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アーカイブ : 2023年04月

 

シイの花は様々な生物にとってボーナスのようなものだと思う

近隣の林の林冠でクリーム色の箇所が出来ていた。時期的にブナ科のシイ(おそらくツブラジイ)の開花だろうな。今年もシイの木の開花の時期がやってきたの記事で書いたけれども、花蜜や花粉を採取する昆虫にとってボーナス的な蜜量になっているし、その後のドングリを見てもタンニンが少なくて動物にとってもボーナスのような位置付けになっていて好きだ。シイの木は森林における極相種(安定的な森林が形成された時の中心的な樹木)的な位置付けなので、都市開発が進むと冒頭の写真...

 

ナガミヒナゲシの株数が年々増えていないか?

道端の舗装された道と壁の間のちょっとした隙間にナガミヒナゲシの群衆がいる。街路樹の下でよく見かけるオレンジの小さな花年々、ナガミヒナゲシの株数が増えているように見えるけれども、実際のところはどうなのだろう?近所で家庭菜園をしている畑でナガミヒナゲシを放置しているところがあって、作物の間でナガミヒナゲシの花が咲いていて大変そうだ。ナガミヒナゲシを素手で触ると痒くなるんだよね。このまま増えていくと面倒くさい事になりそうだ。

 

大阪北部の高槻で今年もシロバナタンポポを見かけた

綺麗に展開したシロバナタンポポを見かけた。この場所は昨年のセイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけたの記事で見かけた場所と同じところ。シロバナタンポポはWikipediaによると多年草であるらしいので、昨年見た株が花を咲かせたのか?シロバナタンポポ - Wikipedia個人的にはシロバナタンポポが増えてほしいなと心の中で応援しているのだけれども、生態系的に広がって良いのか?という事を判断しなければならないので、本当に応援して良いものか?と悩ましいところ。...

 

道端でアザミのロゼットを見かけた

道端でノアザミらしきロゼットを見かけた。ロゼットを探しに行く前にこのロゼットを見たら、2週間程前に沖縄の山原(ヤンバル)で見かけたシマアザミを思い出した。ヤンバルでシマアザミと出会う沖縄のシマアザミは開花する程大きいのに、私の住んでいる大阪北部のアザミはまだ小さく、開花する兆しもない。アザミは多年草なのでぱっと見では判断が難しいがこれ以上触れないが、沖縄が植物にとって成長しやすい環境なんだなとアザミを見ていて思った。

 

SOY Shopの予約カレンダーのスマホ版で表示する日付カラムの設定等を追加しました

SOY Shopで予約カレンダーの機能を使用している方から、○ヶ月先以降のカレンダーは非表示にする設定と、SOY Shopで予約サイトを運営する予約カレンダースマホ拡張プラグインで、スマホ表示の際に表示できる日付のカラムの個数設定とページャ設定が欲しいという連絡がありまして、これらの要望を満たすような形の改修を行いました。今までは2週間(14日間)のみ、予約の選択が可能でしたが、今回の改修により、スマホ用のカレンダーであっても、2ヶ月(60日間)のうちのどこかの日で予...

 

砂利を敷き詰めたところでアレチヌスビトハギ

砂利を敷き詰めた公園の土にアレチヌスビトハギらしき草が生えていた。葉の縁を赤くしながらも、しっかりと葉を展開しながら伸長していた。※小葉が細いヌスビトハギは外来種ヌスビトハギから涼を感じるこんなに枯れた所で養分はどうしているのだろうか?根に根粒菌が付いているか?を見ようとしたが、あまりに土が硬すぎて綺麗に根から抜けない。おそらく根粒菌は付いていないだろう。そんな環境でもしっかりと育つアレチヌスビトハギは緑肥に向いてそうなので、実際のところ緑肥と...

 

葉がねじれるイヌムギを見て、初春に生えるイネ科を考える

イヌムギの成長は早いなと常々思うの記事でイヌムギについて触れた。イヌムギといえば、そのねじれに秘密あり、な気がするの記事で、上の写真ではわかりにくいが、矢印のようにねじれが入り、葉の裏側が上を向いている事がある。どこで読んだか忘れたが、以前の自分が葉の裏表で葉緑体の数にあまり差がない原始的な葉だと記載していたので、それが正しいとして、あの記事から色々と知識を得た身として頭に浮かんだ事があった。葉緑体といえば、光合成を行う器官であるわけで、原始的...

 

イヌムギの成長は早いなと常々思う

イヌムギの花が咲いている。イネ科のイヌムギが開花しているのを見ると、春の訪れを感じる。イヌムギは初春にも関わらず、株が大きくなるからね。この手の特徴は緑肥に向いているのではないか?と思うことがあるのだけれども、実際のところはどうなのだろう?と調べてみた。イヌムギ / 国立環境研究所 侵入生物DBに拠ると、イヌムギは明治時代以前に牧草として日本にやってきた外来種であるらしい。牧草といえば、畑作に向いていない土壌で旺盛に育つ特徴が必須で、緑肥はそんな牧草の特徴にあやかった...

 

レンゲ畑にひっそりと黄色い花

レンゲが満開になっている。満開のところで音に集中してみるとミツバチが採蜜している時の翅音が聞こえる。ミツバチといえば、花とミツバチの共進化、花の色の記事で触れた内容で、効率的に採蜜するため、一日の最初に訪れた花の色と同じ色の花に向かい続けるという特徴があった。この内容を踏まえ、レンゲの群衆の赤い丸の箇所でコオニタビラコらしき花が咲いていた。タンポポに似たあの花は何ものだしばらくの間、この畑に訪れるミツバチはこの黄色い花に...

 

琉球石灰岩帯の森林にて、大きな単葉のシダと出会う

琉球石灰岩帯の森林にて、気根を生やす木と出会うの記事に引き続き、琉球石灰岩帯の森林の植生について触れる。大きな単葉のシダ植物が目に付いた。葉のあまりの大きさに驚いた。帰宅後に山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを引っ張り出してきて、亜熱帯特集のコラムを読み直してみたら、チャセンシダ科のオオタニワタリという単葉のシダに似ていた。亜熱帯のシダは、昨今の温暖化により生息域を北上しているらしい。いずれは私が住んでいる...

 

琉球石灰岩帯の森林にて、気根を生やす木と出会う

沖縄の低島(南部)の琉球石灰岩帯の林にて、風化が進んでいる石灰岩の頂上付近で木とシダが繁茂している箇所を見かけた。琉球石灰岩が風化したら何になるのか?岩の風化ということはいずれは表面が土になって落ちることを指すわけだけれども、そういうところでも草木は生えてしまうのだなと関心する。木の方はおそらく幹あたりだろうけれども、気根と呼ばれる根が生えて、土と岩の接地面まで根が伸長している。根が予め岩の接地面のところまで生えていたら、岩が風化して小さくなっても問題ないのかもし...

 

バガスは土作り後に役立つ資源なのでは?

OKINAWA CACAOの記事で、沖縄土壌らしき土での土壌改良の話題に触れた。土壌改良で実現したいことはストレスなく発根ができることと、地温の上昇。どちらも同じことをすれば到達する事なので、とにかく土の粘土鉱物に有機物が結合すれば良い。この話に触れていて思った事がある。もし、物理性の改善が出来たとして、土がフカフカになってガス交換が頻繁にできるようになったら、沖縄で大量に余っているサトウキビの絞り粕であるバガスこそ、地温上昇の燃料みたいに使えるよなと。燃...

 

OKINAWA CACAO

国頭マージという土とウマゴヤシまでの記事で沖縄の事についてを触れてきたので、そろそろ沖縄に行った目的を書いていく事にする。今回、沖縄に訪れた理由は、沖縄のヤンバルでカカオの木の栽培に挑戦している方がいて、栽培している畑の土を見に行く事だった。OKINAWA CACAO | Bean to Bar OKINAWA CHOCOLATEカカオの栽培は下記ページによると、平均気温が27℃以上の地域で、一年を通して寒暖の差が小さいところでならないそうで、沖縄のヤ...

 

国頭マージという土とウマゴヤシ

沖縄の名護市の北部付近にある典型的な国頭マージに分類される畑の土を見せてもらった。この土を赤黄色土だと判断して間違いないだろう。ここで栽培をしている方はサトウキビの残渣であるバガスを投入しているらしいが、一向に栽培は楽にならずで困っていた。作物はうまく育たたないけれども、草刈りは頻繁に発生して大変だと。そんな国頭マージというものが何なのか?を整理してみると、堆積岩(砂岩、泥岩)や火成岩(緑色片岩)を母岩とする土壌を指し、pHは酸性側に傾く。一般的に粘土質で保水...

 

サトウキビ畑横の用水路にて

島尻マージのサトウキビ畑の用水路で、琉球石灰岩が風化したら何になるのか?黒い塊がうようよと動いているのを見かけた。何だろうと近づいて見てみると、オタマジャクシだった。4月中旬で用水路の水でオタマジャクシがたくさんいることに驚いた。亜熱帯気候という日常と違う環境では驚きが一杯だ。ちなみにカタツムリの殻もたくさんあった。たくさんの生き物がいるのだなと実感した。

 

沖縄でタチアワユキセンダングサらしき草をよく見かけた

沖縄本島を移動していて、一番目に付いた草は何だろうと思い返してみると、圧倒的な個体数でキク科のセンダングサらしき草だろう。小さな小川でシロバナセンダングサらしき花を見かけた帰宅後に沖縄とセンダングサで検索をしてみたら、タチアワユキセンダングサという草がヒットした。外来植物が野生化して定着してしまった草らしく、サトウキビ畑の強害雑草であるらしい。タチアワユキセンダングサ - Wikipediaこの草は飼料や養蜂の蜜源として利用できるらしい...

 

ヤンバルでシマアザミと出会う

ヤンバルで緑色片岩と出会うの続きで、川で緑色片岩を探している時に、花が白い色をしたアザミと出会った。帰宅をしてから検索をしてみたら、在来種のシマアザミと名付けられているらしい。シマアザミ - 日本のアザミ:検索結果 標本・資料データベース :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyoこのアザミは面白くて、葉の色が薄く肉厚で光沢がある。アザミのロゼットは美し...

 

ヤンバルで緑色片岩と出会う

沖縄の山原(ヤンバル)の大宣味村(くにがみ)の山の少し入ったところに行ってきた。目的は緑色片岩を探し、その下の土の色を確認すること。く溶性苦土と緑泥石以前、沖縄の土を考えるの記事で亜熱帯に位置する沖縄では土に有機物を施してもすぐに消費され、有機物の保護がない粘土鉱物は風化で有機物の蓄積能力が低下して、土に有機物が蓄積しにくいという内容を記載した。これは緑色片岩を母岩とする土でも同様のことが言えるのか?その疑問を解消するために地域の方と川の少し上流を目指した。ジャー...

 

琉球石灰岩が風化したら何になるのか?

沖縄に行ったので、本島の南側に分布する土質の島尻ファージに行くことにした。島尻マージは石灰岩を母岩とした土という説がある。島尻マージは上の写真のように赤土で今までの話に合致していた。サトウキビ畑の赤土流出を考える現地で島尻マージを見て、すべてが文献のようではなく、島尻マージだけでも書くことがたくさんあったが、今回は一旦置いといて、他の話を進める。島尻マージのことをイメージしやすくするために、同行者に事前に伝えておいた琉球石灰岩がよく...

 

サトウキビ畑の赤土流出を考える

沖縄のサトウキビ畑では畑から海へ赤土の流出が深刻であるらしい。俗に言う赤土汚染というものだ。亜熱帯という有機物が蓄積しにくく、降雨量も多い沖縄で、大雨により露出した土が海へと流れていく。サトウキビ畑の方では土の流出により貴重な資源が流出し、海の方は大量の土砂により生態系に影響を与える。1.赤土汚染がおきるしくみ/沖縄県赤土流出を軽減させるには土の物理性・化学性を向上する必要があり、向上させるには土粒子に有機物が強く結合している必要がある。しかし、亜熱帯気候という条...

 

三温糖はどのようにしてできる?

白い砂糖はどのようにできる?までの記事で、綺麗な白い砂糖の結晶ができるまでを見てきた。サトウキビから得られた糖には不純物(糖以外のもの)が含まれていて、丁寧に不純物を取り除いて砂糖ができる。不純物を取り除いた砂糖の色は白で、原糖は不純物によって褐色になっていた。不純物を取り除いた砂糖の中で、三温糖という糖があるが、せっかくの機会なので三温糖の薄い褐色について触れておく。上白糖(白い砂糖)を精製する過程で、不純物を何度も取...

 

白い砂糖はどのようにできる?

室町時代の甘味料を考えるの記事で原糖の製造を見てきた。せっかくの機会なので、現代社会で見られる綺麗な白い砂糖や三温糖といったストレートな甘さの糖の製造について見ていく事にする。第一号 覗いてみよう!お砂糖ができるまで | お砂糖の「じつは…」 | 【スプーン印】のDM三井製糖株式会社のページがわかりやすかったので、このページを参考にして話を進める。大事な事として、原糖の製造は鮮度が命らしいので、原糖はサトウキビを収穫した場所のすぐ近くで製糖を行う必要がある...

 

室町時代の甘味料を考える

村上海賊は砂糖菓子を食していたか?の記事の続き。豊臣秀吉の天下統一辺りまで活躍していた村上海賊は現代のどら焼きに匹敵する和菓子を食していたか?に関して、砂糖の観点で考えてみることにした。室町時代に砂糖はあったか?の疑問に対しては、その頃の時代では貴族や武士は砂糖を食していたという記録があるので、村上海賊も砂糖を利用していた可能性はある?次に気になるのが、砂糖の質だろうか。砂糖には製糖技術というものがあって、製糖技術の発展状況によっては、acworksさ...

 

村上海賊は砂糖菓子を食していたか?

我が家では村上海賊の話題が頻繁に挙がる。村上海賊というのは、日本中世の瀬戸内海で活躍していた海賊衆の事で瀬戸内の海路を取り締まっていた。村上水軍 - Wikipedia何故、村上海賊の話題が頻繁に挙がるかというと、ドラえもん ふしぎのヒストリー 3 海賊大暴れ!戦国・安土桃山時代という漫画を購入したからだ。子供ら(最年長が小2)にとってドラえもんの漫画が読めるなら、内容は何でも良いらしい。小学生の低学年から織田信長とか豊臣秀吉という名前が挙がるようになったわけで、ドラ...

 

今年の花粉の飛散量が多いのは何故?

花粉症の原因がスギからヒノキへ移り、花粉症のしんどさはまだまだ続く。今年の花粉の量は例年よりも多く、今まで花粉症でなかった人が発症したりと色々と大変な年になっているらしい。ここでふと気になった事がある。なぜ今年は花粉の飛散の量が多いのだろうか?ということ。花粉症でしんどいで触れたような歴史的な背景の元、爆弾に成り得る要素があって、それが今年発動して、来年以降も続くといった事があったら嫌だなと。この疑問を解消するために検索をしてみたら、適切に説明をしているサイトがあ...

 

2023年4月初旬のレンゲの様子

いつも見ているレンゲ米栽培の田のレンゲの様子。特に意味はないけれども、来年以降に見直す為のメモとして記事を投稿しておく。ちなみに昨年のちょうど今頃にレンゲの花が咲きそうだの記事を投稿していた。何気ない記事が地味に役に立つ。

 

栽培において南米付近の海水温を意識しておいて損はない

ラニーニャが終息するとの情報がありますがそれに絡めて、今年の気候がどのように推移しそうかという話題があった。以前、寒さが厳しい冬になると予想されている中で出来ることの記事でラニーニャ、つまりは南米付近の海水の海水温が平均よりも低い事が観測された場合、遠く離れた日本の冬の寒さが厳しくなるという内容を記載した。今年(2023)の予想は平年通りかエルニーニョ(南米付近の海水の海水温が平均よりも高い)になる可能性が同程度という予想があるらしいが、エルニーニョになった場合は日本の冬...

 

カラスノエンドウたちの協力

ツツジらしき低木の間からカラスノエンドウの記事の続き。ツツジらしき低木の枝葉の隙間からカラスノエンドウが伸びてきて花を咲かせていた。低木の枝葉から伸長したツルが、そのまま直立するのはすごいなと思った。上の株ではないが、いろんなカラスノエンドウを見てみると、※上の写真はツツジではない低木 おそらくシャリンバイ目線あたりにたくさんの花を咲かせる低木の名は何だ?お互いの株の葉から発生している巻き髭が巻付き合って、お互いの株を支...

 

ツツジらしき低木の間からカラスノエンドウ

ツツジらしき低木の枝葉の間からカラスノエンドウが伸長して花を咲かせている事に気が付いた。おそらくだけれども、ツツジが新葉を出す前にはこのカラスノエンドウは結実して一生を終えるのだろう。カラスノエンドウはマメ科で根粒菌と共生するだろうから、土壌に何らかの良い影響を与え、しかも早い時期に枯れるのでツツジとはおそらく競合しない。カラスノエンドウにとっては冬場の寒い時期にツツジに守られて寒波から逃れる事ができただろうし、これこそカラスノエンドウにとってのニッチなのかな...

 

SOY CMSでCMSタグチェックプラグインを作成しました

SOY CMSでCMSタグチェックプラグインを作成しました。プラグインの詳細の前に、作成の背景から触れていきます。SOY CMSのユーザからParse error: Unmatched '}' in /ドキュメントルート/サイトID/.cache/cache_.html.php on line 15というエラーが表示されたという連絡がありました。エラー内容に記載されているパスの該当箇所を見れば良いですが、SOY CMS内で上記のようなエラーが発生した場合は大半が...


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