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アーカイブ : 2021年09月

 

ササと常緑広葉樹の棲み分け

毎日何気なく通っている道だけれども、下からササ、常緑広葉樹、写真では写っていないけれども、落葉広葉樹のブナ科のアベマキと、綺麗に棲み分け状態になっている事に気が付いた。道端に大きなドングリが落ちていた見える範囲でのササの背丈が揃っている。ササが広葉樹の木漏れ日が差し込む場所を狙って生えると、縦よりも横に伸長した方が有利なのだろうな。ここはある程度人の手が入って管理されているけれども、ササの生える位置は放置されているところでもさほど変わらないだろう。森林...

 

人々はツルマメの強さに頼ったはずだ

今回はツルマメらしき草を発見したの記事の続き。唐突だけれども、考古学の研究を紹介する。縄文時代の遺跡からツルマメっぽいマメが食材として利用されていた痕跡が見つかっている。中山誠二 縄文土器に残る圧痕から栽培植物の起源を探る 化学と教育 66 巻8 号(2018 年)上記の内容を踏まえた上で、本題に入る。冒頭の写真のちょっと上の方に目を向けてみたら、これから背が高くなりそうな草が生えていたのだけれども、こんな感じで、周辺で背丈...

 

ツルマメらしき草を発見した

マメ科のヌスビトハギのようは小葉でありつつ、茎がつるのように伸長しているマメ科の草を見かけた。もしかしてこれは、近所で自生しているか探していたアレか?花はとても小さく、コハナバチが受粉に関与しているのでは?と思えてくる。小さなマメ科の花と小さなハナバチ探していたアレであるか?の確信を得るために、つるをマジマジと見る。枝豆の莢を小さくしたような莢が形成されていた。この草はダイズの原種と考えられているマメ科のツルマメである可能性が高...

 

イネの根元に糸状のマット

普段見ているところとは異なる田にて、イネの根元に白い箇所があったので記録として撮影しておいた。白い箇所は糸状のものが重なり合っていた。これは植物の根ではなさそうだし、糸状菌でもなさそうだ。それ以外の糸状の生物を思い浮かべてみたところ、アミミドロやサヤミドロのような藻類がいた。アミミドロ - Wikipedia水田灌水時に増殖したアミミドロは、田の水を引いた時に漂白されて残るのだろうか?アミミドロは田に入水する水の影響が豊富な場合に急速に増殖...

 

サクラの落葉が何か早い

なんとなく木を眺めていて気が付いた。サクラが落葉し始めているなと。サクラの落葉ってこんなに早かったっけ?この木の近くに、落葉樹として定番なブナ科のクヌギらしき木があるので行ってみると、クヌギらしき木の葉は落葉する気配はなし。葉が環境ストレスをたくさん受けたら落葉しやすくなるはずで、サクラよりもクヌギの方が環境に対してタフなのかなと。コナラの落葉から落葉性を考える桜の落葉や変色が目立つ 長梅雨や猛暑で夏バテか - ウェザー...

 

ブナ科の幼木の周りのエノコロたち

道路の横の街路樹のところにブナ科のクヌギらしき木がいる。この木は幼木が冬の寒い風に当たるの記事でも見た。この木の周辺の植生が気になったので、メモとして残しておく。木の根元で一番最初に目についたのが、イネ科のエノコロで、次にイネ科のメヒシバ。これらの草の下を見てみると、写真ではわかりにくいが、シダ植物のスギナが繁茂していた。この状況は鉄の吸収とアルミニウムの無毒化で見たスギナを囲むようにマルチムギが生えていることと似ている。...

 

道端に大きなドングリが落ちていた

道端にドングリが落ちている季節になった。道端の横にある林では、アベマキの記録があるので、このドングリはおそらくアベマキだろう。アベマキやクヌギはブナ科の堅果の中では大きい部類に入る。※葉の細さからクヌギに見えるので、クヌギかもしれないし、記録を頼ればクヌギとアベマキの交雑種かもしれないそんな大きなドングリが何故か一番はやく落ちてくる。カシやコナラといった小さなドングリよりもアベマキのような大きなドングリが先に落ちてくるのだろう?この理由は知って...

 

いもち病対策の要のMELは何から合成されるか?

いもち病菌よりもはやくに葉の上にいてほしい菌たちは本当にいて良いのか?の記事で、葉面常在菌が合成するエステラーゼ活性を示す酵素を葉に対して高濃度散布したら、植物が枯れたという研究報告があることを紹介した。枯死の原因は、酵素が葉表面にあるクチクラを脂肪酸に分解して、紫外線や乾燥等に弱くなったことだとされている。では何故、葉面常在菌はクチクラを溶かすのだろうか?いもち病菌よりもはやくに葉の上にいてほしい菌たちの記事で触れたマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)に注目して考えてみる...

 

いもち病菌よりもはやくに葉の上にいてほしい菌たちは本当にいて良いのか?

いもち病菌よりもはやくに葉の上にいてほしい菌たちの記事で、いもち病菌が持つイネの防御機構をすり抜ける衣のような糖脂質を、酵母が合成する酵素で分解して、いもち病の感染を抑える可能性があるという内容を記載した。この内容を見る限りでは、上記のような酵母が葉の上に居てほしいと思うけれども、本当にそれで良いのか?を判断するために、他の研究結果を探してみた。早速見つかったのが、平成27年度主要成果 葉面常在菌の高濃度酵素培養液は植物を枯死させる - 農業環境技術研究所で、...

 

いもち病菌よりもはやくに葉の上にいてほしい菌たち

前回のいもち病菌はイネの自然免疫を回避するの記事で、いもち病菌はα-1,3-グルカンをまとうことで、イネが葉の上にいもち病菌がいることに気付かず防御反応を示す事ができないという内容を記載した。合わせて、いもち病菌のα-1,3-グルカンを分解出来る酵素をイネに合成させるようにしたら、いもち病の感染率が減り、この酵素が細菌由来であることも記載した。細菌由来であれば、葉や籾にそれらの菌もしくは細菌がいれば、いもち病の感染は緩和されるはず。前回の記事の末尾に記載しておいた...

 

いもち病菌はイネの自然免疫を回避する

穂いもちの発生に対して殺菌剤を使用して良いものか?の記事で、稲作のいもち病に対して、殺菌剤を使用したら負の状態から抜けられなくなるのではないか?という懸念を記載した。殺菌剤の代わりにすることとして、土作りはもちろんのこと、物理性の改善に合わせて減肥をしつつ中干しをしないことが有効ではないか?と記載した。対策を更に詰める為に、いもち病についてわかっている事を整理する。α-1,3-グルカンを利用した植物病原性糸状菌の自然免疫回避機構-平成24年度の主な研究成果 - 農研機...

 

穂いもちの発生に対して殺菌剤を使用して良いものか?

今年の長雨により低温障害や、稲いもちの被害が深刻化しつつある。低温障害は深水で根元を一定の温度に保つことで問題を緩和するとして、稲いもちの方は何かと厄介となる。いもちは以前、いもち病の抵抗性を色素の観点から見てみるの記事で、フラボノイドの一種であるサクラチネンの蓄積によって稲の株内への侵入を抑制できるという内容を記載した。ただ、フラボノイドであれば合成にはおそらく紫外線の照射が関係している可能性が高く、長雨による日射量不足でいもちの回避を困難にする。※他にケイ素で葉を頑丈にす...

 

水田の細長くて丸い草

この写真ではよく分からないが、稲の前に稲以外の草が生えている。どんな草かわかりやすいように根元を撮るとこんな感じ。蕊が出ているので、これが花だろう。おそらくこれはカヤツリグサ科のホタルイという草だろう。ホタルイ - Wikipedia時々、ホタルイを対象とした除草剤の話題が挙がるけれども、見たところ、イネよりも背丈が低く、イネを覆って競合になるような感じもないので、放置しても何ら影響がないような気がする。一枚の田だけやたらとイヌビエらし...

 

中干しなしの田の水が澄んでいる

前回のカエルの変態は中干し有りの田では間に合うのか?の記事の続き。田植え前に土作り + レンゲ後の稲作で中干しせずに夏を経過した田では、水がとても澄んでいて、イネ以外の草がほとんど生えていないことに気が付く。中干しをしたところでは緑色の藻が生えていたり、草が生えていたりする。緑色の藻がないと、水の底まで光が届き、水温が上がりやすいという事を以前記載した。※以前は藻ではなくウキクサだけれどもウキクサは稲作においてどのような影響を与えるのか?...

 

カエルの変態は中干し有りの田では間に合うのか?

土作り後のレンゲ + 中干し無しの田んぼの畦にカエルがたくさんいた。カエルは田で最も防除が難しいカメムシ目対策の切り札みたいなもので、カエルをたくさん見かけるのは嬉しい。ウンカは水生生物の生態系にとって重要であるらしい畦のカエルは田にオタマジャクシがたくさんいたので、ここで変態したカエルが大半なのだろう。ここでふと気になった。カエルはいつ産卵して、オタマジャクシの時期はどれ程なのだろう?中干しで田の水を無くすと、水路に逃げられな...

 

土壌分析のECを丁寧に見てみる

土壌診断のECの値が話題に挙がったので、改めてECについて見ることにしよう。ECというのは、電気伝導率(electrical conductivity)のことで、溶液中で電気を通しやすいものがどれ程溶けているか?を測定したものになる。土壌のEC値に関与しているものが塩類という水に溶けやすいもので、塩類には食塩(塩化ナトリウム)の他に、硝酸態窒素である硝石(硝酸カリウム)、硝安(硝酸アンモニウム)や硫安(硫酸アンモニウム)等がある。栽培の指導ではECは土壌中にどれ程の窒素肥料が...

 

窒素肥料6割減の小麦の品種改良の話題から

先日、テレビのニュースで窒素肥料6割減でも多収の小麦の品種改良の話題があった。詳細は下記のプレスリリースに記載されている。世界初!少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功―窒素汚染防止と食料増産をアンモニウムの活用で両立― | 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS着目しているのは、無機の窒素肥料を施肥した時に発生する生物的硝化作用を抑制(BNI)することで、小麦にBNI能を付与している。生物性硝化作用というのは、土壌中の微生物の働きにより、...

 

SOY Shopのタグクラウドプラグインでカテゴリ分けの機能を追加しました

SOY Shopのタグクラウドプラグインを利用している方から、登録したタグの候補の数が多くなったので、わかりやすくしてほしいという要望がありました。SOY Shop版タグクラウドプラグインを作成しましたこの要望を解決するためにタグの候補をカテゴリ分けできる機能を追加しました。今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。https://saitodev.co/soycms/soyshop/

 

秀品率の低い田では、イネの根元にイモムシがたくさん

中干ししていない田にはたくさんの生き物が集まるらしいの記事を踏まえた上で、改めて、私が知る限り昨年二番目に悪かった田の様子を記載する。稲作の冷害を緩和させるには土作りの続きイネの根元を見ていたら、イモムシがたくさんうねっていた。イネを食害するイモムシといえば、ニカメイガとイネヨトウを思い浮かべる。※両方ともガの幼虫昨年、ここの田の被害がひどかったのはウンカだと思っていたけれども、もしかしたらヨトウの可能性もあったのでは?...

 

中干ししていない田にはたくさんの生き物が集まるらしい

レンゲ米を栽培している田で、中干しをしなかったところで、イネの根元を見てみると、たくさんのオタマジャクシがいた。実際に田に入って丁寧に見たわけではないので、なんとも言えないレベルではあるが、ここと同じように土壌改良材 + レンゲで土作りをした田で中干しをしたところでは、オタマジャクシを見つけるのが難しい状態となっていた。レンゲの播種は稲作収穫後のすぐ後オタマジャクシはいずれはカエルになり、稲作に甚大な被害を与えるウンカを捕食するので、オタマジャクシがたくさん居るの...

 

稲作で窒素肥料の過多で冷害が増える

稲作の冷害は窒素肥料の過多が発生を助長させると言われている。何故だろう?と考えてみた。窒素肥料が過多になることでどんな事が起こるのは?を思い浮かべてみたところ、植物ホルモンから再び牛糞堆肥による土作りの価値を問うの記事に記載したように、発根が停止して、地上部の葉が茂るようになる。地上部の茂り具合に対して、相対的な発根量の少なさはマンガン、亜鉛や銅の吸収量が減ることに繋がるわけで、諸々の生理障害を誘発する。牛糞で土作りをした時の弊害をまとめてみると亜鉛の吸収量が減る...

 

稲わらの腐熟の為に石灰窒素の施用という謎

稲作は地力に依存する度合いが高い作物として有名で、収穫後の稲わらを積極的に土に還すと良いとされる。ここで不思議に思うのが、稲わらを腐熟させる時に石灰窒素を施用した方が良いという内容があることだ。石灰窒素はカルシウムシアナミドという農薬的な作用があり、後々窒素肥料として効きを示す資材だ。シアナミド(CN2H2)の作用機構は様々な生物の代謝に関与する酵素活性を阻害することで、土壌の微生物にも何らかの影響を与えるものだ。シアナミドは土壌の細菌にも効果があるのか?...

 

稲作の冷害を緩和させるには土作りの続き

ここは私が知る限り、近所で二番目に悪かった田のイネ。遠くから見たらわからないが、近くで見たら、籾の形がおかしいものが多い。籾の中が空洞になっている。これが所謂受粉、受精時期に障害を受けたということなのか?この田は冬の荒起こしの直後にヒビ割れするような田で、土の物理性は極端に低いことが明らかだった。秋の荒起こしから秀品率の向上のポイントを探る稲作の冷害を緩和させるには土作り物理性を改善した田では、籾の変色程度だ...

 

稲作の冷害を緩和させるには土作り

出穂した籾の表面が黒ずむの記事で、籾の表面が黒くなっているものがあった事を記載した。他の籾同様膨らんでいるので、冷害による受粉の障害であるか?判断が難しいところだけれども、低温による何らかの生理現象である可能性が高いので、冷害ということで話を進める。一般論として冷害を回避する方法を探してみると、6. 稲作の冷害回避 - JA全農で堆肥を施用した田では冷害や異常気象下でもあまり減収しないということで、亜炭由来の腐植酸資材を用いる事が紹介されていた。JA全農が田で土作りは大事だと...

 

PHP8でMacabを使い、任意の文字列の読み方を取得する

例えば、初心者用シューズという文字列の読み方を取得したいとする。読み方を取得する時は、Mecabというものを利用すれば良くて、以前、PHPで形態素解析エンジンのMaCabを使用する為の手順のメモで使ったphp-mecabを利用しようとしたが、PHP8ではマクロの箇所でエラーになり使用できない。Mecab - Wikipediaそこで力技で読み方を取得するコードを書いてみた。環境OS:Ubuntu 20.04PHP:8.0.10Mecabのインストールは下記...

 

出穂した籾の表面が黒ずむ

一見、順調そうに育っているイネで、籾の表面が黒ずんでいるところが気になった。比較対象として、黒ずんでいないところはこんな感じ。今年の8月中旬あたりに記録的な長雨で日照時間が短くなった事による冷害なのだろう。観測している田の周辺でも同じぐらい黒ずんでいる箇所があった。観測している田では物理性が向上していて、土表面がヒビ割れするような中干しをしていないが、周辺の田も同様に籾が黒ずんでいることから、中干しなしによる障害という線はほぼな...

 

SOY Shopの商品名検索でオートコンプリートを追加しました

表題の通りですが、商品検索フォームで、入力補完の機能を簡単に追加できるプラグインを追加しました。このプラグインでは、商品毎に読み方を登録することで、ひらがなやカタカナでの検索も可能になります。漢字表記、ひらがなやカタカナでの部分一致にも対応しています。当プラグインでは、設置に必要なJSのライブラリを自動で読み込むようになっていますが、HTMLの記述によってはうまく読み込めないことがあるかもしれません。その際はSOY ...

 

煮出しした麦茶が泡立った

夏の風物詩である麦茶だけれども、やかんで水を沸かし、そこに麦茶のパックを入れて、麦茶成分を抽出し冷やす。冷やしたものを容器に入れる時に泡立つのを見て、サポニンが含まれているのかな?と思う。サポニンといえば、界面活性作用があり、細胞膜を破壊する。※界面活性作用があるため、麦茶を容器に勢いよく注ぐと泡立つ事になる。血液に入った場合は赤血球を破壊するため、人体に対して毒性があることになる。花蜜にサポニンを含む花を咲かせる木があるらしいだけれども、...

 

道端に生えていた草でロゼットのようでそうで無い草

アスファルトの隙間から生えていたロゼットが目に付いた。ロゼットを探しに行く前に右の草はどう見てもロゼットだけれども、左の草はロゼットかどうか?判断に迷う。左の草は一体何だ?何だろう?葉がシダのように見える。カニクサみたいなシダの葉柄(茎?)がくるくる回ってロゼットのような形をしていた。幼木に巻き付いている植物はシダか?周りに何も無い場合に小さくまとまりつつ、お互いの葉が重なり合わないように伸長しているのがさすがだと思った。

 

リン溶解菌を増やした時に溶脱するアルミニウムイオンを気にするべきか?

木炭の施用と合わせて何の緑肥のタネを蒔けばいい?の記事で、リン酸アルミニウムからリン酸を切り離すリン溶解菌の話題に触れた。緑肥のソルガムやヒマワリを育てると、リン溶解菌が増殖しやすい傾向があるらしい。この話でふと頭に浮かんだこととして、リン酸アルミニウムからリン酸を溶脱させると、アルミニウムイオンも出来、それが根に障害を与えるのではないか?と。この疑問に対して、以前、鉄の吸収とアルミニウムの無毒化という記事を投稿したことを思い出した。ソルガムの根では土壌粒子から溶脱したア...

 

小さなドングリが実る箇所

シラカシの堅果が出来つつある。シラカシのドングリは枝の先端に出来る傾向があるらしい。大きなドングリが実る箇所の記事で見た(おそらく)アベマキでは、枝の途中だった。両方ともドングリと呼ばれる堅果で、シラカシとアベマキで異なる点といえば、シラカシが受粉から一年以内に堅果が形成されるのに対して、アベマキは受粉の翌年に堅果が形成される。堅果の形成の間に枝が伸長するということか?来年の開花の時期は、雌花が咲く位置をしっかりと見ることにしよう。

 

木炭の施用と合わせて何の緑肥のタネを蒔けばいい?

菌根菌は木炭の施用で活性化するまでの記事で、サツマイモの大産地で大流行している基腐病に対して、基肥で牛糞を使わず、土壌消毒にも頼らない方が良いのでは?という傾向が見えてきた。土壌消毒の代わりに木炭を利用して、病原性の菌を減らし、共生菌を増やして耐性を強める。土壌消毒ができない以上、畑全体を緑肥にするか?作物が植わっているところの一部、例えば通路を広めにとって通路に背丈の低い緑肥を育てるといった事が必要になってくる。であれば、何の緑肥が良いのだろうか?サツマイモ...

 

菌根菌は木炭の施用で活性化する

木炭によるVA菌根菌の感染の促進機構 - 草地試験場 生態部 - 農研機構という読み物を見かけた。※図:晝間敬等 リン栄養枯渇条件下での根圏糸状菌による植物生長促進 - Jpn. J. Phytopathol. 84: 78–84 (2018) 80ページ 図1より引用※菌根菌は上の図の右側土壌中の糸状菌が植物に対して病原菌となるか共生菌となるか?は施肥次第グロムス門の菌根菌とは何か?牧草のオーチャードグラス(イネ科)とアルファルファ(マメ科)での話題だけれども、...


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