載した。上記の記事

 

小さなマメ科の花と小さなハナバチ

初春あたりに咲く花で、コメツブウマゴヤシやコメツブツメクサというマメ科の花がある。マメ科の花なので、複雑な形をしていて小型のハナアブあたりではおそらく花蜜にはたどり着けない。ミツバチから見ると小さすぎて花蜜は吸えないだろう。小型のハチといえばカリバチがいるけれども蜜を吸うかな?と様々な事からコメツブツメクサはどんな昆虫が媒介しているのだろう?と気になっていた。ミツバチとマメ科の花カリバチとミツバチの誕生近所の公園でベンチに座りながら

 

放線菌のカロテノイド生合成

前回の乳酸菌が合成するカロテノイドの記事では、ウシ生乳由来の乳酸菌が好気環境下において、酸化ストレス耐性としてカロテノイドを合成しているという研究報告に触れた。他にも何かあるか?と検索を続けていたら、高野英晃 - 微生物機能を誘発する環境因子群とその作用機構に関する研究 - 日本農学進歩賞(2015)という研究報告にたどり着いた。要約すると、土壌にいるグラム陽性細菌である放線菌(の一種)で、光を感知することによってカロテノイドの生産が促進された。放線菌は受光することによって、カロテノ

 

乳酸菌が合成するカロテノイド

カロテノイドの先にあるものまでの記事で植物においてのカロテノイドの生合成とカロテノイドの代謝産物についてを見た。人体において、カロテノイドの摂取後の効果で有名なものはUser:Slashme - Drawn in BKchem, perl, inkscape, vim, パブリック・ドメイン, リンクによるβ-カロテン - WikipediaNEUROtiker (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる

 

さくらのメールボックスからのメールをGmailで受信した際の?のアイコンを回避

話を始める前に環境を挙げておくとメールボックス:さくらのメールボックスドメイン:お名前.comで取得今回のタイトルにある内容を整理すると、お名前.comのDNSの設定の方で、MXレコードのみさくらのメールボックスに向けている状態でGmailにメールを送信すると、アイコンの箇所が?になっているメールが届く。スマホ(Android)のGmailでこの?の箇所をクリックすると/********************************/未承認メール

 

林床で光が差し込むところに生えた植物

雑木林と呼んでよいのかわからないが、近所のちょっとした林がある。最近晴れの日はこの場所を通っている。上の写真の右下あたりに光が差し込んでいる場所がある。林床で薄暗い中、ここには光が差し込んでいて、しかもそこに何かが育っている。おそらくここは比較的長い時間光が差し込んでいる箇所なのだろうな。この植物はつる性らしく、近くの木に絡みつきながら上を目指していた。奇数羽状複葉で小葉の縁は波立っているので、これはマメ科のフジかなと勝手に想像しながら、

 

レンゲ米の水田に集まる昆虫たち

高槻の清水地区のレンゲ米の水田の田起こしの記事で、レンゲ米をされている方の田を見た。この田はいつも通っている道にあるので、通る度に経過を見ている。先日、この田で入水して田植えをしていたので、水の濁り具合やプランクトンの増殖具合を見ていた。春の入水後に緑藻が繁茂した周辺には田がいくつもあるので、大きく目立っていた違いが、おそらく動物性プランクトンだろうけれども、茶色いもやが一気に広がったこととその後の浮草の発生で、浮草の上にハエが集ま

 

鮭とイクラのカロテノイド

カロテノイドの理解を深める為には、カロテノイドに関わるものを網羅的に触れることが大事であるはず。カロテノイドの先にあるもの身近でカロテノイドが豊富に含まれているのが、鮭の切り身で見られる赤い色素だったりする。この赤い色素は、Yikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるアスタキサンチンと呼ばれる色素であるらしい。アスタキサンチン - Wikipediaカロテノイドの生合成アスタキサン

 

カロテノイドの先にあるもの

カロテノイド生合成阻害の除草剤を見るまでの記事で様々な視点からカロテノイドを見てきて、カロテノイドは植物動物問わず抗酸化作用に関わるので重要という内容を何度も触れた。健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろうこのカロテノイドだけれども、植物では更に見るべき内容があり、その内容とはカロテノイドが植物ホルモンの前駆体になっているということ。例えば、akane700 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 

カロテノイド生合成阻害の除草剤を見る

南房総族よりビワが届いた2020Shohei_Mar2091さんによる写真ACからの写真風邪の予防にミカンというけれどまでの記事でカロテノイドに注目している旨を記載した。昨今の免疫を向上する食材の情報を見ていると、カロテノイドを抑えておいて損はないと判断してのこと。カロテノイドの生合成の記事でカロテノイドはどういう経路で合成されるか?を見てきたけれども、もう一つ見ておくべきこととして、カロテノイドが合成されなかったらどうなるのか?も重要だろう。カロテノ

 

風邪の予防にミカンというけれど

前回の南房総族よりビワが届いた2020の記事でビワは果実の中でカロテノイドを多く含むという研究報告に触れた。この研究報告の中で、Shohei_Mar2091さんによる写真ACからの写真ウンシュウミカンも高いスコアであったので気になった。ウンシュウミカン - Wikipedia気になったらとりあえず検索しておくのが常なので検索してみたら、主要産地のウンシュウミカンに含有される β-クリプトキサンチン量の品種群間差およびその糖度との関連について

 

SOY CMS内のTinyMCEでstyleタグを使用する

SOY CMSの記事の投稿画面で、記事の本文中で<style>タグを入れたいという質問がありました。SOY CMSの記事の投稿画面ではTinyMCEというWYSIWYGエディタを利用していますが、The Most Advanced WYSIWYG HTML Editor | TinyMCEWYSIWYG - Wikipediaソースコードを直接記述する機能を使用し、上記のように<style>付きのHTMLを記述し、OKを押してみ

 

南房総族よりビワが届いた2020

昨年に引き続き、今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。南房総族よりビワが届いた2019そして開けた。開けてふと気が付いた。そういえばビワの色は淡い橙色だと。橙色といえばカロテノイドだ!ということでビワの色素を調べてみたら、果実類のカロテノイド含有量における品目間差 | 農研機構というページにたどり着いた。ビワは他の果実と比較してカロテノイドを豊富に含んでるらしく、User:Slashme - Drawn in BKche

 

植物体内でカロテノイドを蓄積する場所

前回のカロテノイドの生合成の記事では、タイトル通り、カロテノイドの生合成を見た。次に気になるのが、植物体のどこでカロテノイドが合成されて、どこに蓄積されるか?だろう。再び、総説 花を彩るカロテノイド:その多様性と蓄積制御機構 - 園学研.(Hort. Res. (Japan)) 18 (4):335–347.2019を読んでみることにする。上記の総説の339ページに色素体における蓄積能力という節がある。カロテノイドは葉と花弁では蓄積される箇所は異なり、カロテノ

 

カロテノイドの生合成

健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろうの記事で、植物が常に晒される太陽光の紫外線対策として合成されるカロテノイドは、動物が摂取すると免疫の恒常性の維持に関与するという内容を記載して、この内容からこれからの社会で絶対にカロテノイドの知見が重要になると思ったので、カロテノイドについてわかっている事を片っ端から触れたくなった。ウィルスによる感染症に対して我々は正しく恐れる程の知見があるか?カロテノイドというのは、fuaさんによる写真ACからの

 

SOY ShopでSMBC GMO PAYMENT用の決済モジュールを作成しました

表題の通り、SOY ShopでSMBC GMO PAYMENT用のクレジット決済モジュールを作成しました。SMBC GMO PAYMENT当プラグインは標準機能には同梱しないので、利用したい方は下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。お問い合わせ追記当モジュールの開発に合わせ、GMOペイメントゲートウェイ用のクレジット決済モジュールも作成しています。GMOペイメントゲートウェイ:クレジットカード払いの決済代行など多様な総合決済サービスをご提供

 

株式会社フィールド&マウンテン様のヤマトリップショップの制作を行いました

ヤマトリップショップhttps://yamatrip.com/shop/嫁の亮子です。株式会社フィールド&マウンテン様のヤマトリップショップの制作をさせて頂きました。ヤマトリップショップは、各地の山小屋で販売しているグッズをネットで販売するネットショップです。この中で紹介したいものとして、投げ銭機能があります。投げ銭ボタンを押すと、100円、500円、1000円、5000円とsoyshopの商品詳細画面で登録した価格帯の金額が出てくる仕組みです。投げ銭だけでなく、商品ページに投

 

ミヤコグサの開花に続くマメ科の花

ミヤコグサのタネとりアザミ、ミヤコグサに続き、初夏に向けてこれらに続く花を探している。ミヤコグサから少し離れた草むらに、奇数羽状複葉でどこからどう見てもマメ科であろう草があったのでこの草を注目していた。先日、この草の前を通った時、うっすらピンクの箇所が目に付いた。葉の形と花の咲き方でこの植物のことがわかるぞ!ということで、調べてみたら、どうやらコマツナギ(駒繋)という植物でありそうだ。

 

ミヤコグサのタネとり

先月下旬頃、黄色の花の群生に気が付いた。この花を調べると、おそらくミヤコグサで、ミヤコグサの花弁の色はなぜ珍しいのだろう?ミツバチが集まっていた。この花の形はハチでないと花蜜にたどり着けないよね。ミヤコグサにミツバチが集まる林床のアザミの更に下にミヤコグサは群生を形成するので、これはおそらく近いうちに何らかで重宝するだろうなという予感があり、ミヤコグサはいつ結実するか?を知るためにここに定期的に訪れる事にした。アザミの群生を探し

 

健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろう

農薬を使う必要がない野菜こそが健康に繋がるはずの記事までで香りに関することを見てきたけれども、黄色い色素のケルセチンに戻って再び色に戻る。最近注目しているものにカロテノイドとフラボノイドがある。きっかけは色々あるけれども、コトブキ園さんから恵壽卵を頂きましたの記事で、卵の黄身の鮮やかな色はカロテノイドに因るものということが再び気になったのが大きい。自然派の方々で卵の黄身の鮮やかさが人工的で嫌だという意見を時々見聞きするけれども、鮮やかさは餌の種類に因るもので、平飼

 

農薬を使う必要がない野菜こそが健康に繋がるはず

前回の農薬を使う必要がない野菜こそが美味しいはずの記事で、植物が食害昆虫や病原性微生物への耐性向上の為に貯め込む香り化合物(二糖配糖体)は、作物の品質において食味や香味を向上させる可能性が高いとされる。以前、植物の香気物質と健康の記事で、ゴボウの香気成分と健康について触れたが、今回話題の青葉アルコール等も健康で何か話題がないか?検索してみたら、倉恒弘彦著 みえてきた慢性疲労のメカニズムとその対処法 - 日本未病システム学会雑誌12(1):22-24,2006の中で疲労に伴う機能低

 

農薬を使う必要がない野菜こそが美味しいはず

ふぉと忍者さんによる写真ACからの写真香り化合物の合成経路から見えてくることの記事までで見てみた香り化合物の青葉アルコールことヘキセノール等は最近は植物が食害昆虫や病原性微生物に対する耐性としての話題を頻繁に見かけるけれども、発見された当初は緑茶の良い香りとしてであった。以前、野菜の美味しさとは何だろう?香気の記事でも触れた通り、野菜に限らずどの食材でも香りというのは味を引き立たせる上で超重要な要素となっていて、鼻が詰まっている時に食べたものはあまり味を感じないというというの

 

SOY ShopのオーダーカスタムフィールドでjQueryのDatepickerを使ってみる

配送と店舗受け取り型の形態のネットショップを運営予定の方から、カートのお支払い・配送方法の選択画面で、配送(上のキャプチャでは宅配便)と店舗受け取りを並べつつ、どちらの注文も同時に対応できるようにしたいという要望がありました。どちらか一方であれば、標準配送モジュールの複製と少々のカスタマイズで事足りるが、一つの注文で両方同時に選択したいという要望の為、プラグイン(モジュール)の複製では要件を満たさない。SOY Shopの配送モジュールのカスタマイズ例そこで、配送モ

 

香り化合物の合成経路から見えてくること

ふぉと忍者さんによる写真ACからの写真前回の青葉アルコールが葉から揮発するまでの記事で、青葉アルコールではないが、葉の中で香り化合物は配糖体として蓄積されていて、損傷を受けたときに糖が外れて揮発するという研究報告があることを紹介した。これらを踏まえた上で、次に気になるのが、香り化合物がどのような経路で合成されるか?だろう。香り化合物はどの植物にも一律あるはずなのに、栽培者の腕によって食害されなかったり、食害が止められなかったりといった差があるわけで、栽培環境によって合成に

 

SOY2HTMLで軽微なカスタマイズを加える為の機能を追加しました

SOY CMSとSOY Shopの両方で隠しモードとして、SOY2HTMLでクラスファイルと同名のHTMLファイルを読み込む際、HTMLファイルのファイル名の頭に_(アンダースコア)を付与することで、アンダースコア付きのHTMLファイルを読み込む機能を追加しました。SOY2HTMLとはなんぞや?と疑問に感じた方は事前に下記の記事をご覧ください。SOY2HTMLで処理とデザインを切り分ける今回の改修の具体的な内容に移り、ショップ情報表示プラグイン(ID:arrival_sh

 

青葉アルコールが葉から揮発するまで

J.Jさんによる写真ACからの写真前回の痛みは青葉の香りにのせて隣株に伝えるの記事で、ハスモンヨトウの食害を受けたトマトの葉から、青葉アルコール(ヘキセノール)という揮発物質が出て、隣の株が葉からそれを吸収すると、葉で糖を2つ付けて二糖配糖体にして貯蔵。その葉はハスモンヨトウに対して何らかの影響を与えるという研究内容があることを紹介した。この内容を踏まえて次に気になる事はおそらく、・青葉アルコールの揮発と吸収はどの植物にも備わっている機能なのか?・栽培方法によって揮発

 

fatal: write error: No space left on deviceの対処

当ブログで詳細ページを開いたら、突然fatal: write error: No space left on deviceというエラーが発生して詳細ページが見れなくなった。話を進める前に環境を載せておくサーバ:さくらVPS 1G + NFS 100GOS:Ubuntu 20.04さくらのVPSで追加ストレージ(NFS)を利用してみたデバイスには新たに書き込む容量がないというエラーであるそうだ。No space left on device とエラーが出ると

 

【SEO対策】HTMLの圧縮

【SEO対策】Gueztliで画像のファイルサイズの削減の記事でクライアント(サイトを見る側)とサーバ間でのデータのやりとりで、転送量を減らすと良いという内容を紹介しました。ここで今回紹介するHTMLの圧縮を行うと、更に転送量が減らすことが出来ます。2020年6月時点で、表示速度の高速化や転送量はSEOにあまり影響を与えないとのことですが、これから更にデータのやりとりが増えるであろう中で、転送量を減らす取り組みはエコに繋がるはずなので、HTMLの圧縮はやっておいた方が良いはず。

 

痛みは青葉の香りにのせて隣株に伝える

黄色い色素ケルセチンの記事までで最近花の色に関与する色素に興味がある旨を記載しているが、色素を知るほど香りについても興味が湧くのが人の性。なんか良い読み物はないかな?と検索してみたら、植物が香り化合物を出す仕組み、吸う仕組み 単純拡散では説明がつかない - 化学と生物 Vol. 56, No. 2, 2018という解説にたどり着いた。内容について触れる前にタイトルを再度見てみると、香り化合物を出す仕組みというのはなんとなく想像できるけれども、吸う仕組みと

 

黄色い色素のケルセチン

前回のミヤコグサの花弁の色はなぜ珍しいのだろう?の記事で、ミヤコグサの花弁が基本が黄色で、所々に赤い箇所があるのは珍しいということで色素を調べてみたら、フラボン類のケルセチンとカロテノイドであることを知った。上記の内容を踏まえた上で、今回の話を始める。ケルセチンという黄色の色素はハチミツの成分でよく見かけるので、更に検索をしてみたら、寺尾純二 酸化ストレスを制御する食品機能成分の活性発現機構に関する総合研究 - 日本栄養・食糧学会誌 第68巻 第1号 3-11(2015)


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