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アーカイブ : 2020年10月

 

ドングリが熟す

上の写真は2020年10月15日に撮影したものこれは同じ木(シラカシ)で2020年10月30日に撮影したもの堅果の厳密な比較対象ではないけれども、緑色をしていたドングリの色が茶色になり始めていた。ドングリをマジマジと見ていると、気になることがいくつか出てくる。ドングリの果皮の茶色い線の模様は何だろう?とかそんな疑問に対して、京都大学学術出版会から出版されている原 正利著 どんぐりの生物学 ブナ科植物の多様性と適応戦略という本が丁寧に応えてく...

 

マテバシイの殻斗にある瘤らしきものは何だ?

そろそろドングリの形態の詳細を見ていくことにしよう。上の写真のドングリはこの木、何の木、気になる木の記事で見たドングリの木の下に落ちていたもの。自身の目利きが正しければ、このドングリはマテバシイのものになる。本題はここからで、上の写真の矢印の箇所でドングリの殻斗に瘤らしきものが出来ている。視点を右にずらすと、ドングリがない箇所でも数個の瘤が繋がったようなものが出来ている。これはどうやらドングリにならなかった殻斗であるらしい。そもそも殻斗は何なのか?から...

 

ドングリたちの休眠性

京都大学学術出版会から出版されている原 正利著 どんぐりの生物学 ブナ科植物の多様性と適応戦略という本を読みつつ、近所のブナ科の多そうな場所に訪れる日々を過ごしている。ドングリについて丁寧に説明が記述されているので、改めてわかる事が非常に多い。例えば、ドングリはタネというイメージが多いけれども、ドングリの部分の名称が堅果になっていて、実はタネの周りに非常に薄い果実の層があるとか。本の内容とは順がずれるが、木の種類を特定する上でのヒントがたくさんあるので、そ...

 

森の光が差し込むところのドングリたち

住んでいるところからすぐのところに少々人の手が加わって歩きやすい森らしきところがある。所謂雑木林のようなところだ。雑木林 - Wikipedia林床にササや落葉木が目立つ事から、極相には達していないと言える(はず)。極相 - Wikipedia冒頭の写真だけで、ここには○○の木や△△の木があると判断できれば良いけれども、現時点ではそんな目利きはない。このちょうど光が差し込むところの、光の先を見てみると、本葉が展開していたブナ科の幼木があ...

 

落葉高木の下のドングリたち

森を抜けるように整備された道路の横(森の端)にある高木に近づいてみると、落ち葉が堆積していて、落ち葉の上に丸いドングリが落ちていた。写真右下の落ち葉にアベマキの特徴があるので、このドングリもアベマキかな?と予想する。丸いドングリといってもクヌギとは限らないこのドングリの下の落ち葉をほんの少し掘ってみると、発芽しかかっていたドングリがあった。ドングリの先端のとんがったところから出ているのは根であるので、上の写真の白い箇所もおそらく根で...

 

丸いドングリといってもクヌギとは限らない

熟してもうすぐ落下するドングリを見つけた。丸いドングリだからクヌギだろうと判断したところだけれども、最近丸いドングリ≒クヌギと判断してはいけないことを知った。クヌギとそっくりな形のドングリがあるらしい。そこでいつもの如く、成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑を開いてみる。上の写真のドングリの近くの葉を見てみると、葉の縁に色のない針のような鋸歯がある。丸いドングリに針のような鋸歯で絞ると、アベマキという木が該当する。アベマキ - Wikipedia...

 

神社で見かけた小さなドングリ

この木、何の木、気になる木は続く…の記事の続き木や森を学ぶには神社に行くと良いという事を何処かで見たので、近所で一番大きな神社に行ってきた。神社についてから足元をよく見ながら歩いていると、堅果に対して殻斗が大きなドングリを見つけた。脇芽になるけれども、葉は厚く光沢があるので、これは常緑木であると判断して良いだろう。これらの情報からいつものように成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑を開いてみると、シラカシが該当するのだけれども、この木、何の...

 

この木、何の木、気になる木は続く…

根元にドングリが落ちている木。今回はこの木が何なのか?を調べてみる。この木、何の木、気になる木手元の図鑑(成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑)で細長い堅果で絞ると、コナラ、ミズナラ、アカガシ、アラカシ、シラカシやマテバシイに絞られる。次にうろこ状の殻斗で絞ると、コナラ、ミズナラ、マテバシイに絞られる。葉を見ると、時期的に黄色くなりかかっているので、マテバシイ等の常緑木は外れるので、マテバシイは外れて、ミズナラとコナラに絞られる。ミズナラの葉は鋸歯が...

 

休耕田の草たち

いつも通る道で知る限り栽培されていない田がある。時々耕耘をしているかもしれないけれども、今年の夏は耕耘していない。ここの植生を見ると、夏草がありつつ、ところどころでひっそりとスギナを見かけ、ロゼット系の秋冬の草も生えつつある。この田を見て思うのが、休耕していたとしても、人為的に何らかの事をしないと草ぼうぼうの状態にはならないのだなと。稲作をしていた時に土を酷使し過ぎたところなのか?そうであれば、自然に任せて土をよくす...

 

ウンカに食害された株とそうでない株の収穫跡

今回の話は記憶を頼りにしているので明確ではないが、一応メモ程度で残しておく。観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうですの記事で話題に挙げたウンカの被害がなかった田(実際には収穫時に少しだけ被害があったところが見つかったそうだ)と、隣のウンカの被害がすごかったの田の収穫跡を見る機会があった。こちらはウンカの被害がなかったところの収穫跡で、こちらがウンカの被害がすごかったであろう箇所の跡になっている。これらの跡で気になった箇所が二...

 

常緑木と落葉木

ブナ科の木を見始めてから、常緑木という言葉を見かける。ブナ科の木は大体常緑木だと思いこんでいたけれども、ta2roさんによる写真ACからの写真ブナ科のクヌギは落葉木として扱われている。ここらへんから森を理解する上で重要な知見が得られるかもしれないので追ってみる。先に誤解しそうな箇所を潰しておくと、常緑木の葉は木から落葉せずに葉が付き続けているというわけではなく、葉が老化したら落葉するということで、落葉木と常緑木の大きな違いは葉の寿命にあるそうだ。...

 

この木、何の木、気になる木再び

道端に殻斗付きのドングリが落ちていた。このドングリは何だろう?ということで見上げてみると、すぐ上に熟す前のドングリが付いた木があった。葉はこんな感じ。この木、何の木、気になる木同様、形態から名前を辿ってみようかと思ったが、この木に名札が付いていて、この木がシラカシであることはすぐにわかった。だけれども、名札に頼ると知見がたまらないので、まっさらな状態で辿る事にした。殻斗(帽子)が縞模様で、ドングリは細長い。更...

 

レンゲの播種は稲作収穫後のすぐ後

稲作の秀品率向上の為のレンゲ米栽培を採用する場合、問題になるのがレンゲの播種時期だろう。レンゲに限らず緑肥全般で言えることとして、都市近郊の緯度であれば播種時期の限界は10月下旬だろうか。レンゲの播種時期を調べてみると、レンゲ|レンゲ|緑肥作物種子|畑作園芸分野|商品情報|雪印種苗株式会社のページによると一般地の播種が10月上旬となっている。高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いましたで話題の中心となった方の今年の収穫日が10月6日で、収穫から2週間...

 

ヒメトビウンカの越冬からウンカの防除を考える

高槻某所の水田で坪枯れを見た今年の稲作は全国的にウンカによる被害がひどかったそうだ。ひどいところでは面積の9割がやられた田もあるそうだ。観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうですウンカには色々な種類がいて、話題に挙がりやすいのはトビイロウンカだけれども、トビイロウンカは大陸から季節風にのってやってくる。今の所、トビイロウンカは日本では越冬できないとされる。トビイロウンカの他にヒメトビウンカという昆虫もいて、このウンカもトビイロウン...

 

高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました

高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培を通して得られた知見の報告会を行いました。この報告会の背景には、知人の紹介で知り合った方がレンゲ米をされていて、その方が田植え前のレンゲ以外全て隣の田の方の栽培を真似ているという観測の好条件が整っているという幸運に恵まれ、しかもその田が毎日通っている道沿いという更に観測の条件が整ったという奇跡的な環境であったという事がありました。観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです作中、レンゲ米栽培の田の方で不安になるような生育が何...

 

この木、何の木、気になる木

ドングリの不思議の記事で、ブナ科について理解を深めたいという旨の内容を記載した。早速、よく通る道に生えているブナ科の木が何か?を調べてみる。ブナ科の木の植物名の同定は葉の形、ドングリの形(堅果:けんか)と、帽子(殻斗:かくと)の形から辿っていくらしい。※他に樹皮の模様も重要であるが、樹皮で比較できる本が手元にない為、今回は樹皮を外す。手元の図鑑(成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑)で細長い堅果で絞ると、コナラ、ミズナラ、アカガシ、アラカシ、シラカシやマ...

 

SOY Shopでメンテナンスページ設置プラグインを作成しました

ショップサイトがメンテナンス中に簡単にメンテナンスページを表示したいという要望がありましたので、メンテナンスページ設置プラグインを作成してみた。トップページや404NotFoundページをナビゲーションページで作成する - SOY Shopを使ってみように記載されている404NotFoundページと同じ要領で、メンテナンスページを作成することで設定は終了です。※詳しい手順はプラグインの詳細画面に記載がある。メンテナンスページを設置すると、メンテナンスページの表示のオン...

 

アザミの咲き方いろいろ

秋に咲くアザミの開花の記事で初夏から注目していたアザミの開花を見た。昨日、改めてこのアザミを見に行ったら、各節で三個の蕾?がある中で一個ずつ開花していた。このパターンであれば、各節で開花している状態になるはずで、面白い開花のパターンだなと感動した。アザミの群生を探しに広葉樹の林の林床へや人の生活とアザミの記事で他のアザミを見たけれども、アザミは個性豊かで興味深い。アザミはまさに今、分化の最中であるらしいので地域や季節によって様々な特徴があるらしく、...

 

ドングリの不思議

photolandさんによる写真ACからの写真今年の春、ちょっとしたきっかけが重なり、昆虫と植物の共進化を調べる事になった。花とミツバチの共進化と報酬共進化の視点は、植物の視点で見ると如何に省力で昆虫に運んでもらうか?に集約される。これは動物と植物間の共進化でも似たような事があり、nimojiさんによる写真ACからの写真果実の形成とタネの運搬がそれに当たる。そう考えていくと、どんぐりという存在が不思議でしょうがなくなってくる。ネ...

 

SOY CMSの管理画面のHTMLファイルの探し方

フォーラムでSOY CMSの管理画面のUIを改修したいので、該当するページのテンプレートがある箇所を教えて欲しいという投稿があったので、管理画面のHTMLファイルの格納ディレクトリの規則を整理する。ドメインをexample.comにして、SOY CMSのインストールディレクトリをcmsにする。SOY CMSであれば、管理画面のURLを特定したいSOY CMSのページのテンプレートの編集画面を例にして話を進める。はじめにブラウザのアドレスバーを確認すると、htt...

 

収穫後の田のひこばえを見て、稲作の未来を考える

地域の中では比較的早めに刈り取られた田で、ひこばえが発生していた。ひこばえが獣を引き寄せるひこばえは作中の施肥が過剰であったため、肥料の使い方に無駄があってダメだ。という意見を度々見かける。施肥が過剰であるため、作中のイネに対しても過剰であった可能性があり、食味を落とすという意見すらある。このひこばえに関しての内容でふと違和感を感じた。観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうですの記事でも触れたが、常に水を張り続ける水田において...

 

ジャンボタニシの対策の前に生態を知ろう

ジャンボタニシ対策が話題になった。高槻の水田でジャンボタニシを見かけた石灰窒素が良いと聞いたので試してみるとか、椿油のサポニンが効くと聞いたが、魚毒性が強く取扱が注意だとか。ジャンボタニシ対策として「椿油かす」を使用しないでください:徳島市公式ウェブサイト話をしていた方のジャンボタニシの問題は主に作中に大雨で川からの水が入り込んできた際にジャンボタニシも一緒にやってきたので、ジャンボタニシがこれからの時期に越冬できなければ、藁の鋤込み時の農薬防除はあまり意味がないのかもし...

 

秋の夕暮れに咲き続けるアサガオ

10月に突入しても咲き続けるアサガオこの写真は早朝ではなく、17時18分に撮影した写真で、俗にいう夕方だ。この時期になると、夕方でもアサガオは萎まずに咲いているのね。ところで夏のアサガオはどうして昼にはしぼんでしまうのだろう。アサガオの花はどうしてすぐしぼむの | 植物 | 科学なぜなぜ110番 | 科学 | 学研キッズネットのページによると、花びらから水分が蒸発するとしぼむらしく、秋は花の細胞の水分の蒸散量が減るので、遅くまで咲くという理屈になる。品種によってし...

 

風よけとしてのソルゴー

ネギの畑で数畝に一回の間隔で緑肥のソルゴーを植えているところがあった。ソルゴーは土壌の余分な成分の吸収を目的として栽培することが多いが、数畝毎のソルゴーは強風対策の風よけや部分的な排水性の向上にも役立つ可能性がある。遠くからこの畑を見た時に、ソルゴーの上の方がオレンジ色なのが気になった。これは蕊か。オレンジ色はカロテノイドで、暑い時期に開花対策か?健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろうもう一つ気になったのが、緑肥は開花直前で...

 

ネズミがドングリを食す

ドングリとポリフェノールと森の動物たちの記事で、ドングリにはポリフェノールがあり、大量に摂取すると中毒死することがあるという内容を記載し、それであればドングリを餌にしている森の動物たちはどうして無事なの?という疑問を投げかけた。それに対して、素晴らしい研究結果があるので、今回はその結果を紹介する。被食防御物質タンニンに富むドングリをアカネズミが利用できるわけ - 独立行政法人 森林総合研究所 - 国立研究開発法人 森林研究・整備機構のページを読むと、NOZO ...

 

SOY Shopで予防接種用の予約アプリの開発を行いました

表題に記載した通り、SOY Shopで予防接種用の予約アプリの開発を行いました。SOY Shopで予約サイトを運営するログインIDを患者番号に見立て、SOY Shop側で事前に患者番号と名前や生年月日を紐づけておき、SOY ShopでログインIDの項目名の変更を追加しました患者番号でログインした際に、ログイン中のアカウントの生年月日や月齢によって、予防接種可能日の予約ボタンの出し分けを行います。今回の予約アプリでは事前に支払を済ましておきたいという要望が合った...

 

刈り取った穂を天日干しすることで味は変わるのか?

刈り取りした穂を天日干ししている田を見かけた。天日干しをすると味が変わるというけれども、実際はどうなのか?米粒の形状が変化するのか?が気になったので調べてみることにした。早速検索をしてみると、米の天日干し及び熱風式機械乾燥の乾燥手法の差異が品質に及ぼす影響 - 日本調理科学会誌Vo1.40,No.5,347~351(2007)という研究報告に辿り着いた。米粒の栄養価に明確な差はなかったが、電子顕微鏡で米粒のデンプンの様子を確認したところ、細胞の配置に差があり、デンプン粒の立体...

 

観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです

田植えから定期的に観測していたイネが無事に収穫を迎えたそうだ。驚くべきことに写真に写っている田は今年のウンカの当たり年で周辺も相当の被害を受けている中、殺虫剤を使用せずに収穫までこぎつけたそうだ。高槻某所の水田で坪枯れを見た更に驚くべきことに、すぐ近くにあるもう一つの田では殺虫剤を使用したにも関わらず、ウンカの被害があったそうだ。水稲害虫の天敵のことすぐ近くといえど環境条件は異なるので一概に言えないが、一作を通して見てきたものには多大な価値があることは間違いない。...

 

SOY CMSでスマホでブログ投稿プラグインを作成しました

表題の通り、スマホからブログの投稿を行う事ができるプラグインを作成しました。プラグインの作成と記載しているが、SOY CMSが3系になった時点で既にスマホからブログ記事の投稿自体は出来るようになっています。今回のプラグインでは、スマホから画像をアップロードした時に画像をリサイズしつつ最適化してサーバにアップロードする事を担います。※一行で二つのimgタグがある場合は未対応UIの面でいくつか課題があるので、現時点では不格好な記事投稿画面になっていますが、...

 

ドングリとポリフェノールと森の動物たち

クヌギの森で昆虫を学ぶの記事で記載したようにドングリの季節が到来した。ドングリという言葉で連想するのが、けんさんさんによる写真ACからの写真リス等の森の動物たちの主要な餌であって、食べなかったドングリを貯蔵の為に土に埋めて、そのまま食されなかったものが発芽するという話をよく聞く。この背景があるからか?小動物が隠れられるような薄暗い場所から発芽する。ここらへんの話を辿っていくと、陽樹や陰樹の事をより深く理解できるようになるのかもしれない。...

 

ブルーベリーは目に良いというけれど

前回の黒米のおにぎりを食べたの記事で、黒米に含まれるアントシアニンには視力増強の作用があるという記述を見つけた事を紹介した。視力という言葉で連想するものとして、ivorypinkさんによる写真ACからの写真ブルーベリーがあるけれども、ブルーベリーの何が視力の影響を与えるのだろうか?今回はこの疑問を追求してみる。検索をしてみたところ、ビルベリー由来アントシアニンが目に与える機能性 ―ヒト臨床試験と機能性表示食品― 岐阜薬科大学紀要 Vol. 65, ...

 

黒米のおにぎりを食べた

黒米のおにぎりを食した。色を見かけたら、その色は調べておくという最近の流れから、黒米の色素も調べることにした。momokaphotoさんによる写真ACからの写真色から判断するに、黒大豆のポリフェノール(アントシアン or アントシアニン?)に近いのだろうなと。花の色を決める4大色素黒大豆に含まれる黒い色素は血圧の上昇を抑制する早速、検索してみると、有色素米に含まれる抗酸化成分量の栽培地による差異 - 東北農業研究 68 23-24 (2015)に辿り着いた...

 

荒れ地に生えるパイオニアのハギ

前回のクヌギの森で昆虫を学ぶの記事で、陽樹や陰樹を調べている時に肥料木(ひりょうぼく)という言葉を見かけた。肥料木の意味をWikipediaから抜粋すると、/************************************************************/肥料木(ひりょうぼく)とは、土壌の形成に貢献する先駆樹木のこと。窒素固定機能(根粒菌との共生による)に優れるほか、リターの蓄積による森林土壌の形成を促す樹木/***********************...

 

クヌギの森で昆虫を学ぶ

ウンカは水生生物の生態系にとって重要であるらしい等の記事に記載されている通り、昆虫についての理解を深めようとしている。農学的な視点になるとついつい害虫や益虫という言葉に目が行きがちだけれども、NHKのカマキリ先生が言うように人は昆虫に学び様々な開発を行い、日々の生活が豊かになっている。病気の予防は昆虫を意識し、昆虫から学べ最近の話題であれば、九州大学から発表されたハサミムシの翅の展開だろうか?昆虫界で最もコンパクト:ハサミムシの扇子の展開図設計法が明らかに | 研究成果 | ...

 

刈り倒された場所のヒガンバナとクズ

草刈りされた箇所にヒガンバナとおそらく再生中のクズらしきつる性の草がいた。ふと、ヒガンバナのアレロパシーはクズに効いていなかったっけ?ということが頭に浮かんだ。ヒガンバナのアルカロイドヒガンバナのアレロパシーはクズの発芽を見ていたから、再生には関係ないのかな?もしくはヒガンバナの個体数が少ないから、作用が弱いのかな?なんてことを思った。

 

データ構造のキューとリングバッファを見る

字句解析器を作る為にデータ構造のスタックを見るの記事で、データ構造のスタックを見た。オリジナルのアップロード者は英語版ウィキペディアのR. Kootさん - en.wikipedia からコモンズに移動されました。, CC 表示-継承 3.0, リンクによるスタックはデータの後入れ先出しで配列に値を入れた際、一番最後の値を取り出すというものだった。今回はデータ構造でスタックと合わせて紹介されるキューについて見てみる。This Image was created...

 

エンサイの花が咲いている

道端でエンサイが繁茂しているところがある。このエンサイ、花が咲いていたのでマジマジと見てみると、どこかで見たことがある形状だ。エンサイといえば、ヒルガオ科の植物なので、はじめてサツマイモの花をこの目で見たよ同じ科のサツマイモの花や、アサガオとヒルガオの花粉の色は何色だ?アサガオの花に似ている。そういえば、エンサイといえば、ミャンマーで盛んに食されていて、水田みたいなところで栽培していたことを思...


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