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アーカイブ : 2021年06月

 

トマト果実の割れを回避するために気孔の開閉を考える

前回のトマト果実の割れを回避するために葉のシンク強度を考えるの記事に引き続き、今回は葉の方の挙動である気孔の開閉について見ていくことにする。トマトの葉の裏側を顕微鏡でみると、Photohound - http://remf.dartmouth.edu/images/botanicalLeafSEM/source/16.htmlLicense on site: http://remf.dartmouth.edu/imagesindex.html この JPG ...

 

トマト果実の割れを回避するために葉のシンク強度を考える

前回のトマトの果実のヒビ割れ問題に触れてみるの記事に引き続き、トマト果実の割れについて触れてみる。果実の割れの要因を整理すると・果皮が柔らかい状態・果実に急激に水が移行してきたであり、果皮を硬くすると、極力果実に水を移行させないという二つの切り口で問題を回避出来る。果皮の硬さについては、カルシウムの適切な吸収になるので、要因の後者の果実への水の移行とリンクする。水の移行についてわかっている事を整理すると、カルシウム過剰によるカルシウム欠乏当たり...

 

トマトの果実のヒビ割れ問題に触れてみる

(主に露地栽培で)トマトの果実のヒビ割れがある。これは果実の肥大期に大雨等で根から急速に吸水した時に果実に水が集まり、内側からの膨圧に耐えられるに果実が割れる現象だと言われている。割れた果実は糖濃度が下がってしまうため、割れる直前よりも美味しくなくなる。土作り有りきのトマト栽培で果実のヒビ割れは花落ちと同じレベルの難所になるだろうから整理しておいたい。ヒビが割れるという現象のみに注目すると、果皮が硬ければ内側からの膨圧に耐えられるわけで、果皮自体を丈夫にすればヒビ...

 

トマト栽培で木をいじめるという技術を整理する

特に土耕でトマトの栽培では、木をいじめて実る果実の品質を向上させるという手法がある。具体的な内容は果実の形成前後で水をギリギリまで与えず、果実内の濃度を凝縮させる。それ故、土耕でもトマトはビニールハウスのような降雨を避ける栽培が好まれる。施設栽培でも水の調整はあるので、水の取り扱いは大事になる。これらの内容を踏まえた上で、乾燥ストレスを感じたら植物はどうなるのか?を見ていく。乾燥ストレスには大きく二つあって、一つは単純に水を切った水がない状態で、もうひとつは塩類集積等...

 

トマト栽培の栄養成長と生殖成長を意識する

トマト栽培の土作り事情の続きで、トマト栽培が他の作物よりも栽培が難しいとされる要因を整理すると、・果実を収穫すること・果実形成時の水分量で品質が変わってしまうこと・木本植物を草本植物と捉えて栽培していること・木が暴れやすいことの上記三点になるかと。トマトと同じナス科の作物でナスがあるけれども、トマト程難しいイメージがないのは、トマトの条件のうち最後の要素の木が暴れやすいことがあまりなく、物理性の改善で秀品率が向上するからだろうか。物理性の改善ができれば、細...

 

Micro:bitでサーボモータの止め方を試す

環境制御を学ぶ為にMicro:bitでサーボモータを学ぶの記事で、Micro:bitでサーボモータを動かすことは出来たけれども、回転しっぱなしで止められなかった。というわけで、今回はサーボモータを止める方法を模索してみる。今回はブレットボードマニアックのケーキボードが届いたので、ケーキボードとジャンパー線で組んでみる。※ケーキボードはブレットボードの一種ブレットボード - WikipediaMicro:bitとケーキボードを繋ぐために、Vilrosの拡張ボード...

 

トマト栽培の土作り事情

トマト栽培で老化苗を定植したら微量要素の課題が付き纏うの記事で、トマト栽培で木を暴れさせずに収穫する工夫の一つに老化苗を定植するという内容を記載した。老化苗の定植が背景にあるのか?施設栽培に限らず、トマトの栽培では厄介な内容が付き纏う。その内容とは、トマト栽培の土耕において、土作りをほぼせずに株に負荷をかける栽培をするということ。確かに土の物理性を改善しなければ、発根量は減るわけで、発根量が減れば木が暴れるリスクは軽減される。ただ、物理性を改善しな...

 

環境制御を学ぶ為にMicro:bitでサーボモータを学ぶ

トマト栽培で老化苗を定植したら微量要素の課題が付き纏うまでの記事で触れている植物学の観点から見たトマトの栽培と平行して、施設栽培の環境制御の方も見ていくことにする。とは書いたものの、環境制御についてハウス内の温度を測って、温度によって天窓を自動開閉したり、ファンを回したりといった漠然としたものしかわからなくて、実際にはどのように作成しているのか?は知らない。というわけで、電子工作を一から勉強してみることにした。最初の教材として選んだのがMi...

 

トマト栽培で老化苗を定植したら微量要素の課題が付き纏う

栽培の中心にはいつも化学の記事を踏まえた内容になるが、農薬を使用せずに秀品率の向上を狙うには、徹底的に土壌環境を見続けなければならない。作物にとっての生育環境が良くなると、成長が早くなったり、収量が増したりする他、昆虫による食害や病気の感染がほとんどなくなったりと良いこと尽くめ。上記のような環境はすべての作物で言えると思いきや、トマトと、サツマイモで生産性が悪化した。トマトは木が暴れると言われるなかなか結実しない現象に陥り、サツマイモは発根量が増す...

 

トマトの花落ちを理解するために微量要素の観点を持ち出す

前回のトマトの花落ちを器官離脱と捉えれば見えてくるものがあるかもしれないの記事で、トマトの施設栽培について見始める事にするという旨を記載した。施設栽培で最初に目を付ける箇所として、花落ちの現象を選んだ。花落ちは茎から発生した花の器官の根元で、上の写真のような離層が形成して、安全に花の器官を落とす現象を指す。離層は興味深くて、最初に葉や花の器官から養分を転流し、維管束を封じ、茎と葉や花の器官の付け根にカルスのような堅い細胞を形成し、菌が株内に侵入できるような...

 

トマトの花落ちを器官離脱と捉えれば見えてくるものがあるかもしれない

知人から久しぶりに連絡があって、トマトの施設栽培の話題になった。施設栽培と聞いてイメージするのが、上の写真のように、環境を制御して、安定的にトマトを収穫することなのだけれども、私はこの手の栽培はまったく経験がない。生化学が分かれば、見えてくるものがあるのでは?という話題になったので、せっかく話題として挙がったし、施設栽培について調べてみようかなと。トマトの施設栽培で思い浮かべるのが、青枯病で土耕を諦めたという事が一番最初に挙がる。青枯病は全く効...

 

クリの木の雌花

一週間程前に撮影した写真だけれども、自身の記録として投稿しておく。クリの花も終盤に差し掛かった頃、受粉も一通り終わったあたりだろうと、改めてマジマジと見てみることにした。おや?開花直後には目に付かなかったものがある。それは、これはクリの雌花か?前にクリの花にハナムグリが集まるの記事で、風媒花のブナ科の木と同じように雄花と雌花が離れているようなイメージで話を進めたけれども、クリの花の展開パターンはカシ等と異なるらしい。...

 

クスノキの幹にウラボシ科のシダ

クスノキの幹にコケと葉が生えていてた。樟脳を抽出するためにクスノキは植えられた?今まではこの葉は一体何なのだろう?と気になっていたが、今はこの葉がシダ植物であることがわかるようになった。おそらくこのシダはシダ植物を学ぶ時、葉の裏側の記録も大事の記事でみたウラボシ科のノキシノブかその仲間だろう。シダを見続けて知ったのだが、一件単純に見える葉の形状なのに、系統図を見ると、ウラボシ科のシダが最も高度に進化したとされている。シダ植物#系統関係 - Wikipediaウ...

 

シダ植物の中軸が紅紫色を帯びているか?

遠くからでも良く目立つキレイな形のシダを見かけた。卵型?楕円だけれども、先が尖っているので三角形型?全体的に羽軸がキレイに収まっているように見える。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダのページをパラパラとめくっていると、メシダ科のヤマイヌワラビの写真に似ていた。このヤマイヌワラビだけれども、葉柄や中軸は紅紫色を帯びることが多いと記載されていた。マジマジと見てみると、中軸が部分的に紅紫色になっているが、これ...

 

シダ植物の中軸に毛はあるか?

前回の山道の石垣に生えていたシダの記事で、こんな感じのシダを見かけた事を紹介した。このシダの場所からしばらく歩いたところで、こんな感じのシダを見た。少し前の自分であったら、同じ種類だと判断しただろうけれども、今の自分であれば、何か違うぞという感覚になる。裂片の切れ込みが浅い。先端の密集具合が密になっている。このシダはコバノイシカグマ科のイヌシダかな?と判断したけれども、ここはあまり自信はない。イヌシダ...

 

山道の石垣に生えていたシダ

高槻の摂津峡で見かけた珍しいシダまでの記事で、摂津峡というところでシダの勉強の為に歩いて観察しているという内容を記載している。前回の記事では、シダを探しはじめて日が浅いのに、珍しい可能性が高いシダを見つけるとは思ってもいなかった。前回の記事のような事がまだあるかもしれないので、写真に収めてきたシダを引き続き見ていくことにしよう。マメヅタの群生から少し離れた場所にいたシダ。渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしい今回はこのシダを見ていくことにしよう。...

 

高槻の摂津峡で見かけた珍しいシダ

大阪府高槻市の摂津峡は街から近いにも関わらず、地形や植物を学ぶ上での教材がたくさんある。羽片を意識すれば、シダ植物も全然違って見えてくるまでの記事で、シダに興味を持った際に摂津峡に行ってみたら、たくさんのシダがあって、1時間程歩くだけれでも、相当の目利きの練習ができた。そんな中、シダか迷う形状の葉があった。矢印で示した箇所に特徴的な形質がある。矢印の箇所までで軸の付け根の裂片の発生の向き(右か左か?)がかわる。この形質を頼りにして山と渓...

 

羽片を意識すれば、シダ植物も全然違って見えてくる

山道の縁で新たなシダ植物を見かけた。シダ植物の見分けも何度かこなして、最初に数箇所見る癖も付いてきた。まずは、全体的に卵型のような展開をしている。次に、俯瞰して見た時の形状が三回羽状なのだけれども、茎側の大きな羽片の葉軸側に特徴的な羽片がある。もう一点は裂片が全裂であること。ツツジの間から出てきたシダ植物は何者だ?葉の先端の羽片が大きく目立っている。ここらへんを考慮すると、オシダ科のハカタシダではないかな?とハカタシダ - ...

 

SOY CMS / SOY ShopでファイルのアップロードをMIMEタイプで制限できる設定を追加しました

SOY CMSのユーザからの要望で記事やテンプレートの画面からファイルのアップロードする時やファイルマネージャ(elFinder)からファイルをアップロードする時、拡張子(実際にはMIMEタイプ)によってアップロードの許可や禁止の設定を行いたいというものが頻繁にあります。※JavaScriptのファイルのアップロードを許可したり、PDFのアップロードを禁止したりMIME タイプ (IANA メディアタイプ) - HTTP | MDN今まで伝えてきた...

 

形が全然違うが、その葉もイノモトソウ?

道を歩いていたら、道路の横の壁にある排水口にシダ植物っぽい草が生えているのが目に付いた。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみたら、イノモトソウ科のイノモトソウに似ていた。おや?イノモトソウといえば、前回のそのシダ、カエデの葉のように見えるの記事で、このシダをイノモトソウではないか?と記載した。形が全然違うのに、同じ種類として扱う事を理解する為にシダ植物の二形を理解する必要がある。...

 

SOY Shopで子商品の検索回数の設定で高速化

SOY Shopをリリースして10年が経ちましたの記事で記載した通り、SOY Shopの公開から10年以上経過しました。リリース直後からショップサイトとして運営してくださっているユーザの中には、様々な取り組みから、注文データだけではなく、商品の登録数や商品に対するレビュー数も増えていきました。結果、商品一覧ページの表示速度の低下が目立つようになりました。そこで更なる高速化を目指す為に、・商品一覧ページで子商品のデータを取得する・商品詳細ページで子商品のデータを取得する...

 

そのシダ、カエデの葉のように見える

一個体内でも様々な葉の形状があるシダの記事に引き続き、渓谷を歩いている時に見かけたシダの事を書く。このシダは一回羽状に切れ込んでいるので、その条件で探そうなと思いきや、近づいてみると、単純な切れ込みではなかった。この単純ではない形が逆に探しやすかったりする。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみると、イノモトソウ科のイノモトソウに似ていた。イノモトソウ - Wikipediaこの写...

 

一個体内でも様々な葉の形状があるシダ

渓谷を歩いていたら、私の頭にある葉のレパートリーにない形状をしている草を見かけた。渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしいマメヅタの時の教訓を活かし、レパートリーにない葉の植物はとりあえずシダ植物だと思えに従い、葉をマジマジと見たところ、葉の裏を除いたら、胞子嚢の痕があったので、これはシダ植物で間違いない。であれば、種の同定だけれども、切れ込みがないものを探すと、チャセンシダ科のコタニワタリに似ているが、胞子嚢の形が丸ではないのでおそらく違う。...

 

薄暗い小さな水路で見かけたシダ

家と家の間に小さな水路がある。元々この場所は水田で、小さな水路は水田に水を引くためにあったのだろうな?と想像している。水路の先には小規模ながら水田が残っている。そんな水路に見慣れない草が生えている。これはシダ植物なのだろうか?と山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみたら、イノモトソウ科のホウライシダに似ていた。ホウライシダ - Wikipediaこのホウライシダは3〜4回羽状に切れ込むに分...

 

SOY Shopで概要欄設置プラグインを作成しました

SOY Shopのユーザ、しかも同じような時期に二名から下記の要望がありました。管理画面の左側の下部に気軽に編集できる概要が欲しい。この機能であれば、以前開発したSOY CMSとSOY Shopの管理画面でメモウィジェットを設置しましたの記事で紹介したメモウィジェットがあれば事足りるのでは?と思いますが、テキスト内にあるテキストでリンクがあった場合は自動でクリックできるようにして欲しいので、メモでは事足りないとのことです。この要望にあるリンクの...

 

シダ植物のヤブソテツ

不思議なシダの形が私を悩ませるの記事に引き続き、摂津峡を歩きながらシダ植物を探していると、上の写真のようなシダが多く生えていた。羽片の形がシンプルなので、同定しやすいと思って図鑑を開いてみたら、似たような形が多く、よくわからなかった。とりあえず、形を整理してみると、上のような一回羽状で、羽片に裂がなく、先端の横に突起があるものはオシダ科のソテツの仲間である可能性が高い。更に分類するためには、羽片の細さや、...

 

不思議なシダの形が私を悩ませる

幼木に巻き付いている植物はシダか?の記事に引き続き、摂津峡を歩きながらシダ植物を探していたら、すごく特徴的なシダが生えていた。これはどう解釈したら良いのか?1回羽状浅裂か?だったら、羽片の間にある突起は何だ?それよりも混乱させる要因として、先端が分かれているのは何だ?これは正常なのか?変異体なのか?山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いても該当するものはない。...

 

幼木に巻き付いている植物はシダか?

ブナ科の幼木(クヌギ?)をよく見ると、シダ植物っぽい草が巻き付いていた。わかりやすいように、この草が何も巻き付いていないものを探してみると、こんな感じ。先端丸まっているし、シダっぽい草なんだけれども、つる性植物のように他の植物に絡まっているし、この草はシダ植物なのだろうか?ととりあえず写真に収めて家に帰った。帰宅後、山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみると、カニクサ科のカ...

 

南房総族よりビワが届いた2021

昨年に引き続き、今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。南房総族よりビワが届いた2020そして開けた。感想は…まだ食していないので、味に関する感想はこの場では控えることにする。房州びわ・びわ狩り・産直ビワ・枇杷 - 南房総いいとこどり|千葉県南房総観光コンシェルジュ

 

シダ植物を学ぶ時、葉の裏側の記録も大事

渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしいの記事に引き続き、上の写真に写っていた単葉で細長いシダ植物の方を調べる事にする。さらっと単葉で細長いと書いたが、シダの図鑑を購入するまで、この植物がシダ植物であるなんて思いもしなかった。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみると、単葉で細長いシダは結構多くて判断が難しかった。他に何か目印がないかとマジマジと見てみると、薄っすらと見える葉の裏の胞子嚢の形が丸になってい...

 

渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしい

頻繁に草刈りされているところにいたシダ植物までの記事で記載した通り、シダ植物についてを学んでいる。植物の事を学ぶ上での第一歩は同じ分類をされている植物を比べることで、様々なシダ植物を観察することから始まる。ちょうど近所に摂津峡のホルンフェルス摂津峡というシダ植物が好みそうな環境があるので、シダ植物を探しに行ってみた。摂津峡に到着して、最初に遭遇したシダがいきなり特徴的な形に分類されるものだったので、まだ触れない事にする。ある程度進むと...

 

スダジイの開花の後に開花したあの木は何だろう?

開花量が多いスダジイの開花が終わった頃に開花量が多い花が目についた。スダジイの花に誘われて木全体の写真を撮り忘れたので、文字だけで説明をすると、5mを超える高さの木に上の写真の集合花がたくさん展開している。花にはハナバチやアブがたくさん集まっている。この花は何だろう?ということで調べてみることにしたが、何の科であるか?の大事な事がわからないので手探りをしてみる。わかっている事を整理すると、・高木である・花は黄 or 緑に分類され...

 

頻繁に草刈りされているところにいたシダ植物

閑静な住宅地の端にシダ植物の群生があったの記事に引き続き、シダ植物探し。頻繁に草刈りしている箇所にシダ植物がいた。近くでみると上の写真のような形で、今まで見てきたものと明らかに違うことはわかる。というわけで、早速分類に挑戦してみることにする。軸は2パターンある。羽軸は中裂か深裂か判断に迷うところだけれども、中裂にしては切れ込みが深いので深裂としておこう。これらの内容をまとめると、2回羽状深裂というところだろうか。...

 

マテバシイが開花した

マテバシイとクリの開花まであと少しの記事で、20日ぐらい前にマテバシイの開花が待ち遠しいという内容を記載した。4日程前、マテバシイが開花していた。マテバシイが開花してわかった事が、スダジイやクリの独特の匂いがあまりしないということ。若山神社のシイ林の開花編いつも見ている木が小さすぎるからでは?という疑問が生じると思うが、撮影している箇所にはマテバシイが何本もあり、被写体の木よりも大きいものがたくさんある。それにも関わらず、マテバシイ...

 

閑静な住宅地の端にシダ植物の群生があった

高台にある閑静な住宅地と河岸段丘で形成されたと言われている道の間に頻繁に草刈りが行われている傾斜がある。樫ヶ壁と河岸段丘河岸段丘付近の傾斜なので、住宅地が出来る前は里山のような管理された林だったのかな?と想像している。この傾斜の草だけれども、よく見ると、クズやキク科の草の間でシダ植物が目立っている。葉を一枚拝借して確認して見たところ、3回羽状全裂で、裂片に耳状の突起があるので、ツツジの間から出てきたシダ植物は何者だ?で見たシダと...

 

ツツジの間から出てきたシダ植物は何者だ?

今回は前回のシダ植物を見分ける為に羽片を学ぶの記事の続き。前回の記事でシダ植物の葉には羽片と呼ばれる箇所があり、羽片がどのような構成になっているか?で種の同定を行う事が出来ると知った。見分ける為の練習として、シダ植物を探してみることにした。道路沿いでも色んな所にシダ植物は生えていたが、狭い箇所が多くわかりやすい写真を撮影するのは難しかった。そんな中、緑地の縁でわかりやすいシダ植物が生えていたので撮影してみた。改めて、シダの構造を見てみると、...


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