カテゴリー : 光合成

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免疫力の向上として春菊はどうだろう?

数日前にネットニュースでウィルスに感染したら体内ではどうなる?という記事が挙がっていた。 記事はアクセスできなくなるかもしれないので、Wikipediaから参照すると、 /*******************************************************/ ウイルスや細菌学などの感染局所において生体側の応答としてスーパーオキサイドや一酸化窒素などラジカル分子が大量に生成し、細胞や核酸に傷害(変異など)を起こすことを初めて明らかにした。 /***********...

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フルクトースとは?

acworksさんによる写真ACからの写真 前回の黒糖とショ糖の記事の続きで、スクロース(ショ糖)に見ていくことにする。 Don A. Carlson - Self-made with Inkscape and .svg glucose and fructose graphics from the CommonsこのW3C-unspecified ベクター画像はInkscapeで作成されました., CC 表示-継承 3.0, リンクによる スクロースはグルコース(ブドウ糖)...

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黒糖とショ糖

最近あまり聞かなくなったが、某微生物資材のオプションとして、 HiCさんによる写真ACからの写真 糖蜜がある。 ※上の写真では粉末の黒砂糖 栽培にとって有益かどうか関わらず、土壌の微生物層が豊かになるためには間隙が重要であって、某微生物資材が土の物理性がいまいちでもそこそこの成果が出るのは糖蜜によるものが大きいだろうと予想している。 逆に微生物資材を使用せずに、糖蜜だけ使用すれば良いのではないだろうか? なんて思ったりもする。 糖に触れ始めた今ならば、糖蜜の...

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糖とは何か?

腐植酸の生成が酵素的褐変とメイラード反応によって行われるということに触れてから、ずっと理解したいことがあった。 メイラード反応から土の形成を考える メイラード反応は糖とアミノ酸の反応で、反応の説明文には還元性のある糖(還元糖)という表記から、糖とは何だろう?と気になりだした。 解毒物質供給機能としての糖に記載したグルクロン酸を見ても、糖 = カロリーと見るべきではないのは自明で、糖の理解は土を含め、様々な現象の理解に繋がるはずだ。 ということで、糖について掘り下げている本はないか...

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地衣類のいる場所

高槻の摂津峡通りの横にある農道にて、水田の横を流れる用水路の壁に 地衣類の何かが増殖をしていた。 地衣類は成長が遅いらしいので、定着をはじめてからそこそこの月日は経過したのだろう。 前回の桜の幹には地衣体がたくさんの記事で、桜の幹には地衣体がたくさんあるイメージと記載したけれども、よくよく考えてみると果たしてそうだったかな?と疑問になった。 京都に居た頃で近所にあった桜の名所を思い出してみると、地衣類がたくさんいる桜の木の幹のイメージが...

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桜の幹には地衣体がたくさん

高槻の摂津峡のところにある桜広場にて。 摂津峡公園(桜広場) | 高槻市営バス 桜の幹に地衣類がびっしりと付いている。 桜の幹には地衣類がびっしり付いているイメージがあるけれども、桜には地衣類が付きやすいといったことはあるのかな? 地衣類という菌たちの巧みな生き方 それは一旦置いといて 根元ではところどころ地衣類が浮き始めているところがあって、 地衣体がぽろっと落ちているところもある。 とりあえず、この地衣体が土の形成に関係しているかもしれ...

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解毒物質供給機能としての糖

acworksさんによる写真ACからの写真 糖と聞いたら、甘くてカロリー源になるというイメージがある。 ホットな領域で糖鎖科学の読み物あたりに触れると、糖が甘くてカロリー源だけではなく、他に重要な機能を果たしている可能性があることがひしひしと伝わってくる。 例えば、朝倉書店から出版されている栄養機能化学第3版 栄養機能化学研究会編集の糖質のページを見ると、グルコース(ブドウ糖:光合成産物)の人体における機能として、 ・エネルギー供給機能(血流に載って各組織に糖を運搬) ・エネル...

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ペクチンは何から出来ている?

前回の根は地面を耕し土を形成するの記事で、根は土の塊を砕き(物理的風化)、根酸によって細かく(化学的風化)し、根の表層の代謝による剥離で粘着物を土壌粒子に付着させるという内容を記載した。 ここから思うこととして、 代謝が良いことは根の発根が活発になるということに繋がるのでは?ということであって、 粘着物であるペクチンがどうやって出来ているのか?が気になった。 というわけで調べてみた。 最初のとっかかりとして、 大橋貴生 高等植物のペクチン生合成および分解に関与する...

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虫にかじられやすい株とそうでない株の違いは何だ?

前回のダゾメットによる土壌消毒はチョウ目の幼虫に有効であるか?の記事で、 アブラナ科植物の防御反応であるイソチオシアネートがチョウ目に効かないというのは、 イソチオシアネートに対して耐性があるわけではなく、イソチオシアネートを合成させないということだった。 つまりはまだチョウ目の幼虫にイソチオシアネートが効く可能性があるということだ。 イソチオシアネートはアブラナ科植物が虫による食害(傷害)を受けた時に合成される。 ここで疑問が生じる。 コマツナ等のアブラナ科植物で、葉脈...

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アザミウマによる食害の軽減の一手としてのジャスモン酸

害虫獣実写フリー素材 | MiraiS 前回の病気の予防は昆虫を意識し、昆虫から学べの記事で、作物の病気の感染は虫に食害された穴から病原菌が体内に侵入することで発病することが多い為、食害被害を減らすことこそが予防に繋がるという内容を記載した。 であれば、病気の予防は適切なタイミングで殺虫剤を使用することになるわけだけれども、その前に触れておきたいことがある。 というわけでアザミウマと植物の相互関係について調べた時の結果を紹介する。 アザミウマと植物の生物間相互作用とそ...

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病気の予防は昆虫を意識し、昆虫から学べ

先日、大阪市立自然史博物館で開催中の特別展昆虫に行ってきた。 連休中ということもあって中は非常に混んでいた。 博物館の前で女の子がポスターを見て、カマキリ先生と言っているのを見ると、 Eテレの香川照之の昆虫すごいぜ!は偉業を成したと実感する。 香川照之の「人間よ、昆虫から学べ」という名言がある。 材料工学において昆虫の模倣というものは非常に重要で、 薬学において昆虫から抽出した物質も重要で、 昆虫の研究というのは年々重要度が増していく。 そんな中、昆虫展が混雑して...

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栽培中に作物が感じているストレスとは何だろう?

肥料に関しての質問で、 収穫時期をはやめたいや葉物野菜をなるべく長く収穫できるようにしたい といった内容が挙がることがある。 これは作物の成長ははやくしつつ、開花は遅くしたいということで、 肥料で実現できるとすれば、健康に育った野菜は人の健康へと繋がるはずの記事の内容に繋がっていく。 実際に上記のようなことは肥料で可能であるのか?が気になるところだけれども、 この話に関して興味深い内容がある。 葉面散布等の追肥では、 アミノサンプロ - 株式会社京都農...

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健康に育った野菜は人の健康へと繋がるはず

遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策 野菜全般に言えることだけれども、特に葉物野菜で筋っぽくなるのは、 とらりんさんによる写真ACからの写真 栽培後期で花を咲かせる準備が開始され、葉に貯えた養分が花芽に移行し、細胞壁等の繊維は移行しないからということが通説である。 この説が正しいとして今回の話を進めることにする。 野菜の美味しさとは何だろう?食感の記事で米ぬか嫌気ボカシ肥と無機成分多めの肥料で栽培比較した際、後者の方が筋っぽくなったという話題であった。...

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野菜の美味しさとは何だろう?ポリフェノールと食物繊維

fuaさんによる写真ACからの写真 野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強の記事で、思い出として、師が栽培したニンジンが半端なく美味しかったという内容を記載した。 ニンジン以外で強烈に印象に残っている野菜を他に挙げるとするならば、 HiCさんによる写真ACからの写真 牛蒡(ゴボウ)が思い浮かぶ。 師の栽培したゴボウの写真が手元にないので、素材サイトのものを表示しているが、 師の栽培していたゴボウは太い品種を選択していて、 味以外でもいろいろな現象を見たけれども、...

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野菜の美味しさとは何だろう?カロテノイド

野菜の美味しさとは何だろう?マグネシウムまでの記事で美味しい野菜は何なのか?を探る為に、各要素をピックアップして見てみた。 整理すればする程、美味しさとは各要因が複雑に絡み合っていることがわかる。 自身が複雑な味を繊細に感じられるか? 甘味や旨味を増強する要素がある。 これらを踏まえた上で、 野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強の思い出話にある師のニンジンに再び触れてみよう。 fuaさんによる写真ACからの写真 美味しそうに見えるニンジンを頭に思い浮か...

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野菜の美味しさとは何だろう?マグネシウム

不思議に思っていることがある。 マグネシウムは苦い土と書いて苦土(くど)と読む。 これはマグネシウムを舐めると苦いということが由来らしい。 苦土と書いてクド。マグネシウムのこと 海水塩から抽出できる苦汁(にがり)の主成分が塩化マグネシウムで、苦汁は文字通り苦いらしい。 にがり - Wikipedia 苦味と言えば、人体にとってなるべく避けたい味のはずだけれども、 昨今の健康に関する情報ではマグネシウムの重要性を頻繁に見聞きする。 何故マグネシウムは苦いのだろう? ...

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野菜の美味しさとは何だろう?ポリアミン

HiCさんによる写真ACからの写真 前回の野菜の美味しさとは何だろう?オルニチンの記事で、 だだちゃ豆に豊富に含まれている旨味成分であるオルニチンについて触れた。 前回の内容でのオルニチンは、 有害なアンモニアを尿素回路を経て、害が少ない尿素へと変わる反応の際に利用されることを見た。 今回は植物体内で他にないか?ということで追加で検索してみた際に見つけた内容を紹介する。 草野 友延 植物におけるポリアミン研究の現状 Regulation of Plant Gr...

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野菜の美味しさとは何だろう?オルニチン

HiCさんによる写真ACからの写真 前回の野菜の美味しさとは何だろう?GABAのことの記事で、 美味しい枝豆ことだだちゃ豆の特徴の一つにGABAの多さがあった。 他に目立った特徴として旨味の成分であるオルニチンも多かった。 By NEUROtiker - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link オルニチンといえば、 ガイムさんによる写真ACからの写真 シジミに多く含まれる旨味成分ということで有名だ。 人がオルニチンを摂取すると...

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野菜の美味しさとは何だろう?GABA

野菜の美味しさとは何だろう?ということを主題として、 人が美味しさを感じる要素や仕組みを調べている。 肥料で食味を向上させることが出来るのであれば、 野菜をより多く食べる人が増え、野菜の摂取からより健康になる人が増えるのではないかと 野菜の美味しさとは何だろう?食味の向上 土地や栽培で味覚が向上している作物を思い浮かべてみたら、 HiCさんによる写真ACからの写真 山形県で栽培されているダイズ(枝豆)のだだちゃ豆が思い浮かんだ。 だだちゃ豆で有名な話といえ...

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野菜の美味しさとは何だろう?食味の向上

主に高級飲食店に出荷している方たちから 食味の向上の為に施肥の主として有機質肥料の魚粉肥料(フィッシュミール)を活用している という話題が頻繁に挙がる。 この後に続く話題としては、 魚粉肥料は年々入手が難しくなっていて、 米ぬかボカシを作ろう!仕込んでみる! 菜種油粕肥料でどこまで代替出来るのか? 意見を求められるのだが、返答に悩む。 なぜなら、これらの肥料が作物の食味にどのように関与しているのか?が想像つかないからだ。 おそらく、魚粉はダシ...

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野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強

今回も思い出話から始めよう。 fuaさんによる写真ACからの写真 手元に写真がないので素材サイトの写真をイメージとして載せておく。 師の元で栽培を学んでいるある日の事、 京都府の職員の方々にバーベキューに誘われ、 師から破棄のニンジンを渡され、持参して参加した。 栽培の中心にはいつも化学 この時はじめて師のニンジンを炭火ではじめて焼いただけのものを食べたのだけれども、 その時食べた味というのがまるで洋菓子を食べているような特徴的な甘さがありつつも、 砂糖菓子にあ...

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脂肪酸の生合成

前回のバニリルアミンの生合成の記事で、 HotDogさんによる写真ACからの写真 By Arrowsmaster - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link トウガラシの辛さであるカプサイシンのバニリル基の方を見た。 ※上の図の構造式の左側のベンゼン環がバニリル基 今回は脂肪酸の方を見ることにする。 acworksさんによる写真ACからの写真 脂肪酸というのは、 By Mrgreen71 - 投稿者自身による作...

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バニリルアミンの生合成

前回の辛さを感じるバニロイドの記事中で、 By Jü - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link バニリル基を持つバニロイドは人の温覚受容体に作用して、 熱さを伴うような痛みの感覚を与える という話題に触れた。 これらを踏まえた上で、 HotDogさんによる写真ACからの写真 トウガラシの辛味の要素である By Arrowsmaster - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link カプサイシン - Wi...

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トウガラシの赤い色素の合成を追う

前回の記事でトウガラシの赤い色素と辛味を肥料で増量することができるか? というテーマを元にカプサンチンとカプサイシンの化学式を見た。 オーガニックファームHARAさんのキャロライナ・リーパー 合成経路を眺めていれば、何らかのヒントがあるかもしれないので、 カプサンチンから整理してみることにする。 aiiroさんによる写真ACからの写真 カプサンチンというのは、パプリカの赤の色素で、 パブリック・ドメイン, Link イソプレン[CH2=C(CH...

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アオサのグリーンタイド

石灰を海に投入するという取り組みまでの温暖化に関する記事を踏まえた上で、 kazuunさんによる写真ACからの写真 再び牡蠣の養殖の話題に戻そう。 広島は牡蠣の養殖が盛ん 昔は牡蠣養殖に人糞を使っていた!? | オイスターネットという料理人の方のブログに、噂話の域ではあるがという注釈付きで、戦前の牡蠣の養殖では人糞がまかれていたという内容が記載されている。 牡蠣の養殖で人糞が使われていることが新聞に掲載されたことによって人糞の利用を止めたとありますが、その元ネタの新聞記...

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海洋酸性化と海の生物たち

前回の海洋では窒素、リン酸や鉄が不足しているらしいという記事では、 牡蠣等の養殖の際の餌となる微細藻類の繁殖において、海洋では窒素、リン酸や鉄が不足しているという内容を記載した。 話は海の二酸化炭素吸収の方に移って、 微細藻類が活発になれば、海面での光合成量が増え、二酸化炭素は糖の材料として固定され、海が吸収する二酸化炭素の量が増すということに繋がり、社会問題である温室効果ガスを減らすことに繋がるかもしれない。 海の二酸化炭素の吸収の話題と一緒によく見かける内容として、海洋酸性化...

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海洋では窒素、リン酸や鉄が不足しているらしい

ガイムさんによる写真ACからの写真 前回の広島は牡蠣の養殖が盛んの話で牡蠣の養殖で餌としてプランクトンの話題があった。 プランクトンといえば微細藻類からはじまる食物連鎖が思い浮かび、 微細藻類の繁殖が重要な要因となるのが想像できる。 牡蠣の養殖は海岸沿いで陸地に近いところで行われているけれども、 一旦視点を海洋の方に目を向けてみる。 海洋の微細藻類に関する書物をいくつも目を通してみると、 必ずといって良い程記載されているのが、 陸地から離れた海洋の藻類は常に窒...

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広島は牡蠣の養殖が盛ん

広島県の倉橋島や能美島の海岸線を走っている時、 能美島の海岸にいる藻類たち acworksさんによる写真ACからの写真 上記のような風景をよく見かけた。 ちなみに海の上に板が並んでいるように見えたのは午前10時頃 所謂潮が満ちている方の状態だ。 時間が経過して潮が引いている状態の時間帯も海岸線を走っていたのだけれども、 その時は、 kazuunさんによる写真ACからの写真 こんな感じだった。 板状に見えたものは全然板ではなかった。 更に道路沿...

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能美島の海岸にいる藻類たち

引き潮時の海岸の生物たちの記事で広島県の能美島の海岸で大型の緑藻と出会った。 引き潮、満潮で紫外線を浴びつつ、気温の変化も激しい環境と海水中の緩やかな環境を交互に晒されており、 この環境を耐えることが出来る藻類こそが緑藻であると実感した。 と思いきや、 少し視点をずらしてみると、 なんか色の濃い大型の藻類もいた。 これは紅藻か?それとも褐藻か? 太陽と海と藻類たち この図の規則に基づくと紅藻や褐藻が引き潮時に大気に晒される個所にいることはあり得...

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引き潮時の海岸の生物たち

広島の倉橋島のトマトのグループの方向けに肥料の話をしましたの後に所用で倉橋島の隣の能美島に向かった。 能美島は広島県江田島市にある島で、 江田島市 - Wikipedia 20万分の1日本シームレス地質図 北西に一部付加体の地質があるが、倉橋島同様全体的に山陽の花崗岩からなる地質となっている。 ※能美島と江田島の区分の明記は割愛する 海岸沿いの道路で車を停車する機会があったので、 海岸に行ってみることにした。 写真に写っている個所は引き潮により海面が低...

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イネのサクラネチンはいもち病菌に対して抗菌作用を持つ

HiCさんによる写真ACからの写真 苦味や渋みのタンニンまでの記事の流れからわかる通り、 ポリフェノールについての興味が日に日に増している。 ポリフェノールの理解が深まると、 日々の食事が豊かになることはもちろんのこと、 土についての理解が深まるのではないか?と期待している。 ポリフェノールという難題に手を付ける為に、 羊土社から出版されている基礎から学ぶ植物代謝生化学という本を購入して読み始めてみた。 この本は植物が合成する様々な物質をどのような物質を経...

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ネナシカズラの寄生の仕方

ネギ畑にネナシカズラが現れた 前回、京都の亀岡の畑でネギがネナシカズラに寄生されているという報告があった旨を記載した。 ネナシカズラが今後脅威となるのか、 それとも被害は少ないままでいられるのか? この判断をするためにネナシカズラについて調べてみることにした。 はじめに何故ネナシカズラが畑に現れたのか?を追ってみると、 アメリカネナシカズラ - 外来植物図鑑のページに1970年頃に輸入穀物か緑肥用種子による非意図的な導入であると考えられているらしく、種子の寿命は長く、動物...

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ネギ畑にネナシカズラが現れた

昨日、京都の亀岡でネギが寄生植物に寄生されているという報告があった。 ネナシカズラではないか?という話題になったらしい。 自分たちの知る限り、今まで京都でこのような寄生植物が畑に現れたことがなかった。 何らかの環境の変化によって現れた可能性は持っておきたいということで、ネナシカズラについて調べてみることにした。 ネナシカズラはヒルガオ科(もしくはネナシカズラ科)に属する寄生植物で、 根と葉を捨て、茎が周辺の草に寄生し、宿主から水や養分を吸収することで生育する。 ...

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緑の溜池でアイリスの花が咲いていた

近所の溜池で カキツバタか? 和名にこだわる必要はないか… アヤメ科の何らか(アイリス)の花が咲いていた。 PHPでPythonの機械学習のライブラリを利用してみる この花が咲いている溜池はやたらと緑だけれども、 緑といえばクラミドモナスのような緑藻類が増殖していて、緑藻類の緑色の色素が大量にあることを意味している。 魚の養殖と鶏糞 緑色の色素と言えばクロロフィル クロロフィルと言えばヘムの中心にマグネシウムが配位している。 光合成の明反応-前編 ...

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ミカンの果皮に含まれる色素たち

植物にとってのリン酸 佐賀県のハウスみかんの産地で、 バークの下にあったミカンの枝葉で赤紫の箇所があった。 この色は様々な植物のリン酸欠乏で、 これより少し赤みがかった色素を見たことがあるぞと リン酸欠乏周りから調べてみた。 様々な植物はリン酸欠乏の時はアントシアニンを蓄積させるらしいので、 上の写真の赤紫も分解中のアントシアニンなのだろうかと アントシアンのことを調べてみると事にする。 色について、花弁の特集ではあるけれども、下記のページに興味深い記述があった...

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一言で海苔と言っても種類は様々

Google検索というものは便利なもので、 食材名 + 栄養素で検索をすると、 このように食材あたりの栄養素の含有量の検索フォームが表示される。 焼き海苔のビタミンB12の含有量は57.6μgとのこと 海苔といっても紅藻、緑藻や藍藻の海苔があるため、 種類の指定が出来ることも素晴らしい。 真核藻類の誕生 この検索を使って 太陽と海と藻類たちの記事の続きを始めよう。 陸上植物の作物にはほぼ含まれていないとされるビタミンB12が、 海苔に豊富に含まれている...

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ストラメノパイルの藻類たち

太陽と海と藻類たちの記事までで、 酸素発生型光合成生物である紅藻と緑藻(ついでに陸上植物)まで触れた。 この話題の際に藻の系統樹を挙げたわけだけれども、 この図を見て一つ疑問が生じる。 写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用 珪藻やコンブ等の褐藻は(系統樹では)どこにいる?と 珪藻はガラスの殻に包まれる この疑問に答えるには、二次共生を知る必要がある。 真核藻類の誕生の記事で、 黒丸を古細菌、オレンジの丸を呼吸を行う...

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太陽と海と藻類たち

アーケプラスチダの藻類たちの記事で 食材の海苔である紅藻や緑藻について触れた。 紅藻や緑藻に関して、 最近度々紹介している 東海大学出版部の藻類30億年の自然史 藻類から見る生物進化・地球・環境 第2版にイメージしやすい説明があったので紹介しておく。 まずは海と太陽光の話で、 太陽から光が海に到達する時、 By Gringer - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link 可視光線 - Wikipedia 可視光線の右...

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アーケプラスチダの藻類たち

写真:高pHの土壌を好みつつ、鉄を欲するホウレンソウ 一般的にイメージされる植物の葉の色といえば何故緑か? 植物学の教科書にはおそらくこう記載されているだろう。 By Gringer - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link 太陽から降り注ぐ光で緑以外の波長の光を光合成で活用し、 緑色は吸収せず反射させるから緑に見える。 可視光線 - Wikipedia 上の可視光線の図の右側の赤色あたりの波長を反射させれば、 葉の色は赤みを帯びてくる。 ...

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真核藻類の誕生

ビタミンB12のコバラミン 前回までの記事で、 ビタミンB12はコバルトを含む化合物で、 ほとんどの作物はコバルトを必要としていないのでビタミンB12はないけれども、 藻類の海苔にはビタミンB12が豊富に含まれている という内容を記載した。 陸上で生息する植物にはビタミンB12がなくて、 海で生息する藻類の海苔にはビタミンB12がある。 海苔はどのように捉えれば良いのだろう? ビタミンB12について深く理解する探索を始めよう。 高校の生物あたりで細胞内...

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ビタミンB12のコバラミン

ビタミンB9の葉酸 ホウレンソウにはビタミンB9である葉酸が豊富に含まれているという内容を以前投稿した。 葉酸はビタミンB12と協働で人体で重要な合成に関与しているということも合わせて記載した。 植物でも同じかと調べてみたら、 植物(論文ではシロイヌナズナ)では葉酸は光合成産物からデンプンへ変換する調整をしていることを知った。 植物にとっての葉酸 植物にはビタミンB12は含まれいない。 ※現時点の情報量では植物には極少量含まれている可能性もある ではビタミンB12...

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植物にとっての葉酸

前回の記事でホウレンソウに豊富に含まれる葉酸について触れた。 ビタミンB9の葉酸 人体においてビタミンB12と協働でDNAの合成に関与するということを知ったので、 植物でもおそらく同じだろうと予想した。 同じであればホウレンソウにビタミンB12が含まれているはずだと、 ビタミンB12を含む野菜を調べてみたところ、 ビタミンB12を含む野菜が見当たらない。 葉酸の働きは人体と植物で異なるのか? そこで二つのことが頭に浮かんだ。 一つは葉酸は乳酸菌の増殖因子として発...

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植物にとってビタミンB6とは?の続き

前回の植物にとってビタミンB6とは?に引き続き、 ビタミンB6について検索し続けたところ、下記の論文が引っかかった。 Multiple roles for Vitamin B 6 in plant acclimation to UV-B | Scientific Reports 04 February 2019 ディスカッションのパートにて、 植物体内でのビタミンB6の働き(仮説)が整理されていたので紹介すると、 ビタミンB6ことPLP(ピリドキサールリン酸)がシステインとヘムの生...

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ブロッコリは栄養豊富

ブロッコリが食卓にあがる頻度が非常に多い我が家。 目にする頻度が多いと気になってくるのが栄養だろう。 ブロッコリは花が咲く直前の花菜になり、 生存で最も大事な繁殖である開花のために養分を貯えているはずだから、 食材としても栄養豊富となるだろう。 栄養はビタミンCやビタミンEを多く含むという記述をよく見かけるが、 これは今まで調べてきたものから多く含まれていることは納得できる。 アーモンドはビタミンEが豊富 遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策 他に見か...

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藍藻から発見された植物の芳香族アミノ酸等の合成を阻害する糖

とあるサイトでシアノバクテリアから発見された糖にシキミ酸回路内の酵素を阻害するものがあったという論文の紹介記事があった。 写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用 シアノバクテリアとは酸素発生型の光合成を行う細菌のことで、 古い呼び名では藍藻と呼ばれている藻類?である。 藍藻類のユレモはゆらゆらと動く シキミ酸回路といえば、 Journal of Pesticide Science 6 〔1},February 1981 112ページより引用 植...

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ビタミンAとロドプシン

星屑から生まれた世界 - 株式会社 化学同人 確か上記の本だったと思うけれども、 生物の誕生から進化におけるロドプシンの誕生について記載していた。 ロドプシンと言えば、 人体では目で何かを見る時に活用しているタンパクだけれども、 目を持たないバクテリア(やアーキア)にもロドプシンがあるという記述があった。 地衣類という菌たちの巧みな生き方 細菌内のロドプシンことバクテリオロドプシンというタンパク何に使われているのか? 人体におけるロドプシンはオプシンと呼ば...

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冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないというけれど

風邪にはかぼちゃが良いとよく聞く。 風邪が悪化して辛い症状が続くと、 よく効くものにすがりたくなる。 先週から喉の痛みと鼻水で困っていたので、 ふと冒頭のフレーズを思い出し、 一体かぼちゃの何が風邪に良いのだろう? と気になった。 かぼちゃにはβ-カロテンをはじめ、ビタミンCやE、B1、B2、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれている。 かぼちゃの基本情報|もっと野菜を。もっと食卓に。|キユーピー β-カロテンは一旦おいといて、 ビタミンCとビタミンEは最...

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遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策

昨年の後半から光合成ってなんだろうな?と思うようになり、 とりあえず書籍から光合成のことを読み始めた。 光合成の明反応 光合成からコケが気になり出した。 コケはおそらく陸上に進出した最初の植物だろうからということで。 コケとは何だろう? コケの前は?と意識を向けてみると、 コケの前には車軸藻という緑色藻類で その前は?と辿っていくと、 太陽から注がれる光のエネルギーを活用できる藍藻類(シアノバクテリア)に行き着く。 藍藻類のユレモはゆらゆらと動く その前は様...

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アスファルトの表面がうっすら緑

道端のアスファルトをよく見てみると、 上の写真のようにアスファルトの隙間を埋めるようにコケが生えている。 この撮影した場所を俯瞰して見てみると、 遠くからでもうっすら分かるくらいコケが生えている。 緑に見えるということは当然のことながらここで光合成が行われているわけで、 アスファルト※も二酸化炭素を吸収しているのだなと、 うっすらと緑色になった歩道を歩いていて思った。 ※厳密にはアスファルト上でのこと 透き通るような緑のコケの葉 関連記事 魚の養殖と鶏...

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植物が利用しやすいシリカはどこにある?

写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用 前回の珪藻はガラスの殻に包まれるの記事で、 珪藻はどうやってケイ酸を取得しているのか?が気になった と記載した。 この疑問に少し応えてくれる記事が検索に引っかかったので 今回の記事ではその紹介。 地球上のケイ素の循環と生物の関わり - バイオミディア 2015年 第2号によると、 海洋性の珪藻に焦点を当て、 被殻の材料は水溶性のケイ酸(Si[OH]4)とされ、 水溶性のケイ酸は主に鉱物態シリカの風化作用によっ...

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