トマトの整枝作業中に服に付く緑のシミは何だ?までの記事で、トマト栽培での環境や化学の事を整理したので、そろそろ栽培自身について見ていくことにする。



とりあえず、私が栽培の師から最初に習った一本仕立てについて見ていくことにする。

栽培の中心にはいつも化学


一本仕立てとは主の茎のみ残して、茎の伸長の途中で発生した脇芽をすべて取り除いて仕上げる木の形を指す。


なんてことを文章で書いたけれども、文だけでは伝わりにくいので、写真を介して見ていくと、



先に複葉を意識すると脇芽が見えてくるの記事で脇芽が生える位置と脇芽をそのままにしておくとどうなるのか?を読んでもらうことが前提で



トマトの脇芽を見てみる。

この脇芽を放っておくと、いずれは太い一本の枝になるけれども、



脇芽発生した直後に脇芽を掻いてしまうことで、枝の発生を無しにしてしまう。

脇芽掻きを栽培中ずっと行うことで、冒頭の写真のような一本の細長い木に仕上げる事を一本仕立てと呼ぶ。


一本仕立てにすると結実する果実の個数は減るが、一個あたりの果実の品質が向上する為、大玉トマト等で採用される。


途中の何処かの段階で一本だけ脇芽を残して、一本の茎と一本の太い枝にすることを二本仕立てと呼び、一本仕立てと比較して、結実する果実の個数が増えるので中玉トマト等で採用される。


仕立てる事に利点はなんと言っても、木の下の方の葉にも光が届くため、木全体で無駄なく受光出来るようになる。

トマト等のナス科の作物では下の葉程、葉が大きく、栽培後期でも葉が寿命になっていないので、下の葉で受光できるメリットというものは非常に大きい。

陰樹の耐陰性とは何か?


ここで一点注意があるが、文章が長くなるので、次回にする。