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アーカイブ : 2023年06月

 

田道間守が目指した常世の国はヤンバルの事か?

下津のミカンの続き。常世の国から持ち帰った非時香菓を最初に植えた場所の記事で田道間守が遥か海の向こうにあるとされる常世の国から橘(後のミカン)を持ち帰り、和歌山県海南市にある下津という地域に橘を植えたという話を記載した。田道間守は橘を植える場所として、仙人の住まう場所に似た所を選んだそうだが、田道間守はどうして下津を常世の国に似ていると判断したのか?という事が気になった。なんて疑問は、実際に下津を訪れ、ミカンの山に登った時に少しだけわかった気がした。下...

 

下津のミカン

和歌山県海南市の下津付近でミカンを栽培している方にお会いしてきた。上の写真はミカンの園地になるが、傾斜にミカンの木を植えている。ミカンは日射量が重要なので、たくさんの木を植えつつ、品質を確保するとなると写真の箇所のような急な傾斜に木を植える事になる。他に水はけが良いが、乾燥機には保水性が高い必要があるため、小石と粘土鉱物が絶妙なバランスである方が味が安定するようだ。畑作であれば、排水性と保水性を同時に確保するには土作りが有効であるが、冒頭の写真のような箇所では堆肥は重...

 

生ごみを埋めているところで濃い黒い層ができていた

土に生ゴミを埋めるという日課等の記事で触れているが、庭の土で穴を掘って生ごみを入れて埋めている。今の時期であれば大体1週間程で大半の生ごみは消える。土が黒くフカフカになったところ程、生ごみが消えるまでの時間が短くなっている。こんな感じで生ごみを入れて続けているわけなのだけれども、先日、新たな生ごみを埋める為に穴を掘ってみたら、※上の写真は右側が土表面側で左側が土の深いところ有機物が蓄積している層(写真右)と蓄積していない層(写真左)が明確であっ...

 

常世の国から持ち帰った非時香菓を最初に植えた場所

知人から和歌山の下津という地域に一緒に行きませんか?と誘われたので事前に調べてみることにした。下津という地名から真っ先に頭に浮かんだのは、古代の港から土質を考えるの記事で記載した地名に津があることで、古代史においてこの地域では何かあるかも?ということだ。はじめに地図で下津についてを確認してみると、船が入りやすそうな箇所がある。港の付近には灯台のようなランドマークとして古墳があることが多いらしいので、下津の南北に古墳があるか調べてみたら、下津から少し...

 

渓流の浅瀬にオタマジャクシがやってきた

近所の川で石探しをしていたら、浅瀬のところにオタマジャクシがやってきた。オタマジャクシは石表面に付いているミズゴケ?らしきものを食べていた。この川は水が綺麗で流れも強い為、有機物が滞留するといった事がなくコケがあまり生えない。そんな中で石を突き続けているオタマジャクシを見ていると、ここで暮らすのは大変だなと思ってしまう。生息域毎に種類は異なるので乱暴な言い方になるが、オタマジャクシ(カエル)やヤゴにとって、水が綺麗な場所よりも中干しなしの田の水...

 

7月上旬に咲く花を知りたい

ガクアジサイの集合花にミツバチがやってきたの記事でアジサイの花の前で待っていたら、ミツバチがやってきた内容を記載した。スダジイの花に誘われての記事等でミツバチの蜜源について記載しているわけだけれども、次の蜜源は何か?という事をよく意識するようになった。※アジサイであれば、アジサイが枯れたら、次にたくさんの蜜が採取できる花は何か?アジサイの時期が終わると、本格的な夏到来で(個人的なイメージとして)あまり花を見かけなくなる。採蜜をしている方にとって7月は重要な季節であるような気が...

 

アジサイの葉には毒がある。その毒は何だ?

近所の公園でアジサイが植えられているのだけれども、そのアジサイの葉をちぎっている子供を見かけた時に思い出した。そういえばアジサイの葉には毒性の強い成分が含まれていなかったっけ?アジサイの毒が何なのか?について調べたことがなかったので調べてみることにした。厚生労働省にアジサイの毒についての記載があったので読んでみることにした。自然毒のリスクプロファイル:高等植物:アジサイ - 厚生労働省驚きなのが、アジサイの毒による中毒症状の報告があるにも関わらず、毒性成分...

 

壁を伝う植物の感じる環境ストレス

舗装された小川の壁面に紅葉したツタを見かけた。写真の場所の壁面は若干西側を向いていて、日照量はそこそこ多いはず。何ものにも遮光されずに光合成し放題の場所故、光合成し過ぎのストレス過多の環境になるため、光合成を抑える為に紅葉したか?葉でアントシアニンを蓄積させる意味写真の場所の壁の向こう側は土になっている為、栄養(特にリン酸)不足の為の紅葉ではないだろう。リン酸欠乏で葉が赤や紫になることを考えてみるすぐ横で青々と茂っているツタがいるが、茂...

 

とある花の花弁のギザギザが気になって調べてみたら

小川の横を歩いていたら、花弁のギザギザが多く見える花が気になった。周辺で同一種だと思われるものを探してみたら、こんな感じで、何故上の写真の方でギザギザが多いと思ってしまったのだろうと考えたがよくわからず。とりあえずこの話はここまでにしておいて、この花の名前を調べる事にした。写真は少しボケているが、葉は上の写真のように細葉で先端付近が太くなって、先端で細くなっている。これは倒披針形(とうひしんけい)だと判断して探してみたところ、キク科のオオキンケイギクと...

 

中干し無しの稲作から米の品質向上のヒントを得た

レンゲ米の田の土表面の褐色化が目立つの記事等で話題に挙げている土壌改良 + レンゲ + 中干し無しの稲作をしている方と立ち話をしていたら、思い出したかのように昨年の米の収穫後の品質検査で一番でしたよという報告があった。この田では収穫機が止まる程の反収があったにも関わらず、品質は維持されている事に驚いた。昨年は今年は稲作で追肥をしている方をよく見かけるの記事で触れた通り、周辺の田の大半で追肥が行われていたが、こちらの田では追肥は行わない上に、基肥の減肥は難しいなと話をしていた程施肥量が...

 

川すれすれを攻めるアジサイ

舗装された小川のところにいるアジサイが気になった。上の写真で気になったのは写真の上の方のアジサイではなく、川すれすれの方のアジサイだ。川すれすれのところに誰もタネをまかないだろうから、これはこぼれダネが発芽したものか?おそらく上のアジサイからのこぼれダネなのだろうけれども、川すれすれのところの壁にうまく引っかかったなと。こうやってギリギリのところを攻めて、生息範囲を広げていくのだと感心した。違うかもしれないけれども…

 

古代史における淀川の河口は何処だ?

日下の蓼津から河内湾の東側の端を知るまでの記事で地名に津があるところは古代史において港だったかもしれないという事らしい。この話題を読んだ時、近所の摂津峡がまっさきに頭に浮かんだ。調べてみると、つい最近まで大阪の北中部から兵庫県南東部までを摂津国(せっつのくに)と呼んでいたそうだ。古墳時代といえば大阪平野は河内湾と呼ばれ海であったたけで、次に気になるのは古墳時代における京都から流れる大きな川の河口は何処になるか?古代大阪の変遷|水都大阪のページに古代大阪の変...

 

古代史の船の材木は何か?

日下の蓼津から河内湾の東側の端を知るの記事で、後の神武天皇が船で移動した際の畿内で上陸したであろう港の話題を記載した。この話でどんな船で移動したのだろうか?という事が気になった。船で特に気になったのが材木の事で、どんな木を使っていたのだろう?この疑問を解消すべく検索をしてみたら、和船はどのように発達したか│54号 和船が運んだ文化:機関誌『水の文化』│ミツカン 水の文化センターのページにたどり着いた。神武東征よりもはるか前の話になるが、興味深い内容があったので最初に触れて...

 

日下の蓼津から河内湾の東側の端を知る

古事記の神武天皇に関する記載に白肩津(シラカタノツ)という記載がある。後の神武天皇が東へと旅立ち、畿内で上陸した古代の港であるらしい。白肩津は楯津(タテツ)や日下の蓼津(クサカノタテツ)とも呼ばれていたそうだ。楯津で検索をしてみたら、楯津(蓼津) – 國學院大學 古典文化学事業のページにたどり着き、奈良と大阪の県境にある生駒山の西側にピンが立っていた。このピンの箇所は国生み最後の地の大倭豊秋津島の記事で触れた現在の大阪の平野部は以前は河内湾と呼ばれる海...

 

弥生時代の人たちは緑色凝灰岩を好んだか?

古代の港から土質を考えるに引き続き、古代の港の話よみがえる古代の港 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社の序盤で京都北部にある丹後半島の内容が記載されている。丹後半島といえば、古代史において丹後には一つの国があったとされ、数多くの遺跡が発見されている。この内容は現在の丹後半島の観光のPRを見ていればなんとなくわかる。夏に丹後を訪れると、稲作発祥の地というのぼりが立っている事からもよくわかる。稲作発祥の地「月の輪田...

 

古代の港から土質を考える

吉川弘文館から出版されているよみがえる古代の港という本が面白い。よみがえる古代の港 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社上記の本は弥生時代から古墳時代を経て奈良時代へと変化していく事を港と航海を切り口にして考察している本になっている。この本で真っ先に目に付いた内容として、地名に津とついた場所は古代史において港であった可能性が高いという事だ。例えば、岡山には吉備津神社という古くからある神社がある。地図で見る...

 

ガクアジサイの集合花にミツバチがやってきた

梅雨の時期で至るところでアジサイの花が咲いている。梅雨の雨が多い時期に咲く花。どんな昆虫がこの花を訪れているのか?を知らないことに気がついたので、雨がやんだ後にしばらく待ってみたら、ミツバチが飛んできた。ミツバチは様々な形の花から採蜜出来るので当たり前といってしまえば当たり前だけれども、梅雨時期に咲く花ということでなんか意外だった。ミツバチがアジサイの花の採蜜を行っているのを見て、装飾花だらけのホンアジサイよりも、原...

 

Eルチンとは何か?

プロテインバーにEルチンを配合する意図は何だ?の記事で、プロテインバーに配合されていたEルチンについて調べた。吸収しにくいポリフェノール(ルチン等)を酵素処理することで、摂取時の吸収効率を高め、筋肉変化量に良好な影響を与えるらしい。ここで気になるのが、酵素処理とは一体何なのか?それは人体にとって悪影響を与えるものではないのか?といったところだろうか。なので、ルチン等の酵素処理について調べてみることにした。健康機能の研究成果 Eルチン (酵素処理ルチン)...

 

プロテインバーにEルチンを配合する意図は何だ?

プロテインは何からできている?の記事以降、店で売っているプロテインをよく見るようにしている。プロテインバーの包装を見ていたら、Eルチン配合という文字を見かけ気になった。Yikrazuul - 投稿者自身による著作物; ISBN 978-3642009624; S. 1124, パブリック・ドメイン, リンクによるルチンといえば、蕎麦湯を飲んだの記事で触れたポリフェノールで、二価鉄による活性酸素の発生を抑制する効果があると記載したものだ。このルチン...

 

意外なところからマンガン過剰

栽培中のマンガン欠乏症を見かけたら、興味深い内容の記事を見かけたので紹介する。どうやって見分けるの? 植物の生理障害7 ~生理障害の診断・マンガンによる障害~ 2010. タキイ最前線 夏号で殺菌剤を使用したマンガン過剰になる事があると記載があった。この背景を理解する為に、植物のマンガンの利用について記載したい。マンガンは 2 〜 7 価までの原子価を取り得る。栽培では主に、マンガン(Ⅱ)からマンガン(Ⅳ)が話題に挙がるので、今回はこの範囲に留めておく。...

 

アントシアニンをたくさん溜め込んだカタバミが旺盛

梅雨の季節に入り、あちらこしらでアジサイの開花が目に付く。上の写真でもっと目に付いた箇所がある。それは、アジサイの根元で繁茂しているカタバミだ。このカタバミをよく見てみると、生育は苦戦していそうだ。このカタバミは冒頭のアジサイの株の左下にいたのだけれども、右下の方にアントシアニンびっしりの葉が展開していているカタバミらしき草がある。こちらはぼちぼち順調そうだ。これは葉にアントシアニンびっしり蓄えた方が丈夫...

 

アレチヌスビトハギの根は強靭だ

劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?までの記事で、植物にとって劣悪な環境でアレチヌスビトハギがしれっと成長しているのは何故だろう?という話題を記載した。アレチヌスビトハギには強靭な根があって、金属系の養分を溶脱させて吸収しているというけれども、どれ程強靭な根なのか?が気になった。写真の場所は土が硬すぎて株を綺麗に抜くことができないので、比較的柔らかめ(畑と比較したら圧倒的に硬い)の場所を探して丁寧に抜いてみた。根が途中で切れてしまったけれども、地上部に対し...

 

そのシロツメグサは綺麗だ

苔が生える壁の前で生きるシロツメグサが目に付いた。佇まいがなんとも言えない美しさを醸し出しているのだけれども、何が要因なのだろう?葉の重なり合わなさかな?壁際で狭い空間でありながら、新しい(上)の葉が古い(下)の葉を覆わないように展開している事だろうか?シロツメグサの小葉にある模様が、上から見てほぼすべて覆われずに見えている。綺麗さに強さを感じる。

 

劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?

一見、養分がないように見える土でもの記事で見たアレチヌスビトハギだけれども、考えれば考える程、この草たちはどうやって生きているのか?という疑問が湧いてくる。アレチヌスビトハギには強靭な根があるらしく、難溶性の成分であっても溶脱して養分を吸収できると。一見納得できそうな理由だけれども、この説明では全く納得できない。強靭な根が形成されるまでの養分はどうやって吸収するのだ?疑問は一旦置いといて、平日はほぼ毎日行っている人による撹拌がほとんど発生していない林床にて、 ...

 

一見、養分がないように見える土でも

公園のベンチに座っているときに遊具の柵の支柱周りで群生化しているアレチヌスビトハギが気になった。この草が気になったら、次はベンチの下にいるアレチヌスビトハギの群生が気になった。欠乏症らしきものが見られないが、どう見ても養分なさそうな土だぞ。窒素は窒素固定でどうにかなるとして、他の養分はどうにもならないぞ。一枚目の写真の奥の土質が、のような赤茶色の粘土で、地質的にも大阪層群の海成粘土に位置していた。粘土鉱物が出来る場所、海底風...

 

南房総族よりビワが届いた2023

今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。そして開けた。感想は…まだ食していないので、味に関する感想はこの場では控えることにする。房州びわ・びわ狩り・産直ビワ・枇杷 - 南房総いいとこどり|千葉県南房総観光コンシェルジュ関連記事南房総族よりビワが届いた2020

 

国生み最後の地の大倭豊秋津島

JR西日本の万葉まほろば線の巻向(まきむく)駅のすぐ近くで纒向遺跡が発見された。この遺跡から南の方に20分程歩くと、箸墓古墳というとても大きな古墳がある。巻向駅は縁合って、箸墓古墳付近でいろいろとやってきたので、この場所には親近感が湧く。纒向遺跡ってどんな遺跡? - 桜井市纒向学研究センターのページによると、出土品が他の遺跡と異なり特殊でヤマト政権最初の都宮ではないかと注目されているらしい。先程も記載したが、この巻向駅付近には縁合ってと記載したが、...

 

使用前の脱酸素材の鉄粉は肥料として使えるか?

Dr. Stoneという漫画で砂鉄から発電機や刀を作るシーンから我が家では磁鉄鉱が流行っている。脱酸素材の中の鉄脱酸素材から鉄粉を取り出して遊んでる。磁鉄鉱は鉄器造り以外で何に使えるのか?という質問があったので、使い終わった脱酸素剤や使い捨てカイロだったら肥料として使えるはずだと伝えた。稲作で使い捨てカイロ由来の鉄剤の肥料があれば良い使い終わった鉄粉というのは酸化して褐色化したものだ。これは水稲で鉄還元細菌によって窒素固定される事でイネの肥...

 

天然磁石を使ってみた

鉄器の製造を行っていた古墳に近くで天然磁石は採掘できるか?で天然磁石について触れたが、天然磁石がどれ程の磁力を持つのかが気になった。地図を片手に天然磁石を探すのは難易度が高すぎるので、ネットで注文した。NK 磁鉄鉱(強磁力タイプ) ケニス 全長25mm 1個 - 【通販モノタロウ】届いたのがこれで、砂鉄をきれいに剥がすのが難しい程の磁力だった。古墳時代以前で大きめの天然磁石の磁鉄鉱を持って、こんな現象を見せつけら、更には戦の道具の材料を探すのに役立...

 

古墳時代以前の治水

稲作用の用水路が始まる場所の記事で稲作のために川から水を引っ張ってくる箇所を見た。上の写真ではコンクリートで用水路を作っているが、弥生時代から開始したとされる稲作でも用水路があったとされる。イネと鉄の弥生時代弥生時代にあったのは、長野の栄村小滝集落の米づくりで見たような水路だろうか?治水技術が発達したといわれる現在でさえ、吉野川は三大暴れ川と称されるだけあって、稲作が開始した頃の吉野川付近では、頻繁に発生する洪水が怖くて吉野川付近では稲作は...


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