今年は猛暑日と判断される日が訪れたのがはやい。

連日、天気予報士のSNSで危険な程の暑さになる恐れという発信があり、事の重大さがひしひしと伝わってくる。


そんな中で気になるのが、



イネの高温障害だろうか。

本来であれば深刻な猛暑日になる前に中干しを終えるのだけれども、今年の中干しは猛暑日真只中になった。


上の写真はいつも観測している中干し無しの田(物理性の改善を行っている)なのだけれども、この隣に中干し有りの田があり、

全国の田で腐植の量を1%高めると二酸化炭素の削減はどれくらいになるのだろう


※太陽の向きの都合で、葉の色の正確な比較はできない


葉の脱色と、




養分転流らしき現象が活発化していた。

イネの養分転流を見る


興味深いことにいつも観測している田では減肥しているので、後者の養分転流が活発化した田の方が一発肥料の投入量は多い。


これは予想だけれども、中干しの時期と猛暑日が重なり、



田の土の急速な乾燥によるひび割れが根痛みを誘発したのでは?と予想している。

根痛みしたら、カリ、苦土(マグネシウム)や亜鉛の吸収量は落ちるわけで、それが養分転流を活発化する。

亜鉛欠乏と植物のオートファジー


もし根痛みが正しいとすると、収穫や虫の防除に悪影響を与えるわけで、猛暑と中干しの関係はしっかりと意識していくべきだろう。

稲作を二次代謝物の観点から眺めてみると