トマトの成長パターンは興味深くて、1/3葉序で葉が展開して、一回目の花の器官が形成された後は、3節に一度のペースで花の器官を形成する。

なんて形態学っぽい内容を記載したけれども、この形態的特徴を活かすと、



苗の時点で最初の花を付けていれば、その花の向きを通路側にするだけで、その後の栽培ではずっと通路側に実を付ける事になる。

これは栽培者にとっては常識だけれども、常識は言語化しておくと、何処かのタイミングで大発見のタネになるので、冒頭の内容を丁寧に見ておくことにする。




まずは葉序で、1/3は120度毎に葉が展開するので、3枚の葉が展開すると一周する。

※茎のねじれ等で単純に120度とは言えないけれども、目安としては丁度いい。


葉は展開する毎に下の葉の位置から微妙にずれるの記事と似たような表現をすると、

※2周分で茎のねじれは加味しない


株を上から見ると、上の図のような展開パターンになる。

4枚目以降は1枚目の上を覆うように展開する。


花は 3 で割ったら余りが 0 の箇所の葉と逆方向に形成されるので、

茎が伸長して葉を何枚展開しようが、必ず上の図の赤い丸の箇所に果実が出来る事になる。

この図を横から見ると、



この写真のように果実を実らせる事ができるようになる。



なのでトマト栽培では、管理の面でも一番花というものが重要になってくる。

トマト栽培で老化苗を定植したら微量要素の課題が付き纏う