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アーカイブ : 2017年03月

 

尿素と塩化カリウムの肥料のとしての使いどころ

先日の肥料業者向けの勉強会で尿素と塩化カリウム(以下、塩化カリ)を使用するのには抵抗があるという話題が挙がりました。鹿児島中央で肥料関係者向け勉強会で施肥設計の話をしました尿素はガスが発生するとか、塩化カリはよくわからないのですが、名前がごついからやばいものを使っているイメージになるとか?これらの肥料の使用リスクがどれほどなのか?の参考として今回の話を書きます。尿素を使用したい箇所は硫安の代替です。硫安と尿素のどちらも窒素分を多く含む単肥でアンモニア態窒素として使用さ

 

ブルカノ式火山の火山灰の土としてのポテンシャル

知人と桜島に行った時に知人が地元の方にこんなことを聞いていた。桜島は常に噴火していて、火山灰が降ってきたり、命の危険性が常にあるのに、なんで桜島に住む人がいるのですか?とその返答として、火山灰は迷惑だけど、火山灰のおかげで良い農作物を収穫できるし桜島周辺の魚は旨い。住めば都になるものだよと。桜島と火山灰先日、桜島にて火山灰を実際の目(といってもマクロレンズの力を借りているけど)で見た。楽しい土壌の鉱物運良く、身内に最近桜島の火山の調査をして

 

常時SSL化はSEO上効果はあるか?

最近良く質問されることで、常時SSL化したら運営しているサイトでSEOの効果はありますか?というものがあります。今月だけでも3人の方に質問されました。※常時SSL化というのは、全てのページのURLがhttps://からはじまるサイトのことSOY CMSの常時SSL化で対応したこと当サイトは常時SSL化をして以来、PV数は右肩上がりなのですが、それが毎日投稿だけで上がっていて、常時SSL化が関係しているのか?はわかりません。それでもサイト運営者の立場

 

熊本JAやつしろの栽培者向け勉強会で施肥設計の話をしました

縁あって、農業県、熊本のJAやつしろで栽培者向けの肥料の勉強会の講師として呼んで頂きました。※京都農販の技術顧問という立場で呼ばれています。JAやつしろ - 八代地域農業協同組合 -JAやつしろでは養液栽培やシステム化の方向に向かいつつある時で、ロックウールによる栽培も増えつつあるところではありますが、土耕 + 養液栽培であれば元肥の重要性は高いです。元肥を見直し、肥効のパフォーマンスを高めて秀品率向上に貢献できれば幸いです。勉強会を開

 

桜島と火山灰

鹿児島中央で肥料関係者向け勉強会で施肥設計の話をしましたの勉強会の後、急いで鹿児島中央から港に向かい、フェリーに乗船して、桜島へ向かった。桜島に行った目的はもちろん、中学生の頃や農学で必ずといって良い程話題に挙がるシラス台地をこの目で見てみたかったから。シラスはガラス質という事できっとキラキラしているのだろうな?とか、白や無色の土主体だろうとある知識を振り絞って色々なことを想像していた。最近、火山について勉強していて、桜島はブルカノ式火

 

春の訪れを告げるフキの開花

学生の頃の講義で、日本原産で今でも食用として扱われている野菜?が5種類あって、そのうちの一つにフキノトウがあるという内容があったような、なかったような…まぁ、それは良いとして、フキ(フキノトウが成長したもの)が開花していた。開花していたものでも元々フキが水が豊富で風が強くない箇所を好むため、どちらかといえば目立たない箇所で生育して、しかも背丈が低いので目立っていない。フキノトウはその名の通りフキのトウ(薹:とう

 

鹿児島中央で肥料関係者向け勉強会で施肥設計の話をしました

京都農販のアドバイザーとして、鹿児島中央付近のセミナールームで肥料関係者向け勉強会で講師をしました。テーマは京都農販での基肥の施肥設計での背景にある考え方を主題として話し、メジャーな肥料の残留性を肥料名から判断するといった内容を副題としています。設計時にどのような理論を採用しているかを明確にすることによって、フィードバックを効率的にしつつ、新技術の採用の判断も的確に行えるようになります。これらの話を元にお互いに切磋琢磨し、理想の手というものを探っていけ

 

水辺に堆積した泥の上

とある岩場の小川にて、写真の中央あたりで岩から水が流れ落ちてる。流れ落ちた箇所というのは水の勢いで、川底の土が削られ舞い上がり深い底ができるもの。滝をまじまじと見たことはないけど、おそらく同じようなことが起こっているだろう。ここで、水が流れ落ちているところの正面に土が積もっていて、そこで発芽して、しかも開花までしているタフなやつがいる。あれって他の動物にタネを運んでもらえないタネツケバナだよな?※タネツケバナはナズナの仲

 

河津桜の開花を見て、適切に目立つとは何かを考える

今年も見てきた河津桜。河津桜は梅の時期に合わせて開花する昨年はもっと緑っぽかったけど、今年は葉よりも花弁の方が目立っているぐらい花が咲いている。どうやら、花見のタイミングはもっと前みたいだ。この河津桜を見て思ったんだけど、開花して一番目立つであろう箇所に葉が生えるよね。葉の箇所の先端に花弁を形成する植物はたくさんあるけれど、それだと蕾が出来る表面積でも少なくからなのか?最も目立つ場所を避け、次に目立つ箇所だけどたくさん出

 

紅土と黒ボクを見て思い出す師の言葉

宝山の土から紅土を考えるで、同じ母岩の質由来のはずなのに気候条件で、紅土になるか、黒ボクになるかが決まる。という話を記載した。ここにある大きな違いは気温によって有機物の分解と蓄積のパターンが異なり、分解が遅いことによって適切に有機物が蓄積されたのが黒ボクということになる。ここでふと思ったことがある。それは、雪に埋もれた畑を見て思い出す師の言葉の続きで記載した剪定枝を山積みにして、雪の重みで圧をかけて高速で難分解性の木質資材を

 

宝山の土から紅土を考える

夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見た玄武岩質的火山で赤い土を見た。赤い土は鉄分の多い母岩から風化した時に形成されることがわかった。それを踏まえた上で本題である大陸の赤い土について見ていきたいと思う。そもそも大陸の赤い土って何?って話だけど、よくテレビとかで見るどこもかしこも真っ赤な土が広がっている状態のことを指していて、この土は土壌学では紅土(ラテライト)と呼ばれている。※写真はイメージWikipediaに記載されている内容を引用すると

 

SOY Shopの顧客検索で登録状態の項目を追加しました

SOY Shopで仮登録している顧客が何名いるか把握したいという要望がありましたので、管理画面の顧客検索で登録状態の項目を追加しました。登録状態を仮登録のみチェックを入れて検索すると、検索結果として仮登録の顧客の人数がわかります。今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。https://saitodev.co/soycms/soyshop/

 

赤い土のエリアの一画に白い石

夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見たで玄武岩質的火山で赤い土と、夜久野高原の宝山の麓に落ちていた緑の石火山噴出物のスコリアを見た。この山の赤い土の箇所はどこも赤いのか?といえばそうではなくて、時々、白い噴出物が溜まっている箇所もある。これは二酸化ケイ素分が多い軽石だね。軽石もスコリアの一種か?玄武岩で構成されている山は、噴火時のマグマの二酸化ケイ素の含有量が少ない事が特徴で、少ないが故に粘性が低く

 

SOY Shopで管理画面の注文でもダミーアドレスを使用できる設定を追加しました

以前、SOY Shopでダミーアドレス挿入モードを追加し、運営者が購入代行できるようにしました。SOY Shopで運営者の購入代行時に顧客の情報を自動で入力するこの機能に関して、管理画面側の注文でもダミーアドレスモードが欲しいということでしたので追加してみました。SOY Shopの管理画面からの注文で顧客名検索を追加してみた冒頭の公開側の方の記事に記載されているダミーアドレス挿入モード設定と同様の方法で設定を行うと、管理画面側の注文画面でもダミ

 

一本の木が枯れて朽ちるまで

夜久野高原の宝山にて、山頂付近の木が倒れていた。夜久野高原の宝山の麓に落ちていた緑の石根元を見てみると、根元付近で根が朽ちていて、地上部を支えられなくなったのだろう。根元で根が切れていた。地上部の重みで木は地面から抜け、その時に土をごっそりと持ち上げる。根の大半は土の中に残るため、土には木質化した根と根の中の空洞が残るはず。木質化した根は腐植のように振る舞うから、木質な有機物(リグニン)由来の有機物が

 

SOY Shopの管理画面からの注文で顧客名検索を追加してみた

SOY Shopの管理画面で電話注文に対応してみたに引き続き、管理画面の注文画面で顧客名とフリガナの検索も追加しました。現在の仕様は、注文の追加画面の注文者の指定に顧客名とフリガナのフォームを追加し、顧客の名前で検索して、一致する方一人だけを結果として返すことになっています。この仕様だと、齋藤という名前だけで検索すると同じ苗字で違う方になる問題があります。これはそのうち検索条件を満たす顧客一覧を表示という対策をするかもしれま

 

当サイトをMackerelで監視するようにしてみた

京都のIT企業、株式会社はてなで開発されているサーバ監視サービスのMackerelを利用してみた。Mackerel(マカレル): 新世代のサーバ管理・監視ツール先に結論を書いておくと、サービス利用までの手順がほぼなくて壮絶簡単だった。もっとはやくに導入しておけば良かった…とりあえず導入の背景だけど、予算をもらって開発しているWebサービスではサーバを借りるための費用も出してもらっているので、VPSを借りてMuninを導入しているんだけ

 

夜久野高原の宝山の麓に落ちていた緑の石

玄武岩質的な火山灰土壌の色は黒だったまでの記事で、玄武岩質的火山の壁面の土は赤で、麓周辺の畑の土の色は黒だという事がわかった。これだけでも知見レベルでは大きな収穫なんだけど、更に何か得られないかと石も見てみた。よく見かけた石をいくつか持って返ってきたんだけど、その中でも更によく目立ったものとして、山頂付近のスコリアと夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見たおそらく玄武岩で内部あたりが割れて出てきたもの。他

 

玄武岩質的な火山灰土壌の色は黒だった

夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見たで玄武岩質の火山灰由来の赤い土を見た。それを踏まえた上で実際に知りたいことと言えば、周辺の畑の土の色は何色だろう?ということそれを知ることで大陸の赤い土の攻略法を知ることができるようになるわけだから…まぁ、前の記事で山の麓の土の色を見たので、この地域の土の色はすでに知っているわけなのだけれども、それは置いといて、麓で一番近い畑を見てみると、真っ黒だった。この地域ではち

 

PHP製のパッケージをサーバにアップロードする時の注意点

SOY CMSに限らず、PHPで動いているパッケージをサーバにアップロードした後に管理画面を開くと、真っ白のページが表示されるか、403 Forbiddenのページが表示されるかのどちらかのエラーの連絡がくることが多い。この二つのパターンだけど、これから紹介するどちらかで解決することがほぼ全てです。SOY CMSを例にして記載しますが、/インストールディレクトリ/admin/webapp/以下にあるindex.phpかinit.phpを開いた時にファイ

 

夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見た

日本にいながら大陸の赤い土を把握するという話から、昨年末に夜久野の玄武岩を見に行った。夜久野の玄武岩と赤い石大陸の赤い土の話の下りは下記の記事に記載されている。赤土の理解のために玄武洞へ玄武岩というのは火山の噴火の際に押し出された溶岩が固まった火成岩で、玄武岩があるということは周辺に火口が必ずある。スコリアという多孔質の塊でも記載されている通り、火口は少し離れた位置にあり、夜久野にあった火山の名前は宝山(田倉山)という。というわけで昨日、宝山に行ってきた。

 

脱窒で土壌中の硝酸態窒素が減る

脱窒という現象がある。脱窒というのは土壌中の硝酸イオン(NO3-)が窒素ガス(N2)になって大気に放出される。この作用は脱窒菌と呼ばれる土壌微生物が行う。脱窒で減る硝酸の量は無視できない量だった記憶がある。土壌中の具体的な反応としては、タンパクから分解されたアミノ酸は引き続き尿素→アンモニアへと分解され、アンモニアは硝化細菌により酸化されながら硝酸に変わる。※周囲の環境によって硝化されないこともあるアンモニア臭は酸化で消そう硝酸は畑が

 

クエン酸ができるまで

く溶性苦土の水溶性化でく溶性苦土をクエン酸で溶かしたら残留性の少ない水溶性苦土になると記載した。クエン酸は根から分泌されているから、く溶性苦土は植物の根が肥料にリーチした時にはじめて溶けて効くという話になる。く溶性の使いどころと思いきやちょっと待てよ。解糖系という反応とクエン酸回路で電子をたくさん得るでグルコース(ブドウ糖)を分解する過程でクエン酸が生成されている。この反応は植物内の反応として記載したけど、コウジカビも同様の化学反応を行う事が出

 

く溶性苦土の水溶性化

水溶性のマグネシウムが欲しいけど、残留性(硫酸根)が残るのは極力避けたい。というような質問を時々受けます。水溶性で使い勝手のよいマグネシウムと言えば、キーゼライト粉末を使っている人が多い。キーゼライトは天然硫酸苦土で、化学組成はMgSO4・H2O化学組成から判断できるように硫酸根のため、苦土のあるところで話題に挙げた炭酸苦土と比較にならない程よく溶ける。ただ、硫酸根が残留するため、排水性の悪いところやハウスだと残留による障害が怖いところ。肥料成分の偽装に関する

 

基肥について考えてみる

集合と関数でベクトルが関数であり、プログラミングではリストであることがわかった。これを踏まえた上で各肥料を$fertilizer = array("in" => 0, "on" => 0, "wp" => 0, "cp" => 0, "wk" => 0, "price" => 800);こんな感じで保証成分をベクトルで持たせて予算に合わせて最適解をもたせれば良いということになる。肥料成分としての窒素(N)だけどちょっと待てよと凄腕栽

 

Webサイトの表示の高速化に向けて、Linuxのハンズオンを行いました

ネットメディアを運営するアップラインさんの会議室で、メットメディア運営者向けのLinuxの操作のハンズオンの勉強会を行いました。主な内容は表示速度を高速化するHTTP/2のサーバ構築のため、LinuxのCLIに慣れてもらうことを目的として、サーバ構築に必要な基本的なコマンドのみに絞って話をしました。当サイトをHTTP/2対応して表示の爆速化してみた次回は実際にVPSを借りてみて、サーバの設定だけでなく、ファイアウォールやSSL周りも触ることを計画してい

 

苦土があるところ

硫安が出来るところで水マグという名前が出てきたので書いてみる。水マグというのは水酸化マグネシウムの略で、Mg(OH)2の単純な構造であるけど、とても重要な肥料である。水滑石という鉱物を粉砕して上の写真のような形状にしたもので、空気に触れると二酸化炭素を吸収して2Mg(OH)2 + CO2 → MgCO3 + H2O炭酸マグネシウム(炭酸苦土)に変わる。水マグ、炭酸マグ、どちらもMg(OH)2 + 2H2+ → Mg2+ + 2H2O

 

石炭の出来るところ

Photo by (c)Tomo.Yun石炭は植物体の死骸が蓄積されて、それが長い間地中に埋設されたことによって出来る。と株式会社誠文堂新光社 / 増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑に記載されていた。但し、地上で枯れた植物はキノコ等の分解者によって分解されてしまうため、分解されないちょっとした条件が必要らしい。廃榾木に群がる菌群その条件というのが、湿地帯であることで、この写真では浅いところを撮影しているけれども、

 

能登川水車の大きな水車

滋賀県の能登川にある水車今でも回ってはいるが保存用。かつては水力を利用して精米や製粉に利用していたらしく、今でも展示として一式は残っていて利用可能とのこと。水車を見ていて思ったんだけど、木を組み合わせていて綺麗な円を形成しているでしょ。稼働開始時点ではおそらく問題ないだろうけど、可動が長くなるにつれて老朽化が進んでいく。当然修理もしてきたわけなんだけど、この水車の綺麗な円が修理によって歪なものになった場合、それでも製

 

硫安が出来るところ

鉱物は栽培上の問題の解決案を教えてくれるで硫酸は硫化鉱物が空気に触れ酸化することで自然に発生することを知ったと記載した。硫酸の話題が出てくれば、栽培者であれば見ておきたいのが硫安(硫酸アンモニウム)。肥料成分としての窒素(N)もしかしたらこれも自然発生しているのでは?と思い、硫安の合成や製造について調べてみた。検索してみて下記の資料がひっかかかった。硫酸アンモニウム(硫安) BSI生物科学研究所そこには硫酸とアンモニアを原料とする合成法の他に副産硫酸アンモニウ

 

鉱物は栽培上の問題の解決案を教えてくれる

株式会社誠文堂新光社 / 増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑地形の把握のためにどんな用語があるのか知りたくて読んでみた。鉱物や岩石もそうだけど、地層も想像すればする程わからなくなってくる。原子の話が宇宙空間でも成り立つという話に触れた時も、原子の起源は何なのか?とか原始の生物という説があるコアセルベートの形成も偶然なのか必然なのか?そこにも壮大な神秘があるものだと感じたものだ。コアセルベート - Wikipediaという前置きはここまでにして、地層

 

集合と関数

基肥の自動計算を考える前にでベクトルは関数であるという解釈を一度受け入れてしまえれば、応用の世界が目の前に開けると記載した。PHPでベクトルを作成して、関数として解釈してみようとしたけど、そもそも関数は何なの?ということでまとめてみる。数学の授業で関数を習った時、f(x) = x + 2で線形グラフを描写だった。これだと前回のベクトルを関数として捉えたり、プログラミングで関数を作成するといった時に迷う。というわけで、数学の概念としての関数とは何なのか?

 

一つの木で様々な濃さの花の色

道を歩いていた時にふと目に付いたウメの木逆光で撮影してみるとよくわかる。一本の木から様々な色素の量の花が咲いているんだよね。※花弁によってピンクの濃さが異なる枝変わりとして解釈すると、あまりにも変異の発生が多すぎるし、※白の方が花弁の脱色系の変異として捉えるとして枝変わり。原基の万能性枝によって個性が出やすい品種なのかな?そういう事ってあり得るのか?実際目の前で発生しているのであり得るのだろうね。

 

SOY CMSのブロック内の繰り返し表示で何記事目毎に任意の文字列を表示したい

SOY CMSのお問い合わせで、ブログのトップページのb_block:id="entry_list"のような繰り返し表示のブロックで、偶数番目の記事や奇数番目の記事、3回に一回の記事の場合といった記事の表示順によって値の出し分けを行いたいというものがありました。例えば、土壌改良材 - 商品一覧 - 京都農販商品一覧ページがあって、三回に一度、改行のために棒線を引くといった仕様の際の利用を想定して、<!-- soy:id="loop" st

 

茂みの下でウメが咲く

とある庭園の茂みにウメの花が咲いていた。この木は花が咲くぐらいまで成長した段階で、かなりきつく剪定された株なのだろう。だからこれほど小さくなっても花が咲く。そう思うと、小さくても気候条件が整ってしまうと開花する植物の本能は大変だなと。いやいや、動物もとりあえず生殖関連の細胞も同じようなものか…

 

基肥の自動計算を考える前に

基肥の自動計算に挑戦してみるで各肥料の構成をベクトルで持たせるということを記載した。各肥料の構成を決める前にベクトルについて触れておくことにしよう。ベクトルというのは要素が1つ以上の添数付きである集合の型で一次元配列のものを指す。マグロウヒル大学演習 離散数学 コンピュータサイエンスの基礎数学 | 理工学専門書,理学,数学 | Ohmsha p72ページより引用PHPで書いたら、$vec = array(2, 3, 5, 9);こんな感じですかね。添数は左から

 

徳島で見た大型トンネルハウスの風景

先日、所用で四国の徳島の吉野川付近に行ったのですが、あたり一面、3畝程を覆えるトンネルとハウスの中間の大きさのトンネル栽培が行われていました。国道沿いの畑ではこのトンネルが果てまで並んで圧巻の風景です。徳島は京都と比較して、暖かく日照の長い土地、熱がこもり過ぎず、寒くもならずで他の地域では収穫できないような時期に一気に収穫して他府県に販売しているのだろね。これが産地リレーと呼ばれる、各地域の気候を利用して、収穫するタイミングをずらし、

 

SOY CMSのブログ設定でカテゴリ分けで使用するラベルを一括で外すボタンを追加しました

SOY CMSの要望で、ブログページのカテゴリ分けで使用するラベルでチェックされているラベルを一括で外したいという要望がありましたので、カテゴリ分けで使用するラベルのエリアにチェックを全て外すボタンを追加してみました。今回の機能を含むパッケージは下記のページでダウンロードできるようにしてあります。https://saitodev.co/soycms/

 

土壌を流れる鮮血

何の本に記載していたか覚えてないけど、マメ科の根粒菌との共生において、窒素固定の際にATPを利用するために酸素が必要なんだけど、根圏は地中にあるため酸素が少ない。※酸素が必要と記載したけど、実際は酸素濃度の調整。酸素は多すぎても害になる植物は水から得た電子をどうやって蓄えている?そこで人体でいうところの酸素運搬のためのヘモグロビンに似たタンパクを持ち、宿主が根の根粒菌に酸素を運んでいるという話が記載されていた。※2020年1月17日追記 実際は根粒菌は酸素をあまり必要とせずレ

 

ソテツは蘇る鉄と書いて蘇鉄

昨日のNHKのブラタモリで奄美大島を紹介していた。そこで大島紬の泥染めという落ち着いた深く薄い黒の染め物の染め方を紹介していた。ブラタモリ - NHKこの染め物はテーチ木(車輪梅)から抽出したタンニン酸と(キャプチャはNHK_PR |NHKオンラインから作成しました)泥田にある酸化されていない鉄が反応した時に深みのある黒色に化学反応を起こす。染め物で鉄を利用すると当然、泥田の鉄は消費されるわけで年々減っていく。そこで歴史的に行われている対応として、

 

SOY CMSの404NotFoundページをカスタマイズしてみよう

SOY CMSでは、公開側で存在しないURLのページを表示しようとした際、このような404 Not Foundページが表示されます。※404 Not Foundはページが存在しないという意味のエラーページです。HTTP 404 - Wikipedia私はSOY CMSを使用していると当サイトで明記しているので、このページを表示してSOY CMSであることがバレても問題ないので放置していましたが、運営しているサイトがSOY CMSであるか調べてみるそもそもS

 

吉備津神社の矢置岩

昨日、岡山に行く予定があり、目的地に到着する前に地元の神社に行ってみようということになり、桃太郎で有名な吉備津の吉備津神社に行ってきた。吉備津神社 - Wikipediaこの神社の入り口に矢置岩という盤座(いわくら)があった。矢置岩についての由来はこの場では省略しますが、これは神社から与えられる資産・知恵として調べてみた。吉備津神社は神社の背後にある山をご神体としており、山全体が堆積岩(ピンクの箇所は花崗岩)となっているため

 

土壌中の腐植量はどのように測定されているのか?

基肥の自動計算に挑戦してみるで基肥の自動計算の要素の一つの腐植がどのように測定されているか調べる必要がある。というわけで、腐植の測定法でどのようなものがあるか調べてみた。土壌中腐植物質の簡易測定方法の開発 - 群馬県立産業技術センター研究報告(2010)という論文が検索に引っかかった。※以後の画像は上記の論文からの引用腐植の測定方法の前に腐植の構造を見ておくと、あくまでモデルですが、上記のような構造になっている。複雑な構造の末端にはカルボキシル

 

川の上流で石の下に溜まった土?

土質の理解を求め川の上流へで川の上流へ行って石を見てきた。礫岩に詰まった大切な資源でそこらにあった石を投げて割ってみたりした。よくわかんなかったなりにそれなりの知識はついたと思う。もうひとつやったことといえば、そこそこ大きな石を持ち上げて、石の下にあった砂利や土?を見てみた。石が風化して砂や粘土化したものがあったり、周辺に落葉があったり、これが俗に言う川砂だろうけど、こう見ると、川砂は良質な粘土と腐植があって

 

基肥の自動計算に挑戦してみる

タイトルで自動計算に挑戦してみると記載していますが、全く出来ていません。これから考えます。そこのところはご了承下さい。ある日の会話で土壌分析の結果を継続的に保管するなら、基肥の自動計算もできるのではないか?という話題が挙がった。土壌分析アプリsoil2 by Go基肥で使用する各肥料の成分をベクトルで持たせ、線形計画法で最適な解を探し、その解と実際に施した量の差で教師ありの機械学習させ続ければ出来るのでは?なんてその時は思った。線形計画

 

華の美しさは人それぞれ

三笠ノ森椿開花も終盤にさしかかり、花弁の縁が黒ずんできたけど、それを加味した上でも美しい模様をしている。三保ノ月椿白い花弁にすっと薄いピンクが入った模様どちらが美しいかと問われれば、美しさとは個人の好みによるものなのでどちらかに集中することは無いだろう。何が言いたいのか?というと、美しいと感じるのは人それぞれで、人それぞれ、地域それぞれで各々が美しいと思う個体を選抜していったから、園芸というのはこんなにも多様になったのだろうなと


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