ブログ内検索

micro:bitページ
とにかく速いブログサイトを目指す

アーカイブ : 2019年10月

 

SOY Shopのカスタムサーチフィールドで検索フォームの初期の選択の設定を追加しました

カスタムサーチフィールドから出力される検索フォームを設置したページを開いたとき、上記のキャプチャのように指定したチェックボックスにチェックを入れたいという要望がありましたので実装してみました。設定方法はカスタムサーチフィールドの管理画面を開き、選択項目の欄で項目の頭に * を付けるだけで良いです。この機能は選択項目があるラジオボタン、チェックボックスとセレクトボックスで使用することができます。今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出

 

セロトニン症候群

蜂毒から何か学べるかもしれないとのことで、前回はヒスタミンを見た。ヒスタミンは脳に痒いと感じさせる今回はセロトニンを見ることにする。蜂毒とはなんだろう?セロトニンと聞いて連想するのが、感情に関与する物質で抗うつ薬でもセロトニンの名前を見聞きする。セロトニンは合成される箇所によって神経伝達物質として働いたり、ホルモンとして働いたりするらしく、神経伝達物質としては睡眠、体温調整や気分に影響を与え、ホルモンとしては消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛み

 

ヒスタミンは脳に痒いと感じさせる

前回の蜂毒とはなんだろう?の記事で、蜂毒を眺めていたら、いくつか見たことがある物質名があった。そのうちの一つの食中毒やアレルギーでも時々見聞きするヒスタミンがあったので、今回はヒスタミンについて触れてみる。神経組織においてヒスタミンは神経伝達物質としては働いているらしい。作用については【環境医学研究所】なぜ、かゆい?|かゆみと真剣勝負、かゆみの克服を目指して 順天堂大学大学院医学研究科のページに詳しい記載があり参考にすると、ヒスタミンは何らかの外的な刺激により

 

蜂毒とはなんだろう?

人の神経と昆虫の神経の記事で各々の神経伝達物質を見た。神経といえば動物の動きに関する器官であり、殺虫剤の作用機構も神経を狙うものが多い。キノコの毒も神経に作用するものが多かったような気がする。毒という言葉でふと思ったことがある。ハチの尾の針にある蜂毒の作用って何なのだろう?というわけで検索してみた。平田 博国 アレルギー免疫治療の最新の進歩 蜂毒アレルギーの臨床 - Dokkyo Journal of Medical Sciences

 

人の神経と昆虫の神経

フルキサメタミドの作用機構という記事で、昆虫の神経におけるGABAの働きを見て、GABA周辺に作用する殺虫剤の作用機構も合わせてみた。殺虫剤は神経に作用するものが非常に多いみたいだ。となると、今まで見てきたアセチルコリンやGABA以外で利用されている神経伝達物質も見ておくと、今後何らかのヒントになり得るかもしれない。逆相関の交差抵抗性というわけで、朝倉書店 新版農薬の科学を開いてみると、神経伝達物質の例として、アセチルコリン、GABA、グルタミン酸、グリシン、

 

バナナの皮は速やかに土に馴染む

庭付きの家に引っ越してきて、少しでも有機物の焼却量を減らし、二酸化炭素の排出量の削減に貢献すべく、生ごみは庭の土に混ぜている。混ぜるのであれば、有機物の分解の速さというのは意識しておく必要があって、様々な生ごみを見ている。そんな中で、バナナの皮が気になっている。土と混ぜて一週間程でぱっとみどこにバナナの皮がどこにあるのか?わからなくなる上、バナナの皮の裏側が黒くなったところに土の小石がくっついている。このまま分解が進んだ

 

落ち葉の下のワラジムシ

東海大学出版 耐性の昆虫学の6章で昆虫ではないが、ワラジムシの冬越しと積雪という話題があった。ワラジムシというのはダンゴムシをより平べったくした足の多い節足動物だ。刈草の下に大量のワラジムシたちこの本では積雪の多い北海道において、積雪の下のワラジムシは雪の下であろうとも摂食を続けている可能性があるそうだ。雪の下は0℃前後の温度であるため、節足動物であれば活動を止めるような気がする温度帯でも活動を続けている可能性があるというのは驚きだ。この内容を

 

SOY Shopの管理画面からの注文で未登録商品の設定を追加しました

SOY Shopを業務アプリとして活用している方から、SOY Shopで管理画面のみ使用モードを追加しました管理画面の注文の画面にある「未登録商品を指定する」ボタンを誤って押してしまい、そのまま注文処理を完結し、在庫管理等の数字がズレて困るという要望がありましたので、未登録商品を指定するボタンの表示の有無の設定を追加しました。非表示にするというシンプルな機能ではありますが、新しいスタッフが加わる際に指導(意識)する個所が一つ減り、更に誤操作による処理の

 

レットキャベツのスプラウトの根

レッドキャベツのスプラウトレッドキャベツは赤い色素を溜め込む品種らしい。発根に目を向けると、上の写真では色が薄いけれども、向きによっては鮮やかな紅色に見える。本来であれば地中にある根で色素は関係ないように思う。フタをしているので、白い容器であっても根の周辺はそこそこ暗いはず。それにも関わらず根に色素が蓄積されている。そういえばニンジンも根に色素を溜め込むな。根に色素を溜め込む理由は何なのだろう?色素を

 

土壌消毒の前に土壌改良材を使用すべきか?

土壌消毒を行う際、土壌改良材を使用してから消毒を行う方が良いのか?もしくは土壌消毒を行ってから土壌改良材を施用した方が良いのか?そんな質問を受けた。質問をされた方は、土壌改良材を施用したら土壌の微生物相が豊かになるけれども、土壌消毒を行うとせっかく豊かにした微生物相がなくなってしまうのではないか?確かにその不安はあるかもしれない。だけれども、現時点での知見であれば、断然前者の土壌改良材を使用してから土壌消毒を行うことを薦める。ちなみにここで言う土壌改良

 

フルキサメタミドの作用機構

今年はいろんなところで、ヨトウ対策として有効成分がフルキサメタミドの農薬の話題があった。/**********************************************************************/フルキサメタミドは、節足動物のGABA作動性クロライドイオンチャンネルを選択的に阻害し、神経の興奮抑制機能を惹起する。その結果、過度の興奮が起こされることで殺虫効果を示すと考えられている。/*************************

 

SOY Shopの商品詳細表示プラグインでパンくず中のリンクの設定を追加しました

SOY Shopの商品詳細表示プラグインを活用している方から当プラグインで商品詳細ページ(フリーページ)を表示した際に出力されるパンくずのリンクを別のページにしたいという要望がありました。一つの商品を様々な詳細ページで表示する | マニュアル | SOY Shop管理画面の商品情報の編集画面で、パンくずナビゲーションの出力するURLの変更という項目で商品一覧ページの変更を行うと、公開側の商品詳細表示プラグインで出力しているページのパンくずで、

 

植物と昆虫の攻防。ポリフェノール

食害虫防除としての草生栽培の可能性を探るまでの記事で植物の昆虫の攻防についての話題に触れてきた。植物側の防御で有名なものとしてポリフェノールがある。ポリフェノールは人体において苦味や渋みの要素になっていて、摂取すると反応性の高さから体内の活性酸素の除去という良い面もあれば、量が多ければ体内のタンパクに悪い影響を与えるという面もある。それ故、ポリフェノール量が多いと渋みといった不快な味して感じてしまう。苦味や渋みのタンニンふと昆虫とポリフェノールの関係はどうなっているの

 

食害虫防除としての草生栽培の可能性を探る

チョウ目昆虫の幼虫の休眠の記事までで昆虫の事を色々と見てきて思ったことがある。それは前にも触れた草生栽培の食害虫の防除の可能性だ。草生栽培は課題を明確化するかもしれない地域のお年寄り達は畑に草を生やしたら虫が多くなるから畑を綺麗にしておけというけれども、虫に対する防除というのは株を健康に育てた上で抵抗性誘導することだ。周辺の畑が抵抗性誘導をしていたとしたら、腕の無い栽培者の畑が集中砲火を食らうわけで技術力がないことが露呈される。病害虫の予防は御早めに

 

チョウ目昆虫の幼虫の休眠

寒い冬がある日本において、休眠によって越冬している昆虫が多いらしい。休眠している昆虫を無理やり起こしたら、おそらく死に至るだろう。というわけで休眠について分かっていることを調べてみることにした。昆虫と休眠で検索してみたところ、神村 学 チョウ目昆虫の幼虫休眠機構 蚕糸・昆虫バイオテック84(2)、127-133(2015)という特集に行き着いた。特集に触れる前に事前にホルモンについて復習しておくと、完全変態のチョウ目の幼虫には幼若ホルモン(JH)と脱皮ホルモン(エ

 

植物エクジソンを求めて

ハイハイさんによる写真ACからの写真前回の脱皮ホルモン由来の殺虫剤の記事で、幼虫の成長には幼若ホルモン(JH)と脱皮ホルモン(エグジソン)が関与していて、これらのホルモンの相対的な濃度によって脱皮をするか蛹になるかが決まるらしい。この仕組みを上手く活用して異常脱皮を誘導して死に至らしめる殺虫剤がある。By コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、Ayacopだと推定されます(著作権の主張に基づく) - コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが

 

脱皮ホルモン由来の殺虫剤

※農薬評価書 テブフェノジド - 厚生労働省 6ページより引用テブフェノジドというヨトウを含むチョウ目の幼虫に強力な活性を示す殺虫剤がある。作用機構はチョウ目の脱皮を促し、異常脱皮をさせることによって殺虫するというもの。何故脱皮を繰り返すことによって殺虫することが出来るのか?この農薬の作用を深く理解する為には、どうやら幼虫の成長について把握する必要がありそうだ。ハイハイさんによる写真ACからの写真知識不足で何の幼虫だかわからないが、おそ

 

逆相関の交差抵抗性

前回の有機リン系殺虫剤の作用機構の記事で、よく使用されている有機リン系殺虫剤の作用機構について触れた。農薬を使用していて頻繁に挙がる話題として、農薬の効きが年々悪くなってきたというものがある。同じ農薬を使用し続けると、対象となる昆虫等が耐性を持って効かなくなるというものだ。何故効かなくなるのか?酵素と基質の鍵と鍵穴の関係程厳密ではないけれども、酵素と農薬の間にもゆるい鍵と鍵穴の関係がある。ビタミンを理解する為に補酵素を知る上の図の右を農薬だと見立て

 

JAからつのうまかねぎ部会全体会議で肥料の話をしました

佐賀県のJAからつのうまかねぎ部会全体会議で基肥の話をしました。唐津は全体的に砂質土壌であるが故、秀品率を高める要素の腐植が効きにくいと予想され、各地を歩いて得た知見がうまくマッチして秀品率の向上に繋がることになれば幸いです。JAからつのうまかねぎ深い全体会議で肥料の話をさせて頂きました - 京都農販日誌

 

有機リン系殺虫剤の作用機構

前回の成虫で休眠する甲虫は土壌で何をしているのか?の記事で、コガタルリハムシという成虫で休眠をする甲虫に触れた。コガタルリハムシは土壌で休眠中に抗菌性のペプチドを合成するが、不思議なことに自身に影響を与える菌ではなく、ジャガイモの乾腐病菌の菌糸の伸長を抑制する物質であった。もしかしたら畑において天敵以外でも作物に良い影響を与える昆虫は沢山要るのではないか?ここで気になるのは、普段よく使用されている殺虫剤が天敵や作物にとって無害(もしかすると有益?)の昆虫も一緒に殺虫している可

 

成虫で休眠する甲虫は土壌で何をしているのか?

昆虫の更なる理解を求め、東海大学出版から販売されている耐性の昆虫学という本を読んでいる。この本を読んでいると、昆虫はとても強く、そしてわからないだらけだということを痛感する。耐性獲得の速さから栽培で殺虫剤を使用するという選択は実はとんでもない負債を背負うのではないか?と思えてくる。この手の話は後日にしておいて、コガタルリハムシという甲虫で興味深い話があったので紹介する。この昆虫はタデ科の草の活躍タデ科のギシギシ(スイバの

 

昆虫の口は複雑だ

河出書房新社から出版された昆虫は最強の生物である 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略上記の本の文中で印象に残った話がある。人を含む大半の動物では、食べ物を食べる時、口から入れて上下運動の咀嚼と舌の運動で食べ物を移動することしか出来ない。それと比較して、昆虫というのは頭部にある上顎と下顎が種毎に高度に発達していて、蝶や蚊のようにストローで何かを吸ったり、バッタのように牙のような顎で横方向に砕きつつ、縦方向でも咀嚼出来るといった複雑な動きをすることができる

 

年々勢いが増すと予想される台風に対して出来ることはあるか?

何年前だったか、農研機構の研究報告会の案内がきて参加してみた時の事、米の育種(品種改良)の話題で、温暖化により米の秀品率が落ちると予想される為、高温耐性のイネの品種の開発が急務という報告があった。この話は高温耐性だけで話が終わらず、台風の被害の軽減の話題にも繋がっていった。演者は気象学は専門ではないということを添えた上で、izu3さんによる写真ACからの写真今後の台風は年々数が減る代わりに一つずつの台風は大型化する為、台風軽減の対策は急務であると報告していた。

 

グリーンタフはどこにある?

シリケイトメルト内の水による反応までの記事でグリーンタフの形成に関連する現象を見てきた。粘土鉱物の話題になると時々聞かれることとして、秋田で採掘できる粘土鉱物が土壌改良効果が高いという話題が挙がる。昨日の記事までを参考にすると、各地のグリーンタフの肥料としての質を判断できるようになったかもしれない。現時点での知識で秋田で採掘できる粘土鉱物を判断してみよう。…とその前に、そもそも日本列島でグリーンタフ(Green Tuff)が分

 

シリケイトメルト内の水による反応

粘土鉱物が出来る場所までの記事で、流紋岩質の凝灰岩で熱水変質作用によって珪酸塩鉱物が粘土鉱物になるまでを見てきた。100℃以上の熱水(主に水素イオン)によって変成が進むことがわかった。もう少し深堀したいと熱水変質作用周辺を調べていたら、今までのテーマからは離れているけれども、シリケイトメルトという用語とメルト中の水についての論文に行き着いた。奥村聡 シリケイトメルト中の水の拡散 - 岩石鉱物科学 35, 119-125, 2006ちなみにメルトというの

 

粘土鉱物が出来る場所

前回の記事では、粘性の高い流紋岩質の岩の中の石英に注目して、石英に凍結しない水を含んでいる強度の低下に関与している可能性があることが分かった。土を理解する為に石英を見詰めるこの現象は石英に限らず、珪酸塩鉱物に言え、これこそが、ベントナイト資材の白っぽい方に当たるのではないかと。ちなみに株式会社誠文堂新光社から出版されている増補版 鉱物・岩石入門の126ページの人間が利用する鉱物の章で、沸石凝灰岩の紹介があり、流紋岩質の凝灰岩が地

 

土を理解する為に石英を見詰める

栽培の本によると、鳥取砂丘で花崗岩質の砂を見た土壌中の石英の含有量は栽培方法を検討する上で重要な要因となっている。石英は風化しにくく、保肥力にならなければ、養分の溶脱もない。下流に向かえば向かうほど土壌中に占める割合が増えてくる。石英は粘性の高い花崗岩や流紋岩に多く含まれている。これらの内容を踏まえ、流紋岩質のグリーンタフが分布している地域で採掘したベントナイトは土壌改良材として果して有効なのだろうか?という疑問が生じてくるが、上記のベントナイトをマジマジと見

 

新潟県の津南の南部にグリーンタフがあるらしい

小滝の夜学で美味しい米の話をしましたの記事で2週間前に長野県下水内郡栄村小滝集落に訪れたことを記載した。小滝集落は苗場山麓ジオパーク内に位置している。苗場山麓ジオパークの小滝四ツ廻りの運河跡夜学の集まりの際にジオパークの関係者が参加していて、最近、苗場山麓ジオパークのガイドブックが販売されたことを教えて頂き、翌日、拠点に訪れ早速購入した。苗場山麓ジオパーク ガイドブック完成! - 苗場山麓ジオパーク読み進めてみると、栄村の南

 

SOY InquiryでGoogleのreCAPTCHA v3に対応しました

表題の通り、SOY InquiryでGoogle reCAPTCHA v3に対応しました。reCAPTCHA: Easy on Humans, Hard on Bots先にreCAPTCHAについて触れておくと、お問い合わせ時にフォームに入力したのが人間であるかを確認するために、機械では認識しにくい文字列が描写された絵に記載されている内容を専用のフォームに入力したり、私はロボットではありませんのチェックボックスをお問い合わせの下の方に設置して、

 

竹野のグリーンタフを見ながら土の形成に思いを馳せる

山陰海岸ジオパークの竹野町田久日のグリーンタフの記事で兵庫県の竹野海岸付近で、とても綺麗なグリーンタフを見た。あまりの綺麗さに感動したし、それ以上に今まで栽培面で疑問に思っていた事に対して何らかの突破口が見えた気がした。グリーンタフに抱いていた疑問が何だったのか?の前に、改めてグリーンタフに触れると、タフという用語には凝灰岩という意味があり、凝灰岩の採石場跡に行ってきたグリーンタフは火山岩が形成される際に水を含む事で、火山岩中の輝石や角閃石といった

 

山陰海岸ジオパークの竹野町田久日のグリーンタフ

以前、世界ジオパークである山陰海岸ジオパークの玄武洞と浦富海岸を訪れた。赤土の理解のために玄武洞へ浦富海岸で大きな花崗岩と出会うこれらの個所は地質系で各地を周り始めたばかりで、拠点で書籍を購入する習慣がなく、今思えば残念に思う。フォッサマグナと地すべりと農業大鹿村の中央構造線安康露頭先週の日曜日にふと思い立って、山陰海岸ジオパーク宛に下記のページでダウンロードできるガイドブックを売ってくれないかとお問い合わせをしてみた。※玄武洞から何を得たか?という内容を添え

 

アミノ酸で青枯病を予防する

青枯病対策としてのDIMBOAまでの記事で、厄介な青枯病やヨトウの防除のことを整理した。病気と食害を交互に見ることで、どちらの被害軽減に対して同じ事を見ているように感じてくる。そんな中で興味深い読み物を発見した。瀬尾茂美等 今日の話題 ありふれたアミノ酸が植物病害を抑える アミノ酸による植物のパワーアップ - 化学と生物 Vol.56. No.6. 2018上記の記事では、トマトの青枯病に有効な農薬の開発というテーマで、酵母抽出液から発病を

 

青枯病対策としてのDIMBOA

昨日、某SNSに環境に優しい土壌消毒ダゾメットの記事をシェアしたら、下記のコメントがあった。/*********************************************************/アブラナ科ベビーリーフ残渣をすきこみ続けると果菜類のあとのひどい土壌も徐々に復活するのは、今回の内容と関係あるのだろうか、とか考えました。/*********************************************************/このコメントを

 

虫にかじられやすい株とそうでない株の違いは何だ?

前回のダゾメットによる土壌消毒はチョウ目の幼虫に有効であるか?の記事で、アブラナ科植物の防御反応であるイソチオシアネートがチョウ目に効かないというのは、イソチオシアネートに対して耐性があるわけではなく、イソチオシアネートを合成させないということだった。つまりはまだチョウ目の幼虫にイソチオシアネートが効く可能性があるということだ。イソチオシアネートはアブラナ科植物が虫による食害(傷害)を受けた時に合成される。ここで疑問が生じる。コマツナ等のアブラナ科植物で、葉脈付近だけ

 

SOY Shopの納品書等で軽減税率の区分記載を追加しました

表題の通り、一回の注文で軽減税率対応商品とそうでない商品が混在して注文した際に、どの商品が軽減税率に対応しているかを明記した納品書を追加しました。今回は新しいプラグインを開発したわけではなく、印刷用納品書作成プラグインで軽減税率対象商品を購入した際に自動で区分記載が表記されるように改修しています。納品書等の書類を作成する - SOY Shopを使ってみよう取り急ぎ、defaultテンプレートのみ区分記載に対応しています。今回対応分を含んだパッケ

 

ダゾメットによる土壌消毒はチョウ目の幼虫に有効であるか?

前回の環境に優しい土壌消毒のダゾメットで、よく使用されるダゾメットがアブラナ科植物の防御反応の一つであるイソチオシアネートを活用していることがわかった。ここで一つ疑問が生じるのが、※写真は私にとっての農業とSOY Shopよりアブラナ科とチョウ目(旧:鱗翅目)の関係ではないだろうか。アブラナ科植物というのは特有の辛味成分のおかげで虫に食われにくいと言われるが、チョウやガの幼虫にはよく食害される。辛味成分は今まで話題に挙がったイソチオシアネートのこと

 

環境に優しい土壌消毒のダゾメット

土壌消毒について見直す時期ではないだろうか?の記事で、タイトル通り土壌消毒について見直すべきだと思っている旨を記載した。土壌消毒という名前により、土壌中の病原性の微生物等を消毒できるという思い込みが発生するが、実は消毒できない個所があって、そこに病原性の微生物等が潜伏する。普段行われている土壌消毒のことをより深く知ることで、どこまで土壌消毒に依存するか?の判断が出来るようになるので、今回は土壌消毒について触れてみる。薬剤による土壌消毒で頻繁に見聞きするものとし


Powered by SOY CMS  ↑トップへ