運んでもらう必要がなければ、食べられる必要はない


よく言われることとして、アサガオのタネを食べると素敵なことになるよということがある。

なんてことを言われたとしても、絶対に食べちゃダメだよ。


そういうことを、



株式会社誠文堂新光社から発行されている朝顔百科を読んで知った。


アサガオは誰もが小学生の時の夏休みの宿題で育てるだろう植物なので、タネが如何にやばいやつであるかを知っておく必要はある。

これから書く内容は、和アサガオや西洋アサガオをごっちゃにして話を進める。


危険度が高いのは西洋アサガオらしいけど、和アサガオもそれなりに危ないのでどちらも食べちゃいけないよということでまとめる




遣唐使が生薬として持ち帰った朝顔の種


朝顔百科によると、遣唐使が唐から朝顔のタネを持ち帰った理由として、朝顔のタネにある毒性によって人の腹を下すことから、朝顔のタネ以上にやばいものを食べた時の下剤として持ち帰ったらしい。


持ち帰って栽培してみたところ、何か、朝顔、育てれば育てる程、様々な花に変化していかないか?という発見により、貴族の間で朝顔の栽培ブームが始まったらしい。

この変異が入りやすいという現象は、遺伝学の発展に大きく貢献し、平成になっても多額の研究費が当てられている理由だ。


朝顔百科には他にも朝顔は戦時中の食料事情を改善するための素敵な現象が発見されていると記載されていたけど、今回はそれは割愛する。


話は脱線したので戻るけど、


とりあえず

タネには毒性がある→動物に果実と一緒にタネを食べてもらい、どこかで糞と一緒に排出されることで遠くに移動することは望んでいない

ということがわかる。


この話の前提として大半のタネは胃酸で種皮が溶けきって、中身が消化されるということはないということがある。

胃酸で中身が消化されてしまうタネもあるけどね、それらは作物学では、主要作物として扱われていることが多い。


イネとかダイズとか。




話は本題に移って、朝顔のタネを食べると素敵なことが起こるという話だけど、


青い花といえばヘブンリーブルー


西洋朝顔のソライロアサガオ、ヘブンリーブルー、天国の青という表現で呼ばれている。

おそらく、朝顔をイメージしたら、the アサガオ!に当たるアサガオだけど、手短にソライロアサガオで検索して、Wikipediaに記載されていることを読んでみるといい。


下記はソライロアサガオ - Wikipediaから抜粋

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その種、蔓、花、また葉はエルゴリンアルカロイドを含み、何世紀にもわたり、多くのメキシコの先住民族の文化において、幻覚剤として利用されてきた。

(途中省略)

種の幻覚性の特性は、主にリゼルグ酸アミド(エルジン)に起因しているとみなされている。リセルグ酸ヒドロキシエチルとエルゴノビンもまた、植物におけるサイケデリックなアルカロイドであるとみなされている。

種には配糖体も含まれ、吐き気を起こすことがある。

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抜粋の文章にある幻覚剤として利用というのが後々医療で利用されていくらしいけど、ここでは触れないことにしておく。

LSD(薬物) - Wikipedia


とりあえずわかったことは、アサガオは薬学、遺伝学だけでなく、ほぼ触れなかったけど作物学に多大な貢献をし、貴族、庶民の文化のレベルも上げたすごいやつだった!

ということである。

第57回朝顔展@京都府立植物園


オススメの読み物

植物にとって大事な大半のことはアサガオが教えてくれる